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398 バイト除去 、 2018年9月27日 (木) 02:28
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
遠坂家の[[魔術師]]。[[エミヤ|アーチャー]]の[[サーヴァント]]を召喚し、[[聖杯戦争]]に挑む。穂群原学園では2年A組(hollowでは3年A組)。
+
遠坂家の[[魔術師]]。[[エミヤ|アーチャー]]の[[サーヴァント]]を召喚し、[[聖杯戦争]]に挑む。穂群原学園では2年A組(『[[Fate/hollow ataraxia]]』では3年A組)。
    
; 略歴
 
; 略歴
: [[冬木市|冬木]]の管理者・遠坂の六代目継承者。
+
: [[冬木市|冬木]]の管理者・遠坂の六代目継承者。『Fate/hollow ataraxia』でクォーターと自己申告している。『とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦』にて時臣が「遠縁のエーデルフェルト」と発言しているので、恐らく時臣がハーフ。
: 最優とされる「[[セイバー|剣士]]」の英霊を召喚すべく準備してきたが、召喚の触媒が用意できず、父・[[遠坂時臣|時臣]]の遺した宝石で儀式を行う。結果、赤の弓兵を召喚。学園で起こった[[クー・フーリン|ランサー]]との戦闘に巻き込まれ口封じのために殺害された[[衛宮士郎]]を、自らの魔術で蘇生し助ける。その後、期せずして[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]を召喚した士郎と同盟を組み、聖杯戦争を戦う。
+
: 「そこに戦いがあるから戦う」という、どこぞの登山家ばりの理由で聖杯戦争に参加する。最優とされる「[[セイバー|剣士]]」の英霊を召喚すべく準備してきたが、召喚の触媒が用意できず、父・[[遠坂時臣|時臣]]の遺した宝石で儀式を行う。結果、赤の弓兵を召喚。学園で起こった[[クー・フーリン|ランサー]]との戦闘に巻き込まれ口封じのために殺害された[[衛宮士郎]]を、自らの魔術で蘇生し助ける。その後、期せずして[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]を召喚した士郎と同盟を組み、聖杯戦争を戦う。
 
; 人物
 
; 人物
: 容姿は黒髪・碧眼・スレンダーな体型。容姿端麗、文武両道、才色兼備の優等生……を演じている。無論、それを完璧に演じきれるだけの能力はあるが、凛の性格からしてみればそれは何重にも猫をかぶった状態であり、本来の彼女の性格を一言で示すならば、士郎が評した「あかいあくま」が最適。
+
: 文では黒髪をツインテールにし、黒い目を持ち、ニーハイソックスを履いている。絵ではツーサイドアップ、碧眼、サイハイソックスになっている。
 +
: 容姿端麗、文武両道、才色兼備の優等生……を演じている。無論、それを完璧に演じきれるだけの能力はあるが、凛の性格からしてみればそれは何重にも猫をかぶった状態であり、本来の彼女の性格を一言で示すならば、士郎が評した「あかいあくま」が最適。
 
: 競争相手がいるならば周回遅れにし、刃向かう輩は反抗心をつぶすまで痛めつける。「やるからには徹底的に」を信条としている。その反面、聖杯戦争冒頭で士郎を助けたり、その後もなあなあで士郎との同盟を最後まで続けるなど、完全に冷徹にはなりきれないお人好しな面も。
 
: 競争相手がいるならば周回遅れにし、刃向かう輩は反抗心をつぶすまで痛めつける。「やるからには徹底的に」を信条としている。その反面、聖杯戦争冒頭で士郎を助けたり、その後もなあなあで士郎との同盟を最後まで続けるなど、完全に冷徹にはなりきれないお人好しな面も。
 
: 恋愛面に関しては割と乙女であり、興味がない人間からのアプローチはあっさり撥ね退けるが、気に入った相手に心から褒められると照れてしまい、調子を崩してしまう。ストレートな愛情表現となればなおさらで、とあるシーンでまったく予想外の方向から士郎に好意を示された時に真っ赤になって硬直してしまったことも。
 
