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== 遠坂時臣 ==
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{{登場人物概要
*読み:とおさか ときおみ
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| 読み = とおさか ときおみ
*誕生日:6月16日/血液型:O型
+
| 外国語表記 =
*身長:177cm/体重:68kg
+
| 別名 =
*イメージカラー:深紅
+
| 初登場作品 =
*特技:チェス
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| 声優 = 速水奨(Fate/Zero)<br>辻谷耕史(TVアニメFate/stay night)
*好きなもの:ティータイム/苦手なもの:反則攻撃、不慮の事態
+
| 演者 =
*天敵:アイリスフィール
+
| 身長 = 177cm
*CV:速水奨(Fate/Zero)/辻谷耕史(TVアニメFate/stay night)
+
| 体重 = 68kg
 +
| 年齢 =
 +
| 誕生日 = 6月16日
 +
| 血液型 = O型
 +
| スリーサイズ =
 +
| 異名 =
 +
| 愛称 =
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| 性別 =
 +
| イメージカラー = 深紅
 +
| 序列 =  
 +
| 所属 =  
 +
| 特技 = チェス
 +
| 好きな物 = ティータイム
 +
| 苦手な物 = 反則攻撃、不慮の事態
 +
| 天敵 = アイリスフィール
 +
| マスター階梯 =  
 +
| 魔術属性 = 火
 +
| 魔術系統 =
 +
| 魔術回路・質 =
 +
| 魔術回路・量 =
 +
| 魔術回路・編成 =
 +
| デザイン =
 +
}}
 +
== 概要 ==
   −
第四次[[聖杯戦争]]時の遠坂当主。由緒正しき[[魔術|魔術師]]として根源到達を目指し、聖杯戦争に臨む。
+
第四次[[聖杯戦争]]時の遠坂当主。由緒正しき[[魔術師]]として根源到達を目指し、聖杯戦争に臨む。
    
;略歴
 
;略歴
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:そんな彼が一目置かれる存在にまでなったのは『どんな時でも余裕を持って優雅たれ』という家訓に忠実であり続けたゆえだった。
 
:そんな彼が一目置かれる存在にまでなったのは『どんな時でも余裕を持って優雅たれ』という家訓に忠実であり続けたゆえだった。
 
:必要とされる結果を出すためなら、その数倍の修練と幾重もの備えをもって事に当たり、常に結果を出してきた。克己と自律は強固で、そこが他者より優れていた。
 
:必要とされる結果を出すためなら、その数倍の修練と幾重もの備えをもって事に当たり、常に結果を出してきた。克己と自律は強固で、そこが他者より優れていた。
:第四次聖杯戦争には監督役である[[言峰璃正]]とも通じ、[[ハサン・サッバーハ〔百の貌のハサン〕|アサシン]]のマスターである[[言峰綺礼]]を幕下に加えるなど幾重にも策謀を巡らせた上、[[ギルガメッシュ|英雄王]]を[[サーヴァント]]として召喚し、満を持して臨む。
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:第四次聖杯戦争には監督役である[[言峰璃正]]とも通じ、[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|アサシン]]のマスターである[[言峰綺礼]]を幕下に加えるなど幾重にも策謀を巡らせた上、[[ギルガメッシュ|英雄王]]を[[サーヴァント]]として召喚し、満を持して臨む。
 
+
:終盤でアインツベルンとの一時的な同盟設立の引き換えに、その2つの条件のうちの1つとして、綺礼の国外退去を命じられる。
 +
:これを承諾した時臣は別れる前に綺礼に感謝を告げ、凛の後継人になる事を頼みこみ、弟子として一応の卒業を迎えた綺礼にアゾット剣を贈り、聖杯戦争を勝ち抜く事を改めて決意する。
 +
:しかし綺礼は既に師からの離反を決意したことを知らず、自ら与えたアゾット剣によって綺礼に刺殺されるという余りにあっけない最期を迎える。
 +
:さらに彼の遺体は綺礼によって雁夜と葵に悲劇的な最後を与えるための舞台道具として使われてしまった。
 
;人物
 
;人物
 
:揺ぎ無い信念と自負を持った「本物の貴族の生き残り」。
 
:揺ぎ無い信念と自負を持った「本物の貴族の生き残り」。
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:凛は自分より遥かに容易に魔道の秘奥を修めれる才能がある。しかし自分と違い、選択の余地を与えられず決定された道を進むのはどれだけ辛苦があるのか、始まる凛の試練に何の導きも与えれず娘の前を去ることになるのなら、父親として十全だったと言えるか、そんな迷いが胸の内にあった。けれど凛の澄んだ瞳がようやく時臣に答えをもたらした。誇り高い遠坂の子に先代の一人として時臣はかけるべき言葉をかけて再び冬木に戻った。これが凛との最後の会話となった。
 
