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;「慈悲などいらぬ!」<br/>「我が往くは恩讐の彼方…『<ruby><rb>虎よ、煌々と燃え盛れ</rb><rt>アンフェル・シャトー・ディフ</rt></ruby>』!」
 
;「慈悲などいらぬ!」<br/>「我が往くは恩讐の彼方…『<ruby><rb>虎よ、煌々と燃え盛れ</rb><rt>アンフェル・シャトー・ディフ</rt></ruby>』!」
:宝具解放。この世の地獄を脱出する過程で培われた鋼の精神力で以て、巌窟王は現世に存在するあらゆる縛めからも脱する。
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:宝具解放。この世の地獄を脱する過程で培われた鋼の精神力で以て、巌窟王は現世に存在するあらゆる縛めからも脱する。
    
;「俺を呼んだな!復讐の化身を!そうとも、俺こそ黒き怨念。エクストラクラス、<ruby><rb>復讐者</rb><rt>アヴェンジャー</rt></ruby>である!」
 
;「俺を呼んだな!復讐の化身を!そうとも、俺こそ黒き怨念。エクストラクラス、<ruby><rb>復讐者</rb><rt>アヴェンジャー</rt></ruby>である!」
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;「調停は俺から最も遠い言葉だ。その推測、挑戦と解釈した。」
 
;「調停は俺から最も遠い言葉だ。その推測、挑戦と解釈した。」
 
:「空の境界/the Garden of Order」にて。7つのクラスどれにも該当しない黒い影のサーヴァントに「じゃあルーラーか!?」と言う主人公に対しての返答。
 
:「空の境界/the Garden of Order」にて。7つのクラスどれにも該当しない黒い影のサーヴァントに「じゃあルーラーか!?」と言う主人公に対しての返答。
:後に監獄塔のイベントにて正体が判明するのだが、彼の言う通りその在り方もクラス相性もルーラーとは全く真逆と言っていい物だった。
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:後に監獄塔のイベントにて正体が判明するのだが、彼の言う通り、その在り方もクラスの特性もルーラーとは完全に真逆と言っていい物だった。
    
;「黙れ。黙れ、黙れ!!<br> 黙れェ!!」
 
;「黙れ。黙れ、黙れ!!<br> 黙れェ!!」
:「監獄塔に復讐鬼は哭く」の第四の扉にて。「憤怒」に当たる[[ジャンヌ・ダルク|第四の支配者]]に対しての激昂。憤怒を否定することは、同時にそこから起因する復讐と復讐者を否定することに他ならない。故に、悲惨な最期を遂げてもなお、憤怒といった負の感情を抱かずに救いと赦しを口にする彼女と相容れないのは必然なのかも知れない。
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:「監獄塔に復讐鬼は哭く」の第四の扉にて。「憤怒」に当たるはずだった[[ジャンヌ・ダルク|第四の支配者]]に対しての激昂。憤怒を否定することは、同時にそこから起因する復讐と復讐者を否定することに他ならない。故に、悲惨な最期を遂げてもなお、憤怒を含めた負の感情を抱かず、救いと赦しを口にする彼女と相容れないのは必然なのかも知れない。
 
:ジャンヌが「人間や祖国に対する憤怒と憎悪を抱く」というありえないイフを[[ジル・ド・レェ|ある人物]]が復讐のために聖杯に願い、[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|「復讐者」として誕生した]]のは、余りにも皮肉と言える。
 
:ジャンヌが「人間や祖国に対する憤怒と憎悪を抱く」というありえないイフを[[ジル・ド・レェ|ある人物]]が復讐のために聖杯に願い、[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|「復讐者」として誕生した]]のは、余りにも皮肉と言える。
    
;「違う、違う違う!!」
 
;「違う、違う違う!!」
:第六の扉にて。「強欲」に当たる[[天草四郎時貞|第六の支配者]]のことが何やらお気に入りのようで、主人公曰く「楽しそうに話す」様子で裁きの間へと向かったのだが――そこに待ち受けていたのは、第四の支配者として既に一度戦った忌まわしきジャンヌ・ダルク。思わず激昂する巌窟王であった。
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:第六の扉にて。「強欲」に当たる[[天草四郎時貞|第六の支配者]]のことは何やらお気に入りのようで、主人公曰く「楽しそうに話す」様子で裁きの間へと向かったのだが――そこに待ち受けていたのは、第四の支配者として既に一度戦った忌まわしきジャンヌ・ダルク。思わず激昂する巌窟王であった。
 
