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12,219 バイト追加 、 2019年8月20日 (火) 21:57
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| 読み = もり ながよし
 
| 読み = もり ながよし
 
| 外国語表記 =  
 
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| 声優 =  
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| 声優 = 谷山紀章
 
| 演者 =  
 
| 演者 =  
 
| 身長 = 194cm
 
| 身長 = 194cm
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| 誕生日 =  
 
| 誕生日 =  
 
| 血液型 =  
 
| 血液型 =  
| 出典 =  
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| 出典 = 史実
| 地域 =  
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| 地域 = 日本
 
| 属性 = 混沌・狂
 
| 属性 = 混沌・狂
| 隠し属性 =  
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| 隠し属性 =
 
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
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| 苦手な物 =  
 
| 苦手な物 =  
 
| 天敵 =  
 
| 天敵 =  
| デザイン = 経験値
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| デザイン = 経験値(原案)<br />Dd(FGO)
 
| 設定作成 =  
 
| 設定作成 =  
| レア度 =  
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| レア度 = ☆3
 
| 初登場作品 = [[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]]
 
| 初登場作品 = [[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]]
 
}}
 
}}
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
   
「[[バーサーカー|狂戦士]]」の[[サーヴァント]]。
 
「[[バーサーカー|狂戦士]]」の[[サーヴァント]]。
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; 人物
 
; 人物
 
: 巨大な槍を持ち、陸軍第四魔導機関謹製の『甲型英霊拘束具』を纏っている、二十代半ばほどの筋骨逞しい偉丈夫。
 
: 巨大な槍を持ち、陸軍第四魔導機関謹製の『甲型英霊拘束具』を纏っている、二十代半ばほどの筋骨逞しい偉丈夫。
: 意思疎通は「可能」だが、明らかに目と言動がヤバく、兎に角目を合わせたくないタイプの男。経験値氏のディフォルメ絵では某洗脳探偵の如く目がグルグルになっている。
+
: 意思疎通は「可能」だが、明らかに目と言動がヤバく、街道で会っても目を合わせたくないタイプの男。経験値氏のデフォルメ絵では[[翡翠|某洗脳探偵]]の如く目がグルグルになっている。
 
: ランクBの「精神汚染」持ちであるためか、自害させようとしたマスターの腕を叩き斬った直後に何事もなかったかのようにマスターに話しかけたり、特に目撃者でもない女子供まで積極的に殺戮しようとする等、その狂暴で暴力的な精神性は外道を通り越して最早異常、病的とさえ言える域にある。
 
: ランクBの「精神汚染」持ちであるためか、自害させようとしたマスターの腕を叩き斬った直後に何事もなかったかのようにマスターに話しかけたり、特に目撃者でもない女子供まで積極的に殺戮しようとする等、その狂暴で暴力的な精神性は外道を通り越して最早異常、病的とさえ言える域にある。
 
: 裏切り策略、生命の奪い合いが付き物だった戦国の世に置いても、ここまで酷い人物はそうそう居ないレベルの鬼畜で悪魔じみた性格の持ち主であるが、その一方で自害させようとしたマスターであっても殺すつもりは(一応)ないようで、それなりの義理堅さのようなものはある模様。  
 
: 裏切り策略、生命の奪い合いが付き物だった戦国の世に置いても、ここまで酷い人物はそうそう居ないレベルの鬼畜で悪魔じみた性格の持ち主であるが、その一方で自害させようとしたマスターであっても殺すつもりは(一応)ないようで、それなりの義理堅さのようなものはある模様。  
: また、史実でも領主を勤めていたように、戦争や争いが絡まなければ茶の湯好きな文化人としての面も見られる(それでも言動は血生臭いが)。
+
: 一方で領国経営などは卒なくこなすというか、むしろ優秀なレベル。趣味として茶の湯や書を嗜むなど文化人的な面も見せる。それでも言動は血生臭いが。
 
; 能力
 
; 能力
 
: 手に持つ巨大な槍『人間無骨』は宝具開放前の状態でも一撃で人間を輪切りにするほどの破壊力を持つ。
 
: 手に持つ巨大な槍『人間無骨』は宝具開放前の状態でも一撃で人間を輪切りにするほどの破壊力を持つ。
 
:「狂化」のランクはDと低いため言語能力も思考能力も失われておらず、バーサーカーとしては状況判断に長けている。
 
:「狂化」のランクはDと低いため言語能力も思考能力も失われておらず、バーサーカーとしては状況判断に長けている。
 +
: バーサーカークラス以外にもランサーとライダーのクラス適性も持つが、どのクラスの召喚でも「狂化」のスキルがついてくる。
 
:;甲型英霊拘束具
 
:;甲型英霊拘束具
 
:: バーサーカーが纏っている陸軍第四魔導機関謹製の拘束具。[[ドイツ第三帝国]]の技術提供により完成することに成功。
 
:: バーサーカーが纏っている陸軍第四魔導機関謹製の拘束具。[[ドイツ第三帝国]]の技術提供により完成することに成功。
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:: ただしこれはバーサーカーを「敵地に投下して使う殲滅兵器」として運用するというコンセプトによるものであり、当初の予定通りに運用ができていれば一応問題は無い筈であった。
 
