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:同郷の英雄。一人の妻を兄弟五人で共有するのは価値観が合わないようだ。<br />アルジュナを導いた英雄クリシュナはラーマと同じくヴィシュヌ神の化身。
 
:同郷の英雄。一人の妻を兄弟五人で共有するのは価値観が合わないようだ。<br />アルジュナを導いた英雄クリシュナはラーマと同じくヴィシュヌ神の化身。
 
:ラーマの幕間では第二の試練、『不滅の刃』を統べるに足るか見極めるために登場。また彼の幕間でもラーマをモデルとした素体(人格)が問いを投げかけるために登場する。
 
:ラーマの幕間では第二の試練、『不滅の刃』を統べるに足るか見極めるために登場。また彼の幕間でもラーマをモデルとした素体(人格)が問いを投げかけるために登場する。
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:インド異聞帯クリア後は「やはり汝は人間として戦う方がよい」「マスターと一緒にバナナでも食べに行こう」などと話す様子が見られる。
 
;[[クー・フーリン〔オルタ〕]]
 
;[[クー・フーリン〔オルタ〕]]
 
:第五特異点で敵対した相手。
 
:第五特異点で敵対した相手。
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;[[ラクシュミー・バーイー]]
 
;[[ラクシュミー・バーイー]]
 
:同じインド出身のサーヴァント。インド異聞帯で共演。
 
:同じインド出身のサーヴァント。インド異聞帯で共演。
:彼女の中にラクシュミーの気配を感じ取り、シータと勘違いして迫ってしまったためアイアンクローを頭に極められた。
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:彼女の中に女神ラクシュミーの気配を感じ取り、シータと勘違いして迫ってしまったためアイアンクローを頭に極められた。
 
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;[[アシュヴァッターマン]]
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:同郷のサーヴァントで、あちらはシヴァ神の半化身。
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:インド異聞帯では彼に掛けられていた「クリシュナの呪い」を代わりに引き受け、状況打破のために一時共闘する。
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;[[アルジュナ〔オルタ〕]]
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:インド異聞帯を管理していた絶対神。彼に取り込まれた女神ラクシュミーを解き放たんと躍起になっていた。
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:異聞帯で対峙したときは「不滅を穿つ刃」ですら傷をつけることができず、カルデアのマイルーム会話でも「何をどうしたらあの域に到達するのか」と驚愕を隠せない様子。
 
=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
 
;[[シータ]]
 
;[[シータ]]
:最愛の女性。しかしラーマーヤナにおいては運命に翻弄され離れ離れとなる。
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:最愛の女性。一説では女神ラクシュミーの化身であるとされる。しかしラーマーヤナにおいては運命に翻弄され離れ離れとなる。
 
:英霊となった後でも彼女を追い求めることが最大の行動理念になるほどだが、「同じ幸福を分かち合えない」呪いのために、聖杯戦争においてすら、通常は彼か彼女のどちらかが「ラーマ」として召喚され、同時に現れることはない。
 
:英霊となった後でも彼女を追い求めることが最大の行動理念になるほどだが、「同じ幸福を分かち合えない」呪いのために、聖杯戦争においてすら、通常は彼か彼女のどちらかが「ラーマ」として召喚され、同時に現れることはない。
 
:本作でも第五特異点にてサーヴァントとして登場するが、ラーマを助けるために己の命を犠牲にした。ユーザーが入手出来るサーヴァントとしては未実装だが二人の愛はユーザーの心を深く打ち、実装を望む声も多い。
 
:本作でも第五特異点にてサーヴァントとして登場するが、ラーマを助けるために己の命を犠牲にした。ユーザーが入手出来るサーヴァントとしては未実装だが二人の愛はユーザーの心を深く打ち、実装を望む声も多い。
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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=== Fate/Grand Order ===
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==== マイルーム ====
 
;「サーヴァント、セイバー。偉大なるコサラの王、ラーマだ。大丈夫だ、余に全て任せるがいい!」
 
;「サーヴァント、セイバー。偉大なるコサラの王、ラーマだ。大丈夫だ、余に全て任せるがいい!」
 
:召喚時の台詞。身体が子供になっても王としての自信が消える事はない。
 
:召喚時の台詞。身体が子供になっても王としての自信が消える事はない。
    
;「さてマスター、そろそろ出掛けないか?」
 
;「さてマスター、そろそろ出掛けないか?」
:マイルーム会話。マスターに出発を促す。
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:マイルーム会話「会話1」。マスターに出発を促す。
    
