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== 衛宮切嗣 ==
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{{登場人物概要
*読み:えみや きりつぐ
+
| 読み = えみや きりつぐ
*誕生日:11月11日/血液型:AB型
+
| 外国語表記 = KIRITSUGU EMIYA<ref group="出>Fate/complete material II Character material</ref>
*身長:175cm/体重:67kg
+
| 初登場作品 = [[Fate/stay night]]
*イメージカラー:灰色
+
| 声優 = 小山力也<br />入野自由(幼少期)
*特技:射撃、破壊工作
+
| 身長 = 175cm
*好きなもの:効率/苦手なもの:家族愛
+
| 体重 = 67kg
*天敵:セイバー
+
| 誕生日 = 11月11日
*CV:小山力也(幼少期:入野自由)
+
| 血液型 = AB型
 +
| 性別 = 男性
 +
| イメージカラー = 灰色
 +
| 特技 = 射撃<br>破壊工作
 +
| 好きな物 = 効率
 +
| 苦手な物 = 家族愛
 +
| 天敵 = セイバー
 +
| 魔術属性 = 火、地
 +
| デザイン = 武内崇
 +
}}
 +
 
 +
== 概要 ==
    
衛宮家五代目継承者。[[衛宮士郎]]の養父。[[聖杯戦争|第四次聖杯戦争]]における[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]のマスター。
 
衛宮家五代目継承者。[[衛宮士郎]]の養父。[[聖杯戦争|第四次聖杯戦争]]における[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]のマスター。
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:なお、実在のトンプソン・コンテンダーは.30-06スプリングフィールド弾には'''対応していない'''。銃器的な意味でも魔術的な意味でも改造を施した特別製なのだろう。
 
:なお、実在のトンプソン・コンテンダーは.30-06スプリングフィールド弾には'''対応していない'''。銃器的な意味でも魔術的な意味でも改造を施した特別製なのだろう。
 
:(本編の一部描写には「コンテンダー・カスタム」と表記されている箇所もある)。ちなみに第四次聖杯戦争の後に発売されたコンテンダーの強化モデルである「アンコール」は.30-06弾を装填できる。
 
:(本編の一部描写には「コンテンダー・カスタム」と表記されている箇所もある)。ちなみに第四次聖杯戦争の後に発売されたコンテンダーの強化モデルである「アンコール」は.30-06弾を装填できる。
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==バリエーション==
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===衛宮切嗣 (Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!)===
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『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』における「衛宮切嗣」。
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;略歴
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:およそ『Zero』での切嗣と似たような経歴を辿り、フリーランスの魔術師として殺しや傭兵をしていた。
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:士郎を拾ってからは、殺しの仕事は減らし、人類救済をなし得るための奇跡の探索にシフトし、二人で魔術・礼装・儀式・科学・宗教・伝承・民話・口伝、その全てを訪ねたが、その全てが徒労に終わる。
 +
:そして本編から五年九ヶ月前に冬木の地に伝わる神稚児を求めていたが、エインズワース家が引き起こした災害を目の当たりにして自分ではどうにもならないと判断し、引き返そうとする。
 +
:しかし朔月家の神稚児である朔月美遊の特性、人の願いを無差別に叶える力でその災害を消し去ったことを目の当たりにした切嗣は彼女の力で世界を救おうとする。
 +
:ところが神稚児の力が解らない事や失われる事、もともと患った病に倒れた事でそう長くないことを悟った彼は士郎に託し、満月のない星空の下で士郎と会話を最後に息を引き取った。
 +
;人物
 +
:士郎の養父であり、魔術の師であり、『正義の味方』。
 +
:この世から苦しみや悲しみを無くし恒久的な平和をもたらすという願いを本気で抱く。
 +
:しかし数にしか価値を見いだせず、ただ少ない方を切り捨てていた。
 +
:自身が病にかかっていることに加え、神稚児は七歳で能力が消えて普通の人間になってしまう事に焦りだしてしまう。
 +
:『Fate/Zero』の切嗣と比べると中途半端に甘く、たまたま助けた士郎には魔術師殺しとしての面は極力見せないようにしていたものの、息子として可愛がる事も助手として使う事も徹底できないでいた。
 +
;能力
 +
:『Zero』での切嗣同様、魔術師殺しとしての名が知れ渡っている。
 +
:しかし本編から五年九ヶ月前での時点では病にかかっているのか、松葉杖を手にしている他、薬を服用している描写がある。
 +
 +
===エミヤ〔アサシン〕===
 +
[[アサシン]]の[[サーヴァント]]。ある可能性において守護者となった衛宮切嗣。
 +
 +
詳細は「[[エミヤ〔アサシン〕]]」を参照。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 +
===Fateシリーズ===
 
;[[Fate/stay night]]
 
;[[Fate/stay night]]
 
:士郎の養父。かつて前回の聖杯戦争に参加した魔術師で、士郎にとっては憧れであり、生き方を決定づけた人。
 
:士郎の養父。かつて前回の聖杯戦争に参加した魔術師で、士郎にとっては憧れであり、生き方を決定づけた人。
 
;[[Fate/Zero]]
 