:: ただしこれはバーサーカーを「敵地に投下して使う殲滅兵器」として運用するというコンセプトによるものであり、当初の予定通りに運用ができていれば一応問題は無い筈であった。
 
:: 殲滅させるには、一瞬で消し飛ばすだけの火力を叩き込むか、胸部の炉心を心臓ごと消滅させる必要がある。
 
:: 殲滅させるには、一瞬で消し飛ばすだけの火力を叩き込むか、胸部の炉心を心臓ごと消滅させる必要がある。
:: 「拘束具」である割には着用者にとって有益な効果ばかりの上暴走を許してしまっているが、第三帝国が想定していた本来の用途とは異なる為らしい。
+
:: 「拘束具」である割には着用者にとって有益な効果ばかりの上暴走を許してしまっているが、第三帝国が想定していた本来の用途とは異なる為らしい(『Fate/Grand Order』に登場した際には、その名の通り着用したサーヴァントの行動を外部からコントロールできる事が明らかになったが、狂化や精神汚染スキルを持っているサーヴァントにはあまり効かないとされている)。
 +
:: 鎧のような形をしているのは耐久性を重視した為であり、彼にとっては重装甲のため動きにくいとの事。『Fate/Grand Order』では機動性を残したインナータイプの「乙型英霊拘束具」も登場した。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
|-  
+
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
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| [[バーサーカー]] || [[間桐少佐]] ||B || C || D || E || D || C  ||狂化:D || 精神汚染:B<br>血濡れの蛮勇:A|| style="text-align:left"|
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| rowspan="2"|[[バーサーカー]] || [[間桐少佐]] ||B || C || D || E || D || C  ||狂化:D || 精神汚染:B<br>血濡れの蛮勇:A|| style="text-align:left"|
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|-
 +
| [[主人公 (Grand Order)]] ||B || C || D || E || D || C  ||狂化:D || 精神汚染(兇):B<br>血濡れの蛮勇:A<br>鬼武蔵の遺言状:C || style="text-align:left"|
 
|}
 
|}
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; 人間無骨(にんげんむこつ)
 
; 人間無骨(にんげんむこつ)
 
: ランク:C<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1<br />最大捕捉:1人<br />由来:森長可の十字槍「人間無骨」。
 
: ランク:C<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1<br />最大捕捉:1人<br />由来:森長可の十字槍「人間無骨」。
: 身の丈ほどある巨大な槍。
+
: 身の丈ほどある巨大な槍。「骨が無いかのように人間を容易く両断した」という逸話からその名がついた。
: 穂先には展開ギミックが仕込まれており、真名解放と同時に攻撃力を強化した解放形態となる。通常時は直槍だが、解放形態では槍先が開いてチェーンソー状の刃が出現し、ちょうど十字槍の形状を取る。本来の用途は、相手に突き刺した状態で強制的に槍を開き、相手を内部から破壊することだとか。
+
: 通常形態である直槍、攻撃力を強化した解放形態である十字槍の二形態を有する。穂先に展開ギミックが仕込まれており、真名解放と同時に攻撃力を強化した解放形態となる。
: 「どんなヨロイも紙クズ同然」と豪語する通り、防御無視の効果を持っており、人間の肉体を容易に輪切りにできる他、真名解放後は[[李書文 (帝都聖杯奇譚)|ランサー]]の左腕を骨ごとズタズタにしている。
+
: 通常時は直槍だが、解放形態では槍先が開いてチェーンソー状の刃が出現し、ちょうど十字槍の形状を取る(本来の用途は「相手に突き刺した状態で強制的に槍を開き、相手を内部から破壊する事」だとか)。
 +
: 逸話の通り対象の防御力を無効化する効果を持つ。人間の肉体を容易に輪切りにできる他、真名解放後は[[李書文 (帝都聖杯奇譚)|ランサー]]の左腕を骨ごとズタズタにした(本人曰く「どんな鎧も紙屑同然」と豪語している)。
 
: 消費魔力も少なく、単純ながら実戦においては極めて強力な宝具。魔力消費が大きいバーサーカーの宝具としてみてもマスターの負担が少ないという点で優れている。
 
: 消費魔力も少なく、単純ながら実戦においては極めて強力な宝具。魔力消費が大きいバーサーカーの宝具としてみてもマスターの負担が少ないという点で優れている。
 
; 百段(ひゃくだん)
 
; 百段(ひゃくだん)
 