:凛は自分より遥かに容易に魔道の秘奥を修めれる才能がある。しかし自分と違い、選択の余地を与えられず決定された道を進むのはどれだけ辛苦があるのか、始まる凛の試練に何の導きも与えれず娘の前を去ることになるのなら、父親として十全だったと言えるか、そんな迷いが胸の内にあった。けれど凛の澄んだ瞳がようやく時臣に答えをもたらした。誇り高い遠坂の子に先代の一人として時臣はかけるべき言葉をかけて再び冬木に戻った。これが凛との最後の会話となった。
 
:自身のサーヴァントであるギルガメッシュに対し正しく臣下の礼は取っていたが、六騎のサーヴァントを殲滅させた後には大聖杯起動のために[[令呪]]で自害させるつもりでいた。
 
:自身のサーヴァントであるギルガメッシュに対し正しく臣下の礼は取っていたが、六騎のサーヴァントを殲滅させた後には大聖杯起動のために[[令呪]]で自害させるつもりでいた。
:「英雄王」に心からの敬意を払っていたことは事実だったが、自身が召喚したサーヴァントについては「英雄王の写し身」、いわば肖像画や彫像などの偶像と同列の存在に過ぎないもの、ひいては己の道具であると見なしていた。この事実は後に師からの離反を決意した綺礼によってギルガメッシュに暴露される。
+
:「英雄王」に心からの敬意を払っていたことは事実だったが、自身が召喚したサーヴァントについては「英雄王の写し身」、いわば肖像画や彫像などの偶像と同列の存在に過ぎないもの、ひいては己の道具であると見なしていたが、この事実は後に師からの離反を決意した綺礼によってギルガメッシュに暴露される。
:これによって時臣の采配の無粋さ・退屈さに飽いていたギルガメッシュに完全に見限られ、自ら与えたアゾット剣によって綺礼に刺殺されるという余りにあっけない最期を迎える。
  −
:さらに彼の遺体は綺礼によって雁夜と葵に悲劇的な最後を与えるための舞台道具として使われてしまった。
      
;能力
 
;能力
 
:属性は「火」。魔術師として卓抜した技能を誇る。中でも自身の属性たる炎の[[魔術]]は威力・制御共々トップクラス。
 
:属性は「火」。魔術師として卓抜した技能を誇る。中でも自身の属性たる炎の[[魔術]]は威力・制御共々トップクラス。
 +
:『Fate/Zero』のドラマCDでは雁夜が切り札として用意した対炎装甲を持つ蟲に対して「装甲の隙間を炎で焼き切る」という神業を見せた。
 
