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== バーサーカー (フラグメンツ) ==
+
{{サーヴァント概要
* 真名:ヘンリー・ジキル/ハイド
+
| タイトル = バーサーカー
* 性別:男性
+
| 真名 = ヘンリー・ジキル/ハイド
* サーヴァント階位:第二位
+
| 読み =  
* CV:宮野真守
+
| 外国語表記 =  
 +
| 初登場作品 = [[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]
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| 声優 = 宮野真守
 +
| 演者 =
 +
| 依代 =
 +
| 身長 =
 +
| 体重 =
 +
| 誕生日 =
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| 血液型 =
 +
| 出典 =
 +
| 地域 =
 +
| 属性 =
 +
| 隠し属性 =
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| 性別 = 男性
 +
| スリーサイズ =
 +
| 異名 =
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| 愛称 =
 +
| イメージカラー =
 +
| サーヴァント階位 = 第二位
 +
| 特技 =
 +
| 好きな物 =
 +
| 苦手な物 =
 +
| 天敵 =
 +
| デザイン =
 +
| 設定作成 =
 +
| レア度 =
 +
}}
 +
== 概要 ==
    
「[[バーサーカー|狂戦士]]」の[[サーヴァント]]。
 
「[[バーサーカー|狂戦士]]」の[[サーヴァント]]。
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: サーヴァントとしての気配を遮断できるためか、[[アサシン|暗殺者]]としての適性も有している。
 
: サーヴァントとしての気配を遮断できるためか、[[アサシン|暗殺者]]としての適性も有している。
   −
== アサシン (Grand Order) ==
+
== 別クラス / バリエーション ==
* 真名:ヘンリー・ジキル / エドワード・ハイド
+
=== アサシン (Grand Order) ===
* 身長:175cm / 体重:60kg
+
『[[Fate/Grand Order]]』で登場した「[[アサシン|暗殺者]]」の[[サーヴァント]]。
* 出典:『ジキル博士とハイド氏』
  −
* 地域:欧州
  −
* 属性:秩序・善(ジキル) / 混沌・悪(ハイド)/ 隠し属性:地
  −
* 性別:男性
  −
* CV:宮野真守
     −
[[Fate/Grand Order]]』では「[[アサシン|暗殺者]]」の[[サーヴァント]]として登場。
+
詳細は「[[ヘンリー・ジキル&ハイド〔アサシン〕]]」を参照。
 
  −
;略歴
  −
: 『[[Fate/Grand Order]]』第四特異点『死界魔霧都市 ロンドン』では、西暦1888年のロンドンに居住する科学者として生前の状態で登場する。
  −
: 本来の歴史では、彼が存在した時間は第四章の舞台となるよりも以前であり、「ジキル博士とハイド氏」もこの時点ですでに刊行されているはずだが、特異点においては事象がズレているのか時代がズレており、出版もなかったことになっていた模様。
  −
: 正式な魔術師ではないものの、霊薬調合の心得や聖杯戦争に関する知識があり、モードレッドと契約して主人公たちが到着する以前から魔霧の調査やロンドンのパトロールを行っていた。
  −
: 彼の住んでいるアパルトメントは霊脈の上に位置しているため、四章では主に彼の住居を拠点とすることになる。また、無線を使って各地の協力者と連絡を取り合い、情報収集で活躍する。
  −
: その後、特異点の修復と共に本来の時間へと帰還した。
  −
: 終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅣの座を統括する[[魔神柱|管制塔バルバトス]]と交戦する。
  −
;人物
  −
:人格の移行に伴い肉体さえ変化する、二重存在者。一人称は「僕」(ジキル)、「オレ」「俺様ちゃん」(ハイド)。
  −
:ジキル時は、誠実で理性的な善人の本来の人格となる。物事を深く考えるのが長所でもあるが、短所でもあり、大人しい性格ではあるものの、穏やかな見た目に反して正義感が強く、生前は「人間の内に潜む悪の打倒」について真剣に苦悩し、研究し、立ち向かい、そして失敗した。何らかの理由によって霊基が軋み、自己に対する自信を確立できずにいる。
  −
:ハイド時は、道徳心なき快楽主義者な悪の人格となっており、反射的にすべてを傷付けようとする悪意の反英雄と化す。粗暴で粗野、触れるもの全てを傷つけようとする悪意の塊。
  −
:誠実な善人として知られていたジキルの中に潜んでいた悪意の凝縮。普段のジキルが善人であったからこそ反動として悪が多く潜みハイドとなったのか、それとも悪の少ないジキルだったからこの程度の悪逆で済んだのかは不明。
  −
:基本的に物事を考えておらず、道徳観が無い。目の前にあるものに対して、反射的に行動することが多い。何らかの理由によって霊基が歪んでいると思わしい。
  −
:アサシンのクラスでの現界のためか、以前の召喚の折に失ったマスターのためか、ジキルはハイドを制御し切れずにいる。
  −
;能力
  −
:ジキル時、ハイド時ともに、手に持ったナイフを使い戦う。
  −
:別クラスでの召喚であれば、ジキルは殆ど戦闘能力を持たない。『Fate/Grand Order』でジキルがサーヴァントとしての能力を有している理由は、霊基の異常によってハイドの人格及び獣性がジキルへ溶けだしているためと予想される。
  −
:精神と肉体がジキルの状態である間は能力値パラメーターが低下、サーヴァントとして感知され難くなる。逆に、「密やかなる罪の遊戯」の使用によって、ハイドとなった際には反動のように能力値が爆発的に跳ね上がる。
      
