差分

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| 演者 = 井出卓也
 
| 演者 = 井出卓也
 
| 愛称 = Dr.ロマン
 
| 愛称 = Dr.ロマン
 +
| 一人称 = ボク
 +
| 二人称 = キミ/キミたち
 +
| 三人称 = おまえ/彼/彼女/彼ら 
 
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
 
| 所属 = [[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]
 
| 所属 = [[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]
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: 初登場は『もっと』第10話とかなり遅く、出番は少なめ。
 
: 初登場は『もっと』第10話とかなり遅く、出番は少なめ。
 
: 「引き継ぎ設定」の説明として、歩きスマホをしていたら後ろから[[マルタ|トラック]]に撥ねられて動かなくなってしまったのに始まってろくな扱いは受けておらず、しかも「ポニーテールおじさん」としか呼ばれない。
 
: 「引き継ぎ設定」の説明として、歩きスマホをしていたら後ろから[[マルタ|トラック]]に撥ねられて動かなくなってしまったのに始まってろくな扱いは受けておらず、しかも「ポニーテールおじさん」としか呼ばれない。
 +
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===Fate関連作品===
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; [[Fate/Grand Order 英霊食聞録]]
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: 第6話に登場。
    
=== その他 ===
 
=== その他 ===
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: 来歴が不自然で分からない事が多すぎる所から、非常に強い不信感と警戒心を持たれていた。
 
: 来歴が不自然で分からない事が多すぎる所から、非常に強い不信感と警戒心を持たれていた。
 
: “山の翁”は主人公達の試練が終わって姿を現した後、自分が喋ろうとした途端にカルデアと特異点の通信を断ち切ってしまい、ホームズはわざわざカルデアからの通信が届かないアトラス院を主人公達との面会場所に選ぶという相当な慎重ぶりを示していた。
 
: “山の翁”は主人公達の試練が終わって姿を現した後、自分が喋ろうとした途端にカルデアと特異点の通信を断ち切ってしまい、ホームズはわざわざカルデアからの通信が届かないアトラス院を主人公達との面会場所に選ぶという相当な慎重ぶりを示していた。
; [[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)]]
+
; [[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (Grand Order)|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]
 
: 小学生女子相手でテンションが上がるものの、「[[アインツベルン]]」という姓を聞いた瞬間フラグが折れたと落ち込んでしまった。
 
: 小学生女子相手でテンションが上がるものの、「[[アインツベルン]]」という姓を聞いた瞬間フラグが折れたと落ち込んでしまった。
 
: マリスビリーと共に、かつての聖杯戦争でアインツベルン家と激突していた可能性はあるだろう。
 
: マリスビリーと共に、かつての聖杯戦争でアインツベルン家と激突していた可能性はあるだろう。
 
; [[エリザベート・バートリー]]
 
; [[エリザベート・バートリー]]
 
: ドルオタ気味の彼でも彼女にはわりと引いているようで、直接的に関わる事を避けたがっている。
 
: ドルオタ気味の彼でも彼女にはわりと引いているようで、直接的に関わる事を避けたがっている。
; [[マーリン]]
+
; [[マーリン (Grand Order)|マーリン]]
 
: サーヴァントとして協力に現れたマーリンについて、かなりの長時間硬直し、半狂乱になりながら徹底的にこき下ろす。そのあまりの取り乱しぶりには主人公もポカンとなった。
 
: サーヴァントとして協力に現れたマーリンについて、かなりの長時間硬直し、半狂乱になりながら徹底的にこき下ろす。そのあまりの取り乱しぶりには主人公もポカンとなった。
 