;[[Fate/Zero]]
 
:第四次聖杯戦争の参加者。
 
:第四次聖杯戦争の参加者。
;[[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]]
  −
:虎聖杯の中で目覚めた切嗣。目の前には死んだはずのアイリスフィールが。
  −
:どうもこのアイリ、切嗣の知るアイリとはどこかが違うようだが……?
  −
;[[Fate/Zero|Fateゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~]]
  −
:妻アイリと娘イリヤを溺愛し、舞弥とは普通に師弟関係で、セイバーのことはやっぱり無視し続ける。
  −
:聖杯戦争らしい聖杯戦争が行われていない平和な世界であるにもかかわらず、銃器や爆発物を持ち歩く物騒な客。
   
;[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
 
;[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
 
:Fate本編とは異なる並行世界の存在。ちゃんとイリヤの父親をしているが、出番はとても少ない。
 
:Fate本編とは異なる並行世界の存在。ちゃんとイリヤの父親をしているが、出番はとても少ない。
 
:そして登場するたびに顔の大部分がフキダシやコマの端、ライティングやアングルの都合などで隠れている。
 
:そして登場するたびに顔の大部分がフキダシやコマの端、ライティングやアングルの都合などで隠れている。
 
:『ドライ!!』にて、平行世界における彼も登場している。
 
:『ドライ!!』にて、平行世界における彼も登場している。
 +
;[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]
 +
:かつてフリューガーの師父を暗殺しようとした男として登場した。
 +
 +
===Fate関連作品===
 
;[[トラぶる花札道中記|とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦]]
 
;[[トラぶる花札道中記|とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦]]
 
:聖杯温泉を巡る戦いに乗っかった振りをして背後からマスターを狙う、「湯煙スナイパー大作戦」というアレな作戦を展開。
 
:聖杯温泉を巡る戦いに乗っかった振りをして背後からマスターを狙う、「湯煙スナイパー大作戦」というアレな作戦を展開。
 +
;[[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]]
 +
:虎聖杯の中で目覚めた切嗣。目の前には死んだはずのアイリスフィールが。
 +
:どうもこのアイリ、切嗣の知るアイリとはどこかが違うようだが……?
 +
;[[衛宮さんちの今日のごはん]]
 +
:故人である為に出番はほとんどないが、士郎が初めてのハンバーグに挑戦する回で登場している。
 +
;[[カプセルさーばんと]]
 +
:海外で「なに、通りすがりのサラリーマンさ」的な仕事をしている。魔術研究とかにあまり興味がないため魔術の家門としては没落気味。
 +
:出張帰りにシロウを拾って養子にして、先の帰国時にアインツベルンからさらってきたアイリと結婚。
 +
:切嗣とアイリは海外出張ばかりで家にいない設定のためかゲーム中に登場しない。
 +
;[[Fate/ゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~]]
 +
:妻アイリと娘イリヤを溺愛し、舞弥とは普通に師弟関係で、セイバーのことはやっぱり無視し続ける。
 +
:聖杯戦争らしい聖杯戦争が行われていない平和な世界であるにもかかわらず、銃器や爆発物を持ち歩く物騒な客。
 +
 +
===その他===
 
;[[ちびちゅき!]]
 
;[[ちびちゅき!]]
 
:『Zero』時代の切嗣が登場。Zeroの頃より成長しているstay nightイリヤをスコープ越しに見て「あんなに大きくなって」と愛娘の成長を涙目で喜んでいたが、隣にいる[[ヘラクレス|バーサーカー]]のせいで見るに見えず憤慨した。
 
:『Zero』時代の切嗣が登場。Zeroの頃より成長しているstay nightイリヤをスコープ越しに見て「あんなに大きくなって」と愛娘の成長を涙目で喜んでいたが、隣にいる[[ヘラクレス|バーサーカー]]のせいで見るに見えず憤慨した。
 
:この学園空間をメチャクチャと評しつつも、曲りなりにも「争いのない平和な世界」であるのか、こんなのもありかもと安堵していた。その直後、主観的にはまだ面識のない士郎少年と会ったときに「爺さん」と呼ばれた時はショックを受けていた。
 
:この学園空間をメチャクチャと評しつつも、曲りなりにも「争いのない平和な世界」であるのか、こんなのもありかもと安堵していた。その直後、主観的にはまだ面識のない士郎少年と会ったときに「爺さん」と呼ばれた時はショックを受けていた。
 