: 恋愛面に関しては割と乙女であり、興味がない人間からのアプローチはあっさり撥ね退けるが、気に入った相手に心から褒められると照れてしまい、調子を崩してしまう。ストレートな愛情表現となればなおさらで、とあるシーンでまったく予想外の方向から士郎に好意を示された時に真っ赤になって硬直してしまったことも。
; 能力
+
: 細かい作業をしたり説明セリフを喋る時には眼鏡をかけることがある。
: 属性を二つ持てば優秀とされる魔術師にあって、五つの属性全てを兼ね備えた「五大元素使い(アベレージ・ワン)」と呼ばれる超一級の魔術師。
+
;能力
: 初等呪術「[[ガンド]]」を得意とする「ガンド撃ち」だが、物理的破壊力を持たないはずのガンドが高い魔力密度から拳銃弾並みの破壊力を持ったものになっている。物理的破壊力を持ったガンドを「フィンの一撃」と呼ぶが、凛のものはフィンのガトリングと呼ぶのが相応しいとか。
+
:魔術回路はメインが40、サブがそれぞれ30。魔力容量の半分程度なら1日ちょいで回復する。属性を2つ持てば優秀とされる魔術師にあって、5つの属性全てを兼ね備えた「五大元素使い(アベレージ・ワン)」。
: 本来専門としている魔術は[[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ|ゼルレッチ]]の「宝石魔術」。宝石の中で魔力を流転させ、本来保存できないはずの魔力をストックしておき、宝石に宿った念に乗せてそのまま魔力を解放することにより魔弾として戦闘に転用する。17年間休み無く織り上げた十の宝石が切り札。大師父であるゼルレッチの[[魔法]]「平行世界の運営」へいたることを目標とし、研鑽を続けている。また、兄弟子であった[[言峰綺礼]]より八極拳の手ほどきを受けており、近接戦闘もある程度はこなすことが可能。
+
:特性は遠坂に伝わる「転換」の他、「強化」も習得している。凛の特性はようするに「何でもできる」ことなのだが、それは逆に、あちこちに半端に手を出してしまい、かえって大した成果に結びつかない、という器用貧乏に陥る危険性も持っている。
: 非常に優秀な実力を持つのだが、遠坂家の遺伝的特質として、詰めが甘く肝心なところで凡ミスを犯すという欠点を持つ。さらに重度の機械オンチで、携帯電話は確実に使えない。
+
:転換の特性を活かし、宝石魔術を専門とする。宝石の中で魔力を流転させ、本来保存できないはずの魔力をストックしておき、宝石に宿った念に乗せてそのまま魔力を解放することにより魔弾として戦闘に転用する。切り札は10個の宝石で、この宝石に魔力を貯めた期間は17年とも10年とも言われている。
 +
:高い宝石を使わないで済むように、[[ガンド]]を多用する。本来相手の体調を崩すだけのガンドに高い魔力密度から拳銃弾並みの破壊力を持たせており、「フィンの一撃」というか「フィンのガトリング」と呼ぶのが相応しい。
 +
:大師父であるゼルレッチの[[魔法]]「平行世界の運営」へいたることを目標とし、研鑽を続けている。幼少期から、魔術刻印の拒絶反応を抑えるため、とんでもなくまずい薬を服用している。これは痛みを和らげるというより刻印がなじみやすくなるよう体を作り変えるようなもので、副作用として体臭が変化した。以降、体臭を誤魔化すために香水を細かく使い分けたり、特注のシャンプーを使用したりしている。
 +
:魔術師としての才能をダイアグラムで表すと綺麗な円形を描く。数値で表すならシエルを100としたら凛は70~100。長すれば歴代の魔術協会の中でも百番以内に入る程の才能を有している<ref group="出">『GAME JAPAN』2007年2月号</ref>。魔術師的なレベルでは、ケイネスが100+α(特殊礼装分)、アルバは100、アトラムは20ぐらい、士郎は10~20ぐらいなのに対して、凛は20~30(作中を基準)<ref group="出">「きのことたかしの一問一答」『Fate/stay night[UBW] Animation Material Ⅱ』</ref>。
 +
:また、兄弟子の[[言峰綺礼]]より体術の手ほどきを受けている。この体術は当初、空手擬きと言われていたが、現在は八極拳ということになっている。また中華料理を得意とするが、味噌汁は作れない。<del>家庭科はどうしてたのか</del>
 +
:午前2時に絶好調を迎える。[[獅子劫界離|某死霊魔術師]]が絶好調になる丑三つ時。
 +
:非常に優秀な実力を持つのだが、遠坂家の遺伝的特質として、詰めが甘く肝心なところで凡ミスを犯すという欠点を持つ。さらに重度の機械オンチで、携帯電話は確実に使えない。
 +
 
    
== バリエーション / コスチューム ==
 
== バリエーション / コスチューム ==
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: メインヒロインの一人。どのルートでも全体を通して出番が多い。
 
: メインヒロインの一人。どのルートでも全体を通して出番が多い。
 
; [[Fate/hollow ataraxia]]
 
; [[Fate/hollow ataraxia]]
: ロンドンに留学中で、不在。冬木市に呼び戻すためには……
+
: ロンドンに留学中で不在。冬木市に呼び戻すためには……
 
; [[Fate/Zero]]
 
; [[Fate/Zero]]
 
: 幼少時。母の実家に避難中だが、行方不明になったコトネを探しに冬木市にやってくる。原作とアニメで結末が異なる。
 
: 幼少時。母の実家に避難中だが、行方不明になったコトネを探しに冬木市にやってくる。原作とアニメで結末が異なる。
 +
; [[Fate/unlimited codes]]
 +
: 「優雅なる名門魔術師」。八極拳と宝石魔術を駆使する。ストーリーモードは完全にギャグルートで、初っ端から父親がZeroでやった戦略を'''全否定'''、セイバーを素手でフルボッコして自分のサーヴァントにするわ、言峰には溜息までつくほど頭を抱えさせるわの大暴走である。
 +
: 徒手空拳であるためリーチが短く、少女であるため体力が低いと言う問題点を抱えているものの、それ以外が軒並み高水準。キャラランクは「二強次点」とされる。
 +
: 格ゲーとはいえ、バーサーカーをも連環腿で延々とリフティングする様は非常にシュール。
 +
: なお、彼女の宝石魔術には弾数制限があるが、実際にプレイするとこれが影響する場面は非常に少ないため、ゲームバランスと言うよりは'''彼女の貧乏性を表現するため'''のシステムであろう。同じ宝石魔術使いである[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]に弾数制限がないのがその証左。
 
; [[Fate/EXTRA CCC]]
 
