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: スキル「鋼鉄の決意」により痛覚の完全遮断、超高速行動に耐えうる超人的な心身を有しているほか、「窮地の智慧」は危機的な状況で幸運を呼び込み、また「窮地の智慧」とクラスの特殊性が合わさることで、「道具作成」も可能となっている。
 
: スキル「鋼鉄の決意」により痛覚の完全遮断、超高速行動に耐えうる超人的な心身を有しているほか、「窮地の智慧」は危機的な状況で幸運を呼び込み、また「窮地の智慧」とクラスの特殊性が合わさることで、「道具作成」も可能となっている。
 
<!--:生前はただの生身の人間であり、ファリア神父に授けられた知識で相手の行動を予測し拳銃やナイフ、毒や爆薬といった罠で相手を追い詰め、負傷の痛みは秘薬で抑えるという戦術を取っていた。東洋の体術をも会得し、侮られていたとはいえ代行者とも辛うじて戦闘になる身体能力を持っている。しかし復讐相手であるプラーガ神父やタランテラといった「神秘」に属する存在には敵わなかった。-->
 
<!--:生前はただの生身の人間であり、ファリア神父に授けられた知識で相手の行動を予測し拳銃やナイフ、毒や爆薬といった罠で相手を追い詰め、負傷の痛みは秘薬で抑えるという戦術を取っていた。東洋の体術をも会得し、侮られていたとはいえ代行者とも辛うじて戦闘になる身体能力を持っている。しかし復讐相手であるプラーガ神父やタランテラといった「神秘」に属する存在には敵わなかった。-->
<!--:その後、モンテ・クリスト島の秘宝を手にして超常の存在へと転じる。-->
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<!--:その後、モンテ・クリスト島の秘宝を手にして超常の存在へと転じる。魔術刻印と魔術回路を発現し、黒き炎を燃やして空を舞う。しかしそれも一時のことで、英霊として召喚されない限りは二度と炎が燃えることはない。-->
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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:この世に在りながら「地獄」とさえ称され、許されざる大罪を犯した者どもを収監する、死の牢獄。地上の苦しみが集った場所であり、囚われれば最後、脱出など不可能と言われていた。
 
:この世に在りながら「地獄」とさえ称され、許されざる大罪を犯した者どもを収監する、死の牢獄。地上の苦しみが集った場所であり、囚われれば最後、脱出など不可能と言われていた。
 
:唯一生還したエドモン・ダンテスも、無限の怨嗟を背負った「暗黒の鬼が如き者」と化してしまった事から、その過酷さが伺い知れる。
 
:唯一生還したエドモン・ダンテスも、無限の怨嗟を背負った「暗黒の鬼が如き者」と化してしまった事から、その過酷さが伺い知れる。
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:ダンテスは病死したファリア神父の遺体と入れ替わり、海に捨てられたことで死を偽装しながら脱獄に成功した。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:シャトー・ディフで偶然から出会った老賢者。
 
:シャトー・ディフで偶然から出会った老賢者。
 
<!--:ブラーガ、タランテラら三賢人によって「イタリア統一を企てた重大犯」いう濡れ衣を着せられ、シャトー・ディフに送り込まれた。
 
<!--:ブラーガ、タランテラら三賢人によって「イタリア統一を企てた重大犯」いう濡れ衣を着せられ、シャトー・ディフに送り込まれた。
:第八秘蹟会やその裏で蠢く陰謀に気づき、モンテ・クリスト島の秘宝を守ろうとした事で危険視された事がその投獄に繋がった。-->
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:第八秘蹟会やその裏で蠢く陰謀に気づき、モンテ・クリスト島の秘宝を守ろうとしたために危険視された事、つまりその善良さが投獄に繋がった。
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:代行者などではないが「神秘」の領域についても知識があり、ダンテスにはその存在を示唆していた。-->
 
:彼に様々な知識、モンテ・クリスト島の秘宝、最後には自らの死により自由を与えた。
 
:彼に様々な知識、モンテ・クリスト島の秘宝、最後には自らの死により自由を与えた。
 
:「人々は愛され、救われるべきである」と心から信じていた、敬虔で高潔な人物。
 
:「人々は愛され、救われるべきである」と心から信じていた、敬虔で高潔な人物。
:互いを親子と認め合うほどの絆を結ぶ。
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:ダンテスとは互いを親子と認め合うほどの絆を結ぶ。
    
;エデ
 
;エデ
 
:復讐の過程で救い出した少女。
 
:復讐の過程で救い出した少女。
:元はさる王族の姫だったが、巌窟王の復讐対象の1人の裏切りにより家族も地位も全て奪われ、奴隷になっていたところを巌窟王に救われた。
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:元はさる王族の姫だったが、巌窟王の復讐相手フェルナンの裏切りにより家族も地位も全て奪われ、奴隷になっていたところを巌窟王に救われた。
 
:巌窟王を深く愛しており、最後は彼女を置いて去ろうとする彼に愛を打ち明けて彼の心に救いをもたらし、共に新しい人生へと旅立っていった。
 
:巌窟王を深く愛しており、最後は彼女を置いて去ろうとする彼に愛を打ち明けて彼の心に救いをもたらし、共に新しい人生へと旅立っていった。
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:「英雄伝承」では上記の事情に加え、ダンテスへの攻撃の一環としてタランテラにより縁者を殺害されるという不幸にも合っている。
 
