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| 地域 = 欧州
 
| 地域 = 欧州
 
| 属性 = 混沌・悪
 
| 属性 = 混沌・悪
| 隠し属性 = 地
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| 副属性 = 地
 
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
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| 特技 = 歌のレッスン
 +
| 好きな物 = 美しい声
 +
| 苦手な物 = 醜いもの、自分自身
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| 天敵 =
 
| 一人称 = 私
 
| 一人称 = 私
 
| 二人称 = きみ(君)/お前
 
| 二人称 = きみ(君)/お前
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| レア度 = ☆2
 
| レア度 = ☆2
 
}}
 
}}
 +
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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; 略歴
 
; 略歴
: 『[[Fate/Grand Order]]』第一特異点『邪竜百年戦争 オルレアン』では[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]によって、西暦1431年のフランスに召喚される。[[ジークフリート|竜殺し]]を探す[[主人公 (Grand Order)|主人公]]達を襲撃するも撃退される。
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: 『[[Fate/Grand Order]]』第一特異点『邪竜百年戦争 オルレアン』では[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]によって「狂化」を付与された[[バーサーク・サーヴァント]]として、西暦1431年のフランスに召喚される。[[ジークフリート|竜殺し]]を探す[[主人公 (Grand Order)|主人公]]達を襲撃するも撃退される。
 
:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、ヴラド三世やカーミラをはじめとする他のサーヴァント達と共にⅠの座を統括する[[魔神柱|溶鉱炉ナベリウス]]と交戦する。
 
:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、ヴラド三世やカーミラをはじめとする他のサーヴァント達と共にⅠの座を統括する[[魔神柱|溶鉱炉ナベリウス]]と交戦する。
: 亜種特異点Ⅰ『悪性隔絶魔境 新宿』では西暦1999年の新宿に[[クリスティーヌ・ダーエ]]と共に[[バーサーカー]]として召喚された。クリスティーヌの歌声を賛美するための観客を動員する為に、市民やチンピラといった人間たちを人形に変える凶行を繰り広げる。最終的には主人公たちと交戦する中、[[エミヤ〔オルタ〕|エミヤ・オルタ]]によって殺害されてしまう。
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: 亜種特異点Ⅰ『[[悪性隔絶魔境 新宿]]』では西暦1999年の新宿に[[クリスティーヌ・ダーエ]]と共に[[バーサーカー]]として召喚された。クリスティーヌの歌声を賛美するための観客を動員する為に、市民やチンピラといった人間たちを人形に変える凶行を繰り広げる。最終的には主人公たちと交戦する中、[[エミヤ〔オルタ〕|エミヤ・オルタ]]によって殺害されてしまう。
 
; 人物
 
; 人物
 
: 呪わしい異形の顔を、髑髏仮面で隠した怪人。
 
: 呪わしい異形の顔を、髑髏仮面で隠した怪人。
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: 「無辜の怪物」により異形化し、長大な鉤爪や浮遊移動を生かして敵対者に襲い掛かる。
 
: 「無辜の怪物」により異形化し、長大な鉤爪や浮遊移動を生かして敵対者に襲い掛かる。
 
: また、女性なら誰しも聞き惚れるほどの歌声で足止めを行う、シャンデリアを召喚して相手の頭上に落とす、オペラ座の各所に仕掛けを施した腕前で作成した宝具により多くの敵をまとめて薙ぎ払うといった、異形のみに頼らない戦闘手段も備えている。
 
: また、女性なら誰しも聞き惚れるほどの歌声で足止めを行う、シャンデリアを召喚して相手の頭上に落とす、オペラ座の各所に仕掛けを施した腕前で作成した宝具により多くの敵をまとめて薙ぎ払うといった、異形のみに頼らない戦闘手段も備えている。
 +
: 基本的な戦闘手段としては、「歌声で相手の足を止め、速度で翻弄して一撃を叩き込む」という戦法のようである。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考   
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考   
 
|-   
 
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| [[アサシン]] || [[主人公 (Grand Order)]] || B || C || A || D || D || B || 気配遮断:A<br /> || 無辜の怪物:D<br />魅惑の美声:B<br />精神汚染:A || style="text-align:left"|   
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| [[アサシン]] || [[主人公 (Grand Order)]] || B || C || A || D || D || B || 気配遮断:A<br /> || 無辜の怪物:D<br />魅惑の美声:B<br />精神汚染:A<br />ガルニエからの呼び声:B+ || style="text-align:left"|強化クエストクリアで「魅惑の美声」→「ガルニエからの呼び声」に変化。    
 
|}
 
|}
    
== [[宝具]] ==
 
== [[宝具]] ==
 
; 地獄にこそ響け我が愛の唄(クリスティーヌ・クリスティーヌ)
 