: 由来:森長可の愛馬。
 
: 由来:森長可の愛馬。
: ランサー、ライダーで召喚されると所有する合体騎乗宝具。史実での長可の愛馬であり、長可の居城である金山城の石段100段を駆け上るほどの名馬というのが名前の由来。
+
:ランサー及びライダークラスでの召喚時に所有する騎乗宝具(バーサーカークラスでの召喚時には使用不能)。
 +
:史実における長可の愛馬であり、長可の居城である金山城の石段100段を一息に駆け上がる程の名馬とされる。
 
:合体すると『パーフェクトDQN・MORI・NAGAYOSHI』が完成するとか。
 
:合体すると『パーフェクトDQN・MORI・NAGAYOSHI』が完成するとか。
    
== 真名:森長可 ==
 
== 真名:森長可 ==
: もりながよし。日本の戦国時代の武将で織田信長の尾張統一前からの功臣であった森可成の次男で、信長の寵童として有名な蘭丸の兄。<br>父譲りの槍の名手で、父の死後は森家の当主となり、信長の息子である織田信忠旗下で多くの武功を立て、『鬼武蔵』の異名を取った猛将。<br>信長没後も羽柴秀吉に属して東美濃を席巻したが、小牧長久手の戦いの際に銃弾を受けて若くして命を落とした。
+
:もりながよし。日本の戦国時代の武将で織田信長の尾張統一前からの功臣であった森可成の次男で、信長の寵童として有名な蘭丸の兄。
 +
:父譲りの槍の名手で、父の死後は森家の当主となり、信長の息子である織田信忠旗下で多くの武功を立て、『鬼武蔵』の異名を取った猛将。
 +
:信長没後も羽柴秀吉に属して東美濃を席巻した。
   −
: 生前から非常に旺盛な闘争心の持ち主で、初陣で自ら27の首級を挙げたのを皮切りに前線での戦いを好み、高遠城の戦いでは腰から下が満遍なく血塗れになるまで敵兵を殺し回ったとされる。<br>一方で平時でも異常なまでに気性の激しい人物で、気に入らぬことがあればすぐに手討ちに及んだり、織田軍の関所であっても自身の通りが通らない場合は放火してでも押し通おりと脅すなど、とにかく暴力的な逸話が多く残されている。
+
:非常に気性の激しい人物で、関所の番人に下馬して家名を名乗るよう言われると「信長公の御前ならいざ知らず、この勝蔵(森長可)に下馬せよとは何事か」と激怒し斬り捨て、止め立てすれば町に火を放つと脅し、強引に押し通る。
 +
:完成したばかりの熱田の橋で長政の家来に下馬するよう言われると激怒して家来を斬り殺し、乗馬したまま橋を渡るなど暴力的な逸話に事欠かない。
 +
:ちなみに下馬して家名を名乗るよう命じていたのは、他ならぬ信長公その人であった(信長曰く「鬼武蔵なら仕方ない」)。
 +
:その一方で領国経営などは卒なくこなしており、趣味として茶の湯や書を嗜むなど文化人的な面も見せる。
 +
 
 +
:生前から非常に旺盛な闘争心の持ち主で、初陣で自ら27の首級を挙げたのを皮切りに前線での戦いを好み、甲州征伐時の高遠城の戦いでは敵兵を殺しすぎたあまり、返り血で鎧の下半身が真っ赤に染まっており、味方に手負いと間違われるなど、優れた武勇を誇りつつも必要以上に残虐。
 +
 
 +
:傍若無人の限りを尽くして戦国の世を駆け抜けた長可だが、小牧長久手の戦いの際に銃弾を受けて若くして命を落とす。その時、敵だけでなくあろう事か味方も長可の死を喜んだといわれるが、真偽のほどは不明。
 +
 
 +
:非常に暴力的で狂気に満ちた逸話を残した長可であるが、生涯を通して主君に槍を向けた事は一度も無い。
 +
:サーヴァントとして召喚された今も、主君に対してのそれと同様、己が認めたマスターへの忠誠心は篤く、裏切りなどの心配は全くない。
 +
:その忠誠の形が果たして「マスターの望む形」であるかどうかは定かではないが……。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 +
===Fateシリーズ===
 +
; [[Fate/Grand Order]]
 +
: 『オール信長総進撃 ぐだぐだファイナル本能寺2019』の開催に伴い期間限定サーヴァントとして実装。
 +
===その他===
 
; [[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]]
 
; [[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]]
 
: バーサーカーのサーヴァント。
 
: バーサーカーのサーヴァント。
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; [[沖田総司|セイバー]]
 
; [[沖田総司|セイバー]]
 