:[[魔術礼装]]は大粒のルビーを先端にはめ込んだ杖。
 
:[[魔術礼装]]は大粒のルビーを先端にはめ込んだ杖。
 +
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== バリエーション ==
 +
;トキオミ教授
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:[[サーヴァントユニヴァース]]における遠坂時臣。詳細は[[トキオミ教授]]を参照。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
;[[Fate/stay night]]
+
==== Fateシリーズ ====
:オープニングの凛の回想に登場。最後の言葉を遺していく。
+
; [[Fate/stay night]]
;[[Fate/Zero]]
+
: オープニングの凛の回想に登場。最後の言葉を遺していく。
:開戦前から策謀を巡らし、前半戦では綺礼に情報収集をさせながら自身はひたすら遠坂邸に伏す。
+
; [[Fate/Zero]]
;[[トラぶる花札道中記|とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦]]
+
: 開戦前から策謀を巡らし、前半戦では綺礼に情報収集をさせながら自身はひたすら遠坂邸に伏す。
:あらゆる場面で、とにかく「優雅さ」に拘る。だがサーヴァントと弟子から玩具扱いされている事に気づいていない。
+
; [[Fate/Grand Order]]
;[[Fate/Zero|Fateゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~]]
+
: イベント「Fate/Accel Zero Order」にて、姿こそ見せないもの「在り得たかもしれない第四次聖杯戦争」を戦う。
:優雅にド天然。常々、葵や凛との幸せ家族っぷりを雁夜に見せつける。
+
: 『Zero』同様ギルガメッシュを召喚、綺礼に百の貌のハサンを召喚させ暗躍させる…と、ここまでは上手くいっていたが、突如出現したエルメロイⅡ世と主人公らによって計画が狂い始める。
:勝手に遊び歩く英雄王と連絡を取るためだけに、携帯電話の使い方を覚えるという快挙を成し遂げた。
+
: 手始めに管理していた冬木市一帯の霊脈を'''使い物にならなくなるまでぶち壊され'''、切り札のギルガメッシュもエルメロイⅡ世の手引きの下聖杯問答の場へ襲撃をかけた'''雁夜とバーサーカーに撃破される'''。が、聖杯への望みを捨てきれず'''綺礼からアサシンのマスター権を奪い'''、自分の計画をぶち壊しにしたエルメロイⅡ世へ差し向けるも'''一騎残らず駆逐され'''、トドメにエルメロイⅡ世らによって'''大聖杯が消滅して根源への望みを完全に絶たれる'''。
;[[カプセルさーばんと]]
+
: 当該イベントのストーリーではケイネスや雁夜、桜など、原典である『Zero』において救いがなかった人々が救済される一方で、彼一人が「不幸吸収装置」「弟子に刺されて愉悦の肴にされるとかまだ生ぬるかった」などと言われてしまう位酷い目にあっている。<del>トッキー心折れたんじゃないかな</del>
:光のカプさばおじさん。近所の子供たちと謎のカプさばおじさんとしてよく空き地でカプさば勝負している。
+
==== Fate関連作品 ====
:なんでも冬木のセカンドオーナーとして子供たちにカプさばを学んでもらいたいとのこと。けれどリンに恥ずかしいからやめて、と先日言われて内心落ち込んでる。
+
; [[トラぶる花札道中記|とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦]]
:そして必殺技は言うまでもないだろうがジョジョネタである。
+
: あらゆる場面で、とにかく「優雅さ」に拘る。だがサーヴァントと弟子から玩具扱いされている事に気づいていない。
;[[TYPE-MOON エイプリルフール企画‎|TMitter2015]]
+
;[[Fate/ゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~]]
:上と同じく、光のカプさばおじさんとして登場。
+
: 優雅にド天然。常々、葵や凛との幸せ家族っぷりを雁夜に見せつける。
:闇のカプさばの気配を感じ取り、対抗すべく人材を育てようとするが…
+
: 勝手に遊び歩く英雄王と連絡を取るためだけに、携帯電話の使い方を覚えるという快挙を成し遂げた。
;[[ちびちゅき!]]
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; [[カプセルさーばんと]]
:教師役。しかし自分の授業を放り出して幼い凛の授業を見に来るなどいろいろと問題あり。
+
: 光のカプさばおじさん。近所の子供たちと謎のカプさばおじさんとしてよく空き地でカプさば勝負している。
 +
: なんでも冬木のセカンドオーナーとして子供たちにカプさばを学んでもらいたいとのこと。けれどリンに恥ずかしいからやめて、と先日言われて内心落ち込んでる。
 +
: そして必殺技は言うまでもないだろうがジョジョネタである。
 +
: また、Gサクラのシナリオでは、Gサクラを開発した「トキオミ博士」として登場している。
 +
 
 +
==== その他 ====
 +
; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画|TMitter2015]]
 +
: 上と同じく、光のカプさばおじさんとして登場。
 +
: 闇のカプさばの気配を感じ取り、対抗すべく人材を育てようとするが…
 +
; [[ちびちゅき!]]
 +
: 教師役。しかし自分の授業を放り出して幼い凛の授業を見に来るなど、教師としていろいろと問題あり。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 +
=== Fate/Zero ===
 
;[[遠坂葵]]
 
;[[遠坂葵]]
 
:禅城家の遺伝特性に目をつけ求愛した妻。娘ともども開戦前に実家へ避難させた。
 
:禅城家の遺伝特性に目をつけ求愛した妻。娘ともども開戦前に実家へ避難させた。
71行目: 111行目:  
;[[言峰綺礼]]
 
;[[言峰綺礼]]
 
:魔術の弟子にして幕下。通信器越しに指示を与え、情報収集させる。
 
:魔術の弟子にして幕下。通信器越しに指示を与え、情報収集させる。
:多大な信頼を寄せるも最後には裏切らてしまう。
+
:多大な信頼を寄せるも、最後には殺害という形で裏切られてしまう。
 
;[[ギルガメッシュ|アーチャー]]
 
;[[ギルガメッシュ|アーチャー]]
:契約したサーヴァント。[[使い魔]]とはいえ「貴い者」として臣下の礼を取る。
+
:契約したサーヴァント。[[使い魔]]とはいえ「貴い者」として臣下の礼を取る。最終的に切り捨てるつもりだった。
:最終的に切り捨てるつもりだったが、逆に切り捨てられてしまう。
+
:ギルガメッシュの方も「魔術師として真っ当すぎる」時臣に飽いており、綺礼にあっけなく殺害された際は「興ざめな幕切れ」と切り捨てられてしまう。
    
;[[間桐雁夜]]
 
;[[間桐雁夜]]
 
