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− | == 臥藤 門司 == | + | {{登場人物概要 |
− | *読み:がとう もんじ
| + | | 読み = がとう もんじ |
− | *誕生日:3月31日/血液型:A型
| + | | 外国語表記 = |
− | *身長:190cm/体重:83kg
| + | | 別名 = |
− | *イメージカラー:オレンジ
| + | | 初登場作品 = [[Fate/EXTRA]] |
− | *特技:山登り
| + | | 声優 = 伊藤健太郎 |
− | *好きな物:瞑想/嫌いな物:迷走
| + | | 演者 = |
− | *天敵:殺生院キアラ
| + | | 身長 = 190cm |
− | *CV:伊藤健太郎
| + | | 体重 = 83kg |
| + | | 年齢 = |
| + | | 誕生日 = 3月31日 |
| + | | 血液型 = A型 |
| + | | スリーサイズ = |
| + | | 異名 = |
| + | | 愛称 = |
| + | | 性別 = 男性 |
| + | | イメージカラー = オレンジ |
| + | | 序列 = |
| + | | 所属 = |
| + | | 特技 = 山登り |
| + | | 好きな物 = 瞑想 |
| + | | 苦手な物 = 迷走 |
| + | | 天敵 = 殺生院キアラ |
| + | | マスター階梯 = |
| + | | 魔術系統 = |
| + | | 魔術回路・質 = |
| + | | 魔術回路・量 = |
| + | | 魔術回路・編成 = |
| + | | デザイン = |
| + | }} |
| + | == 概要 == |
| | | |
| 近寄りがたい雰囲気を纏った巨漢。[[Fate/EXTRA|ムーンセルの聖杯戦争]]において、[[アルクェイド・ブリュンスタッド|バーサーカー(白)]]のマスターとなる。通称「ガトー」。 | | 近寄りがたい雰囲気を纏った巨漢。[[Fate/EXTRA|ムーンセルの聖杯戦争]]において、[[アルクェイド・ブリュンスタッド|バーサーカー(白)]]のマスターとなる。通称「ガトー」。 |
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| ;人物 | | ;人物 |
− | :鋼の体躯を持つ巨漢。背には三度傘、首からはいくつもの数珠に十字架を一つ下げ、ポケットからはダビデの星が覗いている。声は太く、高硬度の金属のような力強さ。瞳には一縷の迷いもなく、何に対してのものかはわからないが、絶対の自信を持っている。<br>何をどう間違えたか、古今東西の宗教をミックスした宗教論を唱える、ごった煮(ミラクル)宗教家。一人称は「小生」。非常にテンションが高く、様々な宗教観から無節操に言葉を引用する言動は'''意味不明'''の一言に尽きる。<br>修行とか大好き。世界中のあらゆる宗教を学んでいくうちに、全ての宗教には矛盾や自分たちに都合のいい解釈があることに気づき、絶望したという過去を持つ。修行の過程で出会った「原始の女」を「神」と崇め、その信仰を広げることを目的に聖杯戦争を戦う。<br>いろんな意味で間違ってはいるものの、人々を救いたいという強固な願い、信念は'''暑苦しいまでに'''本物である。………だが、それゆえ自身のサーヴァントに並び、近寄り難い(近寄りたくない)威圧感を放つ。<br>「EXTRA」においては敵対者の関係だった為に威圧的な言動が目立ったが、「CCC」では主人公達の協力者として面倒見の良い面を見せ、彼の宗教観の根底に何があったのか、またそこから得てしておバカキャラという印象をもたれがちだった彼の複雑な内面や、確固たる宗教観念とそこから得た悟りを見せてくれる奥深いキャラクターとなっている。 | + | :鋼の体躯を持つ巨漢。背には三度傘、首からはいくつもの数珠に十字架を一つ下げ、ポケットからはダビデの星が覗いている。声は太く、高硬度の金属のような力強さ。瞳には一縷の迷いもなく、何に対してのものかはわからないが、絶対の自信を持っている。<br>何をどう間違えたか、古今東西の宗教をミックスした宗教論を唱える、ごった煮(ミラクル)宗教家。一人称は「小生」。非常にテンションが高く、様々な宗教観から無節操に言葉を引用する言動は'''意味不明'''の一言に尽きる。<br>修行とか大好き。世界中のあらゆる宗教を学んでいくうちに、さまざまな宗教の欠点に気づき、絶望したという過去を持つ。