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| :人間に厳しいことを言う[[コーラル]]と比較しても主人公一行に好意的に接していた。 | | :人間に厳しいことを言う[[コーラル]]と比較しても主人公一行に好意的に接していた。 |
| :だが、ロンディニウム陥落の件などでところどころ不審な動きを見せており、後編のキャメロット陥落の際には『風の報せ』を使って真偽を織り交ぜた情報を意図的に流して王宮の上級妖精達にモルガンへの憎悪を植え付けさせて反旗を翻し、彼女を陥れて滅ぼしてしまった。 | | :だが、ロンディニウム陥落の件などでところどころ不審な動きを見せており、後編のキャメロット陥落の際には『風の報せ』を使って真偽を織り交ぜた情報を意図的に流して王宮の上級妖精達にモルガンへの憎悪を植え付けさせて反旗を翻し、彼女を陥れて滅ぼしてしまった。 |
− | :そして戴冠式に際しては、新しい女王に即位するはずだった[[ノクナレア]]の元へ嘘を吹き込ませた「王の氏族」を送り込んで彼女を弱体化させ、隙を付いて毒殺した後『予言の子』と主人公達にその罪を着せようとしたが、その過程で「厄災」が発生。 | + | :そして戴冠式に際しては、新しい女王に即位するはずだった[[ノクナレア]]の元へ嘘を吹き込ませた「王の氏族」を送り込んで彼女を弱体化させ、隙を付いて毒殺した後『予言の子』とその仲間にその罪を着せようとしたが、その過程で「厄災」が発生。 |
− | :大聖堂で籠城している間に状況がどんどん悪化していくも、対策も何も取らずひたすら傍観を決め込み続ける。そこへ運命を共にするべく[[妖精騎士ランスロット]]が駆けつけると、これ幸いと言わんばかりに「外の世界(汎人類史)へ一緒に逃げよう」と提案。だが、彼女はオーロラの『本質』上、あちらの世界では到底生き延びる事など出来る訳が無いと一番よく理解していた為に、ランスロットなりの感謝と決別、そして何よりオーロラを慮った末の粛清によって致命傷を負わされてしまう。 | + | :大聖堂で籠城している間に状況がどんどん悪化していくも、対策も何も取らずひたすら傍観を決め込み続ける。そこへ運命を共にするべく[[妖精騎士ランスロット|メリュジーヌ]]が駆けつけると、これ幸いと言わんばかりに「外の世界(汎人類史)へ一緒に逃げよう」と提案。だが、オーロラの『本質』上、あちらの世界では到底生き延びる事など出来る訳が無いと一番よく理解していたため、彼女なりの感謝と決別、そして何よりオーロラ自身を慮った末の粛清によって致命傷を負わされてしまう。 |
− | :その後も妖精國の崩壊間際まで半死半生で倒れたまま生き延び、最期に空を舞う妖精騎士メリュジーヌを羨望交じりに見上げながら息を引き取った。 | + | :その後も妖精國の崩壊間際まで半死半生で倒れたまま生き延び、最期に自らを砕きながら空を舞うアルビオンに戻ったメリュジーヌを羨望交じりに見上げながら息を引き取った。 |
| ;人物 | | ;人物 |
| :まばゆい虹色の翅を持った非常に美しい女性。 | | :まばゆい虹色の翅を持った非常に美しい女性。 |
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| :そして彼女の本質は陰謀家ですらなく、'''「誰よりも一番に愛され、その時自分よりも輝こうとするもっとも邪魔だと思った存在を陥れて潰し、後になったら罪も行為も忘れ去ってしまう」'''というこの上なく自己中心的な八方美人。 | | :そして彼女の本質は陰謀家ですらなく、'''「誰よりも一番に愛され、その時自分よりも輝こうとするもっとも邪魔だと思った存在を陥れて潰し、後になったら罪も行為も忘れ去ってしまう」'''というこの上なく自己中心的な八方美人。 |
| :『そこにいるだけで完璧な存在』『誰よりも価値のある妖精』という風の氏族の特性を顕著に現した存在で、「自分が輝き、周囲から褒め称えられている」という状況が第一であり、その為なら誰であろうと陥れるし刹那的に危険な行為も躊躇いなく行い、同時に自分を褒めないものは平気で切り捨てる、まるで子供のような「誰よりも妖精らしい妖精」<ref group = "注">[[オベロン]]曰く「最も汎人類史の妖精に近い存在」</ref>である。 | | :『そこにいるだけで完璧な存在』『誰よりも価値のある妖精』という風の氏族の特性を顕著に現した存在で、「自分が輝き、周囲から褒め称えられている」という状況が第一であり、その為なら誰であろうと陥れるし刹那的に危険な行為も躊躇いなく行い、同時に自分を褒めないものは平気で切り捨てる、まるで子供のような「誰よりも妖精らしい妖精」<ref group = "注">[[オベロン]]曰く「最も汎人類史の妖精に近い存在」</ref>である。 |
| + | :その為か損得勘定や善悪の自覚等もなく、自分の些細な言動がきっかけで予想以上の揉め事や大騒動が起こってもすぐさま放棄し「周りが何とかしてくれる」とひたすら他人に任せっぱなしな状態。その言動さえ当人が「真実だ」と本気で思い込み、また周りもそうだと思い込むので口からのでまかせなのかどうかの判断は、よっぽど知恵の回る者か或いは彼女の身近にいてその『本質』をよく知る者でなければ難しい。なので終盤メリュジーヌが言っていたようにオーロラが「一番輝ける存在」でいられるのは、本人と同じく純粋無垢に善悪を楽しむ者達がいるブリテン異聞帯だけであり、万が一汎人類史世界に移り住めたとしても周りを貶めるしか能のない自己愛に満ちた性格など到底あちらの人間に受け入れられるはずもなく、羽根はおろか姿形も瞬く間