青髭

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キャスター
真名 青髭
読み あおひげ
性別 男性
出典 『青髭』
属性 混沌・悪
声優 鶴岡聡
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要

魔術師」のサーヴァント

略歴
『Fate/Grand Order』の奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』にて登場。
構築部(ビルド)の筆頭AIであるマキリ・ゾォルケンのサーヴァントであり、彼の方針に従って構築部のラニ=Bからラニメントを搾取しつつ隣接していた修復部(リペア)や生産部(グロウ)にも魔手を伸ばしていた。
中盤では撤退を余儀なくされて余裕をなくしたゾォルケンの命令で超巨大蠢魔を生み出して無差別にAI達を食らい始め、中立地帯であるはずの警防部(ディフェンド)まで攻撃し始めたためラニ=Ⅻによって討伐命令が下され、集まったサーヴァント達をも圧倒していたがゾォルケンがビーマによって殺害されたことで魔力供給が途絶えてそのまま瀕死になってしまった。
そのまま消えるところをコアが回収されなかったために再構築されたゾォルケンの手によって蟲を埋め込まれて再度走狗とされ、超巨大蠢魔をまたしても生み出すもののライノール・グシオンが事前に仕込んでいた超高火力魔力砲を受け、自分の歪みを自覚しながら消滅していった。
人物
ジル・ド・レェそっくりの外見をした鎧をまとった男[注 1]
物腰こそ丁寧ではあるが美しい女性に執着して花嫁に迎えたがり、一方的に命令で束縛しようとする危険人物。
他者の苦しみや悲鳴を悦としてしかもそれを「禁忌を破ったのだから当然の罰」と公言して憚らない破綻者であり、最早禁忌を破らせてそれを理由に蹂躙する事自体を目的としている怪物と化している。
実際のところジルを基にして生み出された一種のアルターエゴであり、ジャンヌ・ダルクについては名前すら知らない。
能力
キャスタークラスにしてはステータスが高めで、剣と鎧による接近戦を行う。
また下記の宝具によって蠢魔(しゅんま)と呼ばれる異形の怪物の召喚能力を得ており、これをけしかけての殺戮も行う。
ただしジルが持っていた宝具とは異なり魔力発生機能はないため過剰に行使を行っている場合には魔力供給が途絶えると自分の魔力が吸われて何もかもがご破算になってしまう。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
キャスター マキリ・ゾゥルケン A D C C B B ? 威圧:?
黄金律:B
激昂:?

宝具

魔法の鍵にて開かれる禁忌(フォービドゥン・レッドルーム)
童話における「開くことで恐怖があらわになる秘密の部屋」とジルの使い魔の要素が合わさって生まれた「開くことで恐怖の怪物があふれ出す部屋と、その魔法の鍵」という宝具。
「見てしまった者を取り込んで恐怖の一員にする」という特性もあり、上記の超巨大蠢魔を生み出した際には「見てしまった者を感知して取り込んでラニメントに還元してさらに駆動する」という無限機構と化してしまっていた。

真名:青髭

シャルル・ペローの童話『青髭』に登場する怪人。
主人公の若い娘を七人目の花嫁として迎えた大金持ちであり、主人公に対しても豊かな暮らしをさせたが、ただ一つ「秘密の部屋」だけは除いてはならないと言い含めつつ鍵を預けていた。
主人公はある時好奇心に負けて秘密の部屋を覗いてしまうが、そこにはこれまでの六人の妻の死体が残されており、慌てて逃げたものの鍵に血がついてしまう。
帰宅した青髭は鍵に血がついているのを見て事を悟って激怒して主人公を殺そうとするが、主人公が祈りの時間が欲しいと時間稼ぎをしているうちにその日に面会する予定だった兄たちが駆け付けて青髭は殺されてハッピーエンドとなる。

その残虐極まりない在り方は多くの少年を攫って黒魔術の儀式に用いていたジル・ド・レェをモデルにして創作されたとも言われている。


登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』にて敵サーヴァントとして登場。

人間関係

Fate/Grand Order

マキリ・ゾォルケン
奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』におけるマスター。
メドゥーサ〔セイバー〕カーマ
奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』で敵対したサーヴァント。
「花嫁」として求婚したが当然ながら嫌悪と共に拒否された。

名台詞

メモ

脚注

注釈

  1. 真名判明後はセイバーの外見に顔だけキャスターになったような姿になる。

出典


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