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:本来は神霊をも超える力を持つがサーヴァントとして召喚に応じた為、如来(悟りを開いた仏)としてのそれ程には力や権限は無い。
 
:本来は神霊をも超える力を持つがサーヴァントとして召喚に応じた為、如来(悟りを開いた仏)としてのそれ程には力や権限は無い。
 
:余談だが、元ネタの仏教での三千大千世界は『大銀河団規模』が尺度を持ち、如来と違い悟りを開けていない菩薩ですら、太陽系くらいは軽く管理している。
 
:余談だが、元ネタの仏教での三千大千世界は『大銀河団規模』が尺度を持ち、如来と違い悟りを開けていない菩薩ですら、太陽系くらいは軽く管理している。
:ただし、サーヴァントとしても規格外の強さを誇り、[[キャスター (EXTRA・青)]]がこれまで戦ってきたサーヴァントとは格が違うと称する。
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:ただし、サーヴァントとしても規格外の強さを誇り、[[玉藻の前|キャスター]]がこれまで戦ってきたサーヴァントとは格が違うと称する。
 
:まず攻撃面は、スキル『カラリパヤット:EX』に裏打ちされた古代インド武術によって近接戦闘では無双を誇り、宝具『転輪聖王』によって遠距離も制圧する。
 
:まず攻撃面は、スキル『カラリパヤット:EX』に裏打ちされた古代インド武術によって近接戦闘では無双を誇り、宝具『転輪聖王』によって遠距離も制圧する。
 
:更に防御面では、英雄と反英雄の全パラメータをそれぞれ2、1ランク下げる『対英雄:B』と、物理や概念、次元間攻撃等によるダメージを自身のHP分削減し精神干渉を完全無効化する『菩提樹の悟り:EX』を保有する。
 
:更に防御面では、英雄と反英雄の全パラメータをそれぞれ2、1ランク下げる『対英雄:B』と、物理や概念、次元間攻撃等によるダメージを自身のHP分削減し精神干渉を完全無効化する『菩提樹の悟り:EX』を保有する。
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*「対英雄」や「菩提樹の悟り:EX」は極めて強力なスキルだが、主人公のサーヴァントは、反英雄や神性を持つサーヴァントが多く、運よくこのスキルを軽減出来る条件が揃っている。
 
*「対英雄」や「菩提樹の悟り:EX」は極めて強力なスキルだが、主人公のサーヴァントは、反英雄や神性を持つサーヴァントが多く、運よくこのスキルを軽減出来る条件が揃っている。
 
*歴代二人目となる『カリスマ:A+』の持ち主。<br>それまでは英雄王[[ギルガメッシュ]]しか該当者のいなかったランクだけに、セイヴァーの突出したカリスマ性が見て取れる。<br>もっともセイヴァーは全世界に広まる大宗教の一つ、その開祖であり、数多の人々を信仰の下に救ってきた救世主にして、現代社会において多大なる影響を現在進行形で与えている偉人である。そのため、『カリスマ:A+』という評価はむしろ妥当といえるだろう。
 
*歴代二人目となる『カリスマ:A+』の持ち主。<br>それまでは英雄王[[ギルガメッシュ]]しか該当者のいなかったランクだけに、セイヴァーの突出したカリスマ性が見て取れる。<br>もっともセイヴァーは全世界に広まる大宗教の一つ、その開祖であり、数多の人々を信仰の下に救ってきた救世主にして、現代社会において多大なる影響を現在進行形で与えている偉人である。そのため、『カリスマ:A+』という評価はむしろ妥当といえるだろう。
*トワイスが消滅しても特にダメージを受けた様子すら無く任意で帰っているが、これは[[キャスター (EXTRA・青)]]がムーンセルの強制消去に耐えていたように、大元の存在が規格外であるが故に耐性があることが理由の模様。
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*トワイスが消滅しても特にダメージを受けた様子すら無く任意で帰っているが、これは[[玉藻の前|キャスター]]がムーンセルの強制消去に耐えていたように、大元の存在が規格外であるが故に耐性があることが理由の模様。
*全く正反対の人物に見えるが、「マスターの行き着く果てに慈悲を示し、間違っていると知りながら仕えていた」というサーヴァントとしての在り方は[[キャスター (CCC・青)]]と同じ。
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*全く正反対の人物に見えるが、「マスターの行き着く果てに慈悲を示し、間違っていると知りながら仕えていた」というサーヴァントとしての在り方は[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]と同じ。
 
*前述した通り、「この世でただひとり、生の苦しみより解脱した解答者」「地上でただ一人、生命の真意に辿り着いたもの」だとトワイスが説明している。<br>ただしTYPE-MOONの世界ではどうなのか不明だが、一般常識として釈迦は自分が最初の仏陀であることも最後の仏陀であることも明白に否定している上、5000人以上の弟子に「私と同じ悟りに達した(=仏陀になった)」と言っているので、その点から言って上記のトワイスの理解は明白におかしい。「手塚治虫の○○○」ではそんな扱いだが……。
 
*前述した通り、「この世でただひとり、生の苦しみより解脱した解答者」「地上でただ一人、生命の真意に辿り着いたもの」だとトワイスが説明している。<br>ただしTYPE-MOONの世界ではどうなのか不明だが、一般常識として釈迦は自分が最初の仏陀であることも最後の仏陀であることも明白に否定している上、5000人以上の弟子に「私と同じ悟りに達した(=仏陀になった)」と言っているので、その点から言って上記のトワイスの理解は明白におかしい。「手塚治虫の○○○」ではそんな扱いだが……。
 
