「狂戦士」のサーヴァント。
- 略歴
- Lostbelt No.4『創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ』で登場。
- 神将の一人として異聞帯の警備をしていたところでカルデアに召喚された「哪吒」を目撃してしまい激昂し、破壊してしまう。
- その事がずっと心に残り続けており、以降のカルデアとの交戦では自身の霊基が耐えられないほど過剰にクベーラの力を使い続け、自爆に近い形で敗北した。
- 人物
- 金髪に褐色肌の中性的な外見をした、中華風の人物。
- 『封神演義』時代の側面のため、ランサーの哪吒よりも父親に対する距離感が近い時代の内面を持つ。
- 能力
- 非常に多くの宝貝(パオペエ)を所持しており、インド異聞帯では財神であるクベーラの神性を与えられた事で潤沢な魔力からそれらを複数同時に行使することが可能になっている。
ステータス編集
- 羅車幽精 火尖鎗
- 名称が変わった事以外は哪吒と同じ効果の宝具。
真名:哪吒編集
- 中壇元帥・哪吒太子。
- 自害に及ぶ前の、『封神演義』での残虐な性質の乱暴者の側面が強く出ている状態で召喚されている。
登場作品と役柄編集
Fate/Grand Order編集
- アルジュナ〔オルタ〕
- インド異聞帯でのマスター。
- 彼にクベーラの神性を与えられた事について嫌悪を抱き、戦っても勝てないので自分で壊れて消える事を願うようになった。
- 哪吒
- 自分自身の別の側面。
- インド異聞帯では自由闊達なカルデアでの彼の姿を見た事で憎悪を抱き、決定的に暴走してしまう。
- クベーラ
- インドにおける財神であり、毘沙門天と同一視される事もある存在。
- 哪吒、ナラクーバラの父である神性でもあった。
- 哪吒は父親と数々の因縁があり、一言では言い表せないような複雑な感情を抱えている。しかも、バーサーカーである「乱暴者」の側面で召喚された哪吒はちょうど父親との距離感が最悪だった時代に近い精神性にあった。
- 哪吒にとって、自分の体に因縁の相手である父の神性が入っていることはどうしても許せない矛盾だったのである。