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: この特異点が人理定礎値「EX」という異例中の異例なのは、「ある理由」で人類史から切り離され、世界のどこでもない場所と化しているため。
 
: この特異点が人理定礎値「EX」という異例中の異例なのは、「ある理由」で人類史から切り離され、世界のどこでもない場所と化しているため。
 
: この章で奈須きのこがメインを担当することになったのは、「キャメロットが主題になる」のと、「円卓の騎士の説明をするため」である。それも関連してか、ドラマCD版「Garden of Avalon」の劇伴BGMが流れる<ref>[https://twitter.com/eicheph/status/759218913565630465 深澤秀行Twitter]</ref>。
 
: この章で奈須きのこがメインを担当することになったのは、「キャメロットが主題になる」のと、「円卓の騎士の説明をするため」である。それも関連してか、ドラマCD版「Garden of Avalon」の劇伴BGMが流れる<ref>[https://twitter.com/eicheph/status/759218913565630465 深澤秀行Twitter]</ref>。
: また、当初は全く別物なシナリオを書いていたのだが、坂本真綾氏のライブで楽曲『レプリカ』を聴いたのが切っ掛けとなり全編一から書き直したたという。ちなみに、六章最終節のタイトルも「レプリカ」となっている。
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: 実は奈須きのこはこれまでずっと、円卓関連の話の描写をあえて避けており、本人も「もしかしたら一生書かないかもしれなかった」と語っており、また当初は全く別物なシナリオを書いていたのだが、坂本真綾氏のライブで楽曲『レプリカ』を聴いたのが切っ掛けとなり全編一から書き直したたという。ちなみに、最終節のタイトルも「レプリカ」となっている。
 
: 事前予告では「過去最大規模のメインクエスト」と銘打たれており、竹箒日記でも「五章が300kbなら六章は550kb」と説明している。奈須は自分一人では無理があると判断したのか、桜井氏と協力し、エジプト関係と「蒼銀のフラグメンツ」で登場したアーラシュ、静謐のハサンに関連する部分は桜井氏との合作となっている。
 
: 事前予告では「過去最大規模のメインクエスト」と銘打たれており、竹箒日記でも「五章が300kbなら六章は550kb」と説明している。奈須は自分一人では無理があると判断したのか、桜井氏と協力し、エジプト関係と「蒼銀のフラグメンツ」で登場したアーラシュ、静謐のハサンに関連する部分は桜井氏との合作となっている。
 
: なお、この章から難易度が急激に跳ね上がっているが、危機的状況をプレイヤーに体感するために意図的にあの難易度にした。
 
: なお、この章から難易度が急激に跳ね上がっているが、危機的状況をプレイヤーに体感するために意図的にあの難易度にした。
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: 人が神から袂を分かった最初の時代において「三女神同盟」が人類を滅ぼそうとし、魔獣巣食うウルクで最大の悪が目覚めようとしている。
 
: 人が神から袂を分かった最初の時代において「三女神同盟」が人類を滅ぼそうとし、魔獣巣食うウルクで最大の悪が目覚めようとしている。
 
: シナリオのボリュームに関しては第六特異点ほど長くないと竹箒日記で発言していたが、筆が乗った事で第三、四特異点程度の長さだった筈のシナリオが膨大に膨れ上がり、量は第六特異点の1.5倍となった。
 
: シナリオのボリュームに関しては第六特異点ほど長くないと竹箒日記で発言していたが、筆が乗った事で第三、四特異点程度の長さだった筈のシナリオが膨大に膨れ上がり、量は第六特異点の1.5倍となった。
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: というのも、第七特異点に出てくる[[ティアマト|あるキャラ]]は企画当初から「怪獣もの」を想定したが、奈須きのこが第七特異点を執筆する時期と同じく公開された「シン・ゴジラ」の影響を受けて、ティアマト登場からテキスト量を200kb増やし、そのために必要なウルクでの生活を描写するために100kb増やし、最初は合計で300kbを目指そうとしたが、結局ボリュームが増えてあのようになった。
 
: また、この章の特色として、一部の選択肢では選んだ結果により、ボスの強さや出現するエネミーが変化するようになっている。
 
: また、この章の特色として、一部の選択肢では選んだ結果により、ボスの強さや出現するエネミーが変化するようになっている。
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: 人類史には存在しない特異点であり、魔術王ソロモンが潜んでいる「神殿」を舞台としたシナリオ。2016年12月22日のアップデートより追加。
 
: 人類史には存在しない特異点であり、魔術王ソロモンが潜んでいる「神殿」を舞台としたシナリオ。2016年12月22日のアップデートより追加。
 
: 七つの特異点を修復した主人公たち。しかし2017年を迎えれば人理焼却は完了してしまう。それを阻止すべく、魔術王との最終決戦に赴くのであった。
 
: 七つの特異点を修復した主人公たち。しかし2017年を迎えれば人理焼却は完了してしまう。それを阻止すべく、魔術王との最終決戦に赴くのであった。
: 参加条件は第七章のクリア。全プレイヤーで協力して戦う方式をとる。メインクエストを進行することで、[[魔神柱]]と戦う“制圧戦”が発生し、“制圧戦”ではマップの各所に登場する魔神柱と戦闘を行う。
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: 参加条件は第七特異点のクリア。全プレイヤーで協力して戦う方式をとる。メインクエストを進行することで、[[魔神柱]]と戦う“制圧戦”が発生し、“制圧戦”ではマップの各所に登場する魔神柱と戦闘を行う。
 
: 制圧戦で戦闘する魔神柱はそれぞれ相互に他の魔神柱を支援し、支援の効果はかなり強力なものとなっているだけでなく、各所の魔神柱は倒しても繰り返し復活する。
 
: 制圧戦で戦闘する魔神柱はそれぞれ相互に他の魔神柱を支援し、支援の効果はかなり強力なものとなっているだけでなく、各所の魔神柱は倒しても繰り返し復活する。
 
: すべてのマスターと協力して一定数を倒すことで“最終戦”となり、それをクリアすることで制圧となり、制圧された魔神柱は支援を行わなくなる。
 
: すべてのマスターと協力して一定数を倒すことで“最終戦”となり、それをクリアすることで制圧となり、制圧された魔神柱は支援を行わなくなる。
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***初期の構想では、リリース時に特異点Fから第四特異点までを一気に公開する予定だったが、開発を進めていくうちにそれが不可能だと分かり、リリース時には第二特異点までの公開となった。
 
***初期の構想では、リリース時に特異点Fから第四特異点までを一気に公開する予定だったが、開発を進めていくうちにそれが不可能だと分かり、リリース時には第二特異点までの公開となった。
 
**結果は『物語重視でもよい』という事になり、第五特異点以降は、これまで作りかけたシナリオをイチから書き直すという形で、執筆開始当初からは大幅に変化している。第五特異点はシナリオのリライト、第六特異点以降は描き直しを行い、エクステラのマスターアップを終えた五月下旬から奈須きのこも監修だけでなくメインに参加した。
 
**結果は『物語重視でもよい』という事になり、第五特異点以降は、これまで作りかけたシナリオをイチから書き直すという形で、執筆開始当初からは大幅に変化している。第五特異点はシナリオのリライト、第六特異点以降は描き直しを行い、エクステラのマスターアップを終えた五月下旬から奈須きのこも監修だけでなくメインに参加した。
**第五特異点以降はシナリオを各勢力の進行状況がシナリオが進むごとにマップ上で変化していくというギミックが導入されたが、第五特異点のシナリオを読んだアザナシ氏が「マップ上でどの勢力がどうなっているのかわからないと、シナリオがユーザーに伝わらない」という意見によってあの形式となった。また、第六特異点から一枚絵が追加されたが、第六特異点のシナリオを読んだ武内氏による要望から。
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**第五特異点以降はシナリオを各勢力の進行状況がシナリオが進むごとにマップ上で変化していくというギミックが導入されたが、第五特異点のシナリオを読んだアザナシ氏が「マップ上でどの勢力がどうなっているのかわからないと、シナリオがユーザーに伝わらない」という意見によってあの形式となった。
 
**当初は『12月31日で終わってしまう今年(2015年)』を乗り越えるための物語だったが、諸処の事情によりサービス開始の時期が半年延びた事で不可能になり、奈須は一度はそのコンセプトを諦めようとしたが、武内氏の<br>
 
**当初は『12月31日で終わってしまう今年(2015年)』を乗り越えるための物語だったが、諸処の事情によりサービス開始の時期が半年延びた事で不可能になり、奈須は一度はそのコンセプトを諦めようとしたが、武内氏の<br>
 
::「最終章までの過程を半年延ばそう。そうして、もう一度その“未来を取り戻す”エンディングを目指そう」<br>「そのかわり、奈須は構想にあった第二部の作業も進めよう。二年と言わず三年続けるぐらいの気持ちでいよう」<br>といった鶴の一声で続行した。
 
::「最終章までの過程を半年延ばそう。そうして、もう一度その“未来を取り戻す”エンディングを目指そう」<br>「そのかわり、奈須は構想にあった第二部の作業も進めよう。二年と言わず三年続けるぐらいの気持ちでいよう」<br>といった鶴の一声で続行した。
 
::*なお、2016年7月に第1部を終わらせるという選択肢も残していたが、第五特異点での好評価や経験を受けて、第六・第七特異点の完成度を高める方針に決め、同時にそれでは時間が足りないと知り、2016年12月にフィナーレを迎えるようにスケジュール変更を決定した。
 
::*なお、2016年7月に第1部を終わらせるという選択肢も残していたが、第五特異点での好評価や経験を受けて、第六・第七特異点の完成度を高める方針に決め、同時にそれでは時間が足りないと知り、2016年12月にフィナーレを迎えるようにスケジュール変更を決定した。
 
*第1部には大きなネタバレが3つ存在し、マシュ、ロマン、フォウくんそれぞれの正体となっている。
 
*第1部には大きなネタバレが3つ存在し、マシュ、ロマン、フォウくんそれぞれの正体となっている。
 
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*『Grand Order』のADVパートではイベント絵を用意しないという前提でやっていたが、第六特異点のシナリオを読んだ武内氏は「ここからどうしても必要だ」という要望から第六特異点からイベント絵が追加された。
 
== リンク ==
 
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* [[Fate/Grand Order]]
 
* [[Fate/Grand Order]]
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