修行の過程で出会った「原始の女」を「神」と崇め、その信仰を広げることを目的に聖杯戦争を戦う。<br>いろんな意味で間違ってはいるものの、人々を救いたいという強固な願い、信念は'''暑苦しいまでに'''本物である。………だが、それゆえ自身のサーヴァントに並び、近寄り難い(近寄りたくない)威圧感を放つ。<br>「EXTRA」においては敵対者の関係だった為に威圧的な言動が目立ったが、「CCC」では主人公達の協力者として面倒見の良い面を見せ、彼の宗教観の根底に何があったのか、またそこから得てしておバカキャラという印象をもたれがちだった彼の複雑な内面や、確固たる宗教観念とそこから得た悟りを見せてくれる奥深いキャラクターとなっている。 |
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| ;能力 | | ;能力 |
| :[[ウィザード|霊子ハッカー]]としての実力については詳細不明。一応固有のアバターを使ってたり、バーサーカーへの魔力供給に困っている描写もないので、一定以上の実力はあるともとれる。<br>また彼の各種神話への豊富な知識は真名の重要性が特に大きいムーンセルの聖杯戦争では強力な武器となるだろう。<br>だが、自身のサーヴァントを「神」と'''勘違い'''しており(実は勘違いではなく、どちらかというと自分の「神」の理想像に限りなく近しい存在である彼女に対する、一種の理想の押し付けあるいは精神的依存と言い換えた方が正鵠を射ている)、(そしてそれが逆効果となり)霊格を極端に下げてしまっているなど、上手く扱えていない。<br>サーヴァントがバーサーカー化していることに気付いているのかいないのか、「我が神がお声を発せない状態たる理由は天から与えられた小生への最後の試練故! この戦いを勝ち抜き、小生が万能の器を手に入れたその時――我が神は初めて微笑み小生にお声を聞かせてくださるのだ!」とのたまっている。<br>実はかなり武闘派のマスターで、生身でエネミーの相手が出来るらしく、その上修行の一貫として常に血に飢えた修羅を求めている。 | | :[[ウィザード|霊子ハッカー]]としての実力については詳細不明。一応固有のアバターを使ってたり、バーサーカーへの魔力供給に困っている描写もないので、一定以上の実力はあるともとれる。<br>また彼の各種神話への豊富な知識は真名の重要性が特に大きいムーンセルの聖杯戦争では強力な武器となるだろう。<br>だが、自身のサーヴァントを「神」と'''勘違い'''しており(実は勘違いではなく、どちらかというと自分の「神」の理想像に限りなく近しい存在である彼女に対する、一種の理想の押し付けあるいは精神的依存と言い換えた方が正鵠を射ている)、(そしてそれが逆効果となり)霊格を極端に下げてしまっているなど、上手く扱えていない。<br>サーヴァントがバーサーカー化していることに気付いているのかいないのか、「我が神がお声を発せない状態たる理由は天から与えられた小生への最後の試練故! この戦いを勝ち抜き、小生が万能の器を手に入れたその時――我が神は初めて微笑み小生にお声を聞かせてくださるのだ!」とのたまっている。<br>実はかなり武闘派のマスターで、生身でエネミーの相手が出来るらしく、その上修行の一貫として常に血に飢えた修羅を求めている。 |
− | :扱うコードキャストはATTACKに封印効果を付与するseal_attack()と呪いの状態異常を付与するadd_curse()
| + | |
| + | == 使用技 == |
| + | ===[[Fate/EXTRA]]=== |
| + | ; seal_attack(); |
| + | : コードキャスト。2ターンの間、対象のATTACKを封印する。 |
| + | ; add_curse(); |
| + | : コードキャスト。3ターンの間、対象に呪いを付与する。 |
| | | |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| | | |
| ;[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ]] | | ;[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ]] |
− | :生徒会で、お茶汲み、トイレ掃除などの雑用を命じられる。<br>ちなみにガトーからすると彼は「麗しの神」にちょっと似ているらしく、いつも丁寧に応対する。 | + | :多少の濃さには動じない彼をドン引きさせた。曰く「お笑い芸人」。生徒会で、お茶汲み、トイレ掃除などの雑用を命じられる。<br>ちなみにガトーからすると彼は「麗しの神」にちょっと似ているらしく、いつも丁寧に応対する。 |
