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1,789 バイト追加 、 2024年3月3日 (日)
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| 地域 = ルーマニア
 
| 地域 = ルーマニア
 
| 属性 = 秩序・善
 
| 属性 = 秩序・善
| 隠し属性 = 人
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| 副属性 = 人
 
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
 
| 一人称 = オレ(バーサーカー時)/私(通常)
 
| 一人称 = オレ(バーサーカー時)/私(通常)
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| イメージカラー = 赤茶
 
| イメージカラー = 赤茶
 
| 特技 = 焦土作戦
 
| 特技 = 焦土作戦
| 好きな物 = 鉄の規律、信仰
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| 好きな物 = 鉄の規律、信仰(EXTRA)<br/>妻の幸福(FGO)
| 苦手な物 = 不道徳、不覚悟
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| 苦手な物 = 不道徳、不覚悟(EXTRA)<br/>欲に溺れて尊厳を嗤い、欺瞞すら無自覚となった恥知らずな連中(FGO)
 
| 天敵 = [[フランシス・ドレイク|エルドラゴ]]
 
| 天敵 = [[フランシス・ドレイク|エルドラゴ]]
 
| デザイン = ワダアルコ<br />武内崇(原案)
 
| デザイン = ワダアルコ<br />武内崇(原案)
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| レア度 = ☆4
 
| レア度 = ☆4
 
}}
 
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
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| rowspan="2"|[[ランサー]] || [[ランルーくん]] || B || A || E || A || D || C || 対魔力:C ||信仰の加護:A+++<br>戦闘続行:A<br>無辜の怪物:A|| style="text-align:left"|
 
| rowspan="2"|[[ランサー]] || [[ランルーくん]] || B || A || E || A || D || C || 対魔力:C ||信仰の加護:A+++<br>戦闘続行:A<br>無辜の怪物:A|| style="text-align:left"|
 
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| [[主人公 (Grand Order)]] || B || A || E || A || D || C || 対魔力:C ||信仰の加護:A+++<br>軍略:B<br>無辜の怪物:A|| style="text-align:left"|
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| [[主人公 (Grand Order)]] || B || A || E || A || D || C || 対魔力:C ||信仰の加護:A+++<br>軍略:B<br>無辜の怪物:A<br>悪魔の軍略:A|| style="text-align:left"|強化クエストクリアで「軍略」→「悪魔の軍略」に変化
 
|}
 
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: 周囲の地面から無数の槍を生やし敵を処断する、魔槍から放たれる呪いと鉄槌の拷問魔城(ドラクリヤ)。敵対する敵兵全てを対象とするため、一対多で真価を発揮する宝具。
 
: 周囲の地面から無数の槍を生やし敵を処断する、魔槍から放たれる呪いと鉄槌の拷問魔城(ドラクリヤ)。敵対する敵兵全てを対象とするため、一対多で真価を発揮する宝具。
 
: その由来からか相手が持つ不義・堕落の罪に応じて痛みを増すという特性を持つ。粛正の対象、『逃走』『不道徳』『暴力』を犯している相手ほど破壊力が増加する。しかし犯罪経歴のない[[主人公 (EXTRA)]]にその効果はなかった。
 
: その由来からか相手が持つ不義・堕落の罪に応じて痛みを増すという特性を持つ。粛正の対象、『逃走』『不道徳』『暴力』を犯している相手ほど破壊力が増加する。しかし犯罪経歴のない[[主人公 (EXTRA)]]にその効果はなかった。
: 『EXTRA』では、ランサーの持っていた槍が上空に浮かんでいくと同時に周囲に無数の槍が生え、敵の足元に出現した巨大な刃とランサーの持っていた槍による同時攻撃を行う。
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: 『EXTRA』では、ランサーの持っていた槍が上空に浮かんでいくと同時に周囲に無数の槍が生え、敵の足元に出現した巨大な刃とランサーの持っていた槍による同時攻撃を行う。魔力貫通ダメージに加えて生贄状態を付与し、防御不可能の追加ダメージ+与えたダメージに応じて自身のHPを回復させる。
: 『Grand Order』では「自身に無敵貫通状態を付与<ref group = "注">1ターン</ref>&敵単体に超強力な〔悪〕特攻攻撃<ref group = "注">オーバーチャージで特攻威力UP</ref>」という効果のBuster属性の宝具。
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: 『Grand Order』では「自身に無敵貫通状態を付与(1ターン)&敵単体に超強力な〔悪〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>」という効果のBuster宝具。
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== 使用スキル・必殺技 ==
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== 使用技 ==
;[[Fate/EXTRA]]
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===[[Fate/EXTRA]]===
:; 反逆耐性
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; 反逆耐性
:: 3ターンの間、自身のGUARD時の攻撃力が3倍になる。
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: 3ターンの間、自身のGUARD時の攻撃力が3倍になる。
:; 粛清の儀
+
; 粛清の儀
:: 自身に槍を突き刺し、相手に魔力ダメージを与える。
+
: 自身に槍を突き刺し、相手に魔力ダメージを与える。自分の残りHPが少ないほど与えるダメージが増える。
:: 自分の残りHPが少ないほど与えるダメージが増える。
+
; 呪縛の槍
:; 呪縛の槍
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: 空中に飛翔し、空からの落下と同時に頭上に振りかぶった槍の鉄槌を相手に振り下ろす。相手に筋力ダメージと呪いのバッドステータスを与える。
:: 空中に飛翔し、空からの落下と同時に頭上に振りかぶった槍の鉄槌を相手に振り下ろす。相手に筋力ダメージと呪いのバッドステータスを与える。
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:; 串刺城塞(カズィクル・ベイ)
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:: 宝具。敵に魔力貫通ダメージ+生贄(追加ダメージ+与えたダメージに応じて自身のHPを回復)。
      
== 真名:ヴラド三世 ==
 
== 真名:ヴラド三世 ==
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:残忍にして合理的。目的のためには手段を選ばない。普通の人間以上の視野の広さを持った天才的な武人。<br>だがしかし、理解者には恵まれなかった。
 
:残忍にして合理的。目的のためには手段を選ばない。普通の人間以上の視野の広さを持った天才的な武人。<br>だがしかし、理解者には恵まれなかった。
   −
:もともと、串刺し刑自体は当時において珍しい刑罰ではなかった。だがそれは、対象が一般庶民に限られていた。<br>ヴラド三世がルーマニア公に即位した際、堕落と腐敗をほしいままにしていた貴族のあまりの姿に彼は憤慨し、大粛清を行う。その際、本来貴族には適用されなかったはずの串刺し刑を、貴族にも容赦なく用いた。<br>これは、貴族と庶民が厳しく分かれていた当時のワラキアの民に、相当のショックを与えたと言われる。<br>これ以後、串刺し刑は彼の十八番となる。法王庁に届け出のあった記録によれば、彼の生涯における串刺し刑の刑死者は、のべ10万人に達するという。<br>ちなみにこの数字に、ワラキア統治における刑罰とは関係のない、戦争における敵国人の串刺し刑は、含まれていない。
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:もともと、串刺し刑自体は当時において珍しい刑罰ではなかった。だがそれは、対象が一般庶民に限られていた。<br>ヴラド三世がワラキア公に即位した際、堕落と腐敗をほしいままにしていた貴族のあまりの姿に彼は憤慨し、大粛清を行う。その際、本来貴族には適用されなかったはずの串刺し刑を、貴族にも容赦なく用いた。<br>これは、貴族と庶民が厳しく分かれていた当時のワラキアの民に、相当のショックを与えたと言われる。<br>これ以後、串刺し刑は彼の十八番となる。法王庁に届け出のあった記録によれば、彼の生涯における串刺し刑の刑死者は、のべ10万人に達するという。<br>ちなみにこの数字に、ワラキア統治における刑罰とは関係のない、戦争における敵国人の串刺し刑は、含まれていない。
    
:ヴラド公は主への愛を信じ、不正をただす事で貴族の責務を果たそうとした。しかし特権階級の豊かさにおぼれた領主たちは彼の清貧さを嫌い、キリスト教世界を救った武人を策謀によって処罰したのである。
 
:ヴラド公は主への愛を信じ、不正をただす事で貴族の責務を果たそうとした。しかし特権階級の豊かさにおぼれた領主たちは彼の清貧さを嫌い、キリスト教世界を救った武人を策謀によって処罰したのである。
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:今やヴラド三世は世界的に有名な怪物『ドラキュラ』という名称の方が世に広まってしまった。
 
:今やヴラド三世は世界的に有名な怪物『ドラキュラ』という名称の方が世に広まってしまった。
 
:精神に異常を抱えながらも武人としての誇りと人としての矜持を持つランサーだが戦闘後の浮遊や魔力や呪いによる攻撃を見る限り、このスキルの影響で確実に人外に近づいてしまっている。
 
:精神に異常を抱えながらも武人としての誇りと人としての矜持を持つランサーだが戦闘後の浮遊や魔力や呪いによる攻撃を見る限り、このスキルの影響で確実に人外に近づいてしまっている。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:『Fate/EXTRA CCC』とのコラボイベント本編ではすれ違う形で面識は無かったが、コミック版『Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 深海電脳楽土 SE.RA.PH』では礼拝堂で激突。
 
:『Fate/EXTRA CCC』とのコラボイベント本編ではすれ違う形で面識は無かったが、コミック版『Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 深海電脳楽土 SE.RA.PH』では礼拝堂で激突。
 
:宝具を発動させるものの僅差で銃弾を撃ち込まれ、体の内側から串刺しにされる皮肉な結果となった。
 
:宝具を発動させるものの僅差で銃弾を撃ち込まれ、体の内側から串刺しにされる皮肉な結果となった。
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; [[レフ・ライノール]]
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: 劇場版アニメ『Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿ソロモン-』にて、[[シャルル=アンリ・サンソン]]と共にその体を縫い留めた。
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: 時間神殿でも「人」として振舞う彼の「悪性を貫く」という点で非常に大きな効果を発揮したものと思われる。
    
;[[カズラドロップ]]
 
;[[カズラドロップ]]
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;「あのような女がいるのなら――オレは再び、地獄の業火に焼かれても良いと思ったのだ。」
 
;「あのような女がいるのなら――オレは再び、地獄の業火に焼かれても良いと思ったのだ。」
 
:とある探索の折に語ったいつかの戦いの記憶。この話を聞いたロマニは彼の言葉を「悲しい話じゃない」と語る。生前に愛した女、信じた信仰に裏切られながら、再び業火に焼かれてもいいという彼の言葉は即ち『もう一度、光を探しても良い』という希望だと。
 
:とある探索の折に語ったいつかの戦いの記憶。この話を聞いたロマニは彼の言葉を「悲しい話じゃない」と語る。生前に愛した女、信じた信仰に裏切られながら、再び業火に焼かれてもいいという彼の言葉は即ち『もう一度、光を探しても良い』という希望だと。
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;「フッ。何を言う盾の乙女よ。たかだか百の敵兵でこの身が滅ぼされるとでも?」
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;「せいぜい槍の一本が我が臓腑を貫き、数百の矢が我が身を撃つだけの話。」
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;「取るに足りん。まったく取るに足らん。気付けの酒の方がまだ頭に響くというものよ!」
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:百を超える数の敵に単身で突撃していく様を見たマシュに諫められるが、意にも介さず戦闘を継続する。臓腑が貫かれようとも矢の雨を浴びようとも止まらないというのは自身の実力に対する自信ではなく、ただ単に「その程度で止まる訳がない」という事実でしかない。あくまでも為政者ではなく武人であると宣言するだけはある、戦闘狂めいた言葉。その奮戦ぶりを見たロマニからは「生きるか死ぬかしかない戦い方」「彼が生き残っているかぎりは負け知らず」と開き直った評価を下されている。
    
;「なに、気にするなロマンの男よ。」
 
;「なに、気にするなロマンの男よ。」
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*出演作品によって担当声優が違う珍しいサーヴァント。といっても、'''異なる側面を抽出されて召喚された'''ので当然であるが。彼以外では[[モードレッド]]と[[ベディヴィエール]]くらい(純粋に「サーヴァントとして」であれば彼のみ)である。
 
*出演作品によって担当声優が違う珍しいサーヴァント。といっても、'''異なる側面を抽出されて召喚された'''ので当然であるが。彼以外では[[モードレッド]]と[[ベディヴィエール]]くらい(純粋に「サーヴァントとして」であれば彼のみ)である。
 
*宝具『串刺城塞』の〔悪〕特攻は、その名の通り属性「悪」に対する特攻効果であり、悪属性が多い[[バーサーカー]]や[[アヴェンジャー]]に対して威力を発揮しやすい。有利属性の[[アーチャー]]には悪属性は少ないものの、回避スキル持ちが多いため無敵(回避含む)貫通効果が効いてくる。
 
*宝具『串刺城塞』の〔悪〕特攻は、その名の通り属性「悪」に対する特攻効果であり、悪属性が多い[[バーサーカー]]や[[アヴェンジャー]]に対して威力を発揮しやすい。有利属性の[[アーチャー]]には悪属性は少ないものの、回避スキル持ちが多いため無敵(回避含む)貫通効果が効いてくる。
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*勘違いされがちだが、「ツェペシュ」は「カズィクル・ベイ(串刺し公)」のルーマニア語訳であり、渾名。つまり家名ではない。パサラブ朝ドラクレシティ家の出身。
    
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
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