:型月学園一行が臨海学校で訪れたミカヅキ島にて、シャーレイが平和に過ごしている様子に安堵し、ナタリアと再会を果たしていた。
 
:型月学園一行が臨海学校で訪れたミカヅキ島にて、シャーレイが平和に過ごしている様子に安堵し、ナタリアと再会を果たしていた。
;[[カプセルさーばんと]]
+
;[[花のみやこ!]]
:海外で「なに、通りすがりのサラリーマンさ」的な仕事をしている。魔術研究とかにあまり興味がないため魔術の家門としては没落気味。
+
:正確な同一人物は不明だが、[[ギラ・ギルガメッシュ]]の執事として言峰と共に登場している。
:出張帰りにシロウを拾って養子にして、先の帰国時にアインツベルンからさらってきたアイリと結婚。
+
:なお、性格は本編のそれとはかなり異なり、中学生女子であるお嬢様の前で平然と煙草を吸い、お嬢様が立ち上げた合併話の片方の[[杜宇野秋葉|理事長]](巨乳)に対してセクハラを働いて合併話を破談させてしまう等、人間的にかなり問題がある。
:切嗣とアイリは海外出張ばかりで家にいない設定のためかゲーム中に登場しない。
+
;[[ALL AROUND TYPE-MOON]]
 +
:コミック版「アーネンエルベ狂詩曲」に登場。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
110行目: 159行目:  
:アリマゴ島での一件で出会いそれ以降、彼女の元で追跡術、暗殺術、さまざまな兵器の取り扱いなど、魔術師を狩るために必要な技術や知識を習った。相棒でもあり母親のようにも想った女性。魔術道具を与え、アニメ版では起源弾も製作している。
 
:アリマゴ島での一件で出会いそれ以降、彼女の元で追跡術、暗殺術、さまざまな兵器の取り扱いなど、魔術師を狩るために必要な技術や知識を習った。相棒でもあり母親のようにも想った女性。魔術道具を与え、アニメ版では起源弾も製作している。
   −
;オッド・ボルザーク
+
;[[オッド・ボルザーク]]
 
:ナタリアと共にかつて討伐した魔術師。
 
:ナタリアと共にかつて討伐した魔術師。
 
:死に際に能力を暴走させたせいで飛行機もろともナタリアを殺す羽目になってしまった。
 
:死に際に能力を暴走させたせいで飛行機もろともナタリアを殺す羽目になってしまった。
134行目: 183行目:     
;[[言峰綺礼]]
 
;[[言峰綺礼]]
:最大の強敵。
+
:第四次聖杯戦争で敵対したマスター。
 +
:経歴を見ても内面が読み取れず、自分の得意分野も見透かしてくる得体のしれない相手であり、最大の強敵と見なしている。
 +
 
 +
;[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]
 +
:第四次聖杯戦争で敵対したマスター。
 +
:典型的な魔術師で、才能に富み、強大な魔術を操るという「手強い相手」。
 +
:その手の相手には慣れていたため苦戦はしても対処できると想定しており、実際に第四次で行ったド外道行為の大半は彼が被ることになってしまった。
 +
 
 +
;[[ウェイバー・ベルベット]]
 +
:第四次聖杯戦争で敵対したマスター。
 +
:最初は歯牙にもかけていなかったが、あまりにも魔術師としての常識から外れた行為を繰り返していたことと幸運のため、深読みのし過ぎで実際より恐ろしい相手として思い悩むことになってしまった。
    
;[[衛宮士郎]]
 
;[[衛宮士郎]]
 
:聖杯戦争終結時に助けた少年。身寄りがなくなった彼を自らの養子とした。
 
:聖杯戦争終結時に助けた少年。身寄りがなくなった彼を自らの養子とした。
 +
 
;[[藤村大河]]
 
;[[藤村大河]]
 
:近所に住んでいる少女。切嗣を慕って衛宮邸に訪れては士郎とごたごたしてた。
 
:近所に住んでいる少女。切嗣を慕って衛宮邸に訪れては士郎とごたごたしてた。
 +
 
;[[ユーブスタクハイト・フォン・アインツベルン]]
 
;[[ユーブスタクハイト・フォン・アインツベルン]]
 
:アイリの創造者で、一応「舅」と呼べる存在。由緒正しい魔術師の家系であるため、アインツベルンに電話線と発電機を要求したときは一悶着あったらしい。
 
:アイリの創造者で、一応「舅」と呼べる存在。由緒正しい魔術師の家系であるため、アインツベルンに電話線と発電機を要求したときは一悶着あったらしい。
155行目: 216行目:     
;[[間桐雁夜]]
 
;[[間桐雁夜]]
:龍之介と同じく、本編で絡みは無いが直接対峙する。初めは遠坂時臣に戦いを仕掛け自滅すると放置する考えだったが、蟲を見てアイリが蜂と言ったことで「蜂の使い魔」と思い[[ナタリア・カミンスキー|トラウマ]]が疼きだし、八つ当たりに近い形で襲い掛かる。
+
:龍之介と同じく、本編で絡みは無いが直接対峙する。初めは遠坂時臣に戦いを仕掛け自滅すると放置する考えだったが、蟲を見てアイリが蜂と言ったことで「蜂の使い魔」と思い[[オッド・ボルザーク|トラウマ]]が疼きだし、八つ当たりに近い形で襲い掛かる。
   −
===プリズマ☆イリヤ(平行世界)===
+
===プリズマ☆イリヤ(美遊世界)===
;[[衛宮士郎 (プリズマ☆イリヤ)#衛宮士郎(Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ:平行世界)|衛宮士郎]]
+
;[[衛宮士郎 (美遊世界)|衛宮士郎]]
 