; [[Fate/EXTRA CCC]]
: 裏ボスとして、『stay night』の凛と[[エミヤ|アーチャー]]が現れ戦闘になる。
+
: 裏ボスとして、[[エミヤ|アーチャー]]と共に登場。『EXTRA』の凛とは服装、スキルが違う。ご丁寧にも胸の大きさまでしっかり減量されている。
 +
;[[Fate/Apocrypha]]
 +
:本編には登場しないが、設定は語られている。遠坂家が大聖杯を諦めて魔術を学びつつも、拳法で根源にたどり着く道を模索しており、彼女が高校生になる頃には「魔術と中国拳法を組み合わせたまったく新しい武術」の開祖になっているのでは、とのこと。エーデルフェルト家に引き取られた桜が想像を絶するナイスバディなプロレスラーとなってルヴィアとタッグを組んで来日することは想像していなかった。
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
: 多数の概念礼装のイラストの他、疑似サーヴァント[[イシュタル]]と[[エレシュキガル]]の依代としても登場。
 
: 多数の概念礼装のイラストの他、疑似サーヴァント[[イシュタル]]と[[エレシュキガル]]の依代としても登場。
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===Fate関連===
 
===Fate関連===
 
; [[フェイト/タイガーころしあむ]]
 
; [[フェイト/タイガーころしあむ]]
: 居間にあった眼鏡をかけてみたら胸がまっ平らに! 呪いの眼鏡を何とかすべく、眼鏡の鬼となって街に出る。
+
: 居間にあった眼鏡をかけてみたら胸がまっ平らに! 呪いの眼鏡を何とかすべく、眼鏡の鬼となって街に出る。
 
; [[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]]
 
; [[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]]
 
: ある日突然、藤村邸に隕石が落ちる。現場に行くと、[[藤村大河|藤ねぇ]]は行方不明。士郎に捜索を任せ、凛はとりあえず衛宮邸に戻るが……?
 
: ある日突然、藤村邸に隕石が落ちる。現場に行くと、[[藤村大河|藤ねぇ]]は行方不明。士郎に捜索を任せ、凛はとりあえず衛宮邸に戻るが……?
 
: さらには魔法少女カレイドルビーでも参戦。愛と正義の執行者、魔法少女カレイドルビー。カレイドステッキに言われるまま、地球の危機を救うため、魔法少女因子を持つ美女を探しに地球に降臨!
 
: さらには魔法少女カレイドルビーでも参戦。愛と正義の執行者、魔法少女カレイドルビー。カレイドステッキに言われるまま、地球の危機を救うため、魔法少女因子を持つ美女を探しに地球に降臨!
; [[Fate/unlimited codes]]
  −
: 「優雅なる名門魔術師」。八極拳と宝石魔術を駆使する。ストーリーモードは完全にギャグルートで、初っ端から父親がZeroでやった戦略を'''全否定'''、セイバーを素手でフルボッコして自分のサーヴァントにするわ、言峰には溜息までつくほど頭を抱えさせるわの大暴走である。
  −
: 徒手空拳であるためリーチが短く、少女であるため体力が低いと言う問題点を抱えているものの、それ以外が軒並み高水準。キャラランクは「二強次点」とされる。
  −
: 格ゲーとはいえ、バーサーカーをも連環腿で延々とリフティングする様は非常にシュール。
  −
: なお、彼女の宝石魔術には弾数制限があるが、実際にプレイするとこれが影響する場面は非常に少ないため、ゲームバランスと言うよりは'''彼女の貧乏性を表現するため'''のシステムであろう。同じ宝石魔術使いである[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]に弾数制限がないのがその証左。
   
; [[氷室の天地 Fate/school life]]
 
; [[氷室の天地 Fate/school life]]
: 本編でのメインキャラが冷遇される本作においては例外的に、2巻より準レギュラーとして定着。
+
: 本編でのメインキャラが冷遇される本作においては例外的に、2巻より準レギュラーとして定着。作者が重度の眼鏡っ娘好きだから当然というべきか、眼鏡着用率が高い。
 
; [[カプセルさーばんと]]
 
; [[カプセルさーばんと]]
 
: 主人公の一人で、難易度は「むずかしい」。自分の夢だけを叶えるために奮闘する少女。
 
: 主人公の一人で、難易度は「むずかしい」。自分の夢だけを叶えるために奮闘する少女。
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===その他===
 
===その他===
; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画‎|TMitter2015]]
  −
: インペリアルローマ・プロダクション所属の広告・経理担当。
  −
: プロダクションの運動会に乗じて乗っ取りを画策するも、様々な因果の巡り会わせにより脱税・横領と併せて発覚。高飛びに失敗してお縄となった。
  −
: 余談だが、この企画が行われたのは2015年4月1日であり、'''アニメ版『Fate/stay nigh UBW』第二期初放映の3日前'''だったため、放映時は「脱税系ヒロイン」「保釈されたのか?」等と一部では言われたりもした。
  −
; [[ちびちゅき!]]
  −
: 型月学園の特殊性により、『stay night』の凛と『EXTRA』の凛、それに『Zero』時代の凛が同じ学校にいるという、かなりカオスな状況に……。
  −
: きのこから、生徒会会計として「お金の流れを探知する能力」を与えられている。
  −
: また、ボスキャラとして「英霊トーサカ」も出演している。
   
; [[アーネンエルベの一日]]
 
