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==Fate/Labyrinth ==
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{{作品概要
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| タイトル = Fate/Labyrinth
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| 著者 = 桜井光
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| 原作 = TYPE-MOON
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| イラスト = 中原
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| 掲載誌 = コンプティーク
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| 連載期間 = 2015年5月号 - 2015年7月号
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| 単行本 = 全1巻
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| 発売元 = KADOKAWA
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}}
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== 概要 ==
 
「'''あら――?<br> どうして、女の子なのかしら'''」
 
「'''あら――?<br> どうして、女の子なのかしら'''」
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;[[両儀式|青く輝く瞳を持つ人]]
 
;[[両儀式|青く輝く瞳を持つ人]]
:[[グレイ#宝具|世界の表裏を繋ぎとめる光]]の元に辿り着いた愛歌を止めた存在。
   
:宇宙の暗黒の様で、輝きの窮極の様でもあり、あらゆる全ての中心たる渦のようで、生活感のまるでない小さなワンルーム・マンションの一室のような場所にいる。
 
:宇宙の暗黒の様で、輝きの窮極の様でもあり、あらゆる全ての中心たる渦のようで、生活感のまるでない小さなワンルーム・マンションの一室のような場所にいる。
:同類とはいえ、世界の楔に干渉するのは看過できなかったらしく、愛歌を迷宮の聖杯戦争が行われている世界へ押し流す。
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;[[ビースト]]
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;[[ビースト (Prototype)|ビースト]]
愛歌がいなくなったことに気づき、ノーマと同化していた彼女を自身の元へと引き戻した。
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:愛歌がいなくなったことに気づき、ノーマと同化していた彼女を自身の元へと引き戻した。
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;[[ウェイバー・ベルベット|ロード・エルメロイ二世]]
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;[[ロード・エルメロイⅡ世]]
 
:亜種聖杯戦争の調査のため魔術協会から派遣されグレイと共に赴いたものの、迷宮の入り口が封鎖されて外に取り残されてしまった。
 
:亜種聖杯戦争の調査のため魔術協会から派遣されグレイと共に赴いたものの、迷宮の入り口が封鎖されて外に取り残されてしまった。
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===迷宮の聖杯戦争===
 
===迷宮の聖杯戦争===
何者かによって設置されたアルカトラスの第七迷宮に設置された[[聖杯|亜種聖杯]]を巡る聖杯戦争。<br>聖杯自体はアインツベルンの第三魔法を中心として創られた大聖杯を模造したもの。
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ファウストゥスによって設置されたアルカトラスの第七迷宮に設置された[[聖杯|亜種聖杯]]を巡る聖杯戦争。<br>聖杯自体はアインツベルンの第三魔法を中心として創られた大聖杯を模造したもの。
    
勝利条件は最下層の最奥に存在する聖杯を見つけ出し手に入れる事で、そのためサーヴァント同士共闘する事も、一度も戦わずに終えることもできるとされていた。
 
勝利条件は最下層の最奥に存在する聖杯を見つけ出し手に入れる事で、そのためサーヴァント同士共闘する事も、一度も戦わずに終えることもできるとされていた。
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本来、迷宮内の仕掛けは盗掘者や探索者の排除を目的としたもので、迷宮を何らかの実験場に選んだ人物によって聖杯を組み込まれ、内部に生息する幻想種も含めた魔術的存在を英霊四騎の為に消費するよう再設計されている。
 
本来、迷宮内の仕掛けは盗掘者や探索者の排除を目的としたもので、迷宮を何らかの実験場に選んだ人物によって聖杯を組み込まれ、内部に生息する幻想種も含めた魔術的存在を英霊四騎の為に消費するよう再設計されている。
 
また聖杯戦争開始前から手が加えられており、迷宮内で死亡した人間を怪物に変える機構が組み込まれている。
 
また聖杯戦争開始前から手が加えられており、迷宮内で死亡した人間を怪物に変える機構が組み込まれている。
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この聖杯戦争の本来の目的は、「願い」をエサに召喚したサーヴァントを迷宮の罠やモンスターで疲弊させ、殺すことで英霊の霊核を確保すること。確保された霊核は組み込むことで非常に強力なモンスターを作り出したり、ファウストゥス自体の能力向上に使用されたりしている。最終的には大量に集めた霊核を使用し霊基再臨を行い、より高次の存在に進化することを目論んでいる(メディアは幻想種を超越して精霊種になることと推測している)。
    
