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'''ここでは『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』における子ギルについて説明する。<br />'''
 
'''ここでは『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』における子ギルについて説明する。<br />'''
'''『[[Fate/hollow ataraxia]]』での子ギルについては「[[子ギル]]」を参照。'''
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'''『[[Fate/hollow ataraxia]]』、『[[Fate/Grand Order]]』での子ギルについては「[[子ギル]]」、「[[子ギル (Grand Order)]]」を参照。'''
    
{{サーヴァント概要
 
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| レア度 =  
 
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
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: 戦闘中、[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]の妨害に遭い、半身のみ受肉して誕生した幼年体と、クラスカードを内包した暴走状態の黒化英霊に分離。その後、幼年体のギルガメッシュが暴走体をコントロールする形で融合し、新たに黒い巨人へと変貌。加えて[[美遊・エーデルフェルト]]を取り込み、更なる暴威を振るう。だが、ツヴァイフォームへと変身したイリヤと壮絶な死闘を演じた末に敗北し、再び幼年体とクラスカードに分離した。
 
: 戦闘中、[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]の妨害に遭い、半身のみ受肉して誕生した幼年体と、クラスカードを内包した暴走状態の黒化英霊に分離。その後、幼年体のギルガメッシュが暴走体をコントロールする形で融合し、新たに黒い巨人へと変貌。加えて[[美遊・エーデルフェルト]]を取り込み、更なる暴威を振るう。だが、ツヴァイフォームへと変身したイリヤと壮絶な死闘を演じた末に敗北し、再び幼年体とクラスカードに分離した。
 
: 第3部『ドライ!!』では本格的に子ギルとして活動し、アンジェリカに奪われてしまったカード側の財宝を取り戻す為にイリヤたちに共闘する事になる。
 
: 第3部『ドライ!!』では本格的に子ギルとして活動し、アンジェリカに奪われてしまったカード側の財宝を取り戻す為にイリヤたちに共闘する事になる。
: 財宝から便利なアイテムを貸してくれたり、金銭を都合してくれたりはするが、あくまで自分の目的優先でエインズワース家との戦いには必要以上に関る気がないため、事態の核心には触れず思わせぶりな言動ではぐらかしている。
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: 財宝から便利なアイテムを貸してくれたり、金銭を都合してくれたりはするが、あくまで自分の目的優先でエインズワース家との戦いには必要以上に関わる気がないため、事態の核心には触れず思わせぶりな言動ではぐらかしている。
    
; 人物
 
; 人物
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: 『ドライ!!』開始当初はクラスカードと幼年体に分離した影響で、クラスカードに財宝の大半を奪われている。総数は全体の1%以下に低下し、残った宝具もDランク以下の物ばかりな上に戦闘用の物もほぼ皆無となり、大幅に弱体化していた。第5話の時点で武器類264本を取り戻したが、それでもまだまだ足りないらしい。
 
: 『ドライ!!』開始当初はクラスカードと幼年体に分離した影響で、クラスカードに財宝の大半を奪われている。総数は全体の1%以下に低下し、残った宝具もDランク以下の物ばかりな上に戦闘用の物もほぼ皆無となり、大幅に弱体化していた。第5話の時点で武器類264本を取り戻したが、それでもまだまだ足りないらしい。
 
: 砲門として宝具を射出するのみならず逆に宝具を収蔵することも可能であり、クラスカード側の「王の財宝」から射出された宝具を吸収する形で防御・回収している描写がある。
 
: 砲門として宝具を射出するのみならず逆に宝具を収蔵することも可能であり、クラスカード側の「王の財宝」から射出された宝具を吸収する形で防御・回収している描写がある。
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; 全知なるや全能の星(シャ・ナクパ・イルム)
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: ランク:不明
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: 星の輝きの如く地上の隅々へと行き渡り、万象を見通す、英雄王ギルガメッシュの精神性が昇華した宝具。
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: 普段はあまり使いたがらないが、イリヤを過去に送る際には彼女の所在を観測し続けるために使用することになった。
    
