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| | レーベル = TYPE-MOON BOOKS | | | レーベル = TYPE-MOON BOOKS |
| | 連載期間 = | | | 連載期間 = |
− | | 単行本 = 既刊3巻 | + | | 単行本 = 既刊7巻 |
| | 発売元 = TYPE-MOON | | | 発売元 = TYPE-MOON |
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| ==概要== | | ==概要== |
− | [[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]の続編。事件簿のストーリーから数年後(第五次聖杯戦争の3年と数カ月後)の話が描かれる。 | + | [[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]の続編。事件簿のストーリーから数年後(第五次聖杯戦争の3年と数カ月後)の話が描かれる。 |
| 舞台はロンドンから飛び出し世界へ。テーマも「魔術」から「神」へと、更にスケールアップした物語が描かれる。 | | 舞台はロンドンから飛び出し世界へ。テーマも「魔術」から「神」へと、更にスケールアップした物語が描かれる。 |
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− | [[Fate/stay night]]の前日譚であり同時期のストーリーであった『事件簿』の続編であるため、同一世界観において第五次聖杯戦争の『後』が本格的に描かれる、初の作品となる([[Fate/hollow ataraxia]]でも断片的に語られてはいたが)。 | + | [[Fate/stay night]]の前日譚であり同時期・同世界観のストーリーであった『事件簿』の続編であるため、同一世界観において第五次聖杯戦争の『後』が本格的に描かれる、初の作品となる([[Fate/hollow ataraxia]]などでも断片的に語られてはいたが)。 |
− | そのため、原作者の奈須きのこ全面監修により『解体戦争に繋がる独自ルート』が用意され、それを元に描かれている。
| + | そのため、原作者の奈須きのこ氏全面監修により『解体戦争に繋がる独自ルート』が用意され、それを元に描かれている。 |
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| 2020年12月に第1巻が発売。 | | 2020年12月に第1巻が発売。 |
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| ;[[エルゴ]] | | ;[[エルゴ]] |
| :『ロード・エルメロイⅡ世の冒険』で初登場する期間限定の弟子。 | | :『ロード・エルメロイⅡ世の冒険』で初登場する期間限定の弟子。 |
− | :背中から出てくる六本の幻手を操る能力を持つ。 | + | :背中から出てくる6本の幻手を操る能力を持つ。 |
− | :数百年前に三人の魔術師が三柱の神の因子を融合させて作り上げた「神喰らい」。エルメロイⅡ世と共に自分が喰らった神の正体の謎を追っている。 | + | :数百年前に3人の魔術師が3柱の神の因子を融合させて作り上げた「神喰らい」。エルメロイⅡ世と共に自分が喰らった神の正体の謎を追っている。 |
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| ;[[遠坂凛]] | | ;[[遠坂凛]] |
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| ;[[ラティオ・クルドリス・ハイラム]] | | ;[[ラティオ・クルドリス・ハイラム]] |
− | :エルゴの創造者の一人の末裔。 | + | :エルゴの創造者の1人の末裔。 |
− | :アトラス院の「六源」の一人。自分の骨を操る「エグゾフォルム」という術を使う女性錬金術師。 | + | :アトラス院の「六源」の一つ、クルドリス家の女性錬金術師。自分の骨を操る「エグゾフォルム」という術を使う。 |
| :アトラス院の魔術師らしく高速思考と分割思考による短時間の疑似未来視が可能。 | | :アトラス院の魔術師らしく高速思考と分割思考による短時間の疑似未来視が可能。 |
| :つい最近までアトラス院に引きこもっていたが、エルゴが現れたのをきっかけに俗世に出てきた。 | | :つい最近までアトラス院に引きこもっていたが、エルゴが現れたのをきっかけに俗世に出てきた。 |