; 地獄にこそ響け我が愛の唄(クリスティーヌ・クリスティーヌ)
: ランク:B+<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:1~50<br>最大捕捉:200人
+
: ランク:B<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:1~50<br>最大捕捉:200人
 
: かつての犠牲者たちの死骸を組み合わせて作成された、パイプオルガンに似た形状の巨大演奏装置。
 
: かつての犠牲者たちの死骸を組み合わせて作成された、パイプオルガンに似た形状の巨大演奏装置。
 
: 異形の発声器官から放たれる自分の歌声と併せて演奏することで、不可視の魔力攻撃を振り撒くが、演奏者である彼自身にダメージはない。
 
: 異形の発声器官から放たれる自分の歌声と併せて演奏することで、不可視の魔力攻撃を振り撒くが、演奏者である彼自身にダメージはない。
 
: 音による攻撃ではなく、あくまで魔力の放射による攻撃であるため、防御の魔術や能力によって遮断することは可能。装備している鎧の類も有効に働く。
 
: 音による攻撃ではなく、あくまで魔力の放射による攻撃であるため、防御の魔術や能力によって遮断することは可能。装備している鎧の類も有効に働く。
:『Grand Order』では「敵全体に強力な防御力無視攻撃&敵全体の弱体耐性をダウン<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のArts宝具。
+
:『Grand Order』では「敵全体に強力な防御力無視攻撃[Lv]&弱体耐性ダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のArts宝具。
:強化後は「敵全体の弱体耐性をダウン<ref group = "注" name="6ターン">6ターン</ref>」に変化する。
+
:幕間の物語クリアでB+ランクに上昇し、宝具威力倍率と弱体耐性ダウン倍率が上昇する他、弱体耐性ダウンの持続ターン数が6ターンに延びる。
    
== 真名:ファントム・オブ・ジ・オペラ ==
 
== 真名:ファントム・オブ・ジ・オペラ ==
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===関連===
 
===関連===
 +
;オペラ座
 +
:ガルニエ宮の別名を持つ、パリにある巨大な歌劇場。
 +
:小説『オペラ座の怪人』では怪人が設計した建物であり、彼しか知らない秘密の通路や区画が張り巡らされている。
 
;無辜の怪物
 
;無辜の怪物
 
:本人の意思や姿とは関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を表すスキルだが、彼の場合は「作品の影響」である。
 
:本人の意思や姿とは関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を表すスキルだが、彼の場合は「作品の影響」である。
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: しかも他のバーサーク・サーヴァント達は主人公らとの衝突前に顔出し登場等している中、何故か彼はハブられてしまっている。
 
: しかも他のバーサーク・サーヴァント達は主人公らとの衝突前に顔出し登場等している中、何故か彼はハブられてしまっている。
 
: 後に亜種特異点Ⅰで新宿のバーサーカーとして登場。出番はやや短いものの、プレイヤーには強い印象を与えた。
 
: 後に亜種特異点Ⅰで新宿のバーサーカーとして登場。出番はやや短いものの、プレイヤーには強い印象を与えた。
 +
 +
===Fate関連===
 +
; [[教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー]]
 +
: 15時間目の題材。[[カーミラ]]の回同様、「オペラ座の怪人」のストーリーに沿ってキャラクターが配役され、紹介されてゆく。
 +
: そのため、元の物語の性質上前半ではあまり出番は無い。
 +
 +
===その他===
 +
; [[ちびちゅき!]]
 +
: 音楽会でオペラを披露するものの、長すぎて周りがぶっ倒れてしまうハメに。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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: 内心、「彼女のようにありたい」と羨ましく思っている。
 