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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|-
 
|-
 
| [[バーサーカー]] || [[來野巽]] || B+ || B+ || C || D || D || C || 狂化:? || 変化:?<br />自己改造:?<br />怪力:?<br />無力の殻:?|| style="text-align:left"|
 
| [[バーサーカー]] || [[來野巽]] || B+ || B+ || C || D || D || C || 狂化:? || 変化:?<br />自己改造:?<br />怪力:?<br />無力の殻:?|| style="text-align:left"|
|-
  −
| [[アサシン]] || [[主人公 (Grand Order)]] || C+ || E || A+ || E || C || C || 気配遮断:A || 怪力:B<br />恐慌の声:A<br />自己改造:D<br />無力の殻:A || style="text-align:left"|
   
|}
 
|}
   86行目: 87行目:  
: 彼は徐々にハイドになってしまう事に恐怖してしまう。だが、人が人である以上、「悪」を切り離すことなど出来はしないのだから。
 
: 彼は徐々にハイドになってしまう事に恐怖してしまう。だが、人が人である以上、「悪」を切り離すことなど出来はしないのだから。
   −
: ■月■日。ジキルは変死体となって発見した。彼は、「自滅」という形で酷く錯乱した末に服毒自殺を遂げたのであった。
+
: ■月■日。ジキルは変死体となって発見された。彼は、「自滅」という形で酷く錯乱した末に服毒自殺を遂げたのであった。
 
===関連===
 
===関連===
 
;二重人格
 
;二重人格
95行目: 96行目:  
; [[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]
 
; [[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]
 
:バーサーカーのサーヴァントとして登場。
 
:バーサーカーのサーヴァントとして登場。
; [[Fate/Grand Order]]
  −
* 〔アサシン〕キャラクターデザイン:中原 / 設定作成:桜井光 / レア度:☆3
  −
: 第四特異点『死界魔霧都市 ロンドン』の解禁に伴い実装。また、第四特異点のクリアボーナスとして一騎確定で入手できる。
  −
: ゲームシステム的には、平常時(ジキル)はアサシンクラスとして戦うが、宝具を使用することでバーサーカークラス(ハイド)へ変化する。
   
; Fate/Grand Order 英霊伝承 ~ヘンリー・ジキル/ハイド~
 
; Fate/Grand Order 英霊伝承 ~ヘンリー・ジキル/ハイド~
 
: 彼の生前の姿が描かれる。
 
: 彼の生前の姿が描かれる。
105行目: 102行目:  
: 生徒役。
 
: 生徒役。
 
: 体育祭の仮装競走では『プリズマ☆イリヤ』の格好が嫌だったために薬を飲んでハイドに押し付けるという黒い真似も見せた。
 
: 体育祭の仮装競走では『プリズマ☆イリヤ』の格好が嫌だったために薬を飲んでハイドに押し付けるという黒い真似も見せた。
 +
: 因みにこの作品のハイドはオマケでもメイド服を渡されるなど女装ネタが何故か多い。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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; [[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]]
 
; [[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]]
 
: 戦闘を行うが終始圧倒され、劣勢に喘ぎ、憎々しい雄叫びを上げながら撤退を余儀なくされる。<br>再戦で敗れるが、狂った獣でしかない自分に対して最後まで「英雄」として向き合ってくれた事に感謝する。
 
