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3,038 バイト追加 、 2018年7月13日 (金) 10:01
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| 地域 = 日本
 
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| 性別 = 男性
 
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;略歴
 
;略歴
 
:亜種並行世界『屍山血河舞台 下総国』では生前の人間として登場。
 
:亜種並行世界『屍山血河舞台 下総国』では生前の人間として登場。
:『宮本武蔵体験クエスト』で並行世界より現れた[[宮本武蔵]]と剣を交えた後、剪定事象の天草四郎に「宮本武蔵はまた現れる」と告げられる。
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:『宮本武蔵体験クエスト』で並行世界より現れた[[宮本武蔵]]と剣を交えた後、[[天草四郎時貞 (剪定事象)|剪定事象の天草四郎]]に「宮本武蔵はまた現れる」と告げられる。
:以後、天草四郎の元につき、宿業を埋め込まれた英霊剣豪の一人「セイバー・エンピレオ」として行動する。
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:以後、天草四郎の元につき、宿業を埋め込まれた英霊剣豪の一人「セイバー・エンピレオ」として行動する。(正確には、この時点では生きた人間であるため英霊ではない。)
 
:その半年後、再会した宮本武蔵に味方として近付き、彼女が他の英霊剣豪を倒して成長するのを待っていた。
 
:その半年後、再会した宮本武蔵に味方として近付き、彼女が他の英霊剣豪を倒して成長するのを待っていた。
 
:厭離穢土城で[[蘆屋道満|キャスター・リンボ]]を倒した宮本武蔵たちの前に正体を現して戦いを挑んだが、空の座へと至りつつあった彼女に敗北した。
 
:厭離穢土城で[[蘆屋道満|キャスター・リンボ]]を倒した宮本武蔵たちの前に正体を現して戦いを挑んだが、空の座へと至りつつあった彼女に敗北した。
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事態は宗矩の読み通りに推移した。一万五千石の大名である重昌では、西国大名を率いるのに不足であり、結果として苦戦を強いられたのである。状況を重く見た将軍家光は重臣・松平信綱を総大将として送り込んだが、重昌はそれを知って焦り、信綱が到着するよりも前にと敵陣へ突撃し、あえなく討ち死にを遂げたのだった。
 
事態は宗矩の読み通りに推移した。一万五千石の大名である重昌では、西国大名を率いるのに不足であり、結果として苦戦を強いられたのである。状況を重く見た将軍家光は重臣・松平信綱を総大将として送り込んだが、重昌はそれを知って焦り、信綱が到着するよりも前にと敵陣へ突撃し、あえなく討ち死にを遂げたのだった。
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===関連===
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;二階笠
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:柳生家の家紋となっている二枚の編み笠。『Fate/Grand Order』における絆礼装にもなっている。
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:彼の息子である十兵衛は宗矩の打ち込みを二枚の笠で受け止めたという伝承もあるが、上記の家紋の件も併せて「出来すぎた話」と一蹴している。
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:……実際の所、そんな伝承が残ってもおかしくないレベルのとんでもない事を笠でやらかしたらしく、語りかけたもののすぐに言葉を濁している。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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;[[Fate/Grand Order]]
 
;[[Fate/Grand Order]]
 
:ストーリーガチャ限定サーヴァントであり、亜種特異点Ⅲ『屍山血河舞台 下総国』クリア後ガチャに追加される。
 
:ストーリーガチャ限定サーヴァントであり、亜種特異点Ⅲ『屍山血河舞台 下総国』クリア後ガチャに追加される。
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===その他===
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;[[ちびちゅき!]]
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:裏生徒会の書記担当(つまり教師では無く生徒側)……なのだが、墨を擦る所から始める為なかなか進まない。
    
==人間関係==
 
==人間関係==
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;[[加藤段蔵]]
 
;[[加藤段蔵]]
 
:亜種並行世界Ⅲにて、表向きは公儀隠密として、裏向きは英霊剣豪側からのスパイとして、武蔵たちに同行するように命令していた。
 
:亜種並行世界Ⅲにて、表向きは公儀隠密として、裏向きは英霊剣豪側からのスパイとして、武蔵たちに同行するように命令していた。
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;[[天草四郎時貞 (剪定事象)]]
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:亜種並行世界Ⅲにて、「宮本武蔵はまた現れる」と告げられ以後、天草四郎の元につき、宿業を埋め込まれた英霊剣豪の一人「セイバー・エンピレオ」として行動する。
    
===生前===
 
===生前===
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:江戸幕府三代目将軍であり、剣術指南役として仕えた相手。
 