| ;[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ]] | | ;[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ]] |
| :雑用の監督・指導役。仕事も内容もそうだが、彼の世話役と言う途轍もなく面倒な仕事をレオに押し付けられてしまった可哀想な人。 | | :雑用の監督・指導役。仕事も内容もそうだが、彼の世話役と言う途轍もなく面倒な仕事をレオに押し付けられてしまった可哀想な人。 |
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| :間が悪かっただけという言葉にやり切れないと叫ぶジナコに諭すように語る彼の言葉。彼の人生観が分かる。 | | :間が悪かっただけという言葉にやり切れないと叫ぶジナコに諭すように語る彼の言葉。彼の人生観が分かる。 |
| | | |
− | ;「うむ。悲しいが、悲しいだけだ。それとはまた別のところに喜びもまたあった。<br> 人生とは無意味と有意味のせめぎ合いだ。<br> なのでこう思うのだ若人! ただ間が悪かったのだと! すべての物事はたいていそれで片がつくぞ!<br> 騙されたと思って口にしてみるがいい! 気持ち、心が軽くなるからな! ガハハハハハハ!」 | + | ;「うむ。悲しいが、悲しいだけだ。それとは別のところに喜びもまたあった。<br> 人生とは無意味と有意味のせめぎ合いだ。<br> なのでこう思うのだ若人! ただ間が悪かったのだと! すべての物事はたいていそれで片がつくぞ!<br> 騙されたと思って口にしてみるがいい! 気持ち、心が軽くなるからな! ガハハハハハハ!」 |
| :ジナコの「誰にも理解されていないじゃないか」という言葉に対して。 | | :ジナコの「誰にも理解されていないじゃないか」という言葉に対して。 |
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| *奈須氏曰く「肩の力を抜けば本物の聖人になる」とのこと。事実、アルクがおらず自らの立ち位置も変わったCCCにおいて、その一端を垣間見ることができる。 | | *奈須氏曰く「肩の力を抜けば本物の聖人になる」とのこと。事実、アルクがおらず自らの立ち位置も変わったCCCにおいて、その一端を垣間見ることができる。 |
| *無駄に暑苦しくうざったい性格だが、だからこそ真っ直ぐな精神の持ち主。型月世界の聖職者に特有な歪んだ精神は持ち合わせていないため、彼のことを「'''型月でもっともまともな聖職者'''」と呼ぶ声もある。 | | *無駄に暑苦しくうざったい性格だが、だからこそ真っ直ぐな精神の持ち主。型月世界の聖職者に特有な歪んだ精神は持ち合わせていないため、彼のことを「'''型月でもっともまともな聖職者'''」と呼ぶ声もある。 |
− | **[[言峰璃正]]辺りもまともと言えばまともだが、彼は聖堂教会の利益も考えて行動していたりするので「裏表の無さ」「善人性」ならガトーに軍配が挙がるか。…流石にスポットライトの当たっていない一般人の聖職者にまともな者が一人もいない世界ではないとは思われるので、あくまで名有りの登場人物ならガトーが「型月でもっともまともな聖職者」ではあろう。 | + | **[[言峰璃正]]辺りもまともと言えばまともだが、彼は聖堂教会の利益も考えて行動していたりするので「裏表の無さ」「善人性」ならガトーに軍配が挙がるか。…流石にスポットライトの当たっていない一般人の聖職者にまともな者が一人もいない世界ではないとは思われるので、あくまで名有りの登場人物、かつ非サーヴァントで登場したキャラならガトーが「'''型月でもっともまともな聖職者'''」であることに他なるまい。 |
| *漫画版では流石に彼のバーサーカーを登場させると作品が脱線するという判断を受けたのか彼のみの登場。ムーンセルより公式にペナルティという名の実質の私刑を受けた[[ランルーくん]]と[[ヴラド三世 (EXTRA)|彼女のサーヴァント]]の最初の犠牲者となりかけるが、どうにかその場は生き延びた。バーサーカーは不在だったのか、霊体で見ていたが何もしてくれなかったのか。 | | *漫画版では流石に彼のバーサーカーを登場させると作品が脱線するという判断を受けたのか彼のみの登場。ムーンセルより公式にペナルティという名の実質の私刑を受けた[[ランルーくん]]と[[ヴラド三世 (EXTRA)|彼女のサーヴァント]]の最初の犠牲者となりかけるが、どうにかその場は生き延びた。バーサーカーは不在だったのか、霊体で見ていたが何もしてくれなかったのか。 |