:桜を間桐の養子に出した事で深く恨まれる。
 
:桜を間桐の養子に出した事で深く恨まれる。
 +
 +
=== その他 ===
 +
;[[遠坂凛 (EXTRA)]]
 +
:『EXTRA』シリーズに登場する子孫。彼が海外へ渡った際の落胤の血を引いている。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
140行目: 184行目:  
:同上。雁夜が戦いの場に大切な跡継ぎであるはずの桜を連れ回していると知った際の台詞。
 
:同上。雁夜が戦いの場に大切な跡継ぎであるはずの桜を連れ回していると知った際の台詞。
 
:多くのプレイヤーがのちの桜の境遇を思うと「'''最初からそうしろ'''」と突っ込んだであろうが、そちらはそちらで[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト|プロレスが淑女の嗜み]]な桜に育ちそうなのが問題である。
 
:多くのプレイヤーがのちの桜の境遇を思うと「'''最初からそうしろ'''」と突っ込んだであろうが、そちらはそちらで[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト|プロレスが淑女の嗜み]]な桜に育ちそうなのが問題である。
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:遠坂家とエーデルフェルト家に血縁関係があることが公になったという意味でなにげに重要発言でもある。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
146行目: 191行目:  
**原作おいて根源に到達した後に帰ってくるつもりとは書かれておらず、言峰璃正が死んだことで自分も志し半ばで倒れることも有り得るのではないか?という不安による「もし仮にこれが凛と語らう最後の機会だとしたら?」という文などからの推測である。根源到達して帰ってくるつもり以外にも聖杯戦争を勝ち抜き自分のサーヴァントも含めて全て小聖杯に回収させた後から大聖杯による根源への儀式までの間に凛や葵に会って語らうつもりがあった可能性などが考えられる。
 
**原作おいて根源に到達した後に帰ってくるつもりとは書かれておらず、言峰璃正が死んだことで自分も志し半ばで倒れることも有り得るのではないか?という不安による「もし仮にこれが凛と語らう最後の機会だとしたら?」という文などからの推測である。根源到達して帰ってくるつもり以外にも聖杯戦争を勝ち抜き自分のサーヴァントも含めて全て小聖杯に回収させた後から大聖杯による根源への儀式までの間に凛や葵に会って語らうつもりがあった可能性などが考えられる。
 
*娘の凛が「クォーターである」と明言されているため、その父親である時臣にはハーフである可能性がある。
 
*娘の凛が「クォーターである」と明言されているため、その父親である時臣にはハーフである可能性がある。
**魔術はドイツ系のはずなのにフィンランド系であるガンドが伝わっている事から、エーデルフェルトの双子の片方が時臣の母親ではないか?という説が長らく囁かれてきたが、花札で「遠縁」と明言されたことでむしろ可能性は低くなった。さすがに、母方の実家を遠縁とは表現しないだろう。
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**魔術はドイツ系のはずなのにフィンランド系であるガンドが伝わっている事から、エーデルフェルトの双子の片方が時臣の母親ではないか?という説が長らく囁かれてきたが、花札で「遠縁」と明言されたことでむしろ可能性は低くなった。さすがに、母方の実家を遠縁とは表現しないだろう。遠坂家は向こうから目の敵にされているため、それに対する嫌味や皮肉として遠縁呼ばわりしている可能性も否定できないが…。
 
*時臣が葵へ求婚したのは[[間桐臓硯]]と同じく禅城の母体を求めたが故であり、やはりその本質はどこまでも魔術師である。だが家族への愛は普通に持っており、妻子との関係は良好だったと思われる。
 
*時臣が葵へ求婚したのは[[間桐臓硯]]と同じく禅城の母体を求めたが故であり、やはりその本質はどこまでも魔術師である。だが家族への愛は普通に持っており、妻子との関係は良好だったと思われる。
 
**葵の実家に立ち寄った際に凛の行く末を案じたり、その眼差しが誇らしく励まされたりしていた。葵と目が合った際には信頼と激励を送られ謝意と保証を込めた目礼を返している。そしてこのとき初めて娘の頭を撫でて、凛を驚かせた。時臣もどれくらいの力加減なら優しさを示せるか戸惑いながらの行為だった。
 
