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19 バイト追加 、 2018年6月19日 (火) 20:42
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* 能力自体は[[魔法|魔法使い]]レベルだが、彼女はTYPE-MOON世界における"魔法"を知らないので定義としては魔術師に位置する。
 
* 能力自体は[[魔法|魔法使い]]レベルだが、彼女はTYPE-MOON世界における"魔法"を知らないので定義としては魔術師に位置する。
 
**ところが元々彼女は神代…つまり多くの魔術が未だ魔法だった頃の人物なので、キャスターが行使する魔術の多くも当時は「魔法」であったと思われ、元を正せば立派な魔法使いである。ただ、キャスターが習得していたものの中には「現代まで残った五つの魔法」は無かったというだけである。
 
**ところが元々彼女は神代…つまり多くの魔術が未だ魔法だった頃の人物なので、キャスターが行使する魔術の多くも当時は「魔法」であったと思われ、元を正せば立派な魔法使いである。ただ、キャスターが習得していたものの中には「現代まで残った五つの魔法」は無かったというだけである。
** また神代の魔術師であったがために根源は身近な存在だったらしく、根源にたどり着くという目的意識自体が持てず根源に接続することは出来ない。
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** また神代の魔術師であったがために根源は身近な存在だったらしく、根源にたどり着くという目的意識自体が持てず根源に接続することは出来ない。それでもその技術は伊達でなく、'''「この世全ての悪」に汚染された[[聖杯]]を願望実現機として問題なく扱える'''という。
**この世全ての悪に汚染された[[聖杯]]を願望実現機として問題なく扱えるという。
   
* いわゆる「エルフ耳」と呼ばれる長い耳。ぴこぴこ動く。『stay night』PC初回版ではこの設定を忘れた普通の耳のCGが存在し、後にパッチで修正されたという逸話を持つ。
 
* いわゆる「エルフ耳」と呼ばれる長い耳。ぴこぴこ動く。『stay night』PC初回版ではこの設定を忘れた普通の耳のCGが存在し、後にパッチで修正されたという逸話を持つ。
* 模型や服を作るのが趣味。一升瓶でボトルシップを作ったり、可愛らしい服を[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]に着せたがったりしている。UBWでキャスターに捕えられたセイバーがドレス姿になっていたのは、彼女のこの趣味によるもの。<br />なお、本人は、自分自身が可愛らしい服を着ることに興味はなく、「似合う人間が着るからいい」とのこと。ちなみにボトルシップは洋酒の瓶で作るからこそ味があるという事を[[衛宮士郎|士郎]]にも突っ込まれた。
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* 模型や服を作るのが趣味。一升瓶でボトルシップを作ったり、可愛らしい服を[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]に着せたがったりしている。UBWでキャスターに捕えられたセイバーがドレス姿になっていたのは、彼女のこの趣味によるもの。<br />なお本人は、自分自身が可愛らしい服を着ることに興味はなく、「似合う人間が着るからいい」とのこと。ちなみにボトルシップは洋酒の瓶で作るからこそ味があるという事を[[衛宮士郎|士郎]]にも突っ込まれた。
    
* サーヴァントである彼女は自力で魔力を精製できないようになっている。<br />そもそも本人自身の魔力生成量自体がたいしたことはないと発言されている。その上魔力供給を担うはずのマスター・葛木は魔術師の素養を持たず、契約も出来ないために魔力を作れない。このため、町中の人間から「魂喰い」をすることで魔力を集めて本陣である柳洞寺に蓄えなければ本領発揮は出来ないという。
 
* サーヴァントである彼女は自力で魔力を精製できないようになっている。<br />そもそも本人自身の魔力生成量自体がたいしたことはないと発言されている。その上魔力供給を担うはずのマスター・葛木は魔術師の素養を持たず、契約も出来ないために魔力を作れない。このため、町中の人間から「魂喰い」をすることで魔力を集めて本陣である柳洞寺に蓄えなければ本領発揮は出来ないという。
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* プロット段階ではキャスタールートも存在したらしい。なんでもロリっ娘になった彼女をパートナーにするとかなんとか……。『氷室の天地』に登場するカードゲーム「英雄史大戦」のカードでメディアがロリっ娘になっているのは、このプロットが元ネタ。
 
* プロット段階ではキャスタールートも存在したらしい。なんでもロリっ娘になった彼女をパートナーにするとかなんとか……。『氷室の天地』に登場するカードゲーム「英雄史大戦」のカードでメディアがロリっ娘になっているのは、このプロットが元ネタ。
 
* 最初のマスターとの諍いについては、キャラクターマテリアルの奈須きのこによると「最初に彼女を召喚したマスターに散々嫉妬され、ひどい目に遭わされたので騙し討ちしましたが~」とのこと。
 