:災害で孤児になったところを引き取った養子のような存在。
 
:災害で孤児になったところを引き取った養子のような存在。
 
:世界を救済する手段を模索する旅で拾った為か、どちらかというと助手のような扱い。
 
:世界を救済する手段を模索する旅で拾った為か、どちらかというと助手のような扱い。
170行目: 231行目:  
;[[エミヤ〔アサシン〕]]
 
;[[エミヤ〔アサシン〕]]
 
:ある可能性において守護者となった自分。
 
:ある可能性において守護者となった自分。
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=== ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 ===
 +
;ゲラフ
 +
:フリューガーの師父。彼と疎遠だった弟子のフリューガーから情報を聞き出し、暗殺しようとした。
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;[[フリューガー]]
 +
:上記の過程で彼からの情報で暗殺しようとするものの、彼の手でゲラフの命だけは助けられることとなった。
 +
 +
=== 花のみやこ! ===
 +
;[[ギラ・ギルガメッシュ]]
 +
:執事として仕えるお嬢様。
 +
 +
;[[杜宇野秋葉]]
 +
:お嬢様に同行していった先の理事長。
 +
:大人同士で合併の詳細を詰めている最中にセクハラを働いたが、頬を盛大に張られる結果となった。
 +
 +
=== ちびちゅき! ===
 +
;[[巴御前]]
 +
:芋スナイパーが大嫌いな彼女の手によって作成された定点狙撃手対策の動画が拡散しまくった結果、オンラインゲームの戦術がメタられてしまうことに。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
175行目: 255行目:  
;「―――うん。初めに言っておくとね、僕は魔法使いなんだ。」
 
;「―――うん。初めに言っておくとね、僕は魔法使いなんだ。」
 
:病院で幼少期の士郎が切嗣に引き取られることを選んだ時に切嗣が「うちに来る前に一つ教えなくちゃいけない」と言った後に発した言葉。
 
:病院で幼少期の士郎が切嗣に引き取られることを選んだ時に切嗣が「うちに来る前に一つ教えなくちゃいけない」と言った後に発した言葉。
:「魔法使い」という表現は正しくないが、何も知らない子供に対する言葉としては妥当な表現と言えるだろう。士郎はあまり覚えていなかったが、切嗣にとって士郎を引き取ると決まったこの日の事は思い出深い出来事だったようで、よく士郎に語って聞かせていたという。
+
:「魔法使い」という表現は型月世界観、魔術世界的に正しくないが、何も知らない子供に対する言葉としては妥当な表現と言えるだろう。士郎はあまり覚えていなかったが、切嗣にとって士郎を引き取ると決まったこの日の事は思い出深い出来事だったようで、よく士郎に語って聞かせていたという。
    
;「僕はね、正義の味方になりたかったんだ」
 
;「僕はね、正義の味方になりたかったんだ」
197行目: 277行目:     
;「いやいやイリヤ、あの枝はサワグルミといってだな、クルミの仲間なんだよ。だからあれも、クルミの冬芽だ」<br>「するする。もうサワグルミはなし」
 
;「いやいやイリヤ、あの枝はサワグルミといってだな、クルミの仲間なんだよ。だからあれも、クルミの冬芽だ」<br>「するする。もうサワグルミはなし」
:イリヤにもう遊んであげないと言われたので謝りつつも今度はノグルミがあるなと胸の中では考えており全然反省していない。大人げない父親だった。
+
:アインツベルンの森にて、クルミの冬芽を見つけた数をイリヤと競う勝負の最中にて。
 +
:「こうでもしないと勝ち目ないし」と、サワグルミの冬芽もクルミの冬芽としてカウントしていたのがバレた結果、イリヤにもう遊んであげないと怒られたので謝りつつも今度はノグルミがあるなと胸の中では考えており全然反省していない。大人げない父親だった。
 
:だがノグルミの樹は見当たらなかったためか今回の勝負はイリヤが勝った。
 
:だがノグルミの樹は見当たらなかったためか今回の勝負はイリヤが勝った。
   224行目: 305行目:  
:彼の本質を端的に表す台詞。誰も取りこぼすことなくすべてを救う「正義の味方」「英雄」に誰よりもあこがれた切嗣。しかし、その理想を追えば追うほど、それは不可能であるという現実を思い知らされてきた。その結果が、今の切嗣の在り方だった。
 
:彼の本質を端的に表す台詞。誰も取りこぼすことなくすべてを救う「正義の味方」「英雄」に誰よりもあこがれた切嗣。しかし、その理想を追えば追うほど、それは不可能であるという現実を思い知らされてきた。その結果が、今の切嗣の在り方だった。
   −
;「終わらぬ連鎖を、終わらせる。それを果たし得るのが聖杯だ」<br>「世界の改変、ヒトの魂の変革を、奇跡を以って成し遂げる。僕がこの冬木で流す血を、人類最後の流血にしてみせる。<br> そのために、たとえこの世全ての悪を担うことになろうとも――構わないさ。<br> それで世界が救えるなら、僕は喜んで引き受ける」
+
;「終わらぬ連鎖を、終わらせる。それを果たし得るのが聖杯だ」<br>「世界の改変、ヒトの魂の変革を、奇跡を以って成し遂げる。僕がこの冬木で流す血を、人類最後の流血にしてみせる。<br> そのために、たとえ<ruby>この世の全ての悪<rb></rb><rt>・・・・・・・・</rt></ruby>を担うことになろうとも――構わないさ。<br> それで世界が救えるなら、僕は喜んで引き受ける」
 