;「余はサーヴァントであり、汝がマスターだ。しかし、余は汝に平伏することはない。当然であろう?それが世の節理というものだ」
 
;「余はサーヴァントであり、汝がマスターだ。しかし、余は汝に平伏することはない。当然であろう?それが世の節理というものだ」
:マイルーム会話。サーヴァントになっても王の矜持は捨てていない。かと言ってマスターを下僕として扱う訳でもなく、対等な友人の関係を望んでいる。
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:マイルーム会話「会話2」。サーヴァントになっても王の矜持は捨てていない。かと言ってマスターを下僕として扱う訳でもなく、対等な友人の関係を望んでいる。
    
;「彼が施しの英雄か。なるほどあの眼差しはすべてを射抜くが如くだな!彼と弓の腕を競ってもいいかマスター!」
 
;「彼が施しの英雄か。なるほどあの眼差しはすべてを射抜くが如くだな!彼と弓の腕を競ってもいいかマスター!」
:[[カルナ]]所属時。確かに二人とも弓の逸話はあるが、現在はどちらともアーチャーではない。
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:マイルーム会話「[[カルナ]]」。確かに二人とも弓の逸話はあるが、現在はどちらともアーチャーではない。
    
;「ほほう、あれこそが恵まれた英雄アルジュナか…しかし妻を共有とは…同郷だがあまりに度し難い」
 
;「ほほう、あれこそが恵まれた英雄アルジュナか…しかし妻を共有とは…同郷だがあまりに度し難い」
:[[アルジュナ]]所属時。妻を共有していることに関してはあまり好意的ではないようだ。
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:マイルーム会話「[[アルジュナ]]」。妻を共有していることに関してはあまり好意的ではないようだ。
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;「カルナ! あの異聞帯において汝の尽力がなければ、我らはマスター共々全滅していたと聞く。<br/> 無論、ここにいる汝ではないのだが……感謝は伝えなければな。王としての礼儀だ」
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:マイルーム会話「[[カルナ]](『Lostbelt No.4』クリア後)」。カルナの異聞帯での活躍に触れ、王として、そして戦士として最大限の敬意を払う。
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;「おお、アルジュナか! ……ああいや、異聞帯の汝には全く苦労させられたようだ。──ははは! やはり汝は『人間として』戦う方が良い。<br/> 折角だ、マスターと共にバナナでも食べに行くぞ! 着いて来い!」
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:マイルーム会話「[[アルジュナ]](『Lostbelt No.4』クリア後)」。異聞帯での出来事(記録)を見たらしいラーマは、汎人類史側のアルジュナに話しかける。
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:神ではなく人として生きる彼の在り方を温かく肯定し、続けて「バナナでも食べに行こう」と気さくに誘い出すのだった。
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;「あれが、アル、ジュナ……? ……おいおいマスター。一体、何をどうすればあの域に到達するのだ!?<br/> 最早あれは英雄ではなく、神に近いぞ!? あれと戦うなど……無茶もいいところだ!」
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:マイルーム会話「[[アルジュナ〔オルタ〕]]」。自身の知っているアルジュナとあまりにもかけ離れてしまっている彼には驚きを隠せない様子。
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:ヴィシュヌ神の化身たるラーマにすら「無茶もいいところ」と言わしめる彼だが、それが成立するまでには想像を絶する苦痛があっただろうことは言うまでもない。
 +
 
 +
;「マスター! ぼ、───あ、いや。『余』だ。余に、何か用か? ……今『僕』と言いかけていた、だと?気のせいである!大変に気のせいである。<br/> ……余は、王だからな。一人称には気を付けねばならんのだ」
 +
:マイルーム会話「絆レベル3(第五特異点クリア後)」。一人称に言及されてからの即訂正。
 +
:王としての威厳を保とうとしてはいるものの、どうやらぽろりと漏れかけたこちらの一人称の方が素に近いらしい。
    +
;「わかった、余の負けだ……。確かに子供のようなものだな、余は……うん。だから余を導いてくれ。<br/> マスターの言葉であれば信じられるし、命を賭ける。──行こう!」
 +
;「ふっ……マスターとも長い付き合いになったな。永遠などないが、旅はまだ続き、思い出も残り続ける。<br/> 汝が健やかに生きることを、余は、……僕は、願っているぞ。さあ、行こう!」
 +
:マイルーム会話「絆レベル5」。未熟な姿の少年王は、己の信ずるマスターと共に歩み、強くなっていくことだろう。
 +
:そしてその未来さえもが細やかながら明るいものとなるよう、それこそ主従ではなく共に歩む友人として願うばかりである。
 +
==== 本編 ====
 
