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非常に効率の悪い魔術で、投影でレプリカを作るなら、ちゃんとした材料でレプリカを作った方がよほど手軽で実用に耐える<ref group = "出" name="『Fate/side materiale』p.67">「Fate用語辞典-投影」『Fate/side materiale』p.67</ref>。<br/>
 
非常に効率の悪い魔術で、投影でレプリカを作るなら、ちゃんとした材料でレプリカを作った方がよほど手軽で実用に耐える<ref group = "出" name="『Fate/side materiale』p.67">「Fate用語辞典-投影」『Fate/side materiale』p.67</ref>。<br/>
 
このため、野外で必要な道具をその都度調達する必要があるなどの特殊な状況ならともかく、魔術としては儀式で道具が足りない際に間に合わせで用意する、などの目的くらいにしか活用できない。
 
このため、野外で必要な道具をその都度調達する必要があるなどの特殊な状況ならともかく、魔術としては儀式で道具が足りない際に間に合わせで用意する、などの目的くらいにしか活用できない。
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凛曰く、十の魔力を使って剣を"投影"したとしても、その剣の力は三か四しか出ないとのこと。これは、人間のイメージなんて穴だらけのため、本物の通りには作れないため。対して十の魔力を使って剣を"強化"した場合、その剣の力は二十にも三十にも跳ね上がり、その持続時間も投影の何百倍となる。
    
==憑依経験==
 
==憑依経験==
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具体的に言えば、創造の理念を鑑定、基本となる骨子を想定、構成された材質を複製、製作に及ぶ技術を模倣、成長に至る経験に共感、蓄積された年月を再現することで真に迫った物を投影している。
 
具体的に言えば、創造の理念を鑑定、基本となる骨子を想定、構成された材質を複製、製作に及ぶ技術を模倣、成長に至る経験に共感、蓄積された年月を再現することで真に迫った物を投影している。
この「成長に至る経験」を解析した結果、扱い方の知識を得る。士郎にはギルガメッシュの剣筋等見えていなかったが、カリバーンがこのレベルの剣舞を既に熟知していた為、剣の切っ先が敵の攻撃に呼応し防ぐことが出来た。
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この「成長に至る経験」を解析した結果、扱い方の知識を得る。
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士郎にはギルガメッシュの剣筋等見えていなかったが、カリバーンがこのレベルの剣舞を既に熟知していた為、剣の切っ先が敵の攻撃に呼応し防ぐことが出来た。
    
作中に「無限の剣を持ったところで、究極の一を持った敵には対抗出来ない。ギルガメッシュにはあるだろうがそれだけの身体能力が俺にはない」と身体能力は反映されていないととれる記述があり、少なくとも士郎は身体能力までの模倣は出来ていない。
 
作中に「無限の剣を持ったところで、究極の一を持った敵には対抗出来ない。ギルガメッシュにはあるだろうがそれだけの身体能力が俺にはない」と身体能力は反映されていないととれる記述があり、少なくとも士郎は身体能力までの模倣は出来ていない。
    
アーチャーの腕を移植した際は技術だけでなくバーサーカーの怪力まで完璧に再現してみせたが、その後のセイバー戦では「思考に体が間に合わない。引き出される経験に肉体が追い付かない」と言っていたり矛盾している。
 
アーチャーの腕を移植した際は技術だけでなくバーサーカーの怪力まで完璧に再現してみせたが、その後のセイバー戦では「思考に体が間に合わない。引き出される経験に肉体が追い付かない」と言っていたり矛盾している。
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「是・射殺す百頭」を振るったのはアーチャーの腕である為、アーチャーの身体なら身体能力まで模倣出来るともとれるが詳細は不明。
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「是・射殺す百頭」を振るったのはアーチャーの腕である為、アーチャーの身体なら身体能力まで模倣出来るともとれるが詳細は不明。
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またバーサーカーの斧剣から「是・射殺す百頭」を投影しているが、バーサーカーの斧剣はアインツベルンが神殿の礎から作った触媒であり、当然だが「射殺す百頭」の歴史はなく、技術を持って振るわれたことすら一度もない。憑依経験は武器がどういうふうに扱われたのかの経験を解析、それを出力(再現)するというものなので生前使っていない斧剣から何故ヘラクレスの技を再現出来たのかは不明である。
    
==使い手==
 
==使い手==
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:『Fate/strange Fake』で登場した、セイバーを召喚する予定だった魔術師。
 
:『Fate/strange Fake』で登場した、セイバーを召喚する予定だった魔術師。
 
:投影魔術と支配魔術の使い手で、ウォール街で色々とやらかしていたとのこと。信用保証のために見せ金を投影でもしていたのだろうか。
 
:投影魔術と支配魔術の使い手で、ウォール街で色々とやらかしていたとのこと。信用保証のために見せ金を投影でもしていたのだろうか。
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;[[ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ]]
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:投影の使い手とまでは言えないが、エルメロイⅡ世が構築した術式を使って、白銀姫の顔に黄金姫を投影した。
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;アムレス・ヴォータン
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:『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』のアニメ版の特別編で登場した魔術師。
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:ケイネス時代の[[エルメロイ教室]]のメンバーであり、投影魔術の研究で典位に至った出世頭。
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:特別編ではさらなる研究を進めた結果、特定人物に別の姿を投影して一種のアバターにする魔術「外殻投影」を完成させた。
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;[[カミュ・ペリゴール]]
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:『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』のアニメ版の特別編で登場した魔術師。
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:ケイネス時代の[[エルメロイ教室]]のメンバーであり、アムレス同様に投影魔術の研究をしていたが、彼に魔術の成果を奪われて魔術回路にも損傷を追ってしまった。
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:特別編ではそんな彼と協力して「外殻投影」を完成させた。
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;[[遠坂凛]]
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:『ロード・エルメロイⅡ世の冒険』で、自身の魔力を偏光させる五大元素の疑似宝石をごく短時間投影し、それで相手の術式と相殺する魔術を即応的に組み上げる、という投影魔術の応用法をエルメロイⅡ世から教わった。
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:最初に相手を解析する必要はあるが、一から魔術式を組み上げるのではないため、魔力を通すだけで魔術が発動する。
    
==メモ==
 
==メモ==
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[[Category:Fate/stay night]]
 
[[Category:Fate/stay night]]
 
[[Category:Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
 
[[Category:Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
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[[Category:ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]