* 最初のマスターとの諍いについては、キャラクターマテリアルの奈須きのこによると「最初に彼女を召喚したマスターに散々嫉妬され、ひどい目に遭わされたので騙し討ちしましたが~」とのこと。
** アニメ版第2作では令呪での自害を強要されそうになるも、自分自身に「破戒すべき全ての符」を使用して契約を断ち切っていたので事なきを得ている。この際、魔術儀式の生贄にされそうになった子供達を逃している。
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** アニメ版第2作では令呪での自害を強要されそうになるも、自分自身に「破戒すべき全ての符」を刺したことで契約破棄が成り立ったため事なきを得ている。この際、魔術儀式の生贄にされそうになった子供達を逃している。
 
* ルール違反によってアサシンを召喚したキャスターだが、彼女とは別に「聖杯が選んだ、本来アサシンを召喚するはずだったマスター」も存在はしていた。しかし、この人物はサーヴァント召喚前に彼女に発見されて殺されている。
 
* ルール違反によってアサシンを召喚したキャスターだが、彼女とは別に「聖杯が選んだ、本来アサシンを召喚するはずだったマスター」も存在はしていた。しかし、この人物はサーヴァント召喚前に彼女に発見されて殺されている。
 
* 金羊の皮が使えればコルキスの竜を召喚出来るが、この竜は竜種の中でも大したことない方なので、第五次聖杯戦争においては最弱から中堅に上がる程度の戦力にしかならないという。しかし第五次で中堅と言うと、ギルガメッシュ、ヘラクレス、アルトリアの三人以外は勝てるか怪しい強さになることを意味するので、大いに戦力増強されるのは間違いない。
 
* 金羊の皮が使えればコルキスの竜を召喚出来るが、この竜は竜種の中でも大したことない方なので、第五次聖杯戦争においては最弱から中堅に上がる程度の戦力にしかならないという。しかし第五次で中堅と言うと、ギルガメッシュ、ヘラクレス、アルトリアの三人以外は勝てるか怪しい強さになることを意味するので、大いに戦力増強されるのは間違いない。
*Complete MaterialⅡの奈須氏曰く、竜牙兵はハリーハウゼンの『アルゴ探検隊の大冒険』に登場する骸骨兵のオマージュだとか。
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* Complete MaterialⅡの奈須氏曰く、竜牙兵はハリーハウゼンの『アルゴ探検隊の大冒険』に登場する骸骨兵のオマージュだとか。
 
* 若妻のイメージが強いが、実は'''本物のお姫様'''。したがって、騎士であるセイバーとの相性は意外とよかったりする。
 
* 若妻のイメージが強いが、実は'''本物のお姫様'''。したがって、騎士であるセイバーとの相性は意外とよかったりする。
 
* [[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|アイリスフィール]]は「人妻で姫君」というキャラクター性が被るためか、相性が悪いらしい。『タイころアッパー』では壮絶な舌戦を繰り広げた。
 
* [[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|アイリスフィール]]は「人妻で姫君」というキャラクター性が被るためか、相性が悪いらしい。『タイころアッパー』では壮絶な舌戦を繰り広げた。
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* アニメ版の回想に登場する若き日のメディアは、元々顔を影で隠す予定だった。しかし、キャラクターデザインの石原恵が描いてしまい発表になった。石原当人は隠れていても対処はしておきたい、という理由で描いたとの事だが、山口監督は好評だったと賞賛している。
 
* アニメ版の回想に登場する若き日のメディアは、元々顔を影で隠す予定だった。しかし、キャラクターデザインの石原恵が描いてしまい発表になった。石原当人は隠れていても対処はしておきたい、という理由で描いたとの事だが、山口監督は好評だったと賞賛している。
 
*『Fate/complete material IV Extra material.』初回特典のアレ本には、こやまひろかず氏による描き下ろしイラストによって、魔法少女のような扮装をした「キャスターリリィ」というネタバリエーションが掲載されている。
 
*『Fate/complete material IV Extra material.』初回特典のアレ本には、こやまひろかず氏による描き下ろしイラストによって、魔法少女のような扮装をした「キャスターリリィ」というネタバリエーションが掲載されている。
** 後に『Fate/Grand Order』で上記を元にした[[メディア〔リリィ〕|メディア・リリィ]]が登場している。年齢そのままで恰好だけ変化したキャスターリリィと異なり、設定年齢14歳という、イアソンと出会う前のお姫様の時代のメディアとなっている。
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** 後に『Fate/Grand Order』で上記を元にした[[メディア〔リリィ〕|メディア・リリィ]]が登場している。年齢そのままで恰好だけ変化したキャスターリリィと異なり、設定年齢14歳という、イアソンと出会う前のお姫様の時代を描写するためのキャラとなっている。
    
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
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: 漫画版では一方的に拠点を蹂躙されていた。
 
