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*天敵:アヴィケブロン
 
*天敵:アヴィケブロン
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[[ユグドミレニア]]の[[魔術|魔術師]]で、[[キャスター (Apocrypha・黒)|黒のキャスター]]のマスター。<br>癖っ毛の小柄な少年。
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[[ユグドミレニア]]の[[魔術|魔術師]]で、[[アヴィケブロン|黒のキャスター]]のマスター。<br>癖っ毛の小柄な少年。
    
;略歴
 
;略歴
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
; [[キャスター (Apocrypha・黒) |キャスター]]
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; [[アヴィケブロン|キャスター]]
 
:『先生』。<br>聖杯大戦中のロシェの行動と熱意は全て彼のための物。<br>キャスターもロシェの事を生前であれば弟子として側に置いていたかもしれないと思うほど気に入っており、互いに全幅の信頼を寄せている。<br>ただしそれはあくまでゴーレム製作という趣味嗜好が一致しているだけにすぎず、実はお互いが相手のことを理解していなかったことを最期に悟る。
 
:『先生』。<br>聖杯大戦中のロシェの行動と熱意は全て彼のための物。<br>キャスターもロシェの事を生前であれば弟子として側に置いていたかもしれないと思うほど気に入っており、互いに全幅の信頼を寄せている。<br>ただしそれはあくまでゴーレム製作という趣味嗜好が一致しているだけにすぎず、実はお互いが相手のことを理解していなかったことを最期に悟る。
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*権力闘争や情欲のような俗な物事にしか興味のないダーニックや[[ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア|ゴルド]]、セレニケ。人間としての情が捨てきれない[[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|フィオレ]]と魔術師の非人間性を毛嫌いしている[[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|カウレス]]のフォルヴェッジ姉弟、とユグドミレニアのマスター達は良くも悪くも「正しい魔術師」から外れた存在で、ロシェは邪念なく魔導の研鑽のみに専念し、多くの人間の命を刈り取ってでも目的を達成しようとしている。<br>そのため一見するとロシェだけが「正しい魔術師」と呼べるのだが、彼も最早ゴーレムの製造と改良のみしか頭になく、「根源」を目指すための手段であるゴーレムの研究が、「手段」ではなく「目的」にすり替わってしまっている。
 
*権力闘争や情欲のような俗な物事にしか興味のないダーニックや[[ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア|ゴルド]]、セレニケ。人間としての情が捨てきれない[[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|フィオレ]]と魔術師の非人間性を毛嫌いしている[[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|カウレス]]のフォルヴェッジ姉弟、とユグドミレニアのマスター達は良くも悪くも「正しい魔術師」から外れた存在で、ロシェは邪念なく魔導の研鑽のみに専念し、多くの人間の命を刈り取ってでも目的を達成しようとしている。<br>そのため一見するとロシェだけが「正しい魔術師」と呼べるのだが、彼も最早ゴーレムの製造と改良のみしか頭になく、「根源」を目指すための手段であるゴーレムの研究が、「手段」ではなく「目的」にすり替わってしまっている。
 
*「人形工学」というのは、ゴーレム以外の人形も扱われ、[[蒼崎橙子|封印指定を受けた人形師]]の作品や[[ウェイバー・ベルベット|ロード・エルメロイII世]]が作った「月霊髄液」を改良進化させたメイドゴーレムが存在する。だが、あくまで土と石と式によって作られるゴーレムにしか興味がないのか、それらの作品に対する言及は無い。
 
*「人形工学」というのは、ゴーレム以外の人形も扱われ、[[蒼崎橙子|封印指定を受けた人形師]]の作品や[[ウェイバー・ベルベット|ロード・エルメロイII世]]が作った「月霊髄液」を改良進化させたメイドゴーレムが存在する。だが、あくまで土と石と式によって作られるゴーレムにしか興味がないのか、それらの作品に対する言及は無い。
*「ロシェがヤバいと見せかけて、本当に危ないのはキャスターだった」という、'''大どんでん返し'''。<br>かつて[[雨生龍之介|龍之介]]と[[ジル・ド・レェ]]という相性抜群のペアがいたが、彼らの仲は奈須氏から「実は全然噛み合っていない」「一歩間違えれば龍之介はジルに殺されていた」と評されていた。<br>ロシェの最後は、この「一見すると好相性だが、両者の間に存在する大穴」が表面化した場合どうなるのか、を示す意味もあったのかもしれない。
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*「ロシェがヤバいと見せかけて、本当に危ないのはキャスターだった」という、'''大どんでん返し'''。<br>かつて[[雨生龍之介|龍之介]]と[[ジル・ド・レェ]]という相性抜群のペアがいたが、彼らの仲は奈須氏から「実は全然噛み合っていない」「一歩間違えれば龍之介はジルに殺されていた」と評されていた。<br>ロシェの最期は、この「一見すると好相性だが、両者の間に存在する大穴」が表面化した場合どうなるのか、を示す意味もあったのかもしれない。
    
== リンク ==
 
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