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: [[BB]]の依頼で、[[サーヴァント]]である、[[鈴鹿御前|セイバー]]と共にサクラ迷宮第七階層に侵入したマスター達やNPCを殺戮する謎のマスター。
 
: [[BB]]の依頼で、[[サーヴァント]]である、[[鈴鹿御前|セイバー]]と共にサクラ迷宮第七階層に侵入したマスター達やNPCを殺戮する謎のマスター。
 
: 侵入してきた[[言峰綺礼]]や[[臥藤門司]]、 [[殺生院キアラ]]と[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]を[[鈴鹿御前|セイバー]]と共に始末し、[[主人公 (EXTRA)|白野]]達を待ち受ける。
 
: 侵入してきた[[言峰綺礼]]や[[臥藤門司]]、 [[殺生院キアラ]]と[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]を[[鈴鹿御前|セイバー]]と共に始末し、[[主人公 (EXTRA)|白野]]達を待ち受ける。
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: 魔術師の家に生まれ、魔力があった時代の栄光にすがり魔術を教える父と、現実を見据えウィザードとしての道を示す母、何も知らず一般人として暮らす病弱な妹の[[坂神二実果]]と共に育つ。
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: 成果の出ない魔術師の修行の日々の中、魔術刻印を全て継承したその日に魔術の発動に失敗、爆発事故を起こし両親を失った。悔恨の日々の中、その後も妹と二人で暮らしていたが、行き違いによる兄妹喧嘩の最中、交通事故により妹は昏睡状態に。
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: 一縷の望みをかけて[[ムーンセル・オートマトン|ムーンセル]]の[[聖杯戦争]]へと身を投じた。
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: 一回戦を辛くも勝ち進むが、二回戦で勝利するために令呪を使用して宝具を使わせたことで、反動によりサーヴァントの霊基が不安定化し昏倒。三回戦を前にして、鈴鹿御前の回復に5日もの時間を浪費してしまう。健闘も虚しく決戦の場へ向かうための暗号鍵を集めきることができず、ムーンセルから削除される。
 
; 人物
 
; 人物
 
: 相方の[[鈴鹿御前|セイバー]]と正反対の冷静な少年。目付きは悪く、無愛想だが[[鈴鹿御前|セイバー]]のテンションに呆れながらも付き合い、度々話題が脱線する[[鈴鹿御前|セイバー]]をフォローしている。また互いに苦労させられる[[サーヴァント]]と契約しているため、敵である[[主人公 (EXTRA)|白野]]とも共感しあうことがあり、意外に人付き合いは悪くない。
 
: 相方の[[鈴鹿御前|セイバー]]と正反対の冷静な少年。目付きは悪く、無愛想だが[[鈴鹿御前|セイバー]]のテンションに呆れながらも付き合い、度々話題が脱線する[[鈴鹿御前|セイバー]]をフォローしている。また互いに苦労させられる[[サーヴァント]]と契約しているため、敵である[[主人公 (EXTRA)|白野]]とも共感しあうことがあり、意外に人付き合いは悪くない。
 
: ただ自分たちの捏造された過去ばかり話し、自分の気を引くために突拍子もないことを始める[[鈴鹿御前|セイバー]]のアプローチには頭を痛めていて、彼女から「カレシ」「カズくん」と呼ばれても「彼氏になった覚えはない」とセメント対応をとる。
 
: ただ自分たちの捏造された過去ばかり話し、自分の気を引くために突拍子もないことを始める[[鈴鹿御前|セイバー]]のアプローチには頭を痛めていて、彼女から「カレシ」「カズくん」と呼ばれても「彼氏になった覚えはない」とセメント対応をとる。
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: 過去のいきさつから、「成果を出せないまま楽しんではいけない」という強迫観念を抱えており、自らを抑圧し本来の欲求を封じている。
 
; 能力
 
; 能力
 
: 汚れ仕事に手を染めているが、戦術は不意打ちや奇襲より正面からの正攻法を好む。
 
: 汚れ仕事に手を染めているが、戦術は不意打ちや奇襲より正面からの正攻法を好む。
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: カスタムアバターを使用できるものの[[ウィザード]]としての能力はそう高くないようで、[[間桐シンジ]]曰く凡人レベル。
 
: カスタムアバターを使用できるものの[[ウィザード]]としての能力はそう高くないようで、[[間桐シンジ]]曰く凡人レベル。
 
: それでも本戦では3回戦まで進めた上、そこでの敗因も[[鈴鹿御前|セイバー]]曰く「ほとんど私のせい」と、実力はそれなりにある模様。
 
: それでも本戦では3回戦まで進めた上、そこでの敗因も[[鈴鹿御前|セイバー]]曰く「ほとんど私のせい」と、実力はそれなりにある模様。
: 魔術師(メイガス)の家系の出身ではあるが、魔術の才能はほとんどなかった模様。
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: 魔術師(メイガス)の家系の出身ではあるが、魔術師としては大成できなかった。だが、魔術師なら普通に使う痛みを抑える薬が手に入らない環境で無理矢理修行をしていたことや自身に降り掛かった数々の不幸に対する諦観からか、痛みや苦痛に対する耐性が非常に高くなっている。
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: 実際の所、彼には魔術の才能がなかったわけではなく、彼の魔術回路は「拡散」に特化した非常にピーキーなものであり、魔術をうまく行使できなかったことや後述する事故はそれに由来している。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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; [[鈴鹿御前|セイバー]]
 