: 内心、「彼女のようにありたい」と羨ましく思っている。
 
: 自分の本心を隠さずに生きている事であろうか。それとも、内面に狂気を抱えながらも他者とコミュニケーションが取れている事であろうか。
 
: 自分の本心を隠さずに生きている事であろうか。それとも、内面に狂気を抱えながらも他者とコミュニケーションが取れている事であろうか。
 +
; [[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン〔アーチャー〕]]
 +
: 期間限定イベント『サーヴァント・サマーキャンプ!』にて共演。
 +
: 「殺人鬼」としての自分の「子供には手を出せない」という特性を逆手に取られて敗北するが、正気?に戻って以降は何かと彼女の世話を焼いている。
 +
; [[トリスタン]]
 +
: 期間限定イベント『サーヴァント・サマーキャンプ!』エピローグにて、事件の顛末を歌にして共に奏でていた。
 +
; [[ナイチンゲール]]
 +
: 「精神を負傷した患者」扱いされているため、彼女のことが相当に苦手な模様。
    
=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
 
; [[クリスティーヌ・ダーエ]]
 
; [[クリスティーヌ・ダーエ]]
 
: 生前に恋し、彼女の愛を得ようと歪んだ感情のままに行動し、遂には殺人や放火にまで手を染める。しかし、愛こそ勝ちえなかったものの彼女の真摯な心により救われ、彼女の幸せを一途に願い続けた。
 
: 生前に恋し、彼女の愛を得ようと歪んだ感情のままに行動し、遂には殺人や放火にまで手を染める。しかし、愛こそ勝ちえなかったものの彼女の真摯な心により救われ、彼女の幸せを一途に願い続けた。
: 『Fate/Grand Order』-Epic of Remnant-では彼の手によって新宿に召喚されるも、霊基数値が足らなかったために幻霊となり、コロラトゥーラに封じられた結果壊れてしまった。そのため、彼自身も壊れてしまい、彼女の狂った望みを叶えるべく隷属するようになってしまった。
+
: 亜種特異点Ⅰ『悪性隔絶魔境 新宿』では彼の手によって新宿に召喚されるも、霊基数値が足らなかったために幻霊となり、コロラトゥーラに封じられた結果壊れてしまった。そのため、彼自身も壊れてしまい、彼女の狂った望みを叶えるべく隷属するようになってしまった。
 +
:『教えてFGO』では女性化した[[主人公 (Grand Order)]]が配役されていた。
 +
;ラウル・ド・シャニイ子爵
 +
:『オペラ座の怪人』のストーリーにおける、クリスティーヌをめぐる恋敵。
 +
:『教えてFGO』では男性化した[[マシュ・キリエライト]]が配役されていた。
 +
;フィリップ・ド・シャニイ伯爵
 +
:『オペラ座の怪人』のストーリーにおける、上記のラウルの兄。地底湖で溺死させた。
 +
:『教えてFGO』では[[ランスロット〔セイバー〕]]が配役されていた。
 +
;カルロッタ・ジュディチェルリ
 +
:『オペラ座の怪人』のストーリーにおいて、クリスティーヌと確執のあった歌姫。
 +
:クリスティーヌのために彼女の声を奪い、さらに公演中にシャンデリアを落として劇を台無しする大惨事を起こした。
 +
:『教えてFGO』では[[エリザベート・バートリー]]が配役されていた。
 +
;ダロガ
 +
:『オペラ座の怪人』のストーリーにおいて、過去にペルシャにいた際に知り合ったペルシャ人。
 +
:原作小説には登場するが、ミュージカル版では登場しないことも多い。
 +
:オペラ座で起こした一連の騒動の調査のためにやってきてラウルと共に行動していた。
 +
:『教えてFGO』では[[アーラシュ]]が配役されていた。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
=== Fate/Grand Order ===
 
=== Fate/Grand Order ===
; 「唄え、唄え、我が天使……『<ruby><rb>地獄にこそ響け我が愛の唄</rb><rt>クリスティーヌ・クリスティーヌ</RT></RUBY>』!」
+
====幕間の物語====
: 宝具発動。――それは歪んだ情念で作り上げた、報われぬ愛の形。
  −
 