; [[アーネンエルベの一日]]
 
: 調査がてら、桜、ライダーを伴って来店。綺礼殺害の濡れ衣を着せられ、店長を押し付けられる。
 
: 調査がてら、桜、ライダーを伴って来店。綺礼殺害の濡れ衣を着せられ、店長を押し付けられる。
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: 「ゼロカフェ」の小さなお客様。士郎、桜、イリヤとの子供グループで一緒にいることが多い。
 
: 「ゼロカフェ」の小さなお客様。士郎、桜、イリヤとの子供グループで一緒にいることが多い。
 
: 大好きなお父様と一緒にカフェに行きたいのに、なぜかしょっちゅう苦手な綺礼と同席する羽目になる。
 
: 大好きなお父様と一緒にカフェに行きたいのに、なぜかしょっちゅう苦手な綺礼と同席する羽目になる。
 +
; [[ちびちゅき!]]
 +
: 『stay night』の凛と『EXTRA』の凛、それに『Zero』時代の凛が同じ学校にいるという、かなりカオスな状況。また、ボスキャラとして「英霊トーサカ」も出演している。
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: きのこから、生徒会会計として「お金の流れを探知する能力」を与えられている。
 +
; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画‎|TMitter2015]]
 +
: インペリアルローマ・プロダクション所属の広告・経理担当。
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: プロダクションの運動会に乗じて乗っ取りを画策するも、様々な因果の巡り会わせにより脱税・横領と併せて発覚。高飛びに失敗してお縄となった。
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: 余談だが、この企画が行われたのは2015年4月1日であり、'''アニメ版『Fate/stay night[UBW]』第二期初放映の3日前'''だったため、放映時は「脱税系ヒロイン」「保釈されたのか?」等と一部では言われたりもした。
 
; ティンクル☆くるせいだーす STARLIT BRAVE!!
 
; ティンクル☆くるせいだーす STARLIT BRAVE!!
 
: アスキー・メディアワークス&Lillian製作のADV。『ティンクル☆くるせいだーす GoGo!』の豪華版/豪華限定版付属の特典ゲーム。他社のアダルトゲームからのゲストキャラ「キャラクターサイド」の人物の一人として登場。原作とは異なり、14歳の「新魔法少女りん」という設定で、[[アルトリア・ペンドラゴン|刻印精霊せいばー]]とコンビを組んでいる。
 
: アスキー・メディアワークス&Lillian製作のADV。『ティンクル☆くるせいだーす GoGo!』の豪華版/豪華限定版付属の特典ゲーム。他社のアダルトゲームからのゲストキャラ「キャラクターサイド」の人物の一人として登場。原作とは異なり、14歳の「新魔法少女りん」という設定で、[[アルトリア・ペンドラゴン|刻印精霊せいばー]]とコンビを組んでいる。
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
=== 冬木 ===
 
=== 冬木 ===
 +
;[[遠坂時臣]]
 +
:父。遠坂家の人間としての彼に憧れているが、実は聖杯戦争で凛の召喚を失敗させたのも彼(の悪戯)。
 +
:凛がそれを知らないのは時臣にとって幸いなのかどうなのか。また凛自身は時臣の『父親』としての一面しか知らず、彼の魔術師としての冷酷な一面は知らない。
 +
;[[遠坂葵]]
 +
:母。第4次聖杯戦争で脳に障害を負った経緯が描かれたが、第5次聖杯戦争の時点で既に逝去している。
 +
;[[間桐桜]]
 +
:養子に出された実の妹。協約により彼女と深く関わることは禁止されていた。姉妹仲そのものは良好で凛も度々気にかけたりしているが、その一方で桜は姉である凛に対しコンプレックスを持ってもいる。ゲーム本編ではHFルートまで進まないと姉妹であるということは明かされない。
 +
;[[言峰綺礼]]
 +
:兄弟子であり後見人。幼少時代から彼の事は嫌う一方、その能力については認めている。凛に体術を教えたのも彼だが基本的には信用していない。そして父の仇。
 +
 
;[[衛宮士郎]]
 
;[[衛宮士郎]]
:聖杯戦争で同盟を結んだ相手で、魔術の弟子。知り合う以前にも『桜を明るくしてくれた存在』として気になってはいた様子。またUBWルートでは過去に一度彼を見かけていたことも判明する。
+
:第五次聖杯戦争の4年前に彼を見掛けて以来、気になる存在。その後も実妹が唯一笑顔を見せる相手として、存在感を増していた。
:魔術師として知り合って以降は、彼をからかうことが楽しみの一つに。ルートによっては恋人になる。
+
:第五次聖杯戦争で同盟を結んだ相手で、魔術の弟子。以降は彼をからかうことが楽しみの一つに。ルートによっては恋人になる。
 
;[[エミヤ|アーチャー]]
 
;[[エミヤ|アーチャー]]
 
:召喚したサーヴァント。
 
:召喚したサーヴァント。
;[[間桐桜]]
  −
:養子に出された実の妹。協約により彼女と深く関わることは禁止されていた。姉妹仲そのものは良好で凛も度々気にかけたりしているが、その一方で桜は姉である凛に対しコンプレックスを持ってもいる。ゲーム本編ではHFルートまで進まないと姉妹であるということは明かされない。
   
;[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]
 
;[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]
 