: 敵対したサーヴァント。甲型英霊拘束具の再生能力で剣技を物ともしなかったが、魔剣『無明三段突き』によって心臓と拘束具の炉心を同時に消滅させられ、敗北した。
 
: 敵対したサーヴァント。甲型英霊拘束具の再生能力で剣技を物ともしなかったが、魔剣『無明三段突き』によって心臓と拘束具の炉心を同時に消滅させられ、敗北した。
 +
 +
=== Fate/Grand Order ===
 +
; [[主人公 (Grand Order)]]
 +
: マスター。『ぐだぐだファイナル本能寺』では消滅しかかっていたところを再契約したためか非常に懐いており「殿様」と呼んで(言動は物騒ながら)忠勤に励んでいる。その忠誠ぶりは信長をして、「あいつに言う事聞かせられる奴を生まれて初めて見た」と言わしめる程。
 +
: 甘い人間だと内心では思っているが、そんな人間が生きていける現代を良い時代だと認識しており、その幸福を心から願っている。
 +
: なお、主人公からは「森君」と呼ばれているので、かなり若いのかもしれない。 
 +
 +
;[[マシュ・キリエライト]]
 +
:カルデア家の家老という事で目上として認識しているのか彼女に対しても基本従順。主人公同様彼女からも「森君」と呼ばれている。
 +
 +
; [[李書文〔アサシン〕]]
 +
:『帝都聖杯奇譚』で縁があった相手。若干その事を覚えているのかあまり相性は良くないが、わりと地の部分は似た者同士なので一緒に茶を飲んだり殺し合ったりという仲に収まっている。
 +
 +
; [[クー・フーリン]]
 +
: 期間限定イベント『ぐだぐだファイナル本能寺』では登用イベントで戦いになるが、ケルトの流儀と相性が良すぎた為か軽く殺し合った後すぐに意気投合した。
 +
 +
; [[織田信長〔バーサーカー〕]]
 +
: 主の別の姿。泳ぐ為とは思えない水着姿とロックな姿に大爆笑。だが「侘びてんじゃねえか」と印象自体は良いようである。
    
=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
 
; [[織田信長]]
 
; [[織田信長]]
: 生前の主。直接仕えていた相手は息子の織田信忠なので、「大殿」と呼ぶ。
+
: 主。直接仕えていた相手は息子の織田信忠なので、「大殿」と呼ぶ。
 
: 主というよりは同士であるかのようにフランクに接し、「また一向宗ぶっ殺そうぜ!」とノリノリ。
 
: 主というよりは同士であるかのようにフランクに接し、「また一向宗ぶっ殺そうぜ!」とノリノリ。
 +
: 『Fate/Grand Order』では主が別になっている為か、敬意は払っていても殺す事にはまったく躊躇が無い。
 
; [[豊臣秀吉|羽柴秀吉]]
 
; [[豊臣秀吉|羽柴秀吉]]
: 生前の主。織田信長の死後の主。
+
: 織田信長の死後の主。「殿下」と呼んでいる。
 +
: 若干胡散臭い所があったとのことで、お茶の趣味もあまり合わない模様。
 +
: 実力については評価は高く、信長とどっちが強かったのか気になっていたとか。
 
; 森蘭丸
 
; 森蘭丸
: 弟。男の娘だったらしい。
+
: 弟。男の娘だったらしい。細かい所まで気がつく性格で、自分とは全然似ていなかったとか。
 +
; [[柴田勝家]]
 +
: 織田家での同僚。織田家中でも気合いが入っている方だったと高評価。
 +
; [[明智光秀]]
 +
: 織田家での同僚。
 +
: 信長を裏切った為に当然ながら心象は最悪だが、お茶については一目置いている。
 +
; [[茶々]]
 +
: 主の姪。
 +
: 『Fate/Grand Order』で敵対した時はさすがに彼女を殺す事には抵抗があったようだが、「戦だししゃーねーか」とやっぱり根本的に躊躇が無い。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 +
==== コハエース ====
 
; 「まあおちつけよマスター オレは主君殺しとかヒデェコトはしねえから」
 
; 「まあおちつけよマスター オレは主君殺しとかヒデェコトはしねえから」
 
: 令呪で自害させられそうになり、即座に腕を切り飛ばしての一言。
 
: 令呪で自害させられそうになり、即座に腕を切り飛ばしての一言。
 
: 史実でも主人を裏切るような振る舞いはしなかったから一応言っていることは正しいのだが、やらかしたことは十分にヒデェコトである。
 
: 史実でも主人を裏切るような振る舞いはしなかったから一応言っていることは正しいのだが、やらかしたことは十分にヒデェコトである。
; 「よっしゃじゃあ兵士は10点 女子供は3点 サーヴァントは100点でどうよ? マスター!!」
+
 
 +
; 「よっしゃじゃあ兵士は10点 女子供は3点 サーヴァントは100点でどうよ? マスター!!」
 
: 腕と令呪を無くした間桐少佐を小脇に抱え、殺戮を開始するべく放たれる言葉。
 
: 腕と令呪を無くした間桐少佐を小脇に抱え、殺戮を開始するべく放たれる言葉。
 
: 異常なまでに凶暴で残虐、野蛮な彼の性格を端的に表す一言。一応マスターをはっきり認識しているとか、女子供はポイントを低くしている等はあるが、殺人をゲーム感覚で楽しもうとしている辺り到底フォローしきれないレベルの畜生ぶりである。
 