=== 「王の財宝」内にある宝具 ===
 
=== 「王の財宝」内にある宝具 ===
 
; 乖離剣エア
 
; 乖離剣エア
 
: 黒化英霊状態でも巨人状態となっても黄金の輝きは失われておらず、究極の宝具の名に恥じない効果を持つ。
 
: 黒化英霊状態でも巨人状態となっても黄金の輝きは失われておらず、究極の宝具の名に恥じない効果を持つ。
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; 天の鎖(エルキドゥ)
 
; 天の鎖(エルキドゥ)
 
: 基本的には従来のものと同じ。子ギルも特にこの宝具に愛着があるらしく、頻繁に使用する。
 
: 基本的には従来のものと同じ。子ギルも特にこの宝具に愛着があるらしく、頻繁に使用する。
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: 黒化英霊状態で使用。本来は黄金とエメラルドで形成された美しい姿をしているが、黒化していた際は持ち主同様に船体の色が黒一色となっている。
 
: 黒化英霊状態で使用。本来は黄金とエメラルドで形成された美しい姿をしているが、黒化していた際は持ち主同様に船体の色が黒一色となっている。
 
:160万トンのコンクリートと720万トンの地層を突き破るほどの圧倒的な出力を誇る。
 
:160万トンのコンクリートと720万トンの地層を突き破るほどの圧倒的な出力を誇る。
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; 真・射殺す百頭(ナインライブズ)
 
; 真・射殺す百頭(ナインライブズ)
 
:巨人状態で使用。 [[ヘラクレス]]が生前の偉業「ヒュドラ殺し」で使った巨大な大弓。
 
:巨人状態で使用。 [[ヘラクレス]]が生前の偉業「ヒュドラ殺し」で使った巨大な大弓。
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; 千山斬り拓く翠の地平(イガリマ)
 
; 千山斬り拓く翠の地平(イガリマ)
: メソポタミア神話に登場する、戦いの神ザババが持つ「翠の刃」。
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: メソポタミア神話に登場する戦いの神ザババが持つ双剣の一つ。ただし、これがザババの剣「そのもの」なのか、ギルガメッシュがそう呼んでいるだけの別物なのかは不明。本来「王の財宝」の中の宝具には真名がないはずであり、乖離剣エアなどのように無銘の剣に神の子としてのイガリマの名前を渾名として付けた可能性があるとのこと。
: 翡翠色の宝石のような巨大な剣に岩石をコーティングしたような形状。「斬山剣」という別名を持ち、その名の通り、その刀身は山を切り裂けるほどに大きい。子ギルによると神造兵装。
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: 翡翠色の宝石のような巨大な剣に岩石をコーティングしたような形状をしている。「斬山剣」という別名を持ち、その名の通り、その刀身は山を切り裂けるほどに大きい。大質量を用いた斬撃を繰り出すが、実際は「地平線」の概念を持つ神造兵装。刃から「天と地が絶対的に分たれている」という理が現出し、それによって文字通り千の山を斬り拓くことすら可能。
 
: 泥の巨人となった時の使用が初だが、直後にツヴァイフォームとなったイリヤの斬撃によって両断されてしまった。アンジェリカに所有権を奪われた後も折れたままとなっている。
 
: 泥の巨人となった時の使用が初だが、直後にツヴァイフォームとなったイリヤの斬撃によって両断されてしまった。アンジェリカに所有権を奪われた後も折れたままとなっている。
: これがザババの剣「そのもの」なのか、ギルガメッシュがそう呼んでいるだけなのかは不明。本来「王の財宝」の中の宝具には真名がないはずであり、乖離剣エアのように神の子の名前を渾名として付けた可能性がある。
      
; 万海灼き祓う暁の水平(シュルシャガナ)
 