: いわく「世界有数のキングメーカーにして、最高峰のろくでなし」だがロマンがこれほどまで真正面からディスったサーヴァントは他にない。
 
: いわく「世界有数のキングメーカーにして、最高峰のろくでなし」だがロマンがこれほどまで真正面からディスったサーヴァントは他にない。
 
: その後はお互い全く遠慮の無い丁々発止のやり取りをしつつ、主人公を支援した。
 
: その後はお互い全く遠慮の無い丁々発止のやり取りをしつつ、主人公を支援した。
 
: マーリンからは「アーキマン」と呼ばれている。
 
: マーリンからは「アーキマン」と呼ばれている。
 +
: ネット上ではネットアイドル「マギ☆マリ」と称する彼とブログで交流していた(尤も、終局特異点までマギ☆マリが彼であることは気づいていなかった様子)。
 
; [[アーサー・ペンドラゴン]]
 
; [[アーサー・ペンドラゴン]]
 
: 様々な世界をさまよう彼と聖杯戦争後の冬木で出会い、とある願掛けをする。
 
: 様々な世界をさまよう彼と聖杯戦争後の冬木で出会い、とある願掛けをする。
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; [[ミス・クレーン]]
 
; [[ミス・クレーン]]
 
: 『[[Fate/Grand Order Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM]]』で関係性が示唆されていた人物。
 
: 『[[Fate/Grand Order Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM]]』で関係性が示唆されていた人物。
: 後に期間限定イベント『輝け!グレイルライブ‼』で明かされた真相によると、世界中を彷徨っていて行き場のなかった彼女を内密に保護し、ロストルームに匿っていたとのこと。
+
: 後に期間限定イベント『輝け!グレイルライブ!!』で明かされた真相によると、世界中を彷徨っていて行き場のなかった彼女を内密に保護し、ロストルームに匿っていたとのこと。
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; [[カルデアの者]]
 +
:各異聞帯で調査を行う謎の人物。
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:直接的な関わりはないものの、各異聞帯の現地民に「カルデアの者」と名乗りカルデアとの関係を示唆させ、またその容姿はロマニと瓜二つ。その一方で目の色が異なる他、言動は主人公やマシュ相手にも冷めている。
 +
; [[ネモ〔サンタ〕]]
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: 期間限定イベント『雪原のメリークリスマス』で人理焼却前のフィニス・カルデアへ訪れたサーヴァント。
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: [[ジングル・アベル・ムニエル]]の外装を被っていたが何か察するところがあったのかしばしの会話を行い、自分のグローブを通常の支給品と交換する形で託した。
    
=== ちびちゅき! ===
 
=== ちびちゅき! ===
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===Fate/Grand Order===
 
===Fate/Grand Order===
 
====本編====
 
====本編====
; 「はーい、入ってまー―――って、うぇええええええ!? 誰だ君は!?」<br>「ここは空き部屋だぞ、ボクのさぼり場だぞ!?誰のことわりがあって入ってくるんだい!?」
+
; 「はーい、入ってまー―――って、うぇええええええ!? 誰だ君は!?<br>ここは空き部屋だぞ、ボクのさぼり場だぞ!?誰のことわりがあって入ってくるんだい!?」
 
: 作中での第一声、サボっていたところに[[主人公 (Grand Order)|主人公]]が入ってきた際のリアクション。「'''お前こそ何者だ'''」と返す選択肢もある。
 
: 作中での第一声、サボっていたところに[[主人公 (Grand Order)|主人公]]が入ってきた際のリアクション。「'''お前こそ何者だ'''」と返す選択肢もある。
: 全ての戦いに勝利し生還した後に[[主人公 (Grand Order)|主人公]]が自分の部屋で感じた、思い出の幻聴・錯覚でもある。
+
: 全ての戦いに勝利し生還した後に主人公が自分の部屋で感じた、思い出の幻聴・錯覚でもある。
 
:'''さよなら、ドクター・ロマンティック。この空耳が、いつか美しいものに変わりますように――――――。'''
 
:'''さよなら、ドクター・ロマンティック。この空耳が、いつか美しいものに変わりますように――――――。'''
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:なお、このセリフ以前にも[[ダビデ]]の「保護」に対する複雑そうな態度や、[[ソロモン]]の功績を語る様子など、二人の関係(というよりロマンの真相)を知った後では違った見え方がしてくる場面は多い。
 