:同盟相手のサーヴァントで同居人。
 
:同盟相手のサーヴァントで同居人。
 
:ルートによっては凛のサーヴァントになる。割と馬が合っており、性格の相性は良いと思われる。
 
:ルートによっては凛のサーヴァントになる。割と馬が合っており、性格の相性は良いと思われる。
  −
;[[遠坂時臣]]
  −
:父。遠坂家の人間としての彼に憧れているが、実は聖杯戦争で凛の召喚を失敗させたのも彼(の悪戯)。
  −
:凛がそれを知らないのは時臣にとって幸いなのかどうなのか。また凛自身は時臣の『父親』としての一面しか知らず、彼の魔術師としての冷酷な一面は知らない。
  −
;[[遠坂葵]]
  −
:母。第4次聖杯戦争で脳に障害を負った経緯が描かれたが、第5次聖杯戦争の時点で既に逝去している。
  −
   
;[[間桐慎二]]
 
;[[間桐慎二]]
:惚れられている相手。しかし、凛本人は特になんとも思っておらず、歯牙にもかけていない。
+
:実妹の兄。度々言い寄られるのでうざがっており、全てのルートで彼の地雷を踏む。
;[[言峰綺礼]]
  −
:兄弟子であり後見人。幼少時代から彼の事は嫌っているが、その能力については認めている。凛に八極拳を教えたのも彼だが基本的には信用していない。そして父の仇。
      +
;[[柳洞一成]]
 +
:中学からの付き合いで、犬猿の仲。互いに人間性や能力は認めているものの、ソリは合わない。
 
;[[美綴綾子]]
 
;[[美綴綾子]]
:親友であり好敵手。以前、彼女とある賭けをしている。
+
:高校からの付き合いで、親友であり好敵手。以前、彼女とある賭けをしている。
;[[柳洞一成]]
  −
:犬猿の仲。互いに人間性や能力は認めているものの、ソリは合わない。
   
;[[氷室鐘]]
 
;[[氷室鐘]]
 
:友人。勘が鋭いので正体がバレるのではと警戒している。
 
:友人。勘が鋭いので正体がバレるのではと警戒している。
 
;[[蒔寺楓]]
 
;[[蒔寺楓]]
 
:友人。暴走する姿に呆れているが、不思議と馬が合う相手。
 
:友人。暴走する姿に呆れているが、不思議と馬が合う相手。
:「氷室の天地」では詠鳥庵の高級和服に釣られてコンビを組んだ他、500円のクレープを奢った事もある。
+
:『氷室の天地』では詠鳥庵の高級和服に釣られてコンビを組んだ他、500円のクレープを奢った事もある。
 
;[[三枝由紀香]]
 
;[[三枝由紀香]]
 
:友人。直感で正体を言い当てられたが、周囲からは天然と見なされた。
 
:友人。直感で正体を言い当てられたが、周囲からは天然と見なされた。
 
;[[沙条綾香 (氷室の天地)|沙条綾香]]
 
;[[沙条綾香 (氷室の天地)|沙条綾香]]
 
:クラスメート。彼女が魔術師である事を知っている他、土地問題で仲が良くない。
 
:クラスメート。彼女が魔術師である事を知っている他、土地問題で仲が良くない。
 +
;[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]
 +
:聖杯戦争における敵の一人。
 
;[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]
 
;[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]
 
:時計塔でのライバル。
 
:時計塔でのライバル。
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;[[マジカルルビー]]
 
;[[マジカルルビー]]
 
:魔法の宝箱に封印した[[魔術礼装]](に宿る精霊)。性格の相性は最悪。
 
:魔法の宝箱に封印した[[魔術礼装]](に宿る精霊)。性格の相性は最悪。
;[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]
  −
:聖杯戦争における敵の一人。
   
;[[カレン・オルテンシア]]
 
;[[カレン・オルテンシア]]
 