**葵の実家に立ち寄った際に凛の行く末を案じたり、その眼差しが誇らしく励まされたりしていた。葵と目が合った際には信頼と激励を送られ謝意と保証を込めた目礼を返している。そしてこのとき初めて娘の頭を撫でて、凛を驚かせた。時臣もどれくらいの力加減なら優しさを示せるか戸惑いながらの行為だった。
152行目: 197行目:  
**成長した凛が今の性格なのは、当時の幼い凛にとって父は尊敬すべき偉大な魔術師であり「その理念からくる冷酷さといった、彼の人格の負の側面を理解するまでには至っていない」とされ、父親の人間性を理解できるようになる前に死別したからという要因もあるとゼロマテで解説されている。<br>なお、時臣が生存した場合の凛は、「成長に伴って父親の冷酷さを理解し反発、魔術そのものを忌避するようになる」か、「父親同様に魔術師らしい魔術師になる(きのこ曰く冷酷な魔女。虚淵によるとイメージ的にはソラウみたいなやられ役)」らしい。
 
**成長した凛が今の性格なのは、当時の幼い凛にとって父は尊敬すべき偉大な魔術師であり「その理念からくる冷酷さといった、彼の人格の負の側面を理解するまでには至っていない」とされ、父親の人間性を理解できるようになる前に死別したからという要因もあるとゼロマテで解説されている。<br>なお、時臣が生存した場合の凛は、「成長に伴って父親の冷酷さを理解し反発、魔術そのものを忌避するようになる」か、「父親同様に魔術師らしい魔術師になる(きのこ曰く冷酷な魔女。虚淵によるとイメージ的にはソラウみたいなやられ役)」らしい。
 
**またきのこ曰く、ある意味人でなしな時臣が早い段階で死亡し葵さんがああなったので凛が人間的に強くなったとか。
 
**またきのこ曰く、ある意味人でなしな時臣が早い段階で死亡し葵さんがああなったので凛が人間的に強くなったとか。
*桜を養子に出したのは、長女の凛を当主とした場合、二女の桜はその稀有な資質のために一般人にもなり切れず、魔術協会や怪異に脅かされ続ける未来しかないと思ったが故の親心からである。<br>もっとも、時臣自身は間桐家の養子縁組を「桜を一人前の魔術師にする魔道の名門にして盟友のありがたい話」と思っていたが、実際には桜の扱いは「間桐家の魔術師を生み出す胎盤」でしかなかった。
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*桜を養子に出したのは、長女の凛を当主とした場合、二女の桜はその稀有な資質のために一般人にもなり切れず、魔術協会や怪異に脅かされ続ける未来しかないと思ったが故の親心からである。<br>もっとも、時臣自身は[[間桐家]]の養子縁組を「桜を一人前の魔術師にする魔道の名門にして盟友のありがたい話」と思っていたが、実際には桜の扱いは「間桐家の魔術師を生み出す胎盤」でしかなかった。
 
*海魔戦での雁夜とのやり取りで見せる時臣の「TYPE-MOON世界での正道な魔術師としての顔」は、原案の奈須きのこお気に入りのシーンらしく、『本来なら自分が書くべきことだった』とまで言っている。『Fate/Zero material』ではこの場面の彼は最高に人でなし、だからこそ魔術師の名に恥じるところのない「偉人」と語っている。
 
*海魔戦での雁夜とのやり取りで見せる時臣の「TYPE-MOON世界での正道な魔術師としての顔」は、原案の奈須きのこお気に入りのシーンらしく、『本来なら自分が書くべきことだった』とまで言っている。『Fate/Zero material』ではこの場面の彼は最高に人でなし、だからこそ魔術師の名に恥じるところのない「偉人」と語っている。
 
**なお『Fate/Zero アニメビジュアルガイドII』にて、上記のシーンが演じられたアニメ14話の誌上コメンタリーでは……<br>'''東出'''「ここで王道の五大属性を跡継ぎに選ぶ辺りがやっぱり時臣ですよね。稀有な属性の桜を選ぶっていう博打を打てないという」<br>'''奈須'''「虚数という稀有でオンリーワンな能力より、五大属性というオールマイティな能力のほうが強いと判断しちゃった。いや、実に正しいんだけど。遊びが足りない。愉悦が足りない。そしてなにより中二力が足りない」<br>などとあんまりな言われようである。
 
**なお『Fate/Zero アニメビジュアルガイドII』にて、上記のシーンが演じられたアニメ14話の誌上コメンタリーでは……<br>'''東出'''「ここで王道の五大属性を跡継ぎに選ぶ辺りがやっぱり時臣ですよね。稀有な属性の桜を選ぶっていう博打を打てないという」<br>'''奈須'''「虚数という稀有でオンリーワンな能力より、五大属性というオールマイティな能力のほうが強いと判断しちゃった。いや、実に正しいんだけど。遊びが足りない。愉悦が足りない。そしてなにより中二力が足りない」<br>などとあんまりな言われようである。
158行目: 203行目:  
*娘の凛は「ギルガメッシュと最高に相性がいい」と公式にコメントされているというのに、同じく金のかかる父親の方は見限られてしまった。うっかり屋と慢心王という面では共通するものがあるのだが。
 