:なお、このセリフ以前にも[[ダビデ]]の「保護」に対する複雑そうな態度や、[[ソロモン]]の功績を語る様子など、二人の関係(というよりロマンの真相)を知った後では違った見え方がしてくる場面は多い。
   −
;「マシュ、しっかりするんだ! 心を保って、しっかり敵を見る!」<br />「どんな相手であれ、敵はサーヴァントなんだろう!? なら勝機はある!」<br />「君の中の英雄は聖杯に選ばれた英霊だ! 英霊の格は決してソロモンに引けを取らない!」
+
;「マシュ、しっかりするんだ! 心を保って、しっかり敵を見る!<br />どんな相手であれ、敵はサーヴァントなんだろう!? なら勝機はある!<br />君の中の英雄は聖杯に選ばれた英霊だ! 英霊の格は決してソロモンに引けを取らない!」
 
: 第四章で、突如現れた[[ソロモン|黒幕]]の力に動揺する[[マシュ・キリエライト|マシュ]]に対しての発破の台詞。
 
: 第四章で、突如現れた[[ソロモン|黒幕]]の力に動揺する[[マシュ・キリエライト|マシュ]]に対しての発破の台詞。
 
: この時点では明かされていないが、実はロマニはマシュの体の秘密を知っているため英霊の正体も知っている(またはかなり高い精度で推察できている)。それゆえの発言であることが窺える。
 
: この時点では明かされていないが、実はロマニはマシュの体の秘密を知っているため英霊の正体も知っている(またはかなり高い精度で推察できている)。それゆえの発言であることが窺える。
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: 第六章にて、[[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]から「繊細そうですが芯の強い」「機転の利く賢人」というロマンの声の印象を受けて。
 
: 第六章にて、[[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]から「繊細そうですが芯の強い」「機転の利く賢人」というロマンの声の印象を受けて。
 
: 普通はここまで言われると謙遜したりするものだが……。『Fate/Grand Order』開始からおよそ1年、第六章でようやく貶されなかったどころか誉められたことで、年甲斐もなく大喜びである。
 
: 普通はここまで言われると謙遜したりするものだが……。『Fate/Grand Order』開始からおよそ1年、第六章でようやく貶されなかったどころか誉められたことで、年甲斐もなく大喜びである。
: しかし[[ベディヴィエール#セイバー (Grand Order)|ベディヴィエール]]がそのような評価をしていたのは、[[ベディヴィエール#セイバー (Grand Order)|彼]]が[[サーヴァント]]であることによる先入観を受けることのない『過去から生きていた人間』であるためだが、この時のロマニや主人公たちに知る由はなかった。
+
: しかしベディヴィエールがそのような評価をしていたのは、彼がサーヴァントであることによる先入観を受けることのない『過去から生きていた人間』であるためだが、この時のロマニや主人公たちに知る由はなかった。
    
; 「え、ちょっと待って。ちょっと待って。 いま何か、さらっと凄いフレーズ混じってなかった!?」
 
; 「え、ちょっと待って。ちょっと待って。 いま何か、さらっと凄いフレーズ混じってなかった!?」
159行目: 173行目:  
: 後に挙げられた第六章の前日譚でガレスは女性だと明かされた。
 
: 後に挙げられた第六章の前日譚でガレスは女性だと明かされた。
   −
; 「……嘘だろ。どうなってるんだ、どうして今までこんな誤作動をしていたんだ……!? [主人公の名前]君、そこにいるベディヴィエール卿は本物かい!?」<br>「観測結果が異常だ! 霊基反応がまったくない! 魔術回路も人間なみ……<br /> っていうか、これは―――<br /> これは、ただの人間だ!」<br>「そこにいる人物はサーヴァントじゃない! キミと同じ、普通の人間だ!」
+
; 「……嘘だろ。どうなってるんだ、どうして今までこんな誤作動をしていたんだ……!? [主人公の名前]君、そこにいるベディヴィエール卿は本物かい!?<br>観測結果が異常だ! 霊基反応がまったくない! 魔術回路も人間なみ……<br /> っていうか、これは―――<br /> これは、ただの人間だ!<br>そこにいる人物はサーヴァントじゃない! キミと同じ、普通の人間だ!」
 