:魔術師と教会ということで苦手だが、実は性格が近いため、結構馬が合う相手。
 
:魔術師と教会ということで苦手だが、実は性格が近いため、結構馬が合う相手。
346行目: 354行目:     
== メモ ==
 
== メモ ==
*絶好調は午前2時。ちなみにこれは'''某<ruby>[[獅子劫界離|死霊魔術師]]<rb></rb><rt>ネクロマンサー</rt></ruby>の魔術使いと全く同じ'''である。
+
*スカートはいわゆる「絶対領域」。何があってもその下は見えません。実はUBWルートのとあるシーンでは線画段階では見えていた……が結局下草を伸ばして隠すことに。ちなみに『プリズマ☆イリヤ』ではうまく機能していないのか、結構頻繁に見える。
*魔術回路はメイン四十、サブがそれぞれ三十。魔力容量の半分程度なら一日ちょいで回復する。
+
*桜より精神的に自立しているが、実は精神耐性は桜の方が上。あるBADENDで間桐家で桜が受けてきた扱いを追体験した時は、桜に助けを乞うている。そのような極限状態でなくとも、頭に血が上りやすい凛と我慢強い桜のどちらが精神耐性が高いかといえば、どう考えても桜ではあるが。
*「そこに戦いがあるから戦う」という、どこぞの登山家ばりの理由で聖杯戦争に参加している。
+
**とはいえ、人間サイドの登場人物の中では割と完成された人物とされており、士郎は凛と一緒に生きている限り、[[エミヤ|アーチャー]]にならない。また、芯の通った強さを持っており、その強さが士郎を救い、アーチャーを救い、桜を救っており、本当に強い人物とは彼女のことを指していることも事実である<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』16-25ページ">「遠坂凛」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.16-25</ref>。
*桜より精神的に自立しているが、実は精神耐性は桜の方が上。桜が間桐で受けた拷問に凛は耐えられないらしく、とあるBADENDで桜の影に陵辱され続けた結果、桜の言い様からして凛は精神崩壊に近い状態に陥っている。そのような極限状態でなくとも、頭に血が上りやすい凛と我慢強い桜のどちらが精神耐性が高いかといえば、どう考えても桜ではあるが。
+
**余談ではあるが、声を担当する植田佳奈氏は当初桜と凛のオーディションを両方受けており、受かるなら桜だと思っていたら凛に決まったことに驚いたという<ref group = "出">「Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局」第04回</ref>。
**とはいえ、人間サイドの登場人物の中では割と完成された人物とされており、士郎も凛と一緒に生きている限りは[[エミヤ|アーチャー化]]はしない。また、芯の通った強さを持っており、その強さが士郎を救い、アーチャーを救い、桜を救っており、本当に強い人物とは彼女のことを指していることも事実である<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』16-25ページ">『Fate/complete material Ⅱ』16-25ページ「遠坂凛」より。</ref>。
  −
**余談ではあるが、声を担当する植田佳奈氏は当初桜と凛のオーディションを両方受けており、受かるなら桜だと思っていたら凛に決まったことに驚いたという<ref group = "出">Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局 第04回より。</ref>。
  −
*重度の機械オンチ。日用品全てが駄目というほどではないが、それでも結構な割合で使いこなせない品があり、携帯電話は確実に使えない(『hollow』にて)
  −
**……はずなのだが、『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』での凛は、携帯電話を使用しているシーンが存在する。<br>これに関して、同番組のwebラジオでは、「既に通話状態だったルヴィアの携帯電話を凛が奪った説」が可能性として取り上げられている。
  −
**『[[まほうつかいの箱]]』ドラマCD「赤いケータイさん」ではアーチャーを「大師父お手製のケータイ電話」に封じ込めた。アーチャーの悪態を聞きたくないがために電源を切ろうとしたものの、操作方法が分からずキレてブン投げ、[[アーネンエルベ]]まで追いかけていくはめに。
  −
**『氷室の天地』では「ロクに使いこなせていない」というレベルで、『hollow』の時のように「全く使えない」という事はなく、最低限の操作は問題なくできる模様。
  −
**2010年の[[TYPE-MOON エイプリルフール企画]]では、アカウントの取得をアーチャーにやってもらって、Twitterにチャレンジしている。しかし内容を全世界に公開するシステムだと理解できておらず、私的な日記の内容を転載してしまい、悲惨な末路を迎える。エイプリルフール企画なのでもちろん起こった出来事は「嘘」である。
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**なお、その後のスピンオフストーリーなどはともかくとして、設定されている第五次聖杯戦争当時(西暦2000年ごろ)であれば、作品中でほぼ描写が存在しないことからもわかるように、携帯電話の普及率は現在ほどに高いものではない。さすがに特別で珍しい品というほどのことはないが、持っていないと奇異の目で見られるというほどに浸透し切ってもいない。凛にとって携帯電話が使えないというのは、この当時であればそれほど切実な弱点ではない。
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*幼少期、時臣の魔術刻印を移植する際、拒否反応からくる激痛を抑えるため、とんでもなくまずい薬を服用している。これは痛みを和らげるというより刻印がなじみやすくなるよう体を作り変えるようなもので、副作用として体臭が変化した。以降、体臭を誤魔化すために香水を細かく使い分けたり、特注のシャンプーを使用したりしている。
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*細かい作業をしたり説明セリフを喋る時には眼鏡をかけることがある。作者が重度の眼鏡っ娘好きである『氷室の天地』では当然ながらというべきか着用率が高い。
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*本人の言葉によれば、純粋な日本人ではなくクォーター。両親の時臣か葵のどちらかがハーフということになる。
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**「とびたて!超時空トラぶる花札大作戦」にて時臣が「遠縁のエーデルフェルト」と発言しているので、おそらくは時臣だろう。
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*才色兼備の一端として、料理もそつなくこなす。特に中華を得手とする。<br>コンプエース2010年2月号付録ドラマCD「イートイン・泰山」(現在はアンソロジードラマCDvol.1に収録)では、凛の中華料理のスキルは綺礼に習ったものではなく時臣を喜ばせるために自ら習得したものとなっているが、このアンソロジードラマCDの内容は(他のドラマCDとまとめて)公式の設定ではないと明言されているため、真相は闇の中である。
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*凛の特性はようするに「何でもできる」ことなのだが、それは逆に、あちこちに半端に手を出してしまい、かえって大した成果に結びつかない、という器用貧乏に陥る危険性も持っているとのこと。
   
*公式にも無尽蔵なお金持ちである[[ギルガメッシュ]]とは大変相性がいいとされる。彼の「油断・慢心」スキル(?)も凛の「うっかり」に通じるものがあるような。
 
*公式にも無尽蔵なお金持ちである[[ギルガメッシュ]]とは大変相性がいいとされる。彼の「油断・慢心」スキル(?)も凛の「うっかり」に通じるものがあるような。
**『Fate/Zero』の著者・虚淵玄氏も、ギルガメッシュを時臣のサーヴァントに決定した要因に、「お金持ち」だけでなく「慢心」「うっかり」を理由の一つとしてあげている。
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**『Fate/Zero』の著者、虚淵玄氏も、ギルガメッシュを時臣のサーヴァントに決定した要因に、「お金持ち」だけでなく「慢心」「うっかり」を理由の一つとしてあげている。
 