:セイバーの体現する正義や騎士道を否定しつつも、今の自分のやり方でも悪や憎しみの連鎖による戦いの連鎖もまた延々と続く。それをわかってなお止められない切嗣が切望する聖杯の奇跡。――しかしただの喩えとして口にしたその言葉が、真に何を意味するのか、この時の切嗣には知るよしもなかった。
 
:セイバーの体現する正義や騎士道を否定しつつも、今の自分のやり方でも悪や憎しみの連鎖による戦いの連鎖もまた延々と続く。それをわかってなお止められない切嗣が切望する聖杯の奇跡。――しかしただの喩えとして口にしたその言葉が、真に何を意味するのか、この時の切嗣には知るよしもなかった。
   232行目: 313行目:  
;「ふざけるな……ふざけるなッ! 馬鹿野郎ッ!!」
 
;「ふざけるな……ふざけるなッ! 馬鹿野郎ッ!!」
 
:ナタリアを手にかけ、吼える切嗣。正義の代償。理想の代価。この呪いと怒りを、切嗣は受け入れる。これが、少年の日の終わり――揺るがざる道を定めた朝だった。
 
:ナタリアを手にかけ、吼える切嗣。正義の代償。理想の代価。この呪いと怒りを、切嗣は受け入れる。これが、少年の日の終わり――揺るがざる道を定めた朝だった。
 
+
:ちなみにドラマCD版ではこのエピソードまでは幼少期担当の入野氏が演じていたが、アニメ版では小山氏に声変わりしている。
 
;「――だって、僕は――」
 
;「――だって、僕は――」
 
;「僕は――世界を――救うから、だ」
 
;「僕は――世界を――救うから、だ」
356行目: 437行目:  
===その他の作品===
 
===その他の作品===
 
;「ずいぶん、かわいらしい格好だな」
 
;「ずいぶん、かわいらしい格好だな」
:『アーネンエルベ狂想曲』にて。セイバーに令呪の行使以外で話しかけたのは、これがシリーズ初。直後に話しかけた事を後悔している。
+
:『[[ALL AROUND TYPE-MOON|アーネンエルベ狂詩曲]]』にて。セイバーに令呪の行使以外で話しかけたのは、これがシリーズ初。直後に話しかけた事を後悔している。
 
:なお、アーネンエルベから立ち去る時にアーチャーとすれ違うが、切嗣を見たアーチャーはぎょっとした表情を見せていた。
 
:なお、アーネンエルベから立ち去る時にアーチャーとすれ違うが、切嗣を見たアーチャーはぎょっとした表情を見せていた。
   385行目: 466行目:  
:麻雀用語が理解できるなら内容がわかるだろうが、簡単に訳すると'''「安易な救済に飛びついたが、後でそれでは解決にならないと理解したが今更取り返しがつかず、悪くなる状況にも何も出来ない中、最後の最後に救いを得た」'''といった感じであろうか。
 
:麻雀用語が理解できるなら内容がわかるだろうが、簡単に訳すると'''「安易な救済に飛びついたが、後でそれでは解決にならないと理解したが今更取り返しがつかず、悪くなる状況にも何も出来ない中、最後の最後に救いを得た」'''といった感じであろうか。
 
:なお、衛宮士郎は聖牌戦争に参加して麻雀のルールを理解した結果、義父にだいぶ幻滅したとか。
 
:なお、衛宮士郎は聖牌戦争に参加して麻雀のルールを理解した結果、義父にだいぶ幻滅したとか。
 +
 +
;「ちっなんだよ あの女減るモンじゃなし」
 +
:『花のみやこ!』にて、杜宇野秋葉と詰めていた筈の合併話から戻って来ての一言。
 +
:頬には盛大なモミジ痕が残っており、理事長がかなりの巨乳だった事を考えると、到底人には言えないような行為をやらかしたようである。
 +
 +
;「…火を使うのは平気かい、士郎」
 +
:『衛宮さんちの今日のごはん』にて、目玉焼きにチャレンジしようとする幼い士郎に対して。
 +
:前後の会話からすると冬木市大火災の惨劇から半年も経っていない時期であり、切嗣もかなり気にしているようである。
 +
:そもそも小学校一年か二年の子供にガスコンロとはいえ火を使わせる事自体があまり勧められないのだが、そのあたりの感覚はなかった模様。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
*一人称は「僕」。こんな恐ろしいオッサンがボクって……
+
*一人称は「僕」。こんな恐ろしいオッサンがボクって……。『zero』の作者である虚淵氏も、「あの一人称は自分からは出てこない」と慨嘆している。
 