: 異常なまでに凶暴で残虐、野蛮な彼の性格を端的に表す一言。一応マスターをはっきり認識しているとか、女子供はポイントを低くしている等はあるが、殺人をゲーム感覚で楽しもうとしている辺り到底フォローしきれないレベルの畜生ぶりである。
 +
: 『Fate/Grand Order』では戦闘開始時の台詞として採用されているが「兵士」を「あれ」、「女子供」を「弱そうなの」と若干異なるニュアンスになっている…が、マイルームで聞く限り、「強い女」は配点高めなのだとか…
 +
 
; 「てめぇさては武芸者か!?」<br />「ケッ!! 戦の役に立たねえ技だの位だのくだらねえ連中だ!!」<br />「戦場じゃ強い奴が勝つだけなんだよ」
 
; 「てめぇさては武芸者か!?」<br />「ケッ!! 戦の役に立たねえ技だの位だのくだらねえ連中だ!!」<br />「戦場じゃ強い奴が勝つだけなんだよ」
 
: 交戦中のランサーに対しての一言。
 
: 交戦中のランサーに対しての一言。
 
: ランサーはそれを真理だと認め、バーサーカーの頭を槍で貫くが…。
 
: ランサーはそれを真理だと認め、バーサーカーの頭を槍で貫くが…。
 +
 
; 「嗤え 『人間無骨』」
 
; 「嗤え 『人間無骨』」
 
: 宝具開放。凶槍が顎を開き、乱杭歯を覗かせ哄笑をあげる。
 
: 宝具開放。凶槍が顎を開き、乱杭歯を覗かせ哄笑をあげる。
 +
 
;「オレのマスターに手を出すんじゃねーよ!!」
 
;「オレのマスターに手を出すんじゃねーよ!!」
 
: 李書文に間桐少佐を連れ去られた時の台詞。麗しい主従関係のように見える台詞だが、間桐少佐の方はといえば甲型英霊拘束具の仕組みを洗いざらい白状して早くあれを何とかしてくれと言わんばかりであるのでやはり全く噛み合っていない。
 
: 李書文に間桐少佐を連れ去られた時の台詞。麗しい主従関係のように見える台詞だが、間桐少佐の方はといえば甲型英霊拘束具の仕組みを洗いざらい白状して早くあれを何とかしてくれと言わんばかりであるのでやはり全く噛み合っていない。
 +
==== Fate/Grand Order ====
 +
;「オレが鬼武蔵こと森長可だ! クラスはバーサーカーだったか、確か。つまんねぇ事言ったら即ぶった切るからそのつもりでな!<br> ……おいおい、安心しろよ。オレはマスター殺しなんてひでぇ事はしねぇからよ。ま、よろしく頼むぜ、マスター!」<br>「あぁん? オレに指図するんじゃねぇよ。ブチ殺すぞ。……おおっ、マスターか! じゃあ腕一本くらいで勘弁してやらぁ!」
 +
: 「召喚時」とマイルーム会話「絆レベル1」。コハエース内の凶悪なファーストコンタクトを完全再現。
 +
: 今回もマスター殺しというヒデェコトはしない。でもそれ以外のヒデェコトはノリノリでやる。
 +
 +
;「よし、と……ふー、この鎧動きにくくてダルかったからなぁ。これで身軽になったぜ。ありがとよ、マスター。なんならこの鎧いるか?」
 +
: 霊基再臨1回目。早々に英霊拘束具を脱ぎ捨て、生前に愛用していた武者鎧姿になりながらの一言。
 +
: やはり拘束具はお嫌いなようだ。そしてそんな危ない装備を渡されても困る。
 +
 +
;「どうよマスター、この具足! コイツはガチの戦の時しか着ないんだぜ。――あ? 袴の模様? ああ、これ返り血な、返り血。<br> 拭いても拭いても、戦の度に付くからめんどくさくてそのまんまなのよ! ヒャハハハハハハハハァ!!」
 +
: 霊基再臨3回目。まさに「鬼」の名に相応しい、禍々しい白塗りの鎧を纏う。袴に染み付く紅は彼が屠った者達の名残り。
 +
: どことなく英霊拘束具に似た見た目をしているのは偶然か否か……。
 +
 +
;「おっ! いたいた。マスター、ちょっくら茶の支度したからよ。これから一服どうだ? オレの秘蔵の茶碗見せてやるからよ。行こうぜ行こうぜ!」<br>「好きなものってぇとやっぱ茶の湯だろ茶の湯! やっぱ侘び寂びがわかんねえ武士は無粋だよなあ!<br> そうそう、筆を執るのも好きだぜ。割と上手えんだよオレ。戦場とかでもよく書いてたしよ。なんなら、一筆したためてやろうか?」
 +
: マイルーム会話「絆レベル3」、及び「好きなこと」。戦鬼であれど、文化人の顔も持つ彼の理知的な一面。生前から茶の湯や書道が好きだったが、サーヴァントとなってもそれは変わらない。
 +
: 静かに茶を点て書をしたためる姿と、戦場で暴れ狂う姿の危険な二面性もまた、『侘び寂び』だろうか。
 +
 +
;「おお! 大殿じゃねぇか! また大殿の下で戦えるとか面白ぇ事になったなぁ!<br> おっと、今は大殿じゃなくてマスターがオレの殿様だったか。おお? じゃあ大殿オレの敵じゃん。ヒャッハハハハハハハハ! 面白ぇ!」
 +
: マイルーム会話「[[織田信長]]または[[魔王信長]]所持時」。
 +
: 生前重用してくれた大殿との再会を喜びつつ、そんな大殿となんのしがらみもなく殺し合える状況にも喜ぶ。怖いもの知らずここに極まれり。
 +
 +
;「ふはは、ンだよ大殿ォ! そのカッコ!! 水着? それで泳ぐの!? ……え? 歌う? 舞台で!? ひぃーャァーーーっはっは!! なんだぁそりゃあっはっはっは!!<br> ───侘びてんじゃねえか。」
 +
: マイルーム会話「[[織田信長〔バーサーカー〕]]所持時」。
 +
: 大殿のぐだぐだの極み、ノリと狂気の沙汰とも言える水着スタイルを見て大笑い。だが、彼女のその姿に『侘び』を見出した。
 +
: そのセンスが素面ではなく、精神汚染の影響であるかは誰もわからない。<del>素面で言ってるならヤバい。</del>
 +
 +
;「アンタ武蔵っての? へぇー、奇遇だな。オレも武蔵ってんだ。武蔵は武蔵でも『鬼』武蔵だがよ。自分で言うのもなんだけど、武蔵ってヤツ結構多いからこんがらがるよなぁ」
 +
: マイルーム会話「[[宮本武蔵]]所持時」。
 +
: 剪定事象の別人ではあるが、間桐少佐が呼びたかった方の武蔵に興味を抱く。珍しく凶暴性を見せない。
    