: 戦闘を行うが終始圧倒され、劣勢に喘ぎ、憎々しい雄叫びを上げながら撤退を余儀なくされる。<br>再戦で敗れるが、狂った獣でしかない自分に対して最後まで「英雄」として向き合ってくれた事に感謝する。
  −
=== Fate/Grand Order ===
  −
====ジキル====
  −
; [[モードレッド]]
  −
: 第四章で共に行動していた味方。とはいえ、勝手に真名を名乗ったり、お気に入りのソファを使うなどする自由奔放な彼女にだいぶ呆れていた様子。
  −
: その一方で彼女の為に嗜好品を用意し、魔霧に包まれた街に出ていく際には護衛として全幅の信頼を置くなど、関係はなかなか良好だった模様。
  −
; ヴィクター・フランケンシュタイン
  −
: スイス人科学者。
  −
: 小説のモデルになった同名の魔術師[[ヴィクター・フランケンシュタイン]]の孫で、彼自身も正真正銘の魔術師。モードレッドの言によれば元素魔術が好きだったという。用心深い老人で、結界や仕掛けで屋敷を防御している。
  −
: ジキルとは同じ科学者として連絡をとりあっていたが、主人公たちと出会う前に「計画」に参加することを拒んだせいで[[メフィストフェレス]]によって殺害されていた。しかし死の寸前に、「魔霧計画」の存在と、それが「[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス|P]]」「[[チャールズ・バベッジ|B]]」「[[間桐臓硯|M]]」という英霊と思われるほど強力な三名の魔術師によるものであることを突き止めている。
  −
; [[フランケンシュタイン]]
  −
: 前述のフランケンシュタインの祖父である魔術師が創りだした人造人間で、英霊になる前の状態。ジキルは調査と称して彼女の体をあちこち触ったという。
  −
  −
====ハイド====
  −
; [[アンリマユ]]
  −
: 「この世全ての悪」という規格外の存在の為、「一人の人間の悪性の化身」であるハイドにとっては憧れの対象。
      
=== Fate/Grand Order 英霊伝承 ~ヘンリー・ジキル/ハイド~ ===
 
=== Fate/Grand Order 英霊伝承 ~ヘンリー・ジキル/ハイド~ ===
; H氏
+
; [[シャーロック・ホームズ|H氏]]
 
: 英国最高の探偵。生前のジキルは彼が解決した過去の事件の追跡調査などを行う、彼の協力者の一人だった。
 
: 英国最高の探偵。生前のジキルは彼が解決した過去の事件の追跡調査などを行う、彼の協力者の一人だった。
: 彼の使用する資料を作成するため様々な事件を調査しているうちに、それらの事件の中心に「犯罪世界の<RUBY><RB>皇帝</RB><RT>ナポレオン</RT></RUBY>」とも言うべき巨悪が存在する可能性を感じたジキルは悪に魅了され実験を行ってしまう。
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: 彼の使用する資料を作成するため様々な事件を調査しているうちに、それらの事件の中心に「犯罪世界の<RUBY><RB>皇帝</RB><RT>ナポレオン</RT></RUBY>」とも言うべき[[ジェームズ・モリアーティ|巨悪]]が存在する可能性を感じたジキルは悪に魅了され実験を行ってしまう。
 
; W博士
 
; W博士
 
: H氏とジキルの友人である医学博士。なんらかの作品の発表も行っているらしい。
 
: H氏とジキルの友人である医学博士。なんらかの作品の発表も行っているらしい。
143行目: 125行目:  
; サー・ダンヴァズ・ガルー
 
; サー・ダンヴァズ・ガルー
 
: 原典である「ジキル博士とハイド氏」の登場人物。ハイドによって殺害された。
 
: 原典である「ジキル博士とハイド氏」の登場人物。ハイドによって殺害された。
 +
 
=== その他 ===
 
=== その他 ===
 
; ヘンリー・ジキル&ハイド
 
; ヘンリー・ジキル&ハイド
 
: 互いに分つことができない自分自身。
 
: 互いに分つことができない自分自身。
: ハイドは都合の悪い悪性を全て押し付けて品行方正に振る舞っていることからジキルを殺したいほどに憎んでいる。
+
: ハイドは都合の悪い悪性を全て自分に押し付けて品行方正に振る舞っていることから、ジキルを殺したいほどに憎んでいる。
 
