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| | 外国語表記 = | | | 外国語表記 = |
| | 初登場作品 = [[空の境界]] | | | 初登場作品 = [[空の境界]] |
− | | 声優 = 本田貴子(劇場版・[[事件簿特別編|ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]])<br />井上喜久子(ドラマCD)<br />青木瑠璃子([[魔法使いの夜]]) | + | | 声優 = 本田貴子(劇場版・[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿|事件簿]])<br />井上喜久子(ドラマCD)<br />青木瑠璃子([[魔法使いの夜]]) |
| | 演者 = | | | 演者 = |
| | 身長 = | | | 身長 = |
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| :眼鏡をかけるかかけないかをスイッチとして、性格が入れ替わる。 | | :眼鏡をかけるかかけないかをスイッチとして、性格が入れ替わる。 |
| :混同されやすいが、「着用時は穏やかで女性的」で、「外している時は冷酷で男性的」。「人工的な多重人格者」と表現されることもあるが、「TPOに応じてペルソナ(外的側面)を替えている」と言った方が近い。「人格」ではなく「性格」を変えている。物事の優先順位が変わるだけで、本物の多重人格のように記憶の断絶や考え方の食い違いが起こるわけではない。どちらも橙子であり、本物偽物の区別は無い。時に眼鏡の着用時でも冷酷な面が表出することがある。 | | :混同されやすいが、「着用時は穏やかで女性的」で、「外している時は冷酷で男性的」。「人工的な多重人格者」と表現されることもあるが、「TPOに応じてペルソナ(外的側面)を替えている」と言った方が近い。「人格」ではなく「性格」を変えている。物事の優先順位が変わるだけで、本物の多重人格のように記憶の断絶や考え方の食い違いが起こるわけではない。どちらも橙子であり、本物偽物の区別は無い。時に眼鏡の着用時でも冷酷な面が表出することがある。 |
− | :魔術協会はトップランクの魔術師である橙子に「赤」の称号を贈ったが、本来望んでいた「青」とは真逆の「赤」を得たということで、橙子はこの称号を不服に思っている。さらに言うと、『strange Fake』では三原色の「赤」にも届かず、それに近い色合いの称号を得たという。 | + | :魔術協会はトップランクの魔術師である橙子に「赤」の称号を贈った<ref group="注">作中でアルバは「純粋な色は似合わない」「自身の名前と同じ俗な色」「橙色の魔術師に相応しい原色の赤になりきれない傷んだ赤色」と述べており、贈られた色は原色の「赤」ではない可能性が示唆されている。</ref>が、本来望んでいた「青」とは真逆の「赤」を得たということで、橙子はこの称号を不服に思っている。さらに言うと、『strange Fake』では三原色の「赤」にも届かず、それに近い色合いの称号を得たという。 |
| :そのことを指摘されること、とりわけそれを皮肉られて件の渾名「傷んだ赤(スカー・レッド)」と呼ばれることはことさら嫌っており、眼前でそう呼んだ者は全員殺している。例外は殺し損ねた妹のみ。 | | :そのことを指摘されること、とりわけそれを皮肉られて件の渾名「傷んだ赤(スカー・レッド)」と呼ばれることはことさら嫌っており、眼前でそう呼んだ者は全員殺している。例外は殺し損ねた妹のみ。 |
| :常にタバコをくわえたヘビースモーカー。新しもの好きで、興味を持ったものをいじり回してはしゃいだりする。スピード狂。自分の名前が嫌いなクセに、オレンジ色の装飾品を一品、体のどこかにつける習慣がある。 | | :常にタバコをくわえたヘビースモーカー。新しもの好きで、興味を持ったものをいじり回してはしゃいだりする。スピード狂。自分の名前が嫌いなクセに、オレンジ色の装飾品を一品、体のどこかにつける習慣がある。 |
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| ;匣 | | ;匣 |
| :正式名称不明。 | | :正式名称不明。 |