   
;「クリスティーヌ おお クリスティーヌ 我が愛 我が歌姫――」<br>「微睡む君へ 私は唄う 愛しさ込めて――」<br>「私と唄おう もう一度 もう一度 クリスティーヌ クリスティーヌ 私の歌姫」
 
;「クリスティーヌ おお クリスティーヌ 我が愛 我が歌姫――」<br>「微睡む君へ 私は唄う 愛しさ込めて――」<br>「私と唄おう もう一度 もう一度 クリスティーヌ クリスティーヌ 私の歌姫」
 
:幕間の物語「クリスティーヌの呼び声」より。<br>突如パリに赴いたファントムだが、その目的はただ一つ、歌姫クリスティーヌの痕跡を探すこと。<br>時代が違うことすら精神汚染で気づけない彼だが、その愛は一途に。
 
:幕間の物語「クリスティーヌの呼び声」より。<br>突如パリに赴いたファントムだが、その目的はただ一つ、歌姫クリスティーヌの痕跡を探すこと。<br>時代が違うことすら精神汚染で気づけない彼だが、その愛は一途に。
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:……なのだが、'''あまりにテンションが上がりすぎて暴走したらしい'''。同様に[[ジル・ド・レェ|ジル]]もジャンヌの名を連呼して威力は二倍。<br>地下通路では音の反響もあり、その歌声はマシュを怒らせ、[[フォウ]]をダウンせしめ、亡霊をすら怯ませた。
 
:……なのだが、'''あまりにテンションが上がりすぎて暴走したらしい'''。同様に[[ジル・ド・レェ|ジル]]もジャンヌの名を連呼して威力は二倍。<br>地下通路では音の反響もあり、その歌声はマシュを怒らせ、[[フォウ]]をダウンせしめ、亡霊をすら怯ませた。
    +
====イベント====
 
;「鳴くまで待ち、鳴く手立てを囁きかけ、最終的には殺します。」<br/>「自分で舌を切り落としたのち、暖炉に飛び込み、焼き鳥にでもなるがよいでしょう。爆殺もやむなし。」<br/>「おお、それはまさにクリスティーヌ! ぜひとも我がもとに留めねば……! 陽の光など思い出さぬほど深く、堅く閉ざされた、石と鎖と革の部屋に!<br/> 命果て、彼女の愛が憎しみと殺意の炎に満たされる、―――その瞬間まで!」
 
;「鳴くまで待ち、鳴く手立てを囁きかけ、最終的には殺します。」<br/>「自分で舌を切り落としたのち、暖炉に飛び込み、焼き鳥にでもなるがよいでしょう。爆殺もやむなし。」<br/>「おお、それはまさにクリスティーヌ! ぜひとも我がもとに留めねば……! 陽の光など思い出さぬほど深く、堅く閉ざされた、石と鎖と革の部屋に!<br/> 命果て、彼女の愛が憎しみと殺意の炎に満たされる、―――その瞬間まで!」
 
:期間限定イベント『プリズマ・コーズ』にて、歌う魔法少女について「鳴かなくなったツグミ」「生まれつき濁声のハミングバード」「天下に二つとない美声のヒタキ」に対してどう思うかの発言。
 
:期間限定イベント『プリズマ・コーズ』にて、歌う魔法少女について「鳴かなくなったツグミ」「生まれつき濁声のハミングバード」「天下に二つとない美声のヒタキ」に対してどう思うかの発言。
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:『神秘の国のONILAND!! ~鬼の王とカムイの黄金~』にて。敵の策略によりマスターと戦闘になったが、主人公に突き刺すはずの爪を直前で制止した。
 
:『神秘の国のONILAND!! ~鬼の王とカムイの黄金~』にて。敵の策略によりマスターと戦闘になったが、主人公に突き刺すはずの爪を直前で制止した。
 
: 同士討ちへと誘導した犯人を暴きだすための芝居ではあるが、その言葉は、どんなに狂っていてもどんな状況でも『クリスティーヌ』だけは傷つけまいとする、演技ではない彼の本音である。
 