: 第六章にて、[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]との最終決戦の際、[[ベディヴィエール#セイバー (Grand Order)|ベディヴィエール]]の[[マーリン|夢魔]]によって隠された真実に気付いた時の台詞。
 
: 第六章にて、[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]との最終決戦の際、[[ベディヴィエール#セイバー (Grand Order)|ベディヴィエール]]の[[マーリン|夢魔]]によって隠された真実に気付いた時の台詞。
 +
; 「そんな長い間―――ひとりで? 贖罪の旅を続けてきたのか、キミは!?<br /> そんな惨い話があってたまるか! 残酷にも程がある!」
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: ベディヴィエールが英霊ではなく過去の人間であり、聖剣を返せなかった罪を償うために1500年ものの間アーサー王を探し続けた事にロマニは激情を顕にした。
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: 例え肉体が不死でも人間の精神はそんな長い年月を生きる事に耐えられるものではなく、型月作品も長らく生きた人物はいるがいずれもその弊害で精神は[[間桐臓硯|外道に堕ちたか]]、[[スカサハ|冥府の魔物と大差ない]]ものと化してしまった。ベディヴィエールもまた聖剣によって肉体の老化が止まっているだけで魂は最早完全に枯渇していたのだが、王への忠義を「今度こそ」果たすための一念で精神を摩耗しきる事無く生き続けた。
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; 「そんな長い間―――ひとりで? 贖罪の旅を続けてきたのか、キミは!?<br /> そんな惨い話があってたまるか! 残酷にも程がある!」
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; 「人間の生きる意味とか価値とか、そんなものはないよ?最後までね。<br /> 意味なんてものを問い出したら、それこそあらゆるものにない。<br /> だって、意味はあるものではなく、後からつけられるものだからだ。<br /> 意味を持たないまま人間は生まれ、育ち、寿命を迎える。<br /> そうして終わった時にようやく、その生命がどういうものだったのか、という意味が生まれる。<br /> これを人生と言うんだよ。<br /> ボクらは意味の為に生きるんじゃない。生きた事に、意味を見いだす為に生きているんだ。」
: [[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]が英霊ではなく過去の人間であり、聖剣を返せなかった罪を償うために1500年ものの間アーサー王を探し続けた事にロマニは激情を顕にした。
+
: 第七特異点にて。マシュに主観的にではなく客観的に、生命に意味があるのかと問われた際に返した台詞。
: 例え肉体が不死でも人間の精神はそんな長い年月を生きる事に耐えられるものではなく、型月作品も長らく生きた人物はいるがいずれもその弊害で精神は[[間桐臓硯|外道に堕ちたか]]、[[スカサハ|冥府の魔物と大差ない]]ものと化してしまった。[[ベディヴィエール#セイバー (Grand Order)|ベディヴィエール]]もまた聖剣によって肉体の老化が止まっているだけで魂は最早完全に枯渇していたのだが、王への忠義を「今度こそ」果たすための一念で精神を摩耗しきる事無く生き続けた。
     −
; 「って、待った―――――――――!」<br><br>「あまりの事にモニターの前で凍り付き、ようやく解凍されたボクからの渾身の待った―――!」<br>「マーリン!?マーリンだって!?<br>ブリテン島の大魔術師、夢魔と人間の混血、世界有数のキングメーカーにして最高峰のろくでなし!<br>あのマーリンが、本当にそこにいるのかい!?」
+
; 「って、待った―――――――――!<br>あまりの事にモニターの前で凍り付き、ようやく解凍されたボクからの渾身の待った―――!<br>マーリン!?マーリンだって!?<br>ブリテン島の大魔術師、夢魔と人間の混血、世界有数のキングメーカーにして最高峰のろくでなし!<br>あのマーリンが、本当にそこにいるのかい!?」
第七特異点にて。ウルクの森でマーリンと遭遇した際の渾身のツッコミ。
+
ウルクの森でマーリンと遭遇した際の渾身のツッコミ。
   −
; 「あーりーえーなーいー!マーリンが英霊化しているものか!」<br>「どこからどう見ても本人だけど、嘘つけ、この偽マーリン!本物なら正体を現せ!」
+
; 「あーりーえーなーいー!マーリンが英霊化しているものか!<br>どこからどう見ても本人だけど、嘘つけ、この偽マーリン!本物なら正体を現せ!」
 