− | :人ひとりが収納できるほどの旅行鞄大の匣。形は鞄というよりは立方体といった方が近い。中には、茨のような触手と数千の口を持つ得体の知れない「魔」が納められており、敵を貪り食らう。橙子曰く「底無し」であるため、下手に放てば周囲のものが全てなくなってしまうらしい。そんな派手なことになると協会に嗅ぎ付けられてしまうため、橙子はこれの使用はあまり好ましく思っていない。この「魔」は宝具級の代物である。少なくとも、小川マンションの結界内部であっても荒耶宗蓮を正面から打倒し得るほどの力を秘めているらしい。 | + | :人ひとりが収納できるほどの旅行鞄大の匣。形は鞄というよりは立方体といった方が近い。中には、茨のような触手と数千の口を持つ得体の知れない「魔」が納められており、敵を貪り食らう。橙子曰く「底無し」であるため、下手に放てば周囲のものが全てなくなってしまうらしい。そんな派手なことになると協会に嗅ぎ付けられてしまうため、橙子はこれの使用はあまり好ましく思っていない。この「魔」は宝具級の代物である。少なくとも、小川マンションの結界内部であっても荒耶宗蓮を正面から打倒し得るほどの力を秘めている模様。 |
| :『ロード・エルメロイII世の事件簿』時点ではこのやり口が既に多くの魔術師に知られているために、自分の体の中にこれを仕込んでいる。つまりはこの時点における彼女の体をうかつにでも破壊しようものなら、これを目覚めさせてしまって虎の尾を踏んでしまうことになりかねない。 | | :『ロード・エルメロイII世の事件簿』時点ではこのやり口が既に多くの魔術師に知られているために、自分の体の中にこれを仕込んでいる。つまりはこの時点における彼女の体をうかつにでも破壊しようものなら、これを目覚めさせてしまって虎の尾を踏んでしまうことになりかねない。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| === 空の境界 === | | === 空の境界 === |
| + | ;「知らないのか、ロケットペンシル?」 |
| + | :小川マンションの調査中、下から押し出される例えとして出したら幹也に「何ですかそれ?」と真顔で返されて。 |
| + | :だいぶ昔の年代の登場人物のさらに若い頃に流行っていたものが現代っ子(昔基準)に通じない…というジェネレーションギャップ。橙子にしては珍しいコミカルなシーンである。 |
| + | :アニメではアルバや荒耶に出会った時よりも驚愕し、化け物でも見たような顔になっていた。このシーンではBGMも一瞬止まり、シリアスな場面のような演出がなされている。 |
| + | |
| ;「……ほんと。なんて堕落だ。私は段々と弱くなっていく。<br> 荒耶。 私の理想の超越者というのはね、仙人なんだ。卓絶した力と知識を持ちながら何もせず、ただ山奥に佇むのみ────。<br> その在り方に、私はずっと憧れていた。けれど振り返ってみたらもう戻れなかった。<br> 中に物が詰まりすぎた私は、そこに到達できる日がこない。ずっと、そうだと思っていた。<br> なあ荒耶。魔術師は生き急ぐ。なんの為だろう。自分一人の為ならば外界とは関わるまい。<br> なのになぜ外界と関わる。なぜ外界に頼る。その力で何を成すというのか。アルス・マグナによって何かを救済しようというのか。<br> それなら魔術師になどならず王になればいいんだ。<br> おまえは人々を生き汚いと言うが、おまえ本人はそうやって生きることができまい。<br> 醜いと、無価値だと知りつつもそれを容認して生きていくことさえできない。<br> 自身が特別であろうとし、自身だけが老いていく世界を救うのだという誇りを持たなければとても存在していられない。<br> ああ、私だってそうだったさ。だがそんな事に意味はないんだ。<br> ────認めろ荒耶。私達は誰よりも弱いから、魔術師なんていう超越者であることを選んだんだ」 | | ;「……ほんと。なんて堕落だ。私は段々と弱くなっていく。<br> 荒耶。 私の理想の超越者というのはね、仙人なんだ。卓絶した力と知識を持ちながら何もせず、ただ山奥に佇むのみ────。<br> その在り方に、私はずっと憧れていた。けれど振り返ってみたらもう戻れなかった。<br> 中に物が詰まりすぎた私は、そこに到達できる日がこない。ずっと、そうだと思っていた。<br> なあ荒耶。魔術師は生き急ぐ。なんの為だろう。自分一人の為ならば外界とは関わるまい。<br> なのになぜ外界と関わる。なぜ外界に頼る。その力で何を成すというのか。アルス・マグナによって何かを救済しようというのか。<br> それなら魔術師になどならず王になればいいんだ。<br> おまえは人々を生き汚いと言うが、おまえ本人はそうやって生きることができまい。<br> 醜いと、無価値だと知りつつもそれを容認して生きていくことさえできない。<br> 自身が特別であろうとし、自身だけが老いていく世界を救うのだという誇りを持たなければとても存在していられない。<br> ああ、私だってそうだったさ。だがそんな事に意味はないんだ。<br> ────認めろ荒耶。私達は誰よりも弱いから、魔術師なんていう超越者であることを選んだんだ」 |
| :かつての友人から「お前は堕落した」と告げられて返した言葉。 | | :かつての友人から「お前は堕落した」と告げられて返した言葉。 |