**一方士郎の方からは「爺さん」と呼ばれていた。
 
**一方士郎の方からは「爺さん」と呼ばれていた。
 
*直接の死因は「この世全ての悪」の呪い。聖杯に選ばれながらも拒絶したために、第四次聖杯戦争終結後も呪われ続けた。切嗣を選んだのは「この世すべての悪を担っても構わない」と聞き呼ばれてるから応えようとした。また”在り方”が限りなく聖杯に近いから願いを叶えるのに相応しい人間と認識したため。
 
*直接の死因は「この世全ての悪」の呪い。聖杯に選ばれながらも拒絶したために、第四次聖杯戦争終結後も呪われ続けた。切嗣を選んだのは「この世すべての悪を担っても構わない」と聞き呼ばれてるから応えようとした。また”在り方”が限りなく聖杯に近いから願いを叶えるのに相応しい人間と認識したため。
 
*「魔術師殺し」として活動した期間は意外に短い。享年から逆算するとアインツベルンに迎えられたのが20歳ごろ、ナタリアと一緒に仕事をするようになったのが10代前半、死別して独り立ちしたのが10代後半と思われるため、その期間は数年程度であり、以後は第四次聖杯戦争まで活動を控えていた。<br>つまりその数年間に「起源弾」で葬った魔術師だけで37人、もちろんその他にも魔術師たちを魔術師らしからぬ手段で殺害してきたことになる。さらにその合間に世界各地の紛争に武力介入している。
 
*「魔術師殺し」として活動した期間は意外に短い。享年から逆算するとアインツベルンに迎えられたのが20歳ごろ、ナタリアと一緒に仕事をするようになったのが10代前半、死別して独り立ちしたのが10代後半と思われるため、その期間は数年程度であり、以後は第四次聖杯戦争まで活動を控えていた。<br>つまりその数年間に「起源弾」で葬った魔術師だけで37人、もちろんその他にも魔術師たちを魔術師らしからぬ手段で殺害してきたことになる。さらにその合間に世界各地の紛争に武力介入している。
 
**とはいえその短期間内に挙げた成果は上記のように凄まじく、『Fate/strange Fake』では二十年以上経過した後でも「魔術使いの傭兵」の間では伝説の存在として認知されており、『プリズマ☆イリヤ』の「美遊の世界」でも「ある程度の深度にいる者で魔術師殺しの名を知らぬ者は居ない」とその異名(悪名)は業界内では広範囲に知れ渡っている。
 
**とはいえその短期間内に挙げた成果は上記のように凄まじく、『Fate/strange Fake』では二十年以上経過した後でも「魔術使いの傭兵」の間では伝説の存在として認知されており、『プリズマ☆イリヤ』の「美遊の世界」でも「ある程度の深度にいる者で魔術師殺しの名を知らぬ者は居ない」とその異名(悪名)は業界内では広範囲に知れ渡っている。
 +
**魔術師殺しとしての悪名とその手法が知れ渡った結果、時計塔の護身術のカリキュラムが大きく書き換えられ、その習得が必須になるなどの影響も出た。
 
*その信念もあって、呼び出すサーヴァントは自分に扱いやすい「魔術師」か「暗殺者」クラスを所望していた。それが真逆のセイバーだったのは皮肉としか言い様がない。<br>さらにいえば、彼の望んだ「騎士道にこだわらず、情も捨てて戦えるサーヴァント」に[[エミヤ|信念の継承を試みた彼]]が該当するのもまた皮肉と言える。
 
*その信念もあって、呼び出すサーヴァントは自分に扱いやすい「魔術師」か「暗殺者」クラスを所望していた。それが真逆のセイバーだったのは皮肉としか言い様がない。<br>さらにいえば、彼の望んだ「騎士道にこだわらず、情も捨てて戦えるサーヴァント」に[[エミヤ|信念の継承を試みた彼]]が該当するのもまた皮肉と言える。
 
*あの鞘を使う以上召喚される人物は決まっており相性の悪さは承知の上であったが、ケイネス戦の時にランサーをこちらに来させた事に「扱いに困る駒」「自身のサーヴァントは慎重に選ぶべきだった」とあり方の違いを痛感していた。
 
*あの鞘を使う以上召喚される人物は決まっており相性の悪さは承知の上であったが、ケイネス戦の時にランサーをこちらに来させた事に「扱いに困る駒」「自身のサーヴァントは慎重に選ぶべきだった」とあり方の違いを痛感していた。
 
**そもそも、そのあり方の違いに対してすり合わせを全く行っていない切嗣の方に大分非があるのだが、その辺りは後述するように、精神的に追い詰められていたため冷静な判断が取れなかったと言うのが大きい。
 
**そもそも、そのあり方の違いに対してすり合わせを全く行っていない切嗣の方に大分非があるのだが、その辺りは後述するように、精神的に追い詰められていたため冷静な判断が取れなかったと言うのが大きい。
 
*セイバーと性格的に相容れなかった一方で、彼女にかけられた呪いを解くためにランサー陣営を最優先に襲撃したり、「約束された勝利の剣」の被害が周辺に及ばないよう配慮したり、カスタムV-MAXを手配したりとその能力を活かすことには余念が無かった。マスターとしての手腕は確かであり、セイバーもその点は認めていた。
 
