氷室行進曲 冬木Game Over
氷室行進曲 冬木Game Over | |
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掲載誌 | まんが4コマぱれっと |
単行本 | 既刊1巻 |
概要 編集
『氷室の天地 Fate/school life』と『Fate/Grand Order』とのコラボ作品。作者は磨伸映一郎。
『まんが4コマぱれっと』2017年10月号から不定期連載。
登場人物 編集
- 藤丸立香
- 『Grand Order』の主人公。女性の方が登場している。
- 着ている服装も珍しく基本の魔術礼装・カルデアではなくカルデア戦闘服を着用している。
- 冬木市の特異点を修正する為にレイシフトしたが、何故か「英雄史大戦」のカードとして氷室鐘のもとに転がり込んでしまうことに……。
- 氷室鐘
- 特異点となった冬木の住人。カードとして紛れ込んだ主人公とともに事件に巻き込まれてゆく。
- 柳洞一成
- 冬木の住人。英雄史大戦のプレイヤーとして氷室と対決する。
- 謎のヒロインX〔オルタ〕
- 柳洞の相方となる英雄史大戦のカード。
- マーブル・マッキントッシュ
- 英雄史大戦のプレイヤーとして氷室と対決する。
- メカエリチャン
- マーブルの相方となる英雄史大戦のカード。
- ジャッジメント(仮)
- SBN社のエージェント。どこからともなく現れて遊聖杯の審判役を務める。見た目はラニ=Ⅷに似ているが関係は不明。
用語解説 編集
- 冬木市
- 聖杯戦争で知られている九州にある都市。
- 特異点として舞台になっているが、フォトニック結晶デバイスやAR広告が広く一般に出回っている未来都市になっている。
- 英雄史大戦
- SBN社が開発した対戦型アクションカードゲーム。
- 藤丸は特異点にレイシフトした際にこのゲームのカードになってしまった。
- SBN社
- 英雄史大戦シリーズの開発元。藤丸が知っているDC3やその次世代機DC7など、ゲームハードも製作している。
- この特異点においては下記のように非常に重要な立ち位置になっている。
- DC7
- 藤丸が知っているゲーム機の次世代機。
- 次世代機とは言っているがゲーム機は機能の一つにすぎず、その実態はフォトニック結晶でできた高度な情報処理能力を持つ量子眼鏡。
- これが開発されて以降、各社が競って量子デバイスの開発に着手した結果今の社会になった模様。
- 遊聖杯
- 英雄史大戦の新世代機能のロケテスト大会。
- SBN社によって運営されており、これまでになかったカード[注 1]を使用して戦い育てつつ他の参加プレイヤーと戦い「遊聖」を目指す。
メモ 編集
話題まとめ 編集
- 長年連載を続けている『氷室の天地 Fate/school life』の番外編の様な立ち位置。『Fate/Grand Order』とのコラボ作品であり、こちらの作品の『Grand Order』主人公こと藤丸立香はやや磨伸節によってキャラがアレンジされているものの、ほぼ原作FGOと同じパーソナリティや経緯を辿ってきたようだ。
- この作品の舞台も氷室の天地と同じく冬木市だが、『Fate/stay night』の方とも氷室の天地の方とも違い、更にFGOにおける「特異点F」や「Fate/Accel Zero Order」の冬木とも異なる近未来チックに技術が発展したような世界となっている。そのため根本的に時代が違うか、あるいは異なる歴史を歩んだ並行世界の可能性もある。
- 氷室の天地でも登場した「英雄史大戦」が非常に重要な立ち位置になっており、このゲーム自体がFGOなどにおけるサーヴァントを使役した戦闘の代わりとなる可能性もある。ちなみに原作と同じ様にここの「英雄史大戦」も「ぼくがかんがえたさいきょうの偉人」募集企画における投稿キャラの姿が一部確認できる。
- この作品が他の作品における設定面などの影響に関してはいまだ不明。完全にお祭り作品だとも受け止められる…が、そもそも氷室の天地の作品初出の設定がさらっと公式設定に関わってたりするので、この作品も後々『Fate/Grand Order』に関わる重大な設定を出してくる…かもしれない。
書誌情報 編集
脚注 編集
注釈 編集
- ↑ 「藤丸立香」「アルトリア・ペンドラゴン」「謎のヒロインX〔オルタ〕」「メカエリチャン」など、その世界の検索エンジンで検索しても一件も引っかからない不可解なキャラクターばかりである。
出典 編集