;「おまえは! もー! おまえは! マシュ! 主人公! 早く助けに来てくれ……!」
 
;「おまえは! もー! おまえは! マシュ! 主人公! 早く助けに来てくれ……!」
 
:第五特異点にて、狂化したクー・フーリンに心臓をやられ、損傷している怪我人だというのに「全力でまとめて消毒する」と自分を担いで敵軍に突っ込んでいくナイチンゲールに。そりゃあそう言いたくなるだろう。
 
:第五特異点にて、狂化したクー・フーリンに心臓をやられ、損傷している怪我人だというのに「全力でまとめて消毒する」と自分を担いで敵軍に突っ込んでいくナイチンゲールに。そりゃあそう言いたくなるだろう。
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;「どこだ……シータ……どこにいる……?<br/> ……会いたかった、会いたかった。本当に、本当に会いたかったんだ。<br/> 僕は、君がいれば、それだけで良かった……!!」
 
;「どこだ……シータ……どこにいる……?<br/> ……会いたかった、会いたかった。本当に、本当に会いたかったんだ。<br/> 僕は、君がいれば、それだけで良かった……!!」
 
:第五特異点第11節「ザ・ロック」。ついにシータを探し当てたものの体が限界を迎えてしまい、もはや何も見えなくなる中での魂の叫び。
 
:第五特異点第11節「ザ・ロック」。ついにシータを探し当てたものの体が限界を迎えてしまい、もはや何も見えなくなる中での魂の叫び。
:それまでのやや高慢な物言いはどこかに消し飛び、まるで恋人と巡り会った少年のような喋り方になっている。……おそらくはこちらの方が、彼が自分で言う所の「全盛期の本当の姿」なのであろう。
+
:それまでのやや高慢な物言いはどこかに消し飛び、まるで恋人と巡り会った少年のような喋り方になっている。
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:……おそらくはこちらの方が、彼が自分で言う所の「全盛期の本当の姿」なのであろう。
    
;「余の限界はまだまだ先だが――。限界に到達しても、更にその先に行ける気がする。<br> なあ、マスター。余はな、マスターが好きだ。マシュも、ナイチンゲールも。<br> 小僧っ子にしか見えぬ余の命令をきちんと聞いてくれるこの兵たちも好きだ。<br> そして、余にその命を預けてくれたシータが心の底から好きだ。<br> 好きだから守りたいし、好きだから恐怖に屈せぬ。単純だろう?<br> だがな、突き詰めれば――英雄とは、そんな小さな想いから出発するものなのだ」
 
;「余の限界はまだまだ先だが――。限界に到達しても、更にその先に行ける気がする。<br> なあ、マスター。余はな、マスターが好きだ。マシュも、ナイチンゲールも。<br> 小僧っ子にしか見えぬ余の命令をきちんと聞いてくれるこの兵たちも好きだ。<br> そして、余にその命を預けてくれたシータが心の底から好きだ。<br> 好きだから守りたいし、好きだから恐怖に屈せぬ。単純だろう?<br> だがな、突き詰めれば――英雄とは、そんな小さな想いから出発するものなのだ」
185行目: 214行目:     
;「何を言っておる。我らはサーヴァント、戦うために召喚され、救うために戦うが定めだ。<br> まして今回は時代規模の戦いだ。<br> 皆、途中で倒れる無念こそあっても戦いそのものを忌避するような輩はおらぬ。<br> 笑って見送ってやれ。」<br>「余の願い、未だ叶わず――それでも。余は今回の戦いで誇れるものが幾つもある。<br> シータを救出することができた。しかも、今回は最短記録だ。<br> そして何より、お主たちと出会うことができた。この縁はシータや弟ラクシュマナと同じくらい尊いもの。<br> 再びお主のサーヴァントとなることができたら、それは最上の喜びだろう。<br> 故に、余はこう言う。――また会おう!!」
 
;「何を言っておる。我らはサーヴァント、戦うために召喚され、救うために戦うが定めだ。<br> まして今回は時代規模の戦いだ。<br> 皆、途中で倒れる無念こそあっても戦いそのものを忌避するような輩はおらぬ。<br> 笑って見送ってやれ。」<br>「余の願い、未だ叶わず――それでも。余は今回の戦いで誇れるものが幾つもある。<br> シータを救出することができた。しかも、今回は最短記録だ。<br> そして何より、お主たちと出会うことができた。この縁はシータや弟ラクシュマナと同じくらい尊いもの。<br> 再びお主のサーヴァントとなることができたら、それは最上の喜びだろう。<br> 故に、余はこう言う。――また会おう!!」
:第五特異点にてすべての戦いが終わり、いよいよ別れの時が来て――あまりにも大きな犠牲こそあったが、彼らは確かに勝利を掴んだ。ラーマもまた、いつかの再会を願い、笑いながら還っていく。
+
:第五特異点にてすべての戦いが終わり、いよいよ別れの時が来て――あまりにも大きな犠牲こそあったが、彼らは確かに勝利を掴んだ。
 +
:ラーマもまた、いつかの再会を願い、笑いながら還っていく。
    