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| ;[[タンゲレ]] | | ;[[タンゲレ]] |
− | :骨の巨人。ラティオの分割思考2つ分を宛てがわれた使い魔。ラティオに比べるとフランクな口調と性格。 | + | :骨の巨人。ラティオの分割思考2つ分を宛てがわれた使い魔。ラティオに比べるとフランクな口調と性格。 |
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− | ;[[ムシキ|無支奇]] | + | ;[[無支奇]] |
| :エルゴの創造者の一人で、追放された[[山嶺法廷]]の仙人。「盤」を作った者の一人でもある。 | | :エルゴの創造者の一人で、追放された[[山嶺法廷]]の仙人。「盤」を作った者の一人でもある。 |
| :美しいが禍々しい印象の強い、白い炎のような女性で、鷹に姿を変えられる。 | | :美しいが禍々しい印象の強い、白い炎のような女性で、鷹に姿を変えられる。 |
− | :年齢はラティオより2つか3つ桁が上と称し、項羽や虞美人を目にしたことがあるようなことを言うなど、二千年以上の時を生きている様子。 | + | :年齢はラティオより2つか3つ桁が上と称し、[[項羽]]や[[虞美人]]を目にしたことがあるようなことを言うなど、二千年以上の時を生きている様子。 |
| :エルゴに強い執着を持つ。 | | :エルゴに強い執着を持つ。 |
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| ;ラナ | | ;ラナ |
− | :マングローブ林に住んでいる子供。エルゴに懐いている。 | + | :マングローブ林に住んでいる子供。エルゴに懐いている。幼いながらも海賊としての心構えと腕前で活躍する。 |
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| ;クリス | | ;クリス |
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| ;陶 | | ;陶 |
| :大陸の魔術組織、[[螺旋館]]・新加坡楼に所属する人物。恰幅の良い女性。 | | :大陸の魔術組織、[[螺旋館]]・新加坡楼に所属する人物。恰幅の良い女性。 |
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| ===彷徨海の魔人=== | | ===彷徨海の魔人=== |
| ;[[黒桐幹也|両儀幹也]] | | ;[[黒桐幹也|両儀幹也]] |
| :[[蒼崎橙子]]の紹介でⅡ世らを出迎えた男性。[[空の境界]]に登場した黒桐幹也と同一人物。 | | :[[蒼崎橙子]]の紹介でⅡ世らを出迎えた男性。[[空の境界]]に登場した黒桐幹也と同一人物。 |
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| ;[[両儀未那]] | | ;[[両儀未那]] |
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| ;斑鳩 | | ;斑鳩 |
| :夜劫の若頭。アキラを奪還しようとし、交戦した若瓏に部下共々倒された。 | | :夜劫の若頭。アキラを奪還しようとし、交戦した若瓏に部下共々倒された。 |
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| + | ===錬金術師の遺産=== |
| + | ;[[シオン・エルトナム・ソカリス (Grand Order)|シオン・エルトナム・ソカリス]] |
| + | :[[アトラス院]]の「六源」の一つ、エルトナム家の錬金術師。8歳の時点でアトラス院の教官の地位に就き、10歳にも満たない幼さでエルトナムに伝わる「エーテライト」を巧みに使いこなす天才少女。 |
| + | :アトラス院唯一の掟である「研究成果の外部流出の禁止」を破った裏切者を調査するうち、エルゴたち一行と接触する。 |
| + | :エルメロイⅡ世については、冷徹で他人の弱点に付け入ることに長ける策謀家だと勘違いしていた(もっとも、エルメロイⅡ世の動向を外部から観察した場合、そう思うのは当然のことである)。 |
| + | |
| + | ;[[ラティオ・クルドリス・ハイラム]] |
| + | :一度はエルメロイⅡ世らと敵対した仲だが、エルゴに秘められた謎を解き明かすため此度は協力者として共に事件に挑む。 |
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| + | ;[[タンゲレ]] |
| + | :ラティオの使い魔である骨の巨人。この一連の事件に連なる、とある秘密を持つ。 |