: マーリンがサーヴァントとして現界している現実に取り乱しての台詞。言葉が支離滅裂で主人公からも呆気にとられていた。
 
: マーリンがサーヴァントとして現界している現実に取り乱しての台詞。言葉が支離滅裂で主人公からも呆気にとられていた。
    
; 「……ありません……すみません……<br>交易頼りの都市国家だと侮っておりました……」
 
; 「……ありません……すみません……<br>交易頼りの都市国家だと侮っておりました……」
: 第七章にて。マーリンからウルクの実情を知らされたことによる驚き、そして反省。
+
: 第七特異点にて。マーリンからウルクの実情を知らされたことによる驚き、そして反省。
 
: ちなみにソロモンが生前に統治したエルサレム王国は交易を中心に栄えた国家であるため、これは同じ古代の都市国家であったために似たような国だと思っていたものだと思われる。
 
: ちなみにソロモンが生前に統治したエルサレム王国は交易を中心に栄えた国家であるため、これは同じ古代の都市国家であったために似たような国だと思っていたものだと思われる。
   181行目: 197行目:  
:その有様は[[ジャガーマン|某戦闘神]]にも「'''''私同様'''''、''かなり現実を見てないんだニャー……''」と憐れまれた。
 
:その有様は[[ジャガーマン|某戦闘神]]にも「'''''私同様'''''、''かなり現実を見てないんだニャー……''」と憐れまれた。
   −
; 「―――[[ゲーティア]]<br>「魔術王の名はいらない、と言ったな。では改めて名乗らせてもらおうか」
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; 「―――[[ゲーティア]]<br>魔術王の名はいらない、と言ったな。では改めて名乗らせてもらおうか」
: 人理焼却の元凶であり、かつて己が生み出した存在である[[ゲーティア]]と対面し、己が願いを放棄して唯の人間ロマニ・アーキマンから魔術王[[ソロモン]]へと戻る際に。
+
: 人理焼却の元凶であり、かつて己が生み出した存在である[[ゲーティア]]と対面し、己が願いを放棄して唯の人間ロマニ・アーキマンから魔術王ソロモンへと戻る際に。
 
