差分

541 バイト追加 、 2024年1月21日 (日)
2A03:E600:100:0:0:0:0:71 (トーク) による編集を による直前の版へ差し戻しました
2行目: 2行目:  
| 読み = きしま こうま
 
| 読み = きしま こうま
 
| 初登場作品 = [[歌月十夜]]
 
| 初登場作品 = [[歌月十夜]]
| 声優 = 小杉十郎太
+
| 声優 = 小杉十郎太(Act Cadenza~Actress Again)<br />濱野大輝(TYPE LUMINA)
 +
 
 
| 血液型 = A型
 
| 血液型 = A型
 
| 身長 = 175cm
 
| 身長 = 175cm
16行目: 17行目:     
;人物
 
;人物
: 産まれた時から一族や肉親にすらその血の純度から「鬼子」と呼ばれ遠ざけられ恐れられたため、人間との意思疎通の必要性を感じなかった。そのため人の言葉を覚えず森を好み獣の中で暮らして穏やかに土に還ることを望んでいた。しかし形式上一族を継ぐものがそのようなケモノのような生活を望むなど恥として一族はそれすら許さなかった<br />一族からは痴呆と思われていたが、実際は様々な意味で早熟と言える人物で、通常なら人間として培った理性で押さえつけるものであり、発病すれば成人した人間の理性ですら一年を保たずに破滅させる軋間の魔の衝動に生まれながらさらされながら、産声を上げた時からその衝動を押さえつけて肉親や家族を彼なりに守っていた。<br />だがそれも長くは続かず、「―――おまえは、生まれた時から正気じゃない」という言葉と共に一族から受けた銃弾で自制のタガが外れ、軋間一族を皆殺しにするという結末が起きた。確かに紅摩は正気ではなかったが、それはひたすら乾きを押さえこみ、自身という怪物を抑制することが出来る正気とは思えない精神性だということに一族は気づいていなかったのである。<br>その後はなにもかも空虚で意味が感じられなかったないまま斉木、遠野と混血の家に飼われていたが、七夜殲滅の際に駆り出されて繰り広げた七夜黄理との死闘から生まれて初めて『生の実感』を得られた紅摩は虚無な自身に戻りたくなくなり、黄理を殺した時のことを真似て七夜の一族を殺して回った。<br />その後経緯は不明だがしばらくして遠野屋敷で暮らすこととなり、[[遠野秋葉]]、[[琥珀]]、[[翡翠]]とは面識がある。秋葉に家から追い出された現在は、独りで森に籠もり、己の在り方の意味を見出しとしている求道者の真似事のようなことをしている。<br />過去と現在で性格が著しく違うキャラクターである。特に以前はメルブラのように雄弁に人語を話すことはあまり無かった。<br />戦闘においてはまさしく悪鬼そのものと化すが、普段の生活においてはむしろ物静か。ただし、酒も好んでいる。また、喧嘩は断らない主義。しかしながら、七夜黄理の息子である[[遠野志貴]]、その鏡である[[七夜志貴]]との対峙ではそう簡単には戦おうとしない様子を見せる。なんらかの思い入れを持つようだ。
+
: 産まれた時から一族や肉親にすらその血の純度から「鬼子」と呼ばれ遠ざけられ恐れられたため、人間との意思疎通の必要性を感じなかった。そのため人の言葉を覚えず森を好み獣の中で暮らして穏やかに土に還ることを望んでいた。しかし形式上一族を継ぐものがそのようなケモノのような生活を望むなど恥として一族はそれすら許さなかった<br />一族からは痴呆と思われていたが、実際は様々な意味で早熟と言える人物で、通常なら人間として培った理性で押さえつけるものであり、発病すれば成人した人間の理性ですら一年を保たずに破滅させる軋間の魔の衝動に苛まれながら、産声を上げた時からその衝動を押さえつけて肉親や家族を彼なりに守っていた。<br />だがそれも長くは続かず、「―――おまえは、生まれた時から正気じゃない」という言葉と共に一族から受けた銃弾で自制のタガが外れ、軋間一族を皆殺しにするという結末が起きた。確かに紅摩は正気ではなかったが、それはひたすら乾きを押さえこみ、自身という怪物を抑制出来る正気とは思えない精神性故ということに、一族は気づいていなかったのである。<br>その後はなにもかも空虚で意味が感じられなかったないまま斉木、遠野と混血の家に飼われていたが、七夜殲滅の際に駆り出されて繰り広げた七夜黄理との死闘から生まれて初めて『生の実感』を得られた紅摩は虚無な自身に戻りたくなくなり、黄理を殺した時のことを真似て七夜の一族を殺して回った。<br />その後の経緯は不明だがしばらくして遠野屋敷で暮らすこととなり、[[遠野秋葉]]、[[琥珀]]、[[翡翠]]とは面識がある。秋葉に家から追い出された現在は、独りで森に籠もり、己の在り方の意味を見出しとしている求道者の真似事のようなことをしている。<br />過去と現在で性格が著しく違うキャラクターである。特に以前はメルブラのように雄弁に人語を話すことはあまり無かった。<br />戦闘においてはまさしく悪鬼そのものと化すが、普段の生活においてはむしろ物静か。ただし、酒も好んでいる。また、喧嘩は断らない主義。しかしながら、七夜黄理の息子である[[遠野志貴]]、その鏡である[[七夜志貴]]との対峙ではそう簡単には戦おうとしない様子を見せる。なんらかの思い入れを持つようだ。
    