*セイバーと性格的に相容れなかった一方で、彼女にかけられた呪いを解くためにランサー陣営を最優先に襲撃したり、「約束された勝利の剣」の被害が周辺に及ばないよう配慮したり、カスタムV-MAXを手配したりとその能力を活かすことには余念が無かった。マスターとしての手腕は確かであり、セイバーもその点は認めていた。
*彼と契約していた時のセイバーは幸運がDランクと、理不尽なほど低下している。反面、騎乗スキルはAランクに向上してマシンも扱えるようになっており、彼のマスター適正の傾向が窺える。
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*彼と契約していた時のセイバーは幸運がDランクと、理不尽なほど低下している。反面、騎乗スキルはAランクに向上してマシンも扱えるようになっており、彼のマスター適性の傾向が窺える。
 
*セイバーを無視する態度はシリーズを通して徹底しており、『タイころアッパー』でセイバーと再会した時も彼女の存在を無視した。
 
*セイバーを無視する態度はシリーズを通して徹底しており、『タイころアッパー』でセイバーと再会した時も彼女の存在を無視した。
 
**セイバーを無視していたのは、栄誉を重んじる騎士道など、戦いに関する価値観が違い過ぎるから。アイリの考察によると「アーサー王が実は女性だった」という事実に対して憤ったのもある模様。<br>男性であると期待していたのに伝説との食い違いに失望した、ということではなく、王の重荷を一人の少女に背負わせた周囲の人間たちとそれを受け入れたセイバーの生き方を許容できなかったため。後に士郎も同じ様に怒り、セイバーと衝突したが、彼は言うだけ無駄と諦めて口にしなかった。
 
**セイバーを無視していたのは、栄誉を重んじる騎士道など、戦いに関する価値観が違い過ぎるから。アイリの考察によると「アーサー王が実は女性だった」という事実に対して憤ったのもある模様。<br>男性であると期待していたのに伝説との食い違いに失望した、ということではなく、王の重荷を一人の少女に背負わせた周囲の人間たちとそれを受け入れたセイバーの生き方を許容できなかったため。後に士郎も同じ様に怒り、セイバーと衝突したが、彼は言うだけ無駄と諦めて口にしなかった。
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*第四次聖杯戦争終了後から死亡するまでの間に大聖杯の位置を探り当てており、次の聖杯戦争が行われるだろう約六十年後までに大聖杯を破壊しようと仕掛けを施していた。目算では、三十~四十年もあれば破壊できるだけの魔力の「瘤」ができる筈だった。<br>ただし、第五次は第四次の十年後という、切嗣の予想外に短い期間の後に起こってしまったため、この仕掛けが効果を発揮することはなかった。<br>さらに、桜ルートでは凛と桜の死闘によって洞窟が破壊されたため、仕掛け自体が完全に無用のものと化した。
 
*第四次聖杯戦争終了後から死亡するまでの間に大聖杯の位置を探り当てており、次の聖杯戦争が行われるだろう約六十年後までに大聖杯を破壊しようと仕掛けを施していた。目算では、三十~四十年もあれば破壊できるだけの魔力の「瘤」ができる筈だった。<br>ただし、第五次は第四次の十年後という、切嗣の予想外に短い期間の後に起こってしまったため、この仕掛けが効果を発揮することはなかった。<br>さらに、桜ルートでは凛と桜の死闘によって洞窟が破壊されたため、仕掛け自体が完全に無用のものと化した。
 
*士郎に「魔術回路を逐一作り直す」「強化魔術」という非効率な魔術を教えたのはワザと。本心では魔術を教えたくなかったが、強さを求める士郎を納得させるために、成果の出ない方法を教えた。<br>しかし士郎はこの使い物にならない魔術の訓練を5年以上も続け、ある未来においては[[エミヤ|自分だけの境地]]に辿り着いてしまうこととなる。
 
*士郎に「魔術回路を逐一作り直す」「強化魔術」という非効率な魔術を教えたのはワザと。本心では魔術を教えたくなかったが、強さを求める士郎を納得させるために、成果の出ない方法を教えた。<br>しかし士郎はこの使い物にならない魔術の訓練を5年以上も続け、ある未来においては[[エミヤ|自分だけの境地]]に辿り着いてしまうこととなる。
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**なお、コミック版『Fate/Zero』にて、この方針については若き日の[[藤村大河]]の入れ知恵があったことが明かされた。
 
*愛銃がトンプソン・コンテンダーになったのは、虚淵氏の強い要望によるもの。『stay night』発売当時、彼の礼装が銃だったことを知った氏が、「魔術師の銃」に相応しい変り種かつ破格の大火力、そして映画『ハード・ターゲット』での活躍が印象的だったこの銃を推したのが事の発端。<br>『Zero』を書くきっかけになった銃という氏の言の通り、劇中でこの銃の設定と威力はくどいほど力を入れて描写されている。
 