: かつて聖杯に祈り、唯の人間へと転生した彼は、己が生み出した災厄を討たんがために再び[[ソロモン|かつての姿に立ち返る]]。
 
: かつて聖杯に祈り、唯の人間へと転生した彼は、己が生み出した災厄を討たんがために再び[[ソロモン|かつての姿に立ち返る]]。
   −
; 「それがおまえの間違いだゲーティア。」<br>「確かにあらゆるものは永遠ではなく、最後には苦しみが待っている。<br>だがそれは、断じて絶望なのではない。」<br>「限られた生をもって死と断絶に立ち向かうもの。<br>終わりを知りながら、別れと出会いを繰り返すもの。」<br>「……輝かしい、星の瞬きのような刹那の旅路。<br>これを愛と希望の物語と云う。」
+
;「……命とは終わるもの。生命とは苦しみを積みあげる巡礼だ。<br> だがそれは、決して死と<ruby><rb>断絶</rb><rt>だんぜつ</rt></ruby>の物語ではない。<br> ゲーティア。我が積年の<ruby><rb>慚愧</rb><rt>ざんき</rt></ruby>。我が亡骸から生まれた獣よ。<br> 今こそ、ボクのこの手で、おまえの悪を裁く時だ。」
 +
:人間になることを望んだ王は自らが生み出した[[ゲーティア|獣]]に引導を渡すため、定命の者としての答えを携え再び王座のもとに戻る。
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:その王の名は───'''魔術王ソロモン'''。
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 +
; 「それがおまえの間違いだゲーティア。<br>確かにあらゆるものは永遠ではなく、最後には苦しみが待っている。<br>だがそれは、断じて絶望なのではない。<br>限られた生をもって死と断絶に立ち向かうもの。<br>終わりを知りながら、別れと出会いを繰り返すもの。<br>……輝かしい、星の瞬きのような刹那の旅路。<br>これを愛と希望の物語と云う。」
 
: 『冠位時間神殿 ソロモン』での台詞。
 
: 『冠位時間神殿 ソロモン』での台詞。
 
:第一宝具にて自分の存在と引き換えにゲーティアの不死性を無効化し、人間の人生を「死と絶望の物語」と断ずる獣に向けたソロモン王の人間として生きた末に導きだした答え。
 
:第一宝具にて自分の存在と引き換えにゲーティアの不死性を無効化し、人間の人生を「死と絶望の物語」と断ずる獣に向けたソロモン王の人間として生きた末に導きだした答え。
   −
; 「―――いよいよだな。ボク……いや、ボクたちが最後に見るものはキミの勝利だ。」<br>「カルデアの司令官として指示を出すよ。私の事は気にせず、完膚なきまでに完全な勝利を。」<br>「キミは人間として魔術王ソロモンを倒した。<br>あとは魔神王を名乗るあの獣を、ここで討伐しなくてはならない。」<br>「さあ―――行ってきなさい、[[主人公 (Grand Order)|〇〇]]。<br>これがキミとマシュが辿り着いた、ただ一つの旅の終わりだ。」
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; 「―――いよいよだな。ボク……いや、ボクたちが最後に見るものはキミの勝利だ。<br>カルデアの司令官として指示を出すよ。私の事は気にせず、完膚なきまでに完全な勝利を。<br>キミは人間として魔術王ソロモンを倒した。<br>あとは魔神王を名乗るあの獣を、ここで討伐しなくてはならない。<br>さあ―――行ってきなさい、[[主人公 (Grand Order)|〇〇]]。<br>これがキミとマシュが辿り着いた、ただ一つの旅の終わりだ。」
 
: 『冠位時間神殿 ソロモン』での台詞。
 
: 『冠位時間神殿 ソロモン』での台詞。
 
:魔術王は既に敗れ、残るは魔神王を名乗る獣のみ。それでも彼は最期まで[[主人公 (Grand Order)|人類最後のマスター]]の完膚なきまでに完全な勝利を信じて疑わなかった。
 
:魔術王は既に敗れ、残るは魔神王を名乗る獣のみ。それでも彼は最期まで[[主人公 (Grand Order)|人類最後のマスター]]の完膚なきまでに完全な勝利を信じて疑わなかった。
 