;能力
 
;能力
41行目: 42行目:  
:MBACにて、人外呼ばわりされる。相手のことも畜生界の化身呼ばわりするなど、あまり良い関係ではない。
 
:MBACにて、人外呼ばわりされる。相手のことも畜生界の化身呼ばわりするなど、あまり良い関係ではない。
 
;[[両儀式]]
 
;[[両儀式]]
:両儀家の一人娘。直接の面識はないようだが、両儀家の思想と、式がその完成系として「天元へ至った」ことを知っている。
+
:両儀家の一人娘。直接の面識はないようだが、両儀家の思想と、式がその完成形として「天元へ至った」ことを知っている。
    
== 台詞 ==
 
== 台詞 ==
 
;「生き汚さは父親譲りか」
 
;「生き汚さは父親譲りか」
 
:歌月十夜。<br />志貴の死の具現化として登場した紅摩だが、志貴の記憶と違い口汚く話し出し、上記のような台詞まで言い出した事に、志貴はこの紅摩は自分が作り出した無様で出来損ないの偽物と確信し「もう――やめてくれ」と怒りを露わにした。
 
:歌月十夜。<br />志貴の死の具現化として登場した紅摩だが、志貴の記憶と違い口汚く話し出し、上記のような台詞まで言い出した事に、志貴はこの紅摩は自分が作り出した無様で出来損ないの偽物と確信し「もう――やめてくれ」と怒りを露わにした。
;「閻浮、堤・厭・浄―――!」
+
;「閻浮、提炎上―――!」
:MELTY BLOODにてAAD発動時。「えんぶ・だいえんじょう」と読む。
+
:MELTY BLOODにてAAD発動時。「えんぶ・だいえんじょう」と読む。技名には別の字が当てられている。
:非常に間違えやすいが、'''「大炎上」'''ではない。『ちびちゅき!』でキャンプファイヤーに着火する際も言うが、わかりやすくする為か平仮名である。
+
:閻浮提とは、仏教用語で人がすむ四つの大陸のひとつとされる。また人間世界そのものを指すこともあり、上記台詞を直訳すれば人間界炎上となるか。技・台詞の区切り方もあり、「'''大炎上'''」と称されることが多い。
 +
:『ちびちゅき!』でキャンプファイヤーに着火する際も言うが、わかりやすくする為か平仮名である。
 
;「―――なんだ、それは。<ruby><rb>猿</rb><rt>ましら</rt></ruby>に劣る」
 
;「―――なんだ、それは。<ruby><rb>猿</rb><rt>ましら</rt></ruby>に劣る」
 
:MELTY BLOODランダムで聞ける勝利台詞。
 
:MELTY BLOODランダムで聞ける勝利台詞。
66行目: 68行目:  
*ファンからの愛称は「きしまん」「子馬」「キシMAX」など。この内「キシMAX」はMBで実際に使用されている。
 
*ファンからの愛称は「きしまん」「子馬」「キシMAX」など。この内「キシMAX」はMBで実際に使用されている。
 
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
 +
 +
== 脚注 ==
 +
===注釈===
 +
<references group="注"/>
 +
 +
===出典===
 +
<references group="出"/>
    
== リンク ==
 
== リンク ==
74行目: 83行目:  
[[Category:登場人物か行]]
 
[[Category:登場人物か行]]
 
[[Category:歌月十夜]]
 
[[Category:歌月十夜]]
[[Category:MELTY BLOOD]]
+
[[Category:MELTY BLOOD Act Cadenza]]
 +
[[Category:MELTY BLOOD Actress Again]]
 +
[[Category:MELTY BLOOD Actress Again Current Code]]
 +
[[Category:MELTY BLOOD: TYPE LUMINA]]
 
[[Category:ちびちゅき!]]
 
[[Category:ちびちゅき!]]