**大乗系の理解としては教えを受け悟りを開いた「阿羅漢」と違い、真実を教え悟りへと導いた、仏教を拓いた者として「釈迦如来唯一人を仏陀として認定する」というトワイスの意見は別に間違いではない(釈迦の次の仏陀とされる阿弥陀はまた別の話として)。<br>ただし「釈迦が認めた弟子達が本当に釈迦レベルなのか?」という問いは真剣に信仰してる人には非常にセンシティブな議題なので注意が必要。
 
**大乗系の理解としては教えを受け悟りを開いた「阿羅漢」と違い、真実を教え悟りへと導いた、仏教を拓いた者として「釈迦如来唯一人を仏陀として認定する」というトワイスの意見は別に間違いではない(釈迦の次の仏陀とされる阿弥陀はまた別の話として)。<br>ただし「釈迦が認めた弟子達が本当に釈迦レベルなのか?」という問いは真剣に信仰してる人には非常にセンシティブな議題なので注意が必要。
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***格闘能力については、冗談半分だが「なんとかできるのはプラトン([[氷室の天地 Fate/school life|氷室の天地]]版)ぐらい」とのこと。……なお、このプラトンの格闘技は、'''「人類で最も人間心理に通じているため、いかなる攻撃も避けてしまい、ただ歩いて殴るだけで相手は防御もできずやられる」'''というレベルの代物。つくづく、手加減をしてくれたことが有り難い。
 
***格闘能力については、冗談半分だが「なんとかできるのはプラトン([[氷室の天地 Fate/school life|氷室の天地]]版)ぐらい」とのこと。……なお、このプラトンの格闘技は、'''「人類で最も人間心理に通じているため、いかなる攻撃も避けてしまい、ただ歩いて殴るだけで相手は防御もできずやられる」'''というレベルの代物。つくづく、手加減をしてくれたことが有り難い。
 
***少々商業的で身も蓋もない言い方をすると、EXTRAは続編の『CCC』と違い予算は少な目で制作された為、3Dモーションがガードやアタック、スキルや敗北時の前倒れにおいてまで腕と上半身位しか動かないこのお釈迦様は'''製作者にとってもかなり救世主'''だった故に座禅戦闘オンリーだった可能性がある。
 
***少々商業的で身も蓋もない言い方をすると、EXTRAは続編の『CCC』と違い予算は少な目で制作された為、3Dモーションがガードやアタック、スキルや敗北時の前倒れにおいてまで腕と上半身位しか動かないこのお釈迦様は'''製作者にとってもかなり救世主'''だった故に座禅戦闘オンリーだった可能性がある。
**『西遊記』にその名を知られ、数多の神仏の軍勢を打ち破った「斉天大聖」孫悟空は、この御方の血が滴った岩から生まれた、という伝説がある。[[キャスター (EXTRA・青)|分身の彼女]]が百万の軍勢を生み出せる、というのも頷ける。<br>同じように[[ライダー|元が神霊の彼女]]も、その血からペガサスを生み出している。<br>尤も、生まれた直後に神仙達を戦慄させた悟空と、一介の魔獣であるペガサスでは比べようもない。元になった存在がどれほど次元違いかがわかるだろう。
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**『西遊記』にその名を知られ、数多の神仏の軍勢を打ち破った「斉天大聖」孫悟空は、この御方の血が滴った岩から生まれた、という伝説がある。[[玉藻の前|分身の彼女]]が百万の軍勢を生み出せる、というのも頷ける。<br>同じように[[メドゥーサ|元が神霊の彼女]]も、その血からペガサスを生み出している。<br>尤も、生まれた直後に神仙達を戦慄させた悟空と、一介の魔獣であるペガサスでは比べようもない。元になった存在がどれほど次元違いかがわかるだろう。
 
*EXクラスの「カラリパヤット」に加え、筋力や耐久などのステータスも高水準ということで意外と武闘派なセイヴァーだが、生前の釈迦も王族時代に学んだ数々の武芸において才能豊かな人物であったと言われている。<br>弓術の腕前は他に並ぶものがいなかったと言われるほどに優れていたと伝えられており、馬術においては聡明駿馬なカンタカが釈迦の愛馬で、彼の出家を助けた話が特に有名である。さらには右手で象を持ち上げる釈迦の姿を描いた彫刻画が残っていることから、肉体的に相当恵まれていたことが伺える。<br>尤も、彼は生前釈迦族の王子であり、カースト制度におけるクシャトリア(武門、王族)階級の出身である為、武技に優れているのも当然といえる。
 
*EXクラスの「カラリパヤット」に加え、筋力や耐久などのステータスも高水準ということで意外と武闘派なセイヴァーだが、生前の釈迦も王族時代に学んだ数々の武芸において才能豊かな人物であったと言われている。<br>弓術の腕前は他に並ぶものがいなかったと言われるほどに優れていたと伝えられており、馬術においては聡明駿馬なカンタカが釈迦の愛馬で、彼の出家を助けた話が特に有名である。さらには右手で象を持ち上げる釈迦の姿を描いた彫刻画が残っていることから、肉体的に相当恵まれていたことが伺える。<br>尤も、彼は生前釈迦族の王子であり、カースト制度におけるクシャトリア(武門、王族)階級の出身である為、武技に優れているのも当然といえる。
  
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