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人物・話題について追記修正
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: 主人公に敗れた彼は、しかしかつて彼を導いたファリア神父の如く、そして最後には復讐を成し遂げずに生涯を終えた己が知ることのなかったもの…罠に落ちた者を導き救う「勝利」へと至ったことを喜びながら、称賛と共に別れを告げた。
 
: 主人公に敗れた彼は、しかしかつて彼を導いたファリア神父の如く、そして最後には復讐を成し遂げずに生涯を終えた己が知ることのなかったもの…罠に落ちた者を導き救う「勝利」へと至ったことを喜びながら、称賛と共に別れを告げた。
 
: その後は冠位時間神殿に召喚され、それまでの他の座に姿を見せなかったサーヴァント達の筆頭として、Ⅹの座を統括する[[魔神柱|廃棄孔アンドロマリウス]]に強襲を仕掛ける。
 
: その後は冠位時間神殿に召喚され、それまでの他の座に姿を見せなかったサーヴァント達の筆頭として、Ⅹの座を統括する[[魔神柱|廃棄孔アンドロマリウス]]に強襲を仕掛ける。
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: 更に亜種特異点Ⅰでも最後の最後で主人公の元へ馳せ参じて助力し、彼の戦いが続く限り力を貸すことを告げた。
 
; 人物
 
; 人物
 
: ポークパイハットを被った色白の肌をした青年。一人称は「俺」だが時折「私」も使用する。
 
: ポークパイハットを被った色白の肌をした青年。一人称は「俺」だが時折「私」も使用する。
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: 「空の境界」コラボイベントの際に顔見せとして登場し、続くイベント「監獄塔に復讐鬼は哭く」にてキーキャラクターとして登場した。
 
: 「空の境界」コラボイベントの際に顔見せとして登場し、続くイベント「監獄塔に復讐鬼は哭く」にてキーキャラクターとして登場した。
 
; [[ちびちゅき!]]
 
; [[ちびちゅき!]]
: 生徒役。体育祭の真っ最中でもいつもの黒マントだったために熱中症でぶっ倒れた。
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: 生徒役。体育祭の真っ最中でもいつもの黒マントだったために熱中症でぶっ倒れた上、ナイチンゲールに治療として氷の塊を頭に叩き付けられる。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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;[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]
 
;[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]
 
:同じ復讐者として色々思うところがある模様。アヴェンジャーとして現界した彼女の行く末を静かに見守る。
 
:同じ復讐者として色々思うところがある模様。アヴェンジャーとして現界した彼女の行く末を静かに見守る。
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:亜種特異点Ⅰでは[[ヘシアン・ロボ]]の攻撃により致命傷を負った彼女を救助した。
    
; [[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]
 
; [[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]
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:英霊として個別に認識してるわけではないまでも、彼女が秘めた揺るぎない信念、偶像の域にまで至った魂のあり方に眩きものを垣間見る。
 
:英霊として個別に認識してるわけではないまでも、彼女が秘めた揺るぎない信念、偶像の域にまで至った魂のあり方に眩きものを垣間見る。
 
:カルデアで記憶が戻った彼女と再会した後も、普段は「バーサーカー」と呼ぶものの時折メルセデスと呼んでしまっている。このため、彼女からは青髯やファントムと同類の精神負傷者扱いされている模様。
 
:カルデアで記憶が戻った彼女と再会した後も、普段は「バーサーカー」と呼ぶものの時折メルセデスと呼んでしまっている。このため、彼女からは青髯やファントムと同類の精神負傷者扱いされている模様。
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;[[シャーロック・ホームズ]]
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:亜種特異点Ⅰでの彼の変装相手として姿を借りられる。
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:その理由は「巌窟王の姿と名前であれば、見破られることを前提にしても主人公の信頼をある程度勝ち得た上で接触・忠告出来る」というもので、その無二の信頼関係があったからこその選択であったらしい。
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;[[ジェームズ・モリアーティ]]
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:彼からは「悪を以て正義を為した」として興味を抱かれているものの、フランクに接しようとする彼を無視し全く相手にしていない模様。
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;[[ウィリアム・シェイクスピア]]
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:亜種特異点に現れた本来の目的は、囚われていた彼の救助を依頼されたからとのこと。
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:依頼主は彼のファンとのことだが、これに該当するもので巌窟王と縁があるのは「ハムレット」に感激して劇作家を志したとされるデュマその人である。
    
=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
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:元はさる王族の姫だったが、巌窟王の復讐対象の1人の裏切りにより家族も地位も全て奪われ、奴隷になっていたところを巌窟王に救われた。
 
:元はさる王族の姫だったが、巌窟王の復讐対象の1人の裏切りにより家族も地位も全て奪われ、奴隷になっていたところを巌窟王に救われた。
 
:巌窟王を深く愛しており、最後は彼女を置いて去ろうとする彼に愛を打ち明けて彼の心に救いをもたらし、共に新しい人生へと旅立っていった。
 
:巌窟王を深く愛しており、最後は彼女を置いて去ろうとする彼に愛を打ち明けて彼の心に救いをもたらし、共に新しい人生へと旅立っていった。
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;モレル氏
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:投獄される前のダンテスの雇い主であり、彼の乗っていた船「ファラオン号」の持主。
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:ダンテスが投獄された際には残された彼の父親やメルセデスを気にかけつつ復古したナポレオンに彼の解放を願い出るなど懸命に動いてくれていたのだが、ナポレオンの再度の失脚によりそれらの行動が「熱心なボナパルト派」という疑惑に変わり苦境に立たされてしまう。
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:その後不幸が重なり負債が膨らみ、自殺による名誉の維持とそれに伴う同情による遺される者達の状況の緩和を覚悟するほど追い詰められるが、裏から手を回したダンテスにより苦境を脱する。
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:死の間際に家族らに「きっと墓から出てきたエドモンが助けてくれたのだ」と語り、穏やかに天寿を全うした。
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:「英雄伝承」では上記の事情に加え、ダンテスへの攻撃の一環としてタランテラにより縁者を殺害されるという不幸にも合っている。
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;フェルナン・モンテゴ、ダングラール、ジェラール・ド・ヴィルフォール
 
