ブランカ
ブランカ | |
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性別 | 女性 |
種族 | 妖精國の妖精 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要編集
『Fate/Grand Order』に登場する妖精。
- 略歴
- Lostbelt No.6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』で登場。
- ウェールズにある秋の森に住まう古妖精にして王女であり、森に生まれ落ちたオベロンと共に彼の目と足となってずっと行動していた。
- 物語の終盤ではブリテン中からオベロンに向けられていたモースの呪いを一身に肩代わりし続けていたことが明かされ、ついに命が尽きてしまったが、正体を現したオベロンは彼女の死体をあっさりと捨ててしまった[注 1]。
- 人物
- 人間の二の腕くらいあるカイコガそっくりの外見をした妖精。
- 生まれながら言葉を持たず、人間のような姿を取ることもなかったが、相方のオベロンとは意思の疎通ができていた模様。
- 生まれたばかりのオベロンに恋心を抱いており、その本心を知ってなお彼のために最期まで行動しようとしていた。
- 能力
- 戦闘シーンはないが、ミニサイズになったオベロンを背中に乗せて高速で飛び回っていた。
- また、オベロンに向けられた呪いをかなりの期間肩代わりし続けるだけの力は持っていたようである。
- 秋の森の淀みに穢されない(人間のように流言、噂に毒されない)という特性を持ち、秋の森の妖精たちには『死なないように生きる』だけの加護を与えていた。
登場作品と役柄編集
Fateシリーズ編集
- Fate/Grand Order
- Lostbelt No.6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』で現地人として登場。
人間関係編集
Fate/Grand Order編集
- オベロン
- 自分が王女として住まう秋の森に誕生した、妖精國を終わらせる王子様。
- 彼に恋心を抱いており、世界のすべてを嫌悪する内面を知ってなお彼のために尽力したいと思い、最期まで彼のために行動していた。
- 極力秋の森の妖精たちの輪の中に入らず、常に高い木の枝に身を置いていたブランカが人前に出るようになったのは、彼が秋の森に現れてからである。
名台詞編集
Fate/Grand Order編集
- それが唯一、冷え切った手足を温める火だと信じて…
- オベロンの絆礼装「亡き王女の為のパヴァーヌ」のマテリアル情報の最後の一文。
- 妖精國ブリテンの片隅、
秋の森 に住む王女が見つけたのは、まるで死体のように眠っている美しい王子さま。 - 周りの仲間たちが彼の出現を喜ぶ中、彼女はただ一人、遠くからじっと彼を見つめていた———
- やがて王子さまが起き上がり、口を開いた瞬間彼女は悟った。彼は『王子さま』じゃない。
ブリテン を終わらせるため、あらゆるものを忌み嫌い、自分自身 さえも「気持ち悪い」と吐き捨てる大嘘つきだと。 - それでも王子さまは森を、みんなを見捨てなかった。その為にたくさん良い事も悪い事もした。王女はそんな彼に恋をし、最後まで彼のために
寄り添う 事を心に決めた。 - 彼が探している
輝く星 にはきっとなれない。その代わり、彼の隣でその冷たい手を握ってあげる、優しい温もりになりたい…… - 嘘つきの王子さまにただ一人寄り添った、愚かで無垢で、優しくて、誇り高い王女の誰も知らない、知ることのない断章。
メモ編集
- 名前の由来はスペイン語で「白」を意味する言葉から。翅の色が由来であろうか。
- 狼王ロボの妻だった雌狼も同じ名前であるが、こちらも体毛の色が白だったころからの命名である。
- マテリアルにもある通り、オベロンの絆礼装は彼女の独話。タイトルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」とは、フランスのモーリス・ラヴェルが作曲したピアノ曲。題名そのものは「昔、スペインの宮廷で小さな王女が踊ったようなパヴァーヌ」という意味合いでつけられたが、発表当初は「幼くして亡くなった王女の葬送の哀歌」と解釈する者が多くいたらしい。
- 『Grand Order material ⅩⅢ』によると彼女は「呪いによって姿を変えられた氏族の姫」であるとも、「汎人類史から流れてきた妖精」とも噂されているようだが真実は定かではない。
脚注編集
注釈編集
- ↑ 後々考えると、自分諸共奈落に落としたくなかった、という解釈もできる。
出典編集