: 漫画版では一方的に拠点を蹂躙されていた。
 
; VS葛木宗一郎
 
; VS葛木宗一郎
: 「惚れた方の負け」ということでキャスターが勝負を降りるため本来ありえない組み合わせだが、キャスターは戦闘が始まれば準備しておいた圧倒的火力で相手を葬り、葛木は気付かれる前に相手を即死させる戦術を取るため、真面目に戦闘した場合には初撃を取ったほうが問答無用で勝つという前提戦となり、まずまともな戦いにならない。
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: 「惚れた方の負け」ということでキャスターが勝負を降りるため本来ありえない組み合わせだが、キャスターは戦闘が始まれば準備しておいた圧倒的火力で相手を葬り、葛木は気付かれる前に相手を即死させる戦術を取るため、真面目に戦闘した場合には初撃を取ったほうが問答無用で勝つという前提戦となり、まずまともな戦いは見られない。
 
; VSシエル
 
; VSシエル
 
: 魔術で勝負する限りは神代の魔女であるキャスターが必ず勝つ。ただし、シエルが魔術協会から降霊魔術の最奥を入手してきて第七聖典で打ち込む、などした場合には話が変わってくる。
 
: 魔術で勝負する限りは神代の魔女であるキャスターが必ず勝つ。ただし、シエルが魔術協会から降霊魔術の最奥を入手してきて第七聖典で打ち込む、などした場合には話が変わってくる。
 
: キャスターは人間が相手なら第五次聖杯戦争のサーヴァント中で最悪にして最大の成果をあげるのだが、この前提もあくまで魔術の技量に関してのみで身体能力差は考慮されていない。
 
: キャスターは人間が相手なら第五次聖杯戦争のサーヴァント中で最悪にして最大の成果をあげるのだが、この前提もあくまで魔術の技量に関してのみで身体能力差は考慮されていない。
 
: 事実、UBWルートでは凛の魔術で強化された八極拳を食らって敗北寸前に追い込まれており、単純な身体能力は常人と大差無い事が判明している。
 
: 事実、UBWルートでは凛の魔術で強化された八極拳を食らって敗北寸前に追い込まれており、単純な身体能力は常人と大差無い事が判明している。
; VS蒼崎
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; VS蒼崎姉妹
: 本気キャス子には敵うまい、と明言される某蒼崎だが、蒼崎は姉妹二人いるためどちらなのか、あるいは両方なのかが長らく不明だったのだがTYPE-MOON FESで発売されたパンフレットに載っているQ&Aコーナーにてようやく続報が出た。そのやり取りは以下のようになっている。
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: 「本気キャス子には敵うまい」と明言される某蒼崎だが、蒼崎は姉妹二人いるため、どちらなのか両方なのかが長らく不明だったが、TYPE-MOON FESで発売されたパンフレットに載っているQ&Aコーナーにてようやく続報が出た。
 
: Q「某蒼崎でも本気キャス子に適わないそうですが、某蒼崎とは青子のほうですか?その場合、それは魔法込みの評価でしょうか?」
 
: Q「某蒼崎でも本気キャス子に適わないそうですが、某蒼崎とは青子のほうですか?その場合、それは魔法込みの評価でしょうか?」
 
: A「[[蒼崎青子|青子]]、[[蒼崎橙子|橙子]]、どちらも該当します。現代の魔術勝負で、本気キャス子に勝てる”魔術師”はいないですよ。」
 
: A「[[蒼崎青子|青子]]、[[蒼崎橙子|橙子]]、どちらも該当します。現代の魔術勝負で、本気キャス子に勝てる”魔術師”はいないですよ。」
: このように魔術師としてならば姉妹両方に勝てるが、魔法使いとしての青子に対しては露骨に濁された解答になっている。
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: このように魔術師としてならば姉妹両方を圧倒するが、魔法使いとしての青子に対しては露骨に濁された解答になっている。
 
; 『Grand Order』でのメディア
 
; 『Grand Order』でのメディア
 
:単体攻撃宝具「破戒すべき全ての符」はダメージこそ全体攻撃宝具と同程度に抑えられているものの、Arts属性な上に使用後NPリチャージ効果付き、キャスターらしくコマンドカードもArts3枚、そして初期段階で持つスキル「高速神言」で自身のNPを一気に80%以上も得られる(同系統スキルとしては破格の初期値。スキル強化で更に伸び、Lv4時点で難なく100%を超える)とずば抜けたゲージ充填能力を誇るのが大きな強み。加えてこの宝具には相手の強化を解除する効果もあるため、スキルを連発する敵への打開策にもなる。
 
:単体攻撃宝具「破戒すべき全ての符」はダメージこそ全体攻撃宝具と同程度に抑えられているものの、Arts属性な上に使用後NPリチャージ効果付き、キャスターらしくコマンドカードもArts3枚、そして初期段階で持つスキル「高速神言」で自身のNPを一気に80%以上も得られる(同系統スキルとしては破格の初期値。スキル強化で更に伸び、Lv4時点で難なく100%を超える)とずば抜けたゲージ充填能力を誇るのが大きな強み。加えてこの宝具には相手の強化を解除する効果もあるため、スキルを連発する敵への打開策にもなる。
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