== メモ ==  
 
== メモ ==  
*最近増加している意思疎通ができるように見えるバーサーカーの一人。……なのだが実際はそもそもの精神性にかなり問題のあるサーヴァント。会話ができていても正しい意味で意思疎通が取れているかは作中の暴走っぷりからもわかる通り微妙である。
+
*意思疎通ができるように見えるバーサーカーだが、実際はそもそもの精神性にかなり問題のある異質のサーヴァント。会話ができていても正しい意味で意思疎通が取れているかは作中の暴走っぷりからもわかる通り微妙である。
**マスターの言うことを聞かないという点では[[スパルタクス]]に匹敵する上、ある程度は頭を働かせる分向こうより始末に悪い。
+
**「マスターの言うことを聞かない」という点では[[スパルタクス]]に匹敵し、ある程度は頭を働かせる分向こうより始末に悪い。
 
**ただ上述の発言通り自害させられそうになろうとも、最悪マスターを裏切ることだけはしないため(ただし絶対に危害を加えない訳でも決して無い)、召喚したらマスターに対してほぼ確実に牙を剥く[[オジマンディアス]]や[[エイリーク・ブラッドアクス|エイリーク]]、[[アサシン (Fake)|美しき暗殺者]]よりかはまだマシである。
 
**ただ上述の発言通り自害させられそうになろうとも、最悪マスターを裏切ることだけはしないため(ただし絶対に危害を加えない訳でも決して無い)、召喚したらマスターに対してほぼ確実に牙を剥く[[オジマンディアス]]や[[エイリーク・ブラッドアクス|エイリーク]]、[[アサシン (Fake)|美しき暗殺者]]よりかはまだマシである。
 
**外道な精神性も逆に言えばマスターがどんな汚い人間でも裏切らないという長所になりうる。生前の主君である信長の下で多大な戦果をあげているのは間違いないため、勝つ為なら手段を選ばない[[衛宮切嗣]]や[[間桐臓硯]]などのマスターと組めば優勝候補に躍り出ることも不可能ではないかもしれない。
 
**外道な精神性も逆に言えばマスターがどんな汚い人間でも裏切らないという長所になりうる。生前の主君である信長の下で多大な戦果をあげているのは間違いないため、勝つ為なら手段を選ばない[[衛宮切嗣]]や[[間桐臓硯]]などのマスターと組めば優勝候補に躍り出ることも不可能ではないかもしれない。
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**実際、『Fate/Grand Order』に登場した際には、マスターとなった主人公が「消えかけた所を再契約して助ける」という非常に良い印象で契約した上、織田信長も同じ陣営に居たという事情もあってかなり丸くなっている。令呪を使って命令したりもしないので少なくともこちらに向けて暴力行為をする心配もあまりない。
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***とはいえ、短気な性格は相変わらずですぐに暴れだしたりさしたる悪意も無く相手を殺そうとするため「大型犬と思いきや実態はグリズリー」「主人公にだけは懐いているアロサウルス」等危険極まりない呼び名を一部のプレイヤーからはされている。
 