*娘の凛は「ギルガメッシュと最高に相性がいい」と公式にコメントされているというのに、同じく金のかかる父親の方は見限られてしまった。うっかり屋と慢心王という面では共通するものがあるのだが。
 
**ギルガメッシュ本人は当初は臣下と振る舞う彼に対し、アレはアレでこの時代にしては稀少な男とそれなりに評価していた。が、采配や目的などが原因で「つまらない男」と徐々に評価を下げていくも臣下の礼に免じてその方針に従っているという状態になってしまった。<br>上記の底意についてはむしろ、「見所がある」として一定の評価を下している。しかし、「つまらない男」から格上げされるには時機を逸し、造反を留まらせるには内容がアレだった。
 
**ギルガメッシュ本人は当初は臣下と振る舞う彼に対し、アレはアレでこの時代にしては稀少な男とそれなりに評価していた。が、采配や目的などが原因で「つまらない男」と徐々に評価を下げていくも臣下の礼に免じてその方針に従っているという状態になってしまった。<br>上記の底意についてはむしろ、「見所がある」として一定の評価を下している。しかし、「つまらない男」から格上げされるには時機を逸し、造反を留まらせるには内容がアレだった。
*[[Fate/EXTRA|マナが枯渇した平行世界]]でも凛は実の娘であるが、正妻ではなく現地妻より生まれている。桜は不明だが、そもそも過去の人間の再現としてNPCの桜が存在しており、更に名字も間桐ではあるがそれは[[間桐慎二#間桐シンジ|聖杯戦争参加者の一人]]の名字をランダムで拝借しただけらしいので時臣の娘としてどころか凛と同じ時代にさえ生を受けなかったと思われる。
+
*『Fate/Apocrypha』での遠坂は、その世界で開催された第三次聖杯戦争においてユグドミレニアに敗れ霊脈と密接に繋がっていた大聖杯を奪われてしまった。<br>なので素直に大聖杯を諦め、冬木市で魔術を学びつつ拳法で宇宙と同化する道を探っているという。時臣も聖杯戦争がなければ生きている可能性がある。
*[[Fate/Apocrypha|平行世界の第三次聖杯戦争]]で、遠坂はユグドミレニアに敗れ霊脈と密接に繋がっていた大聖杯を奪われてしまった。<br>なので遠坂は素直に聖杯を諦め、冬木市で別のアプローチを探っているという。時臣も聖杯戦争がなければ生きている可能性がある。
+
*『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』の世界では彼がどうなっているのか、語られていないために不明。ただし[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト|ケイネス]][[ウェイバー・ベルベット|ロード・エルメロイII世]]の関係のように、彼もまた何らかの形で落命していると思われる。
 +
*『とびたて!超時空トラぶる花札大作戦』の雁夜によれば、学生時代は生徒会長をやっていたという。
 
*『stay night』での凛曰く、「十分長生きしたって言うか、天寿は全うした」。凛が強がっていたという仮定を加味しても、『stay night』時点ではかなり高齢な父親を想定していたことが伺える。
 
*『stay night』での凛曰く、「十分長生きしたって言うか、天寿は全うした」。凛が強がっていたという仮定を加味しても、『stay night』時点ではかなり高齢な父親を想定していたことが伺える。
 
**『Zero』では見ためは当時の言峰とそう変わらないとされる。ただし具体的な年齢は地の文などでも言及されておらず、アルバやダーニックのように一部の魔術師は実年齢にそぐわない外見になっているため、そういった類の可能性は一応ある。
 
**『Zero』では見ためは当時の言峰とそう変わらないとされる。ただし具体的な年齢は地の文などでも言及されておらず、アルバやダーニックのように一部の魔術師は実年齢にそぐわない外見になっているため、そういった類の可能性は一応ある。
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**そもそも、予想外に準備期間が短かった第五次は止むを得ないが「聖杯戦争参加者は確実に家が続くように後継者を用意しておく必要がある」ので、時臣は第三次が開催される時期である1940年頃には産まれてないといけない。30歳前後の雁夜とは、容姿はまだしも実年齢と精神年齢は本来親子程も離れており、どう見てもおかしい。
 
