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『文明による魔術の進歩・変化を認めず、西暦以前の神秘───神代の魔術のみを魔術とする』というロンドンの時計塔と相反する理念・絶対原則が存在する。魔術の進歩を認めないという事は、人類の消費文明を認めないということ。今の人間社会とは相いれない学術棟。<br>
 
『文明による魔術の進歩・変化を認めず、西暦以前の神秘───神代の魔術のみを魔術とする』というロンドンの時計塔と相反する理念・絶対原則が存在する。魔術の進歩を認めないという事は、人類の消費文明を認めないということ。今の人間社会とは相いれない学術棟。<br>
 
それ故、門は固く閉ざされ、新たな門弟は数えるほどしかいない。年に一度だけ門を開き、才能あるものを招き入れるというが、時計塔でも彷徨海に辿り着けた者は数えるほどしかいない。[[アトラス院]]とは違う意味で秘密主義の集まり。主に肉体改造を主軸としている。<br>
 
それ故、門は固く閉ざされ、新たな門弟は数えるほどしかいない。年に一度だけ門を開き、才能あるものを招き入れるというが、時計塔でも彷徨海に辿り着けた者は数えるほどしかいない。[[アトラス院]]とは違う意味で秘密主義の集まり。主に肉体改造を主軸としている。<br>
招き入れると言っても特に招待状を送るわけではなく、エントランスにある5つの扉のどれかが開いた際にその前にいた場合にのみ、それを「運命」として一員として受け入れるようになっているとか。<br/>
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招き入れると言っても特に招待状を送るわけではなく、エントランスにある5つの扉『維持(セレン)』『発展(エレン)』『保存(ゲノン)』『隷属(フシカル)』『再生(ガヌ)』のどれかが開いた際にその前にいた場合にのみ、それを「運命」として一員として受け入れるようになっているとか。<br/>
 
『2015年の時計塔』によれば、「神代の魔術こそ至高、西暦以後の魔術なぞ児戯に等しい」と見下しているため、時計塔とは冷戦状態にあるとのこと。<br>
 
『2015年の時計塔』によれば、「神代の魔術こそ至高、西暦以後の魔術なぞ児戯に等しい」と見下しているため、時計塔とは冷戦状態にあるとのこと。<br>
 
あまり表には出てこないのか、『MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア』では神秘関連の三大組織として「[[時計塔]]」「[[アトラス院]]」「[[聖堂教会]]」がスタンスの違いから睨み合っているとされており、彷徨海の名前はまったく出てこない。<br>
 
あまり表には出てこないのか、『MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア』では神秘関連の三大組織として「[[時計塔]]」「[[アトラス院]]」「[[聖堂教会]]」がスタンスの違いから睨み合っているとされており、彷徨海の名前はまったく出てこない。<br>
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== 所属者 ==
 
== 所属者 ==
 
;宝石殺し
 
;宝石殺し
:詳細不明。特性は「停止」
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:詳細不明。特性は「停止」。
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;セレン
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:『維持の扉』の師。
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:『Fate/Grand Order』の世界ではシオンの精神に乾杯する。
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;ガヌ
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:『再生の扉』の師。
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:『Fate/Grand Order』の世界ではシオンの行動を憐れみ、弟子のフォワブロをスカウトしに迎えさせる。
    
;[[ネロ・カオス|フォワブロ・ロワイン]]
 
;[[ネロ・カオス|フォワブロ・ロワイン]]
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:西暦1000年頃に入学したガヌの弟子。
 
:かつては「彷徨悔の鬼子」と称された魔術師。『月姫』に連なる世界の現在は出奔。
 
:かつては「彷徨悔の鬼子」と称された魔術師。『月姫』に連なる世界の現在は出奔。
 
:『Fate/Grand Order』の世界では千年前に一員として加わって以降もずっと在籍し続けている。
 
:『Fate/Grand Order』の世界では千年前に一員として加わって以降もずっと在籍し続けている。
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;エレン
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:『発展の扉』の師。
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:『Fate/Grand Order』の世界ではシオンの損失を嘲笑う。
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;ゲノン
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:『保存の扉』の師。
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:『Fate/Grand Order』の世界ではシオンの使命に共感する。
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;[[ジズ]]
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:『保存の扉』に所属する魔術師。白若瓏の師。
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:弟子曰く、[[ロード・エルメロイⅡ世]]とどこかに似ている「親父」。
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;[[白若瓏]]
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:『ロード・エルメロイⅡ世の冒険』に登場する弟子。メインキャストの[[エルゴ]]の自称親友。
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:[[思想魔術]]を使う龍食いの青年。
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;[[メルヴィン・ウェインズ]]
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:ジズが外部で作った弟子。[[時計塔]]所属の魔術師。
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;フシルカ
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:『隷属の扉』の師。
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:『Fate/Grand Order』の世界ではシオンを常に蔑んでいた。
    
== 関連組織 ==
 
== 関連組織 ==
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;[[ノウム・カルデア]]
 
;[[ノウム・カルデア]]
 
:『Fate/Grand Order』にて、カルデア残党とシオンの為にエントランスを敷地として提供している。彼らの行動については完全に無関心で、干渉してこないようにと突き放している。
 
:『Fate/Grand Order』にて、カルデア残党とシオンの為にエントランスを敷地として提供している。彼らの行動については完全に無関心で、干渉してこないようにと突き放している。
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:提供の対価は「新しく発行する八枚目のアトラスの契約書」。この要求を見るに、アトラス院にはある程度の価値を見出している模様。
 
;[[クリプター]]
 
;[[クリプター]]
 
:『Fate/Grand Order』にて、人理を漂白した集団。「世界を神代に戻す」という方針には理解を示すが協力するつもりも無く、彼らに対しても中立を保っている。
 
:『Fate/Grand Order』にて、人理を漂白した集団。「世界を神代に戻す」という方針には理解を示すが協力するつもりも無く、彼らに対しても中立を保っている。
    
==メモ==
 
==メモ==
*設定自体はTYPE-MOON黎明期の作品から存在してはいたが、名前や断片的な情報が語られるだけで詳細が明かされて来なかったため、長らく型月屈指のブラックボックスの一つとして鎮座し続けていた。最終的に『Fate/Grand Order』第二部でようやく初登場を果たし、「彷徨海がFGOのストーリーに関わる」という事実は多くの古参ファンに衝撃を与えた。
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*設定自体はTYPE-MOON黎明期の作品から存在してはいたが、名前や断片的な情報が語られるだけで詳細が明かされて来なかったため、長らく型月屈指のブラックボックスの一つとして鎮座し続けていた。最終的に『Fate/Grand Order』第2部でようやく初登場を果たし、「彷徨海がFGOのストーリーに関わる」という事実は多くの古参ファンに衝撃を与えた。
    
==話題まとめ==
 
==話題まとめ==
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