;フェルナン・モンテゴ、ダングラール、ジェラール・ド・ヴィルフォール
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;アンジェロ・ブラーガ
 
;アンジェロ・ブラーガ
 
:ファリア神父を陥れた三賢人の一人であり、復讐対象。
 
:ファリア神父を陥れた三賢人の一人であり、復讐対象。
:自分の屋敷を招いて毒殺を謀るも「特殊な訓練を受けている」為に効き目はなく、[[概念武装|黒鍵]]と聖書のページで構成された籠手でエドモンを追い詰めるが、奥の手である「地中に埋めた爆薬の炸裂」で致命傷を負わせる。
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:エドモンは屋敷へ招いて毒殺を謀るもブラーガが「特殊な訓練を受けている」為に効き目はなく、[[概念武装|黒鍵]]と聖書のページで構成された籠手により逆に追い詰められてしまう。
:最終的に持ち主に返す形で、黒鍵を心臓に突き刺して殺害した。
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:しかし、奥の手である「地中に埋めた爆薬の炸裂」で致命傷を負わせ、最終的に持ち主に返す形で、黒鍵を心臓に突き刺し殺害した。
    
;タランテラ
 
;タランテラ
 
:ファリア神父を陥れた三賢人の一人であり、復讐対象。代行者であり、『月姫』世界における[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン]]。
 
:ファリア神父を陥れた三賢人の一人であり、復讐対象。代行者であり、『月姫』世界における[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン]]。
:ダンテスの接近に気づいて数多くの人間を惨殺しはじめ、犠牲者の中には伯爵のかつての恩人であるモレル氏の縁者も含まれている。
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:ダンテスの接近に気づいて数多くの人間を惨殺しはじめ、その犠牲者の中には伯爵のかつての恩人であるモレル氏の縁者も含まれている。
 
:死徒であるためか、14の秘宝で超常の存在へと化したエドモンに対して優位に付くも、黒炎によって魂まで焼かれて消滅してしまう。
 
:死徒であるためか、14の秘宝で超常の存在へと化したエドモンに対して優位に付くも、黒炎によって魂まで焼かれて消滅してしまう。
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;[[アレクサンドル・デュマ]]
 
;[[アレクサンドル・デュマ]]
 
:「巌窟王」という存在の生みの親。「性質の悪い小説家め」と毒づく。
 
:「巌窟王」という存在の生みの親。「性質の悪い小説家め」と毒づく。
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:亜種特異点Ⅰでの発言から、FGOでは既に彼と座で面識が出来ている疑惑が浮かんでいる。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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:そのエドモン・ダンテスのイメージには全くそぐわないダイナミックな戦いのインパクトもあって、「エドモン・ダンテスではないと言うが、なら'''ガリヴァー・フォイル'''(『虎よ、虎よ!』の主人公)なのでは?」などとネタにされたりも。
 
:そのエドモン・ダンテスのイメージには全くそぐわないダイナミックな戦いのインパクトもあって、「エドモン・ダンテスではないと言うが、なら'''ガリヴァー・フォイル'''(『虎よ、虎よ!』の主人公)なのでは?」などとネタにされたりも。
 
:ぶっちゃけ、''2004年放送のSFアニメ『巌窟王』の影響を大層に感じるキャラクター''である。この宇宙を舞台にしたスペースオペラ版『巌窟王』も、元々は『虎よ、虎よ!』のアニメ化が著作権問題で頓挫したためモチーフ元の『モンテ・クリスト伯』を大幅アレンジする形になった作品である。
 
:ぶっちゃけ、''2004年放送のSFアニメ『巌窟王』の影響を大層に感じるキャラクター''である。この宇宙を舞台にしたスペースオペラ版『巌窟王』も、元々は『虎よ、虎よ!』のアニメ化が著作権問題で頓挫したためモチーフ元の『モンテ・クリスト伯』を大幅アレンジする形になった作品である。
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;「暗黒の鬼が如き者」
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:礼装の説明における「暗黒の鬼が如き者」と化したというのは原作上でもあながち間違いではなく、原作で彼を見かけた貴族の婦人からその顔の青白さにより「ルスヴン卿」呼ばわりされている。
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:ルスヴン卿とはジョン・ポリドリ作の「吸血鬼」に登場する吸血鬼のことで、ブラム・ストーカーが「[[ヴラド三世 (EXTRA)|ドラ]][[ヴラド三世 (Apocrypha)|キュラ]]」を執筆する以前に執筆された吸血鬼小説。この作品をフランスで舞台化したのが「巌窟王」執筆者である[[アレクサンドル・デュマ|デュマ]]が慕っている「シャルル先生」と目される「シャルル・ノディエ」であったりする。
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:また、作者のボリドリはこの吸血鬼を書く以前に「[[フランケンシュタイン]]」を執筆したメアリー・シェリー(当時は結婚による改名前のパーシー・シェリー)と面識を持ったことがあるなど、他のサーヴァントの関係者と意外な接点を持った人物である。
    
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