:江戸幕府三代目将軍であり、剣術指南役として仕えた相手。
 
:史実同様に距離感がだいぶ近かったようで、「柳但(りゅうたん)」と渾名で呼ばれていたとか。
 
:史実同様に距離感がだいぶ近かったようで、「柳但(りゅうたん)」と渾名で呼ばれていたとか。
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;沢庵和尚
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:生涯懇意にしていたとされている僧侶。[[土方歳三]]が愛好する「沢庵漬け」の始祖という伝承もある。
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:詳しく語らないので詳細な人間関係は不明であるが、少なくとも面識があったのは間違いない模様。
    
==名台詞==
 
==名台詞==
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:しかし二度の必殺を与えても武蔵を仕留め切る事は叶わず、別世界に飛んでいった彼女の名を心に刻み竹林へと消える。冷静沈着としている様だが、この時彼の心境にはある決定的な変化が起こっていた。
 
:しかし二度の必殺を与えても武蔵を仕留め切る事は叶わず、別世界に飛んでいった彼女の名を心に刻み竹林へと消える。冷静沈着としている様だが、この時彼の心境にはある決定的な変化が起こっていた。
   −
;「安堵せよ、皆の者。怪異なぞ夜盗山賊の類と差はない!是より私が士気城主たる松平下総守とともに討伐いたす!<br> 我が配下はいずれも島原を平定せす戦に参じた者、幕府の威光が南の果てに届くと知らしめた兵ども!<br> 故に。悪戯に騒ぎ立てず、ただ吉報を待て。<br> 下総を騒がせた怪異跋扈の噂。遠からず、この柳生但馬守が刈り尽くしてくれよう。<br> 島原の折の愚など二度と有り得ぬ。私が来たからにはな。」
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;「安堵せよ、皆の者。怪異なぞ夜盗山賊の類と差はない!是より私が土気城主たる松平下総守とともに討伐いたす!<br> 我が配下はいずれも島原を平定せす戦に参じた者、幕府の威光が南の果てに届くと知らしめた兵ども!<br> 故に。悪戯に騒ぎ立てず、ただ吉報を待て。<br> 下総を騒がせた怪異跋扈の噂。遠からず、この柳生但馬守が刈り尽くしてくれよう。<br> 島原の折の愚など二度と有り得ぬ。私が来たからにはな。」
 
:亜種並行世界「屍山血河舞台 下総国」にて、下総の民に向けての演説。"剣術無双"と謳われる実力に裏打ちされた説得力と威厳を感じさせる。
 
:亜種並行世界「屍山血河舞台 下総国」にて、下総の民に向けての演説。"剣術無双"と謳われる実力に裏打ちされた説得力と威厳を感じさせる。
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: 終盤、セイバー・エンピレオとしてその正体を現した際の発言。サーヴァントでさえ霊基を歪められ狂い果てる宿業を人の身で埋め込まれたにも関わらず、外面上の精神の変生が殆ど見られない。もはや人とは思えぬ彼の規格外ぶりが伺える。
 
: 終盤、セイバー・エンピレオとしてその正体を現した際の発言。サーヴァントでさえ霊基を歪められ狂い果てる宿業を人の身で埋め込まれたにも関わらず、外面上の精神の変生が殆ど見られない。もはや人とは思えぬ彼の規格外ぶりが伺える。
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;「侍衆を率いて士気城下へと至った時なぞは……フ。事もあろうに、<br> 此処で屍山血河を築くしかあるまいか―――<br> 等と、滾る心を抑えるのに必死であった。だが結局のところ貴様は気付かぬまま、此処へ至った。」
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;「侍衆を率いて土気城下へと至った時なぞは……フ。事もあろうに、<br> 此処で屍山血河を築くしかあるまいか―――<br> 等と、滾る心を抑えるのに必死であった。だが結局のところ貴様は気付かぬまま、此処へ至った。」
 
:しかしその内には英霊剣豪としての深い業を確かに持ち合わせており、本来守るべきはずの下総の民に対して必死に殺意を抑え込んでいた。
 
:しかしその内には英霊剣豪としての深い業を確かに持ち合わせており、本来守るべきはずの下総の民に対して必死に殺意を抑え込んでいた。
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==メモ==
 