: 同士討ちへと誘導した犯人を暴きだすための芝居ではあるが、その言葉は、どんなに狂っていてもどんな状況でも『クリスティーヌ』だけは傷つけまいとする、演技ではない彼の本音である。
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;「………………たとえば、清姫。彼女のように私も振る舞えれば良いのですが。」<br>「精神汚染と言ったか。我が狂気はマスターとの意思疎通すら困難にしてしまう。」<br>「これを、きみに。今の私にできる全てを込めました。」
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:バレンタインイベントにて。マスターからチョコを貰ったファントムは当初はいつものように唄い振る舞うが、急に落ち着いたかと思うと、いきなり流暢に話し始めた。これにはフォウもびっくり。
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:クリスティーヌではない、けれど愛しいマスターに向けて彼は自身とお揃いの仮面を手渡すのだった。
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:劇中でも数少ない彼の本来の人物像が伺えるシーンである。
    
== メモ ==  
 
== メモ ==  
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** キャラクターデザインを担当した縞うどん氏によると、デザイン当初は優雅なイメージで作成したが、武内氏から「もっと怪人っぽく」と言われて今のデザインとなった。<br>また、「怪人が青年に憑依している」という設定を個人的にして、最終再臨ではそれを表しているイラストとなった。
 
** キャラクターデザインを担当した縞うどん氏によると、デザイン当初は優雅なイメージで作成したが、武内氏から「もっと怪人っぽく」と言われて今のデザインとなった。<br>また、「怪人が青年に憑依している」という設定を個人的にして、最終再臨ではそれを表しているイラストとなった。
 
***絆礼装の「穢れし死の仮面」のテキストではファントムが自身の仮面について「'''仮面を被ったことは一度もない'''」という意味深な発言をしており、上記の設定と合わせて考えると'''仮面の方が本体'''である可能性も出てくる。
 
***絆礼装の「穢れし死の仮面」のテキストではファントムが自身の仮面について「'''仮面を被ったことは一度もない'''」という意味深な発言をしており、上記の設定と合わせて考えると'''仮面の方が本体'''である可能性も出てくる。
*亜種特異点Ⅰでは歌う自動人形コロラトゥーラを制作しているが、人間を人形に変えるというもの。
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*亜種特異点Ⅰでは歌う自動人形コロラトゥーラを制作しているが、その制作方法は人間を人形に変えるというもの。
 
**具体的に述べると、人の表皮を剥がし、骨を抜き、残った一部の肉と神経を人形に押し込めており、顔面には人間の脳、眼球、神経が入れ込まれている。
 
**具体的に述べると、人の表皮を剥がし、骨を抜き、残った一部の肉と神経を人形に押し込めており、顔面には人間の脳、眼球、神経が入れ込まれている。
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**こうして素体にされた被害者の意識は既に失われており、謂わば“無理矢理に生かされている”も同然の状態となっている。
 
**ダ・ヴィンチちゃんによると作り手のポリシーは人の姿を醜いと断じる『嫌悪』と人でない人を美しいと思う『潔癖』である。
 
**ダ・ヴィンチちゃんによると作り手のポリシーは人の姿を醜いと断じる『嫌悪』と人でない人を美しいと思う『潔癖』である。
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*なお原作小説の終幕で、エリックは『焦がれ死に』しており、クリスティーヌに伝えるよう頼みを受けていたダロガが「エリックは死んだ」と新聞に死亡広告の依頼をしている。
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**後の工事に際して発見された指輪をはめた人骨こそが「オペラ座の怪人」ではないかと作中ルルーは語っている。
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**ミュージカル版では消息不明、2004年映画版ではラウル子爵がクリスティーヌの墓前に誰かが供えた花を見出すという形で終わるため、事件後の消息は不明である。
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**『ジャッカルの日』などを執筆したフレデリック・フォーサイスによる続編『マンハッタンの怪人』では、そんなエリックの晩年が描かれている。評判はともあれ、興味のある人は是非手にとって欲しい。
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**またスーザン・ケイがエリックの半生を描いた『ファントム』など派生作品も多く制作されており、かの名探偵ほどではないにしても多くの人々を魅了した人物である。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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[[Category:Fate/Grand Order]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
 
[[Category:Fate/Grand Order Arcade]]
 
[[Category:Fate/Grand Order Arcade]]
 +
[[Category:教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー]]
 +
[[Category:Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]
 
[[Category:ちびちゅき!]]
 
[[Category:ちびちゅき!]]
 +
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]
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