:「英雄伝承」では上記の事情に加え、ダンテスへの攻撃の一環としてタランテラにより縁者を殺害されるという不幸にも合っている。
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;ジョヴァンニ・ベルトゥッチオ
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:モンテ・クリスト伯の家令。
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:コルシカ島の密輸業者であったが、濡れ衣を着せられたところをダンテスに救われ、以後モンテ・クリストに仕えるようになる。
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:不審な死を遂げた兄の捜査を「コルシカ人だから」という理由で無視したヴィルフォールへと復讐を目論む。
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:結果的に彼が引き取って育てていたヴィルフォールの私生児が、その復讐を果たす一因となった。
    
;フェルナン・モンテゴ、ダングラール、ジェラール・ド・ヴィルフォール
 
;フェルナン・モンテゴ、ダングラール、ジェラール・ド・ヴィルフォール
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:フェルナンはメルセデスへの想い故に、ダングラールは若き船長という約束された未来への妬みに、ヴィルフォールは己と父の保身の為にエドモン・ダンテスを陥れた。
 
:フェルナンはメルセデスへの想い故に、ダングラールは若き船長という約束された未来への妬みに、ヴィルフォールは己と父の保身の為にエドモン・ダンテスを陥れた。
 
:後に帰参したダンテスにより社会的破滅や経済的痛打、時には家族までも巻き込んだ報復を受け、自殺、茫然自失、発狂と悲惨な末路を遂げる。
 
:後に帰参したダンテスにより社会的破滅や経済的痛打、時には家族までも巻き込んだ報復を受け、自殺、茫然自失、発狂と悲惨な末路を遂げる。
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:しかしダンテスはこの中の誰一人として直接手にかける事はなく、逆に罪なき家族を巻き込んでしまったことで深い後悔に苛まれてしまう。
    
;カドルッス
 
;カドルッス
:準復讐対象とでも言うべき相手。ダングラールとヴィルフォールが悪事を企てていた現場に偶然居合わせていたものの、酩酊していたために看過。その後ダンテスが逮捕された時は二人に真実を暴露するよう訴えたものの、逆に現場にいた自身を巻き込むと脅迫されて黙秘してしまう。
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:準復讐対象とでも言うべき相手。ダンテスのかつての隣人であり、ダンテスの父が窮しているのを知っていながら借金を取り立て、餓死するのも放置していた。
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:ダングラールとヴィルフォールが悪事を企てていた現場に偶然居合わせていたものの、酩酊していたために看過。その後ダンテスが逮捕された時は二人に真実を暴露するよう訴えたものの、逆に現場にいた自身を巻き込むと脅迫されて黙秘してしまう。
 
:この「間の悪かった」出来事に端を発して二転三転の人生を送った末に殺害されており(ダンテスによってではない)、自身の再度の妨害に現れたジャンヌにダンテスはそのタイミングの悪さを「カドルッスにも匹敵する」と罵倒している。
 
:この「間の悪かった」出来事に端を発して二転三転の人生を送った末に殺害されており(ダンテスによってではない)、自身の再度の妨害に現れたジャンヌにダンテスはそのタイミングの悪さを「カドルッスにも匹敵する」と罵倒している。
 
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;コンチェッタ
 
;コンチェッタ
 
:エドモンの従者。
 
:エドモンの従者。
:モンテ・クリスト伯の家令ジョヴァンニ・ベルトゥッチオの従妹。エドモンを「おじ様」と慕う。
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:モンテ・クリスト伯の家令ジョヴァンニ・ベルトゥッチオの従妹。ダンテスを「おじ様」と慕う。
:ヴィルフォールによって殺された従兄(ジョヴァンニの兄)の復讐を目論む。
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:コルシカ人の密輸業者の娘であり、幼少の頃からエドモンに面倒を見てもらっていた。またエドモン・ダンテスの本名も知っている。
:エドモンに秘宝の在り処を語らせるため、タランテラによって殺害されてしまう。
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:不審な死を遂げた従兄(ジョヴァンニの兄)の捜査を「コルシカ人だから」という理由で無視したヴィルフォールへと復讐を目論む。
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:ダンテスに秘宝の在り処を語らせるため、タランテラによって殺害されてしまう。
    
;アンジェロ・ブラーガ
 
;アンジェロ・ブラーガ
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:ファリア神父を陥れた三賢人の一人であり、復讐対象。代行者であり、『月姫』世界における[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン]]。
 
:ファリア神父を陥れた三賢人の一人であり、復讐対象。代行者であり、『月姫』世界における[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン]]。
 
:ダンテスの接近に気づいて数多くの人間を惨殺しはじめ、その犠牲者の中には伯爵のかつての恩人であるモレル氏の縁者も含まれている。
 
:ダンテスの接近に気づいて数多くの人間を惨殺しはじめ、その犠牲者の中には伯爵のかつての恩人であるモレル氏の縁者も含まれている。
:死徒であるためか、14の秘宝で超常の存在へと化したエドモンに対して優位に付くも、黒炎によって魂まで焼かれて消滅してしまう。
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:ファリア神父曰く「出会いの無かった存在」であり、『月姫』世界より弱体化しているが、死徒という「神秘」の存在であったためダンテスは一方的に蹂躙され、コンチェッタを殺されてしまう。
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:しかしモンテ・クリスト島の秘宝で超常の存在へと化したダンテスの黒炎により、魂まで焼き尽くされて消滅した。
    
;枢機卿
 
;枢機卿
 
:ファリア神父を陥れた三賢者の一人であり、復讐対象。
 
:ファリア神父を陥れた三賢者の一人であり、復讐対象。
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:タランテラを葬った後、ダンテスによって失脚させられた。
 
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