; 万海灼き祓う暁の水平(シュルシャガナ)
: イガリマの対となる「紅の刃」。
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: メソポタミア神話に登場する戦いの神ザババが持つ双剣の一つだが、イガリマ同様にザババの剣そのものなのかは定かではない。
: イガリマ同様にザババの剣「そのもの」なのかは定かではない。
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: 溶岩塊じみた峰と火の刀身で形作られた巨剣。別名は「斬海剣」。イガリマが「地平線」の概念を持つのと対になるように「水平線」の概念を持つ神造兵装。「空の青と海の青が溶け混じり合う領域」が暁の方向性を持って現出し、すべてを溶かし、焼き払う。
: 作中ではアンジェリカがクラスカードで、士郎が投影品として使用。子ギル自身は直接使用していないが、PRISMA material/preにて言及されているため、ここに記載する。
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: 作中ではアンジェリカがクラスカードで、平行世界の士郎が投影で使用。子ギル自身は直接使用していないが、PRISMA material/preにて言及されているため、ここに記載する。
    
; 矢避けのお守り
 
; 矢避けのお守り
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: 『ツヴァイ』最終局面で聖杯たる美遊を巡って戦う。
 
: 『ツヴァイ』最終局面で聖杯たる美遊を巡って戦う。
 
: 『ドライ』では一時協力関係を結び、度々ちょっかいをかける間柄となる。
 
: 『ドライ』では一時協力関係を結び、度々ちょっかいをかける間柄となる。
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: その在り方に対して「造花」呼ばわりしている本家とは対照的に非常に入れ込んでおり、美遊世界から彼女以外の人類が滅び去った際には'''「このまま一緒に星の海に漕ぎ出すのもいいか」'''と最高の評価をしていた。
    
; [[美遊・エーデルフェルト]]
 
; [[美遊・エーデルフェルト]]
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: 自らの半身であるクラスカードの作り手達の首魁。
 
: 自らの半身であるクラスカードの作り手達の首魁。
 
: 当初は敵愾心を露にしていたが、クラスカード回収後にその目的と手段を知ったことで、一転して嘲り半分にその行く末を見届けようとする。
 
: 当初は敵愾心を露にしていたが、クラスカード回収後にその目的と手段を知ったことで、一転して嘲り半分にその行く末を見届けようとする。
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; [[田中]]
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: 美遊世界で出会った相手。
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: ガイアの抑止力である彼女の「お願い」を聞き、美遊世界が滅びた際にイリヤを助け出した。
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; [[マジカルルビー]]
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: イリヤが持っているステッキの精霊。
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: 後に彼女と上記の田中と協力して、イリヤを過去の世界に飛ばすことになった。
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: 性格的にはだいぶキツいようで、彼女と二人きりのときには「地獄」とまで言い切った。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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;「ま、最後にかわいそうな君にアドバイスをしておこう…………ひとつだけじゃ駄目だ。君の望みを叶えるには――聖杯がもうひとつ必要だ」
 
;「ま、最後にかわいそうな君にアドバイスをしておこう…………ひとつだけじゃ駄目だ。君の望みを叶えるには――聖杯がもうひとつ必要だ」
 
:世界の仕組みとジュリアンの目的を理解し、その場を立ち去る間際ジュリアンに助言する。イリヤ達からすれば「余計な一言」に他ならない。世界が違えどあくまで裁定者という彼の立ち位置は変わらないようである。
 
:世界の仕組みとジュリアンの目的を理解し、その場を立ち去る間際ジュリアンに助言する。イリヤ達からすれば「余計な一言」に他ならない。世界が違えどあくまで裁定者という彼の立ち位置は変わらないようである。
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:そして、ジュリアンの「[[エリカ・エインズワース|望み]]」を最善の形で叶えるためには、聖杯級の奇跡が最低二つは必要であることが後に明らかになった。
    
== メモ ==
 
== メモ ==