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| + | ;[[カルマグリフ・メルアステア・ドリューク]] |
| + | :<RUBY><RB>考古学科</RB><RT>メルアステア</RT></RUBY>の学部長。ロード・メルアステア。中立派のトップだが魔術師らしい威厳はなく、控えめで頼りなさげな印象すら与える学者肌の男性。時計塔一のゆるふわ君主などと呼ばれる。 |
| + | :アレクサンドリアにてアトラス院と合同で行われている『発掘調査』に携わっている。 |
| + | :外見の印象とは裏腹に、かつて最弱の十一科と呼ばれた考古学科は、彼が君主になってから大きく勢力を伸ばしている。秘蔵した礼装の質と量も群を抜く。エルメロイ家が失墜し鉱石科を失った際、考古学科と同時に鉱石科の君主にもなった。時計塔の上流階級としては珍しくエルメロイⅡ世を侮る様子を見せず、称賛する。 |
| + | :属性は地と空。折りたたみ式の弓の礼装、双銀瞬弧(シュート・ザ・ムーン)から、着弾地点の装甲を変化させる魔術の弓を放つ攻撃を得意とし、本調子でない状態でも凛とルヴィアを同時に相手取って戦うだけの実力を持つ。 |
| + | |
| + | ;[[クォート・イシュタリオ・アズバン]] |
| + | :アトラス院の「六源」の一つ、イシュタリオ家の錬金術師。派手な五色の髪色をした寡黙な青年。 |
| + | :皮膚を変化させるイシュタリオの家伝特質「モレクルフェイス」を用い、溶解の能力に長ける。瞳の水晶体を変質させて視力を調整したり、また手のひらの皮膚を使って絵や地図を描くことも可能。 |
| + | |
| + | ;[[ジョゼッペ・イシュタリオ・サグダイム]] |
| + | :アトラス院の「六源」の一つ、イシュタリオ家の錬金術師。ふくよかで丸々としたちょび髭の青年。相棒のクォートとは正反対に陽気で口も達者。 |
| + | :クォート同様にモレクルフェイスの使い手で、手指から高熱を放つことが可能。手から出した分泌物を燃やし、その炎を生き物のように自在に操る。アトラス院の高速思考と併用することで、相手の先を塞ぐように焔を放つことも可能。見た目とは裏腹に戦闘に慣れた動きを見せる。 |
| + | |
| + | ;[[ティカ・メルアステア・トルマク]] |
| + | :カルマグリフの助手を務める女性魔術師。二十代後半。ロード相手にもずけずけモノを言う性格。 |
| + | |
| + | ;[[ログ・クルドリス・ハイラム]] |
| + | :ラティオの父親で、同じくクルドリス家の錬金術師。五十代かそこらの大柄でがっしりとした壮漢。 |
| + | :アトラス院の上級教官。当主は彼の父(ラティオの祖父)だが、外の世界に出ることはないので、ログが名代として活動している。ラティオ同様、骨使いであり、頑丈なシェルターを作ったり、手のひらから強力な骨の槍を射出する攻撃ができる。 |
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| + | ;[[サイファ・クルドリス・ハイラム]] |
| + | :ラティオの弟で、ジョゼッペたちと同世代。本来はクルドリス家の後継者で、シオンに並んだかもしれないという優等生だったが、本編の3年前、アレクサンドリア大図書館を調査中に不審死を遂げている。 |
| + | :もともとエルゴのことを調べていたのは彼で、ラティオは新たな後継者になると共にその研究を引き継いだという経緯。 |
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| + | ;[[プトレマイオス|プトレマイオス一世]] |
| + | :征服王イスカンダルの部下にして<RUBY><RB>後継者</RB><RT>ディアドコイ</RT></RUBY>の一人。プトレマイオス朝の初代ファラオ。 |
| + | :絡繰り仕掛けの鳥の姿で一行の前に現れる。本人の思考形態と記憶の一部を引き継ぎ、アレクサンドリア大図書館の管理・制御を行っているが、重要な記憶が封じられている。 |
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| + | ;[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]] |
| + | :ライネスに途中まで同道してアレクサンドリアまでやってきた時計塔の魔術師。凛とエルゴ、シオンのチームに合流する。 |
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| ==脚注== | | ==脚注== |
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