**『Fate/unlimited codes』で対峙した際、凛「何か…お金のニオイがする。」 ギル「ん?やらんぞ。」というやりとりがある。
 
**『Fate/unlimited codes』で対峙した際、凛「何か…お金のニオイがする。」 ギル「ん?やらんぞ。」というやりとりがある。
 
*高価な宝石を多数使い捨てるという魔術の性質上、遠坂の当主は代々「如何に自分の魔術の研究を早く終わらせ、魔術刻印の継承者の為に財産を増やしておくか」を考慮する宿命を負わされている。なお、遠坂家に限らず宝石魔術を使う魔術師の家は同じ宿命を背負っていると思われる。
 
*高価な宝石を多数使い捨てるという魔術の性質上、遠坂の当主は代々「如何に自分の魔術の研究を早く終わらせ、魔術刻印の継承者の為に財産を増やしておくか」を考慮する宿命を負わされている。なお、遠坂家に限らず宝石魔術を使う魔術師の家は同じ宿命を背負っていると思われる。
 
**本来、凛には父・時臣の残した莫大な遺産があったはずなのだが、時臣の死後、凛が成人するまでの僅かな期間に、あらかた失われてしまっている。原因は、後見人として財産管理をするはずだった綺礼が、まるっきり杜撰<ref group="注">但しこれは愉悦的な理由ではなく、単純に彼に財産管理の意思と能力が無かっただけ。</ref>であったため。凛は色々な意味で綺礼をぶっとばしてよい。
 
**本来、凛には父・時臣の残した莫大な遺産があったはずなのだが、時臣の死後、凛が成人するまでの僅かな期間に、あらかた失われてしまっている。原因は、後見人として財産管理をするはずだった綺礼が、まるっきり杜撰<ref group="注">但しこれは愉悦的な理由ではなく、単純に彼に財産管理の意思と能力が無かっただけ。</ref>であったため。凛は色々な意味で綺礼をぶっとばしてよい。
**凛はケチでお金にうるさいが、実際のところは本当に貧乏で困窮しているわけでは必ずしもない。綺礼によって目減りしているが遺産そのものはかなりな物であり、他にも時臣が魔術協会に登録している魔術式の特許料など、働かずとも常に一定以上の収入はある<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』16-25ページ"/>。何もしなくても年収●千万は堅いようだが、先代までの当主が築き上げたものであるため、彼女としては肩身の狭いものであることに変わりはないが<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ">『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ「奈須きのこ・一問一答」より。</ref>。ただ、凛が何もしてないのと、時臣が作った魔術式も現代(2004年)では時代遅れになりつつある為、遠坂家の財政は日々厳しくなる一方であり、ロンドンに出向いて手を打たないと危うくなるそうな<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』16-25ページ"/>。何より宝石魔術は下手するとそれ以上に金がかかりかねない代物なので、貧乏'''性'''になるのもやむなしか。
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**凛はケチでお金にうるさいが、実際のところは本当に貧乏で困窮しているわけでは必ずしもない。綺礼によって目減りしているが遺産そのものはかなりな物であり、他にも時臣が魔術協会に登録している魔術式の特許料など、働かずとも常に一定以上の収入はある<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』16-25ページ"/>。何もしなくても年収●千万は堅いようだが、先代までの当主が築き上げたものであるため、彼女としては肩身の狭いものであることに変わりはないが<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ">「奈須きのこ・一問一答」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.130-136</ref>。ただ、凛が何もしてないのと、時臣が作った魔術式も現代(2004年)では時代遅れになりつつある為、遠坂家の財政は日々厳しくなる一方であり、ロンドンに出向いて手を打たないと危うくなるそうな<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』16-25ページ"/>。何より宝石魔術は下手するとそれ以上に金がかかりかねない代物なので、貧乏性になるのもやむなしか。
 
***切り札の宝石のお値段は総額一千万以上。ただ同じシーンで使い捨ての宝石なら十万円程度で済む事も話しているため、使っている宝石にはかなりのバラつきがあるらしい。魔力・因縁が絡んでるほうが魔力をため込みやすくていいということで、新品よりも中古品の方が宝石魔術に向いている。一方で、宝石の1粒あたりのお値段は「戦闘で使用する宝石限定で、平均でいうなら50万円ほど」とのこと。宝石は専用の入手ルートがあり、そこのバイヤーの娘さんと仲良しになれば安くなるかも、と日々頭を悩ませているとか<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ"/>。
 