;「いかにもその通り!おまえたちは悲しみ、尊び、<ruby><rb>しかしそれだけだ</rb><rt>・・・・・・・・</rt></ruby>。<br> 散らばった玩具を纏めて片付けるように、世界を屑籠に叩き込もうとしている。<br> それは自己の欠点を、他者の短所を受け入れられない、小心者の戯言だ!<br> 我が名はコサラの王、ラーマ!これより全霊を以て、〇〇〇の盾となろう!」
 
;「いかにもその通り!おまえたちは悲しみ、尊び、<ruby><rb>しかしそれだけだ</rb><rt>・・・・・・・・</rt></ruby>。<br> 散らばった玩具を纏めて片付けるように、世界を屑籠に叩き込もうとしている。<br> それは自己の欠点を、他者の短所を受け入れられない、小心者の戯言だ!<br> 我が名はコサラの王、ラーマ!これより全霊を以て、〇〇〇の盾となろう!」
193行目: 223行目:  
:同じく終局特異点にて。ナイチンゲールとともに、最後の戦いに向かう主人公を激励し、傷つくことは恐れながらもそれでも前に進むように促す。
 
:同じく終局特異点にて。ナイチンゲールとともに、最後の戦いに向かう主人公を激励し、傷つくことは恐れながらもそれでも前に進むように促す。
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==== イベント ====
 
;「当然だ。余はシータを取り戻したし、これからも取り戻さねばならん。<br> ……なので、だ。力を試し、自らを高められる機会があれば余はそれを逃すべきではないだろう。<br> 特に、目の前にいるのが同じ王たちとなればな。どうだ? 一つ腕相撲で力比べでも。」<br>「待て、今のは無しだ。ブラフマーストラが滑った。再戦を要求する。」
 
;「当然だ。余はシータを取り戻したし、これからも取り戻さねばならん。<br> ……なので、だ。力を試し、自らを高められる機会があれば余はそれを逃すべきではないだろう。<br> 特に、目の前にいるのが同じ王たちとなればな。どうだ? 一つ腕相撲で力比べでも。」<br>「待て、今のは無しだ。ブラフマーストラが滑った。再戦を要求する。」
 
:「節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔」にて。温泉に浸かりつつ少年王たちと談笑。アレキサンダーに鍛え抜かれた肉体を称えられ、良い機会だと腕相撲による勝負を申し込むのだが……。
 
:「節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔」にて。温泉に浸かりつつ少年王たちと談笑。アレキサンダーに鍛え抜かれた肉体を称えられ、良い機会だと腕相撲による勝負を申し込むのだが……。
 
:ブラフマーストラが滑ったとはいったい。
 
:ブラフマーストラが滑ったとはいったい。
    +
==== 幕間の物語 ====
 
;「それでは、次の問いに答えよアルジュナ。<br> 貴様は誇り高き<ruby><rb>戦士</rb><rt>クシャトリヤ</rt></ruby>か? それとも別の──違う何かか?<br> さあ、戦いの後で答えを聞かせて貰おう!」<br>「されど、その答えは状況が平穏だからこそ許されるもの。危機に陥ったとき、真にその答えを選べるかどうか。」
 
;「それでは、次の問いに答えよアルジュナ。<br> 貴様は誇り高き<ruby><rb>戦士</rb><rt>クシャトリヤ</rt></ruby>か? それとも別の──違う何かか?<br> さあ、戦いの後で答えを聞かせて貰おう!」<br>「されど、その答えは状況が平穏だからこそ許されるもの。危機に陥ったとき、真にその答えを選べるかどうか。」
 
:幕間の物語「問い掛け続けることにこそ」にて。アルジュナの夢の中に現れた「ラーマ」は問いを投げかけ、試練として立ち塞がる。アルジュナの返答を真っ当なものだと認めつつ、さらに問いを重ねて次なる試練へと進ませるのだった。
 
:幕間の物語「問い掛け続けることにこそ」にて。アルジュナの夢の中に現れた「ラーマ」は問いを投げかけ、試練として立ち塞がる。アルジュナの返答を真っ当なものだと認めつつ、さらに問いを重ねて次なる試練へと進ませるのだった。
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