**そもそも、予想外に準備期間が短かった第五次は止むを得ないが「聖杯戦争参加者は確実に家が続くように後継者を用意しておく必要がある」ので、時臣は第三次が開催される時期である1940年頃には産まれてないといけない。30歳前後の雁夜とは、容姿はまだしも実年齢と精神年齢は本来親子程も離れており、どう見てもおかしい。
↑第三次に参加したのは時臣の祖父にあたり、時臣の父親が後継者となっていた(この父と璃正神父との間に友誼が結ばれた)。この時、時臣はまだ産まれていないと考えられる。祖父は第三次で死亡したが父は生き残っており、後に時臣が儲けられた。「第三次が開催される時期である1940年頃には(時臣が)産まれてないといけない」とは、少なくとも、他に考える余地が無く断定された事実、とは決して言えない。。
+
↑第三次に参加したのは時臣の祖父にあたり、時臣の父親が後継者となっていた(この父と璃正神父との間に友誼が結ばれた)。この時、時臣はまだ産まれていないと考えられる。祖父は第三次で死亡したが父は生き残っており、後に時臣が儲けられた。「第三次が開催される時期である1940年頃には(時臣が)産まれてないといけない」とは、少なくとも、他に考える余地が無く断定された事実、とは決して言えない。
 
-->
 
-->
*PS2版『Fate/stay night』及びTVアニメ版『Fate/stay night』に登場していたキャラクターのキャストが変更されていない『Fate/Zero』のアニメにおいて、唯一キャストが変更されたのが時臣である。これは、TVアニメ版『stay night』で時臣を演じた辻谷耕史氏が声優ではなく音響監督として参加したついでに少ししか喋らない時臣を演じた(正式にキャスティングされたわけではなかった)ことが原因と推測される。
+
*DEEN版TVアニメ『Fate/stay night』では、同作の音響監督だった故・辻谷耕史氏が時臣を演じた。同作の時臣は回想シーンで少し喋るだけのチョイ役であり、正式に声優をキャスティングする必要性が薄かったため、声優としても活躍していた辻谷氏がついでに声を当てたものと思われる。
*『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』の世界では彼がどうなっているのか、語られていないために不明。ただし[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト|ケイネス]]と[[ウェイバー・ベルベット|ロード・エルメロイII世]]の関係のように、彼もまた何らかの形で落命していると思われる。
+
**なお、時臣役はアニメ版『Fate/Zero』の製作にあたって正式にキャスティングが行われ、結果的にPS2版・DEEN版から唯一キャストが変更された。
*『とびたて!超時空トラぶる花札大作戦』の雁夜によれば、学生時代の時臣は生徒会長をやっていたという。
      
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
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**作戦自体は有効で必勝の戦法ではあるのだが、時臣の場合は綺礼と比べてギルガメッシュとの関係が上手くいっておらず、キャスターの大海魔戦の時のようにギルガメッシュが思うように戦ってくれないなど、実行面では万全とはいえなくなってしまっていた。また、他の聖杯戦争の参加者も時臣が考える正道の魔術師らしい戦い方を選ぶ者は少なく、結局はアサシンが集めた情報を時臣は有効に使うことなく退場するはめになっている。
 
**作戦自体は有効で必勝の戦法ではあるのだが、時臣の場合は綺礼と比べてギルガメッシュとの関係が上手くいっておらず、キャスターの大海魔戦の時のようにギルガメッシュが思うように戦ってくれないなど、実行面では万全とはいえなくなってしまっていた。また、他の聖杯戦争の参加者も時臣が考える正道の魔術師らしい戦い方を選ぶ者は少なく、結局はアサシンが集めた情報を時臣は有効に使うことなく退場するはめになっている。
 
*時臣が弟子に与えたアゾット剣が持ち行く因果は、『stay night』の時点でたっぷり仕込まれている。
 
*時臣が弟子に与えたアゾット剣が持ち行く因果は、『stay night』の時点でたっぷり仕込まれている。
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;Zero時点での遠坂家の財政状態について
 
;Zero時点での遠坂家の財政状態について
 
:時臣の代での遠坂家は『stay night』とは違い、「工房に宝石が溢れている」「海外に別邸を構えている」など、その資金の潤沢振りが伺える。
 
:時臣の代での遠坂家は『stay night』とは違い、「工房に宝石が溢れている」「海外に別邸を構えている」など、その資金の潤沢振りが伺える。
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*魔術式の特許料:彼は魔術協会に「魔術を簡略化する魔術式」の特許を登録しており、それは死後も特許料は凛の大事な資金源となっている。その需要は徐々に落ち込んできているが、それでも『stay night』の頃でも年に数千万単位の収入らしいので、時臣が存命であった頃は更に高額な収入源であったろうことが伺える。
 
*魔術式の特許料:彼は魔術協会に「魔術を簡略化する魔術式」の特許を登録しており、それは死後も特許料は凛の大事な資金源となっている。その需要は徐々に落ち込んできているが、それでも『stay night』の頃でも年に数千万単位の収入らしいので、時臣が存命であった頃は更に高額な収入源であったろうことが伺える。
 
