コンスタンティノープル

概要編集

バルカン半島の東端に位置する都市。
元々は古代ギリシャにおいて「ビザンティウム」と呼ばれていた都市であったが、四世紀にローマ皇帝コンスタンティノス1世が東ローマ帝国の首都として名称を「コンスタンティノープル」と改称した。
東西の貿易の要として大いに栄えて「都市の女王」とまで呼ばれ、堅固な城壁で知られていたが、15世紀にオスマン帝国の侵攻によって陥落し、以降も一般には「イスタンブール」の名前で重要な都市として繫栄し、現在のトルコの首都になっている。

『Fate/Grand Order』ではコンスタンティノス11世幕間の物語にて、都市が擬人化された一人のキャラクターとして登場している。
最期の皇帝として看取った彼を今度こそ完全な皇帝とし、自らを永遠の都とするべく特異点化した自分の中にあちこちから人間を攫ってきて領民にしていたが、自らの切望を吞み込んで「人がいて初めて都市が成立する」と窘めた彼の手によって消滅した。

関連用語編集

言及作品編集

Fate/Grand Order
コンスタンティノス11世の幕間の物語にて、キャラクターとして登場。

関連人物編集

コンスタンティノス11世
自分が最期を看取ることになった皇帝。
そのためか思い入れも非常に強いようで、彼の幕間の物語では今度こそ彼を皇帝として永遠の都になるように画策していた。
メフメト2世
オスマン帝国の皇帝であり、自分を攻略した征服者。
彼に対してどう考えているのかは不明だが、史実では略奪はほとんど行われず、征服後も重要な都市として尊重されていた。

メモ編集

  • テノチティトランに次いで登場した「擬人化された都市」。
    • 彼女のコンスタンティノス11世へのマイルームコメントでも「腕の長い貞淑な女性」と触れている。ダヴィンチ曰く都市そのものが意志を持った存在となるのは非常に珍しいとか。

話題まとめ編集

脚注編集

注釈編集


出典編集


リンク編集