: 自分に人間の可能性と答えを示してくれた彼らに感謝を示しながら、生まれついての王は人間として共に歩んだ彼らの旅路を優しく見送った。
 
: 自分に人間の可能性と答えを示してくれた彼らに感謝を示しながら、生まれついての王は人間として共に歩んだ彼らの旅路を優しく見送った。
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;「喜びでも悲しみでも、成功と挫折でも、まだ見ていない事なら、何でも。そういうの、キミにはまだ沢山あるだろう?もうやり残しはない。と心から言える人生を。それが種全体じゃなく個人にとっての善だとボクは信じているし、なによりーーー」<br>「キミがそうであってくれるのなら、ボクも最高に誇らしい。」
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:2部6章「[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]」にて、<br>失意の庭に墜ちた[[主人公 (Grand Order)|主人公]]が思い出した、ある日の彼との会話。
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:いつかこの<ruby><rb>任務</rb><rt>旅路</rt></ruby>に終わりが来るのなら、どれほど辛く悲しくても後悔のない「完了」を迎えよう。その選択が良いのか悪いのか未だ分からないなら、その「答え」を見つけるまで走り続けよう。そして、その時が来るまでに見つけたたくさんの<ruby><rb>物語</rb><rt>課題</rt></ruby>をこなし紡いで行こう。
 +
:その言葉は幾分遠回りはしたけれど、答えを見つけて「完了させた」者から主人公への<ruby><rb>応援</rb><rt>エール</rt></ruby>だった。
    
====イベント====
 
====イベント====
212行目: 237行目:  
:ダビデが「アビシャグがいないなら格好つけても疲れるだけなのでやらない」という台詞への返し。
 
:ダビデが「アビシャグがいないなら格好つけても疲れるだけなのでやらない」という台詞への返し。
 
:明らかにダビデと面識があった事を暴露してしまっている。
 
:明らかにダビデと面識があった事を暴露してしまっている。
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 +
=== マンガで分かる!FGO ===
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;「今のうちに簀巻きにしてどこか遠い時代へレイシフトしてしまえば……カルデアに平和が戻る」
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:「もっと」22話にて。意識がどこかへいっている主人公を追放しようとするが…
    
== メモ ==
 
== メモ ==
236行目: 265行目:  
:『Fate/Grand Order』のゲーム内容は、当初は他社のソーシャルゲームと酷似しており、話の節目に戦闘を必ず入れるようになっていた。このため、序盤ということで世界観を含めた説明が多くなる第一章では「説明を始める→説明が一段落する→さらなる詳細を話そうとしたら敵が襲ってくる」で一つの節が終わる事が非常に多かった、そして第一章の雑魚敵がほとんどがワイバーンだったため、上記のセリフが頻発する事態になってしまった。
 
:『Fate/Grand Order』のゲーム内容は、当初は他社のソーシャルゲームと酷似しており、話の節目に戦闘を必ず入れるようになっていた。このため、序盤ということで世界観を含めた説明が多くなる第一章では「説明を始める→説明が一段落する→さらなる詳細を話そうとしたら敵が襲ってくる」で一つの節が終わる事が非常に多かった、そして第一章の雑魚敵がほとんどがワイバーンだったため、上記のセリフが頻発する事態になってしまった。
 
:なお、この言葉はサーヴァント間では「一度言ってみたいセリフ」の第三位にランクインしているらしい<ref group="注">ちなみに第二位は「[[シャーロック・ホームズ|今はまだ、話すべき時ではない]]」、第一位は「[[アルトリア・ペンドラゴン|問おう、貴方が私のマスターか]]」だとか。</ref>。
 
:なお、この言葉はサーヴァント間では「一度言ってみたいセリフ」の第三位にランクインしているらしい<ref group="注">ちなみに第二位は「[[シャーロック・ホームズ|今はまだ、話すべき時ではない]]」、第一位は「[[アルトリア・ペンドラゴン|問おう、貴方が私のマスターか]]」だとか。</ref>。
 +
:2部5章後半では、Aチームのリーダーである[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]も人理修復のシミュレーション内でこの台詞を言っていたことが判明した。
    
== 関連商品 ==
 
== 関連商品 ==
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[[category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
 
[[category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
 
[[Category:教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー]]
 
[[Category:教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー]]
 +
[[Category:Fate/Grand Order 英霊食聞録]]
 
[[Category:Fate/Grand Order 英霊食聞録]]
 
[[Category:Fate/Grand Order 英霊食聞録]]
 
[[category:MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア]]
 
[[category:MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア]]
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