**見ての通りのとんでもない人物だが、前から存在が語られていた[[豊臣秀吉]]に加え、後に登場した[[織田信勝]]や[[明智光秀]]が織田信長に対して拗らせまくった性癖を持っていたので、一周回って'''「織田家の家臣で一番まとも」'''等と一部プレイヤーから言われる事に……
 
**見ての通りのとんでもない人物だが、前から存在が語られていた[[豊臣秀吉]]に加え、後に登場した[[織田信勝]]や[[明智光秀]]が織田信長に対して拗らせまくった性癖を持っていたので、一周回って'''「織田家の家臣で一番まとも」'''等と一部プレイヤーから言われる事に……
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***後に登場した[[柴田勝家]]が深い後悔を心に抱えてはいるもののそれほど拗らせていない謹厳実直な人物だったので、「一番まとも」とも言えなくなってきているのではあるが。
 
*没になった初期プロットでは、召喚したマスターを殺害した後、彼のことを死別した息子と思い込んだ女性を新たなマスターとして戦う案もあったとか。
 
*没になった初期プロットでは、召喚したマスターを殺害した後、彼のことを死別した息子と思い込んだ女性を新たなマスターとして戦う案もあったとか。
 
*「負担を減らすためそれほど有名でない英霊を底上げする」「狂化をほどほどにして自己判断能力を残す」「判断力の低下で防御がおろそかになりがちなのを補完する」「大きすぎる魔力消費量を肩代わりする手段を用意する」という点では、バーサーカーの運用方法としては歴代で見ても理想型に近い。
 
*「負担を減らすためそれほど有名でない英霊を底上げする」「狂化をほどほどにして自己判断能力を残す」「判断力の低下で防御がおろそかになりがちなのを補完する」「大きすぎる魔力消費量を肩代わりする手段を用意する」という点では、バーサーカーの運用方法としては歴代で見ても理想型に近い。
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**逸話の中には、敵兵はおろか、自分の道を遮った門番や撤退の際にとった人質、果ては神獣とされた蛇なども殺したとある。また、劇中ではシューティングゲーム感覚で殺戮行為をしていたが、それも実際に武田攻めの際にやっていたという逸話が残っている。
 
**逸話の中には、敵兵はおろか、自分の道を遮った門番や撤退の際にとった人質、果ては神獣とされた蛇なども殺したとある。また、劇中ではシューティングゲーム感覚で殺戮行為をしていたが、それも実際に武田攻めの際にやっていたという逸話が残っている。
 
**もっとも、人質を処刑したのは人質を差し出した武将が裏切った為であり、戦国時代なら普通の行動だと言える。また、撤退に協力した武将には深く感謝して脇差しを送るなど、決してただの粗暴なだけの人物ではない。武田家の領民の一部が自分たちの村を自ら焼き討ち、織田軍に降った時は珍しく引いたとも。
 
**もっとも、人質を処刑したのは人質を差し出した武将が裏切った為であり、戦国時代なら普通の行動だと言える。また、撤退に協力した武将には深く感謝して脇差しを送るなど、決してただの粗暴なだけの人物ではない。武田家の領民の一部が自分たちの村を自ら焼き討ち、織田軍に降った時は珍しく引いたとも。
**ここまで無茶苦茶やっておいて、信長から下された懲罰は口頭か書状での軽い注意ばかりで、まともな罰を受けたことは一度も無かった。これは森家は父・可成が織田家の為に奮戦し、[[レオニダス一世]]よろしく志賀の陣で討死した事や弟・蘭丸が寵愛を受けた事や、長可自身の才覚もあるだろうが信長は長可に甘かった。
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**ここまで無茶苦茶やっておいて、信長から下された懲罰は口頭か書状での軽い注意ばかりで、まともな罰を受けたことは一度も無かった。これは森家は父・可成が織田家の為に奮戦し、[[レオニダス一世]]よろしく志賀の陣で討死した事や弟・蘭丸が寵愛を受けた事、そして長可自身の才覚もあるだろうが信長は長可に甘かった。
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**ちなみに森家の系譜を辿ると、[[源頼光|清和]][[牛若丸|源氏]]直系の名家という織田家より格上の家柄だったりするので、その点も配慮したのかもしれない。
 
*血生臭い逸話には江戸時代頃の創作がいくつかあり、長可が信長の命令通りに長可を止めた橋守を斬殺して押し通った事を知った際、長可に武蔵坊弁慶にちなんで武蔵守を名乗れと言った逸話は有名。
 
*血生臭い逸話には江戸時代頃の創作がいくつかあり、長可が信長の命令通りに長可を止めた橋守を斬殺して押し通った事を知った際、長可に武蔵坊弁慶にちなんで武蔵守を名乗れと言った逸話は有名。
 