*愛銃がトンプソン・コンテンダーになったのは、虚淵氏の強い要望によるもの。『stay night』発売当時、彼の礼装が銃だったことを知った氏が、「魔術師の銃」に相応しい変り種かつ破格の大火力、そして映画『ハード・ターゲット』での活躍が印象的だったこの銃を推したのが事の発端。<br>『Zero』を書くきっかけになった銃という氏の言の通り、劇中でこの銃の設定と威力はくどいほど力を入れて描写されている。
 
*「切嗣」という名前をつけたのは原作者奈須氏だが、この名から「起源弾」の効果を考えたのは『Zero』作者の虚淵氏。
 
*「切嗣」という名前をつけたのは原作者奈須氏だが、この名から「起源弾」の効果を考えたのは『Zero』作者の虚淵氏。
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*イリヤには裏切ったと誤解されたまま亡くなったが、切嗣本人はイリヤの事を溺愛している。もしイリヤに恋人が出来たら、容赦なく排除するらしい。それは例え士郎でも例外では無いとか。<br>ちなみにこれはカーニバルファンタズムでの発言である。
 
*イリヤには裏切ったと誤解されたまま亡くなったが、切嗣本人はイリヤの事を溺愛している。もしイリヤに恋人が出来たら、容赦なく排除するらしい。それは例え士郎でも例外では無いとか。<br>ちなみにこれはカーニバルファンタズムでの発言である。
 
*見た目と性格に反して味覚はかなりのジャンクフード舌で、blu-rayBOXⅡの特典ドラマCDの中で食事を作ってくれる士郎に「和食ばかりでなくたまにはハンバーグとかも…」などと発言しておりそれを士郎に叱咤されるなどなかなか意外な一面を見せている。アインツベルンの宮廷料理に慣れきった彼には、むしろジャンクフードの殺伐とした味が心地よいのかもしれない。
 
*見た目と性格に反して味覚はかなりのジャンクフード舌で、blu-rayBOXⅡの特典ドラマCDの中で食事を作ってくれる士郎に「和食ばかりでなくたまにはハンバーグとかも…」などと発言しておりそれを士郎に叱咤されるなどなかなか意外な一面を見せている。アインツベルンの宮廷料理に慣れきった彼には、むしろジャンクフードの殺伐とした味が心地よいのかもしれない。
**第四時聖杯戦争中に某ハンバーガーチェーンの食事を摂った際の感想は「なにより作業の手を止めず、機械的に口に運ぶだけで栄養補給が出来るのが素晴らしい」(要約)。<br>どこぞの[[バゼット・フラガ・マクレミッツ|ダメ執行者]]を彷彿とさせる独白である。
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**第四次聖杯戦争中に某ハンバーガーチェーンの食事を摂った際の感想は「なにより作業の手を止めず、機械的に口に運ぶだけで栄養補給が出来るのが素晴らしい」(要約)。<br>どこぞの[[バゼット・フラガ・マクレミッツ|ダメ執行者]]を彷彿とさせる独白である。
 
*彼に付き従った2人の女性が、2人とも「元々人間性がなく(失って)、切嗣に出会って感情が芽生えて(殻を得て)」おり、かつ「切嗣を全肯定してくれる」女性である事については興味深い。<br>それは元々彼女達が持っていた性質なのか、それとも切嗣が求めた性質なのだろうか。
 
*彼に付き従った2人の女性が、2人とも「元々人間性がなく(失って)、切嗣に出会って感情が芽生えて(殻を得て)」おり、かつ「切嗣を全肯定してくれる」女性である事については興味深い。<br>それは元々彼女達が持っていた性質なのか、それとも切嗣が求めた性質なのだろうか。
 
*傭兵のようなことをしていた時のことは記録上は戦場が最も激化し破滅的になった時期に赴いてることになっているが、つまりこれは切嗣が赴く前をピークに切嗣の活動開始後は戦場が収束に向かっていたということになる。幸か不幸か、聖杯戦争以前は天秤の測り手としての行為は上手くやれていたと思われる。
 
*傭兵のようなことをしていた時のことは記録上は戦場が最も激化し破滅的になった時期に赴いてることになっているが、つまりこれは切嗣が赴く前をピークに切嗣の活動開始後は戦場が収束に向かっていたということになる。幸か不幸か、聖杯戦争以前は天秤の測り手としての行為は上手くやれていたと思われる。
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== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
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== 脚注 ==
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===注釈===
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<references group="注"/>
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===出典===
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<references group="出"/>
    
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]
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*[[魔術師]]
    
{{DEFAULTSORT:えみや きりつく}}
 
{{DEFAULTSORT:えみや きりつく}}
    
[[Category:登場人物あ行]]
 
[[Category:登場人物あ行]]
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[[category:マスター]]
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[[Category:Fate/stay night]]
 
[[category:Fate/Zero]]
 
[[category:Fate/Zero]]
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[[Category:Fate/ゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~]]
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[[Category:Fate/ステイナイトカフェ~Cafeに集う英霊達~]]
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[[Category:Fate/mahjong night 聖牌戦争]]
 
[[category:Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
 
[[category:Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
[[category:魔術師]]
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[[Category:ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]
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[[Category:ALL AROUND TYPE-MOON]]
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[[Category:主人公]]
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