− | **またその際に「神はいてもこの世に[[真祖|吸血鬼]]など存在しない」と、ある意味自分の神を全否定する発言をしてしまった。 | + | **またその際に「神はいてもこの世に[[真祖|吸血鬼]]など存在しない」と、ある意味自分の神すらも全否定しかねない発言をしてしまった。 |
| *数々の宗教を学び、神々を知り尽くした神ファンとの事。その為か[[カルナ]]などの高い神性を持つサーヴァントと会話する事を望んでいるようだ。 | | *数々の宗教を学び、神々を知り尽くした神ファンとの事。その為か[[カルナ]]などの高い神性を持つサーヴァントと会話する事を望んでいるようだ。 |
| **カルナも、自堕落な主人に対して真摯に接してくれるガトーには深い感謝の念を抱いていた。 | | **カルナも、自堕落な主人に対して真摯に接してくれるガトーには深い感謝の念を抱いていた。 |
| *実は日本での修行時代に、山中にて殺生院キアラと対面している。その時に行われた禅問答対決にてキアラを逃げ腰にさせ、その際、哀れむような目をされたとの事。 | | *実は日本での修行時代に、山中にて殺生院キアラと対面している。その時に行われた禅問答対決にてキアラを逃げ腰にさせ、その際、哀れむような目をされたとの事。 |
| **また、実は『EXTRA』時点で彼女の名前を口にしている。尤もこの時点の彼の扱いは単なるアレな人扱いだった為(そしてそれが明らかになった時の状況が状況だった為)間違い無く当時のプレイヤー達は意にも介さなかった(に違いない)が、まさかこの言葉が後にあそこまで大きな意味を持とうとは…!? | | **また、実は『EXTRA』時点で彼女の名前を口にしている。尤もこの時点の彼の扱いは単なるアレな人扱いだった為(そしてそれが明らかになった時の状況が状況だった為)間違い無く当時のプレイヤー達は意にも介さなかった(に違いない)が、まさかこの言葉が後にあそこまで大きな意味を持とうとは…!? |
− | **その際にキアラを魔性菩薩と呼んでおり、彼女の本性に気づいていた節がある。だが、魔性菩薩に関しては、彼女の通った道にはほぼ死体しか残らない有様に対する世間一般の渾名なので、単にそれを知っていただけかもしれない。個人的に本性を見抜いていた可能性は無いでもないが。 | + | **その際に'''キアラを魔性菩薩と呼んでおり'''、彼女の本性に気づいていた節がある。だが、魔性菩薩に関しては、彼女の通った道にはほぼ死体しか残らない有様に対する世間一般の渾名なので、単にそれを知っていただけかもしれない。個人的にその本性に対し迫りつつあった可能性は無いでもないが。 |
| *意外にも料理の腕はあるようで、彼が作った五穀粥の味は誰もが賞賛し、キアラですらお代わりを頼んだほどである。<br/>もっとも、本人曰く「それしかまともに作れない」とのことだが……。 | | *意外にも料理の腕はあるようで、彼が作った五穀粥の味は誰もが賞賛し、キアラですらお代わりを頼んだほどである。<br/>もっとも、本人曰く「それしかまともに作れない」とのことだが……。 |
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| + | ==脚注== |
| + | ===注釈=== |
| + | <references group = "注"/> |
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| + | ===出典=== |
| + | <references group = "出"/> |
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| == リンク == | | == リンク == |
| *[[登場人物]] | | *[[登場人物]] |
| + | * [[ウィザード]] |
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| {{DEFAULTSORT:かとう もんし}} | | {{DEFAULTSORT:かとう もんし}} |
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− | [[category:マスター]]
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