: ジキルはその時の精神状態によって、ハイドのことは越えるべき業、都合良く利用する相手、嫌悪の対象など見方が変わってくる。
 
: ジキルはその時の精神状態によって、ハイドのことは越えるべき業、都合良く利用する相手、嫌悪の対象など見方が変わってくる。
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: 八年後。かつて大悪を抱きしものは黒き泥より生まれ抱いた彼は、正義の味方に成りたかったもう一人の自分を封じ込めた[[沙条愛歌|生粋の人類悪]]に感謝する。もはや人間としての姿も一時間しか持たぬであろう。
 
: 八年後。かつて大悪を抱きしものは黒き泥より生まれ抱いた彼は、正義の味方に成りたかったもう一人の自分を封じ込めた[[沙条愛歌|生粋の人類悪]]に感謝する。もはや人間としての姿も一時間しか持たぬであろう。
 
: 「[[クー・フーリン (Prototype)|赤き槍を携えたクランの猛犬]]」との交戦が示唆されている。
 
: 「[[クー・フーリン (Prototype)|赤き槍を携えたクランの猛犬]]」との交戦が示唆されている。
  −
=== Fate/Grand Order ===
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;「飲むしか……ないのか! ……来た、来た来た来た来たァッ!」
  −
:宝具発動。ジキルから反英雄ハイドへ入れ替わる霊薬を飲む。
  −
  −
;「僕は、人の善と誠実を信じる。けれど俺はァ、人の悪逆をこそ愛する……!」<br>「俺はァ、人の善と誠実を憎む……! けれど僕は、人の悪逆をこそ憎む」
  −
:マイルームでの会話。会話の最中に、二つの人格が入れ替わりジキルがハイドを御し切れていないのが分かる。
      
=== ちびちゅき ===
 
=== ちびちゅき ===
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*名前こそ伏せられているがH氏とW博士とは[[シャーロック・ホームズ]]とワトソン博士、犯罪世界の皇帝とは[[ジェームズ・モリアーティ|モリアーティ教授]]のことだと思われる。
 
*名前こそ伏せられているがH氏とW博士とは[[シャーロック・ホームズ]]とワトソン博士、犯罪世界の皇帝とは[[ジェームズ・モリアーティ|モリアーティ教授]]のことだと思われる。
 
*宝具を使い続けると発生する副作用は2017年1月現在明言されていない。原作を考えると、「無意識の内に勝手にハイドに変わってしまうようになる」「ジキルに戻る為にも薬を服用する必要が出てくる」「むしろハイドに変身しない為に定期的にジキルに戻る薬を飲み続けないといけなくなる」あたりだろうか。戦力が欲しいマスターにとってはともかく、本人にとってはいずれもロクなものでないことは確かそうである。
 
*宝具を使い続けると発生する副作用は2017年1月現在明言されていない。原作を考えると、「無意識の内に勝手にハイドに変わってしまうようになる」「ジキルに戻る為にも薬を服用する必要が出てくる」「むしろハイドに変身しない為に定期的にジキルに戻る薬を飲み続けないといけなくなる」あたりだろうか。戦力が欲しいマスターにとってはともかく、本人にとってはいずれもロクなものでないことは確かそうである。
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*Fateでは真名表記が「ヘンリー・ジキル&ハイド」でありハイドもハイドとしか自他ともに呼ばれないが、原典では「エドワード・ハイド」とフルネームが存在しており、つまりはハイドはファミリーネームである。
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**のちに新宿のアーチャーがFGO幕間にて「エドワード君」と呼んでいるのが確認され、明確にエドワードのファーストネームは型月でも健在の様子。
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== 脚注 ==
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===注釈===
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<references group = "注"/>
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===出典===
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<references group = "出"/>
    
== リンク ==
 
== リンク ==
186行目: 171行目:     
[[Category:登場人物は行]]
 
[[Category:登場人物は行]]
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[[Category:サーヴァント]]
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[[Category:バーサーカー]]
 
[[Category:Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]
 
[[Category:Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]
[[Category:Fate/Grand Order]]
+
[[Category:Fate/Prototype]]
[[Category:バーサーカー]]
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[[Category:ちびちゅき!]]
[[Category:アサシン]]
  −
[[Category:サーヴァント]]