:なお、ちゃんと本来の支配者も一緒に居たため、そちらに向き合ってからは平静を取り戻していた。
 
:なお、ちゃんと本来の支配者も一緒に居たため、そちらに向き合ってからは平静を取り戻していた。
   201行目: 201行目:     
;「さあ、征くぞマスター。おまえとオレは最早、一心同体だ。<br> あらゆる救いを断たれたシャトー・ディフに於いて、しかして希望し、生還を真に望むモノは!<br> <ruby><rb>導かれねばならない</rb><rt>・・・・・・・・・・</rt></ruby>のだよ!<br> お前を!導けるのは、このオレだけだ!」
 
;「さあ、征くぞマスター。おまえとオレは最早、一心同体だ。<br> あらゆる救いを断たれたシャトー・ディフに於いて、しかして希望し、生還を真に望むモノは!<br> <ruby><rb>導かれねばならない</rb><rt>・・・・・・・・・・</rt></ruby>のだよ!<br> お前を!導けるのは、このオレだけだ!」
:天草、ジャンヌというWルーラーとの戦闘前にて。それに対し主人公は「何を、今さら!」、「……必ずカルデアに戻る!」と返す。
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:天草、ジャンヌというWルーラーとの戦闘前にて。それに対し主人公は「何を、今さら!」「……必ずカルデアに戻る!」と返す。
 
:この辺りで巌窟王に対して一種の相棒の様な感覚が芽生えたプレイヤーも多いはず。
 
:この辺りで巌窟王に対して一種の相棒の様な感覚が芽生えたプレイヤーも多いはず。
   208行目: 208行目:     
;「―――はは、[[主人公 (Grand Order)|○○]]よ!<br> <ruby><rb>オレたちの勝ちだ</rb><rt>・・・・・・・</rt></ruby>!魔術の王とて全能ではないという事だ!」
 
;「―――はは、[[主人公 (Grand Order)|○○]]よ!<br> <ruby><rb>オレたちの勝ちだ</rb><rt>・・・・・・・</rt></ruby>!魔術の王とて全能ではないという事だ!」
:最後の彼との一騎打ちの後、監獄塔での彼の真意を語り、共に勝利の喜びを分かちあう。彼――<ruby><rb>巌窟王</rb><rt>モンテ・クリスト</rt></ruby>にとって主人公に敗北する事は生前果たせなかった「勝利」と等しい事だった。
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:最後の彼との一騎打ちの後、監獄塔での彼の真意を語り、共に勝利の喜びを分かちあう。彼――<ruby><rb>巌窟王</rb><rt>モンテ・クリスト</rt></ruby>にとって、自身の敗北による主人公の勝利は、生前果たせなかった彼自身の「勝利」に等しいものだった。
    
;「あの時、おまえは見逃されたのではない。もう”終わるもの”と見捨てられたのだ。<br> だが―――はは、ははは! 結果はこの通りだ! 残念だったな魔術の王よ!<br> 貴様のただ一度の気まぐれ、ただ一度の姑息な罠は、ここにご破算となった!<br> オレなんぞを選ぶからだバカ者め! ざまあない!<br> 歩むがいい! 足掻き続けろ! 魂の牢獄より解き放たれて―――おまえは!<br> いつの日か、世界を救うだろう!」
 
;「あの時、おまえは見逃されたのではない。もう”終わるもの”と見捨てられたのだ。<br> だが―――はは、ははは! 結果はこの通りだ! 残念だったな魔術の王よ!<br> 貴様のただ一度の気まぐれ、ただ一度の姑息な罠は、ここにご破算となった!<br> オレなんぞを選ぶからだバカ者め! ざまあない!<br> 歩むがいい! 足掻き続けろ! 魂の牢獄より解き放たれて―――おまえは!<br> いつの日か、世界を救うだろう!」
 
:自身を見事に打ち破り、シャトー・ディフを抜け出す主人公への最大の賛辞と魔術王への侮蔑。
 
:自身を見事に打ち破り、シャトー・ディフを抜け出す主人公への最大の賛辞と魔術王への侮蔑。
:いつかの恩師と同じく、外へ希望を送り出す喜びを胸に。
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:いつかの恩師のように、外へ希望を送り出す喜びを胸に。
    
;「……再会を望むか、アヴェンジャーたるオレに?<br> はは、ははははははははは! ならばオレはこう言うしかあるまいな!<br> ”―――待て、しかして希望せよ”と!」
 
;「……再会を望むか、アヴェンジャーたるオレに?<br> はは、ははははははははは! ならばオレはこう言うしかあるまいな!<br> ”―――待て、しかして希望せよ”と!」
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