***切り札の宝石のお値段は総額一千万以上。ただ同じシーンで使い捨ての宝石なら十万円程度で済む事も話しているため、使っている宝石にはかなりのバラつきがあるらしい。魔力・因縁が絡んでるほうが魔力をため込みやすくていいということで、新品よりも中古品の方が宝石魔術に向いている。一方で、宝石の1粒あたりのお値段は「戦闘で使用する宝石限定で、平均でいうなら50万円ほど」とのこと。宝石は専用の入手ルートがあり、そこのバイヤーの娘さんと仲良しになれば安くなるかも、と日々頭を悩ませているとか<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ"/>。
*『Fate/Apocrypha』での凛は、遠坂家が大聖杯を諦めて魔術を学びつつも、拳法で根源にたどり着く道を模索しており、彼女が高校生になる頃には「魔術と中国拳法を組み合わせたまったく新しい武術」の開祖になっているのでは、と語られている。
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*重度の機械オンチ。『Fate/stay night』ではヒーターや電話を使っており、日用品全てが駄目というほどではないが、それでも結構な割合で使いこなせない品がある。『Fate/hollow ataraxia』では携帯電話を使えなかった。
**尤も、エーデルフェルト家に引き取られた桜が想像を絶するナイスバディなプロレスラーとなってルヴィアとタッグを組んで来日することを凛は想像していなかったそうな。
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**『[[まほうつかいの箱]]』ドラマCD「赤いケータイさん」ではアーチャーを「大師父お手製のケータイ電話」に封じ込めた。アーチャーの悪態を聞きたくないがために電源を切ろうとしたものの、操作方法が分からずキレてブン投げ、[[アーネンエルベ]]まで追いかけていくはめに。
*スカートはいわゆる「絶対領域」。何があってもその下は見えません。実は『Unlimited Blade Works』ルートのとあるシーンでは線画段階では見えていた……が結局下草を伸ばして隠すことに。ちなみに『プリズマ☆イリヤ』ではうまく機能していないのか、結構頻繁に見える。
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**『氷室の天地』では「ロクに使いこなせていない」というレベルで、『hollow』の時のように「全く使えない」という事はなく、最低限の操作は問題なくできる模様。
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**2010年の[[TYPE-MOON エイプリルフール企画]]では、アカウントの取得をアーチャーにやってもらって、Twitterにチャレンジしている。しかし内容を全世界に公開するシステムだと理解できておらず、私的な日記の内容を転載してしまい、悲惨な末路を迎える。エイプリルフール企画なのでもちろん起こった出来事は「嘘」である。
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**なお、その後のスピンオフストーリーなどはともかくとして、設定されている第五次聖杯戦争当時(西暦2000年ごろ)であれば、作品中でほぼ描写が存在しないことからもわかるように、携帯電話の普及率は現在ほどに高いものではない。さすがに特別で珍しい品というほどのことはないが、持っていないと奇異の目で見られるというほどに浸透し切ってもいない。凛にとって携帯電話が使えないというのは、この当時であればそれほど切実な弱点ではない。
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**『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』では携帯電話を使っている。これに関して、同番組のwebラジオで「既に通話状態だったルヴィアの携帯電話を凛が奪った説」が出た。
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*『Fate/EXTRA』のプロデューサー新納氏曰く「ランサーも凛も詰め将棋をするタイプなので、喧嘩も多いけど息が合うんじゃないかなあと思っていた」<ref group="出">「ワダアルコ キャラクターデザイン&設定集-ランサー&遠坂凛」『Fate/EXTRA Visual Fanbook』p.53</ref>。実際、『EXTRA』で主従として共闘する二人の相性は良い。ちなみにこれは『stay night』凛ルートの展開にかけている向きもあり、『stay night』を知っている人なら「成る程」と思わせる組み合わせといえる。
 
*「[[まほうつかいの箱]]」の投票企画“ALL RANKING TYPE-MOON”の第1回マイBESTキャラ投票で3位入賞。2位の[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]とは100票ちょっとの差だったが、大健闘に変わりないだろう。
 
*「[[まほうつかいの箱]]」の投票企画“ALL RANKING TYPE-MOON”の第1回マイBESTキャラ投票で3位入賞。2位の[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]とは100票ちょっとの差だったが、大健闘に変わりないだろう。
*『Fate/EXTRA』のプロデューサー新納氏曰く「ランサーも凛も詰め将棋をするタイプなので、喧嘩も多いけど息が合うんじゃないかなあと思っていた」とのこと。実際、『EXTRA』で主従として共闘する二人の相性は良い。ちなみにこれは『stay night』凛ルートの展開にかけている向きもあり、『stay night』を知っている人なら「成る程」と思わせる組み合わせといえる。
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*凛の中華料理のスキルはコンプエース2010年2月号付録ドラマCD「イートイン・泰山」(アンソロジードラマCDvol.1に再録)では時臣を喜ばせるために自ら習得したものとなっている。しかし、このアンソロジードラマCDの内容は(他のドラマCDとまとめて)公式の設定ではないと明言されているため、真相は闇の中である。
*CCCの隠しボスとしてアーチャーとコンビを組んだ凛と戦うことができるが、微妙に服装が違う、というか原作の凛の服装になっている。本来とは違うスキルも原作準拠の名前に変更されており、原作ファンのためのサービスと思われる。
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**見比べてみると分かるのだが、ご丁寧にも'''胸の大きさ'''の違いまでしっかり再現されている。
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*魔術師としての才能をダイアグラムで表すと綺麗な円形を描く。数値で表すならシエルを100としたら凛は70~100。長すれば歴代の魔術協会の中でも百番以内に入る程の才能を有している。
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**これに関連して、魔術師的なレベルでは、ケイネスが100+α(特殊礼装分)、アルバは100、アトラムは20ぐらい。凛は20~30、士郎は10~20ぐらい(作中を基準)だそうだ。
      
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