**信長存命時には鬼勝蔵と呼ばれていたらしく、この逸話なども「長可ならやりかねない」という風評がきっかけで生まれたのだろう。
 
**信長存命時には鬼勝蔵と呼ばれていたらしく、この逸話なども「長可ならやりかねない」という風評がきっかけで生まれたのだろう。
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*生前愛馬としていた馬が宝具として設定されているのは[[赤兎馬]]が有名な[[呂布奉先]]が存在する。何故かそちらも赤兎馬を宝具として使えるライダークラスで召喚された場合、馬と合体するらしい。
 
*生前愛馬としていた馬が宝具として設定されているのは[[赤兎馬]]が有名な[[呂布奉先]]が存在する。何故かそちらも赤兎馬を宝具として使えるライダークラスで召喚された場合、馬と合体するらしい。
 
*スキル「血塗れの蛮勇」は同人誌『コハエース2016Winter 冬の増刊号』の床下によれば「攻撃するたびに攻撃力が上がって防御力が下がる」というもの。明らかに長期戦向きではない上に、短期決戦用としてもやや微妙である。
 
*スキル「血塗れの蛮勇」は同人誌『コハエース2016Winter 冬の増刊号』の床下によれば「攻撃するたびに攻撃力が上がって防御力が下がる」というもの。明らかに長期戦向きではない上に、短期決戦用としてもやや微妙である。
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**後に『Fate/Grand Order』に登場した際にも、しっかりと「攻撃する度に防御が下がっていく」という性能で再現された。というか「死ぬことを前提に暴れまわり、さっさと死んで味方に強化を施す」という短期決戦・鉄砲玉運用に特化したキャラクターと化している。
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***ちなみに、自身が死ぬと味方を強化するスキル「鬼武蔵の遺言状」は、上記の彼が討ち死にした際に味方も喜んだという伝承から。
    
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
 
;戦国DQN四天王
 
;戦国DQN四天王
:『帝都聖杯奇譚』の単行本口絵で触れらていた呼称。<br/>元ネタは、2ちゃんねるの「戦国ちょっといい話」「戦国ちょっと悪い話」スレであり、その名の通り戦国武将の良い話や悪い話をトリビア的に集めたスレにおいて、一般的に見て異常と言えるエピソードが数多く報告された四人をまとめた俗称である。<br/>メンバーは、<br/>・文化に精通した著名な戦国武将ながら、勢いで文化財を破壊したり生涯に渡って奇矯なエピソードが大量に記録されている「伊達政宗」<br/>・超一流の文化人として知られているが、妻の細川玉(洗礼名ガラシャ)の事になると態度が激変するのに加え、「三十六人手打ちにしたから三十六歌仙にあやかって刀の銘に歌仙と名付ける」という引くようなヤンデレ「細川忠興」<br/>・薩摩を治めた優秀な君主であるが、その方針が「鬼島津」と恐れられた父とは似ても似つかない程陰険で、妻に対する仕打ちがドン引きレベルの「島津忠恒」<br/>これに森長可を加えた四人である。<br/>余談であるが、該当スレでは「うつけ」として奇矯な逸話が知られている[[織田信長]]は最近の研究では比較的まともな人間だったことが知られているため比較対象にされず、逆に[[豊臣秀吉]]は晩年に顕著になるが信長の家臣時代からたまに見られた残酷な苛烈さから「ラスボス」と畏怖されている。
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:『帝都聖杯奇譚』の単行本口絵で触れらていた呼称。<br/>元ネタは、2ちゃんねるの「戦国ちょっといい話」「戦国ちょっと悪い話」スレであり、その名の通り戦国武将の良い話や悪い話をトリビア的に集めたスレにおいて、一般的に見て異常と言えるエピソードが数多く報告された四人をまとめた俗称である。<br/>メンバーは、<br/>・文化に精通した著名な戦国武将ながら、勢いで文化財を破壊したり生涯に渡って奇矯なエピソードが大量に記録されている「伊達政宗」<br/>・超一流の文化人として知られているが、妻の細川玉(洗礼名ガラシャ)の事になると態度が激変するのに加え、「三十六人手打ちにしたから三十六歌仙にあやかって刀の銘に歌仙と名付ける」という引くようなヤンデレ「細川忠興」<br/>・薩摩を治めた優秀な君主であるが、その方針が「鬼島津」と恐れられた父とは似ても似つかない程陰険で、妻に対する仕打ちがドン引きレベルの「島津忠恒」<br/>これに森長可を加えた四人である。その中でも、彼は特に血なまぐさいエピソードが多いため、スレ民満場一致で'''DQN四天王筆頭'''と呼ばれている。<br/>余談であるが、該当スレでは「うつけ」として奇矯な逸話が知られている[[織田信長]]は最近の研究では比較的まともな人間だったことが知られているため比較対象にされず、逆に[[豊臣秀吉]]は晩年に顕著になるが信長の家臣時代からたまに見られた残酷な苛烈さから「ラスボス」と畏怖されている。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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[[Category:サーヴァント]]
 
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[[Category:Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]]
 
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