==メモ==
*ムーンセルの[[BB]]のようなチートを除けば、これまで登場した中で、'''A++という最高の敏捷値'''を保持するサーヴァント。[[佐々木小次郎]]がA+なことを考えると、単純な足の速さではなくと思われるが、理由は現状では不明である。
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*ムーンセルの[[BB]]のようなチートを除けば、これまで登場した中で、'''A++という最高の敏捷値'''を保持するサーヴァント。[[佐々木小次郎]]がA+なことを考えると、単純な足の速さではないと思われるが、理由は現状では不明である。
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**推測に過ぎないが、おそらくは、「あらゆる雑念を捨て去る無念無想の境地に至る事で、どんな達人でも本来必ず生じる『動作の無駄』をゼロにし、其れによって『あらゆる動作の最短距離の最適解』を行う」ことから最速、ということだろう。</br>単純な移動速度なら例えばアキレウスのほうが早いが、攻撃などの動作にかかる時間は宗矩のほうが短い、といった具合に。</br>さしずめ、武蔵の「未来の可能性を剪定して最適解の斬撃を放つ『天眼』」とは違うアプローチによる『一つの最適解』といったところか。おそらくは斬撃以外も含むあらゆる動作にこれが適用できるため、このような敏捷値になっていると思われる。<br>バレンタイン2018のピジョンレポートでは引っこ抜いたら挙げる死の悲鳴で命を落とす性質を持つマンドチョコラゴラを無念無想にて収穫したとのこと。
 
*生前の主君である徳川家光公からは「柳」生「但」馬守宗矩の名から「柳但(りゅうたん)」と呼ばれていたとされ、本作でもプロフィールでその旨が触れられている。そこからこの渋い老爺キャラでありながら「りゅーたん」とファン間ではあっという間に愛称が決まった。
 
*生前の主君である徳川家光公からは「柳」生「但」馬守宗矩の名から「柳但(りゅうたん)」と呼ばれていたとされ、本作でもプロフィールでその旨が触れられている。そこからこの渋い老爺キャラでありながら「りゅーたん」とファン間ではあっという間に愛称が決まった。
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**ちなみに『バレンタイン2018』ではピジョンレポートにおいて「りゅうたん」という名で登場している。
 
*スキル使用時のバトルモーションが「禅」をして精神を整えるという剣禅の一致を成し遂げた彼に相応しい演出であるが、座ってから立ち上がるまでが割と早く、またバトル中に正座をしている光景がシュールに映るため、一部のファンからは「セイザーのサーヴァント」、「屈伸運動をするお爺ちゃん」等と言われるハメに。
 
*スキル使用時のバトルモーションが「禅」をして精神を整えるという剣禅の一致を成し遂げた彼に相応しい演出であるが、座ってから立ち上がるまでが割と早く、またバトル中に正座をしている光景がシュールに映るため、一部のファンからは「セイザーのサーヴァント」、「屈伸運動をするお爺ちゃん」等と言われるハメに。
 
**ちなみに第三再臨では和服から甲冑を纏った姿になるためか、スキル使用時の姿勢が正座から胡坐に変わるという細かいギミックがある。
 
**ちなみに第三再臨では和服から甲冑を纏った姿になるためか、スキル使用時の姿勢が正座から胡坐に変わるという細かいギミックがある。
*生前は踊りや能を好み、自らも能を舞っていたとされ、時には立ちくらみを起こすまで舞い続けたという。そのうちイベント等でそのことについて語ることがあるかもしれない。
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*生前は踊りや能を好み、自らも能を舞っていたとされ、時には友人の大名の家に押しかけて上がり込んだ挙句、立ちくらみを起こすまで舞い続けたという。割りとお茶目。そのうちイベント等でそのことについて語ることがあるかもしれない。
*[[ジェームズ・モリアーティ|新宿で出会った記憶喪失のアラフィフ]]、[[クリストファー・コロンブス|アガルタで味方になった頼りがいのあるレジスタンスリーダー]]、そして下総の重鎮こと彼。<br />彼らとの1.5部に入ってからのシナリオから、ある共通意識がユーザー間で生まれつつある…「'''1.5部ではおっさんは基本信用するな'''」と。
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*[[ジェームズ・モリアーティ|新宿で出会った記憶喪失のアラフィフ]]、[[クリストファー・コロンブス|アガルタで味方になった頼りがいのあるレジスタンスリーダー]]、そして下総の重鎮こと彼。<br />彼らとの1.5部に入ってからのシナリオから、ある共通意識がユーザー間で生まれつつある…「'''1.5部ではおっさんは基本信用するな'''」と。…なんともはや。残されたセイレムシナリオでも同じような「信用し難い味方おじさん」キャラの存在は予想されていたが、[[ラウム|その正体はかなりの鳴り物入りであった]]。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
<references/>
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===注釈===
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<references group = "注"/>
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===出典===
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<references group = "出"/>
    
== リンク ==
 
== リンク ==
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[[Category:登場人物や行]]
 
[[Category:登場人物や行]]
[[Category:Fate/Grand Order]]
   
[[Category:セイバー]]
 
[[Category:セイバー]]
 
[[Category:サーヴァント]]
 
[[Category:サーヴァント]]
[[Category:英霊剣豪]]
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[[Category:Fate/Grand Order]]
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[[Category:ちびちゅき!]]
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