:目減りしているとはいえ、凛の代でもこれらの収入は相当な額になる。しかしながら、遠坂家の魔術系統は使い捨ての宝石一つウン十万円からという超絶金食い宝石魔術であるため、凛のとっては支出と収入のバランスが時臣の代のようにはいかないようだ。<br>ちなみに、Zeroアニメでの遠坂家の魔術工房は『stay night』でのそれを踏まえて美術設定されており、備品の数を見比べてみると時臣の死後の遠坂家の財政変化が伺える。やはり凛の資金難は一生ついて回ることのようである。
 
:目減りしているとはいえ、凛の代でもこれらの収入は相当な額になる。しかしながら、遠坂家の魔術系統は使い捨ての宝石一つウン十万円からという超絶金食い宝石魔術であるため、凛のとっては支出と収入のバランスが時臣の代のようにはいかないようだ。<br>ちなみに、Zeroアニメでの遠坂家の魔術工房は『stay night』でのそれを踏まえて美術設定されており、備品の数を見比べてみると時臣の死後の遠坂家の財政変化が伺える。やはり凛の資金難は一生ついて回ることのようである。
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;魔術師としての思考回路
 
;魔術師としての思考回路
 
:理想に殉じる自分と同様に、誰しも理想や誇りがあるはずと考える性格であり、綺礼はおろか切嗣や雁夜についてすら、魔術の修行をしたのは正当な目的があってのことだろう、と推察している。
 
:理想に殉じる自分と同様に、誰しも理想や誇りがあるはずと考える性格であり、綺礼はおろか切嗣や雁夜についてすら、魔術の修行をしたのは正当な目的があってのことだろう、と推察している。
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*ケイネスとも共通するが、その「魔術師らしさ」が確固たる自信と同時に「魔術師の常識」(≒自身の価値観)の枠外にある要素や行動を想定しきれない・しない傲岸さを生み、「隠れた己の失態や敗因たり得るものに気付けない」、「自身の間違いを考慮できない」という人間性とつながっている。切嗣をはじめ魔術師としてイレギュラーな存在が集った聖杯戦争において、ある意味、「正道の魔術師らしさ」こそが彼らの最大の敗因だったのかもしれない。
 
*ケイネスとも共通するが、その「魔術師らしさ」が確固たる自信と同時に「魔術師の常識」(≒自身の価値観)の枠外にある要素や行動を想定しきれない・しない傲岸さを生み、「隠れた己の失態や敗因たり得るものに気付けない」、「自身の間違いを考慮できない」という人間性とつながっている。切嗣をはじめ魔術師としてイレギュラーな存在が集った聖杯戦争において、ある意味、「正道の魔術師らしさ」こそが彼らの最大の敗因だったのかもしれない。
 
**もっとも、時臣最大の想定外「綺礼とギルガメッシュの離反」をあの条件で時臣に見抜けというのはかなり無茶な話ではあるのだが。
 
**もっとも、時臣最大の想定外「綺礼とギルガメッシュの離反」をあの条件で時臣に見抜けというのはかなり無茶な話ではあるのだが。
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;Fateの舞台装置
 
;Fateの舞台装置
 
:Fateメインヒロイン3人の内の2人の実父であり、桜を間桐へ養子に出した張本人であり、ギルガメッシュを現代に召喚した初代マスターであり、言峰綺礼を聖杯戦争と結びつけた魔術の師であり、凛にアーチャーを召喚させることになった宝石を遺した人物であり……と、『Fate/stay night』の物語に与えた影響は細かく挙げだすとキリがなく、時臣の存在(設定)なくしてFateは始まらないレベル。
 
:Fateメインヒロイン3人の内の2人の実父であり、桜を間桐へ養子に出した張本人であり、ギルガメッシュを現代に召喚した初代マスターであり、言峰綺礼を聖杯戦争と結びつけた魔術の師であり、凛にアーチャーを召喚させることになった宝石を遺した人物であり……と、『Fate/stay night』の物語に与えた影響は細かく挙げだすとキリがなく、時臣の存在(設定)なくしてFateは始まらないレベル。
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== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
<amazon>B00EFQFKBE</amazon>
 
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== 脚注 ==
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===注釈===
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<references group = "注"/>
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===出典===
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<references group = "出"/>
    
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]
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*[[魔術師]]
    
{{DEFAULTSORT:とおさか ときおみ}}
 
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[[Category:登場人物た行]]
 
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[[category:マスター]]
 
[[category:Fate/Zero]]
 
[[category:Fate/Zero]]
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[[Category:Fate/ゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~]]
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[[category:トラぶる花札道中記]]
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[[Category:ちびちゅき!]]
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[[Category:カプセルさーばんと]]
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[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]
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[[Category:Fate/Ace Royal]]
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