; [[鈴鹿御前|セイバー]]
 
: サーヴァント。べた惚れされているが、「カズくん」と呼ばれるのは嫌。
 
: サーヴァント。べた惚れされているが、「カズくん」と呼ばれるのは嫌。
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: 「自分は幸福になろうとしてはいけない」という強い自罰的な意識から、ハッピーになることを求める彼女には恐怖半分の拒絶感を抱いてしまっている。
 
; [[BB]]
 
; [[BB]]
 
: 彼女のオーダーに従い、聖杯戦争参加者たちを抹殺している。
 
: 彼女のオーダーに従い、聖杯戦争参加者たちを抹殺している。
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: かつてマナが豊富にあった時代の素晴らしさを覚えているため、いつかマナが復活する日に備えてマナがほとんどない世界でも息子に魔術を伝えたがっているロマンチスト。
 
: かつてマナが豊富にあった時代の素晴らしさを覚えているため、いつかマナが復活する日に備えてマナがほとんどない世界でも息子に魔術を伝えたがっているロマンチスト。
 
: 一人としても父親の事は憎からず思っており、魔術の楽しさは感じられないが父親の期待に応えられない事を申し訳ないと感じている。
 
: 一人としても父親の事は憎からず思っており、魔術の楽しさは感じられないが父親の期待に応えられない事を申し訳ないと感じている。
: 結局、自身の魔術行使の失敗で発生した事故で命を奪ってしまう事になり、その時に魔術ではなく妹を託された事により、「魔術師として彼の期待に応えられなかった」という後悔はずっと残り続けることになってしまった。
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: 結局、自身の魔術行使の失敗で発生した事故で命を奪ってしまう事になり、その時に魔術ではなく妹を託された事により、「魔術師として彼の期待に応えられなかった」という後悔はずっと残り続けることになってしまった<ref group="注">なお、実際のところは、魔術に未来が無いことは薄々感じ取っており、妹と共に普通に生活してほしいという願いから出たものであった。</ref>。
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: 彼のアバターが古めかしい学生服姿なのも、学生時代の父親の服装を参考にしたからである。
 
; 母親
 
; 母親
 
: 地上における母親。
 
: 地上における母親。
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: 妹。病弱な上、魔術師の家系の次女ということで神秘については何も伝えられていない。
 
: 妹。病弱な上、魔術師の家系の次女ということで神秘については何も伝えられていない。
 
: 大切に思っているが、自分の学んだ事を話せないことにもどかしさを感じてもいる。
 
: 大切に思っているが、自分の学んだ事を話せないことにもどかしさを感じてもいる。
: ムーンセルでも彼女の事を夢に見ているらしく、何らかのトラウマになっている可能性が高い。
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: すれ違いから目の前で交通事故に遭い、意識不明の重体となったことからトラウマになっており、「自分は幸せになってはいけない」と自罰的になっている。
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; [[紀伊イザヤ]]
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: 月の聖杯戦争一回戦の対戦相手。
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: 父親とは元同僚であり、決戦場へ向かうエレベーターで「宿願成就の為の道具としてしか見てなかった」「利用されただけの可愛そうな子」など対戦前に揺さぶりをかけてきた。
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; [[レイラ=ライドウ]]
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: 月の聖杯戦争二回戦の対戦相手。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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== メモ ==
 
== メモ ==
 
*「坂神」という、セイバーの正体である「鈴鹿御前」の伴侶であった大英雄「[[坂上田村麻呂]]」を思わせる名前を持つ。これが何を意味するのかは現在のところは不明である。
 
*「坂神」という、セイバーの正体である「鈴鹿御前」の伴侶であった大英雄「[[坂上田村麻呂]]」を思わせる名前を持つ。これが何を意味するのかは現在のところは不明である。
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*日本人の名前を持っているが、両親が日本人というだけで生まれも育ちも日本以外で日本には行ったことすらない。このためか、鈴鹿御前の名前も伝承もまったく知らなかったようである。
 
*体格は小柄で、実はセイバーより背が低い。二人並んだ時どうしても目についてしまう。
 
*体格は小柄で、実はセイバーより背が低い。二人並んだ時どうしても目についてしまう。
 
*黒幕によって洗脳されている節があり、シーンによって若干性格にブレがある。このため、本来の性格やセイバーとの関係については断言できない。セイバーの語っているイチャイチャ関係が本来のものの可能性すらある。
 
*黒幕によって洗脳されている節があり、シーンによって若干性格にブレがある。このため、本来の性格やセイバーとの関係については断言できない。セイバーの語っているイチャイチャ関係が本来のものの可能性すらある。
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**後の回想シーンでは、セイバーに対して悪い感情は抱いていないものの、両親や妹の一件に由来する自罰的な感情から一歩を踏み出せずにいた模様。本編では黒幕によって「自罰的な感情」が封印されたため、他人に対する攻撃性が増している上にセイバーと一線を越える気持ちもなくなったようである。
 +
*原作ゲーム『Fate/EXTRA』での対戦相手は基本的に全員暗号鍵の回収に成功しており、不戦勝となることはない。一人は主人公を除けば初となる、暗号鍵を揃えようとして失敗したマスターとなった(ジナコはそもそも戦う気がない)。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]
 
*[[ウィザード]]
 
*[[ウィザード]]
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*[[魔術師]]
    
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