===生息する幻想種その他===
 
===生息する幻想種その他===
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;岩石の巨像
 
;岩石の巨像
:コーバック・アルカトラスの残したスートンゴーレム。普段は壁と一体化し、侵入者が近づくと3メートルほどの人型になり防御機構として活動を始める。
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:コーバック・アルカトラスの残したストーンゴーレム。普段は壁と一体化し、侵入者が近づくと3メートルほどの人型になり防御機構として活動を始める。
    
;蜘蛛人形
 
;蜘蛛人形
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;ドラゴンダイン
 
;ドラゴンダイン
 
:第四階層の番人。上記のドラゴンゴーレムに似た姿をしているが、一回り大きく双頭を持つ。
 
:第四階層の番人。上記のドラゴンゴーレムに似た姿をしているが、一回り大きく双頭を持つ。
:神性スキルを持つ英霊の霊核や本物の竜種の遺骸などの規格外の部品が使用されており、その力はサーヴァント数人分にも匹敵する。
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:神性スキルを持つ英霊の霊核や本物の[[竜種]]の遺骸などの規格外の部品が使用されており、その力はサーヴァント数人分にも匹敵する。
    
;食人妖精
 
;食人妖精
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:かわいらしい、いかにも妖精な姿をしているが、捕食時は顔が縦に裂けて乱杭歯を覗かせる。
 
:かわいらしい、いかにも妖精な姿をしているが、捕食時は顔が縦に裂けて乱杭歯を覗かせる。
 
:強力な魅了の力も持っており、獲物を誘惑して集団で襲いかかる。
 
:強力な魅了の力も持っており、獲物を誘惑して集団で襲いかかる。
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==メモ==
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*短期集中連載という事もあり、物語は一旦未完で終わる。愛歌と一体化した少女の素性や亜種聖杯戦争を始めた人物の目的も登場人物たちがその後どうなったのかも詳しい事は不明のままであったが、冬の単行本に収録された完結編でそれらの点は決着がついた。
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*愛歌はラスト、この聖杯戦争で複数のサーヴァントと共に行動して『みんなで力を合わせる』事を学んだという。言葉の通りの純粋な気持ちであると同時に、黒化した複数のサーヴァントを同時に使役し連携させる事を思いついた、とも取れる。
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*アインツベルンから秘術が流出し、亜種聖杯戦争が行われている世界観は『[[Fate/Apocrypha]]』に近いように思われるが、詳しい関連は不明。
    
==関連書籍==
 
==関連書籍==
 
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==メモ==
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== 脚注 ==
*短期集中連載という事もあり、物語は一旦未完で終わる。愛歌と一体化した少女の素性や亜種聖杯戦争を始めた人物の目的も登場人物たちがその後どうなったのかも詳しい事は不明のまま。冬の単行本に収録される完結編でそれらの点は決着がつくと思われる。
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===注釈===
*愛歌はラスト、この聖杯戦争で複数のサーヴァントと共に行動して『みんなで力を合わせる』事を学んだという。言葉の通りの純粋な気持ちであると同時に、黒化した複数のサーヴァントを同時に使役し連携させる事を思いついた、とも取れる。
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<references group = "注"/>
*アインツベルンから秘術が流出し、亜種聖杯戦争が行われている世界観は『[[Fate/Apocrypha]]』に近いように思われるが、詳しい関連は不明。
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===出典===
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==リンク==
    
{{DEFAULTSORT:ふえいと らひりんす}}
 
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[[Category:小説作品]]
 
[[Category:小説作品]]
 
[[Category:Fateシリーズ|らひりんす]]
 
[[Category:Fateシリーズ|らひりんす]]
[[Category:Fate/Prototype|*]]
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[[Category:Fate/Labyrinth|*]]
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[[Category:Fate/Prototype]]
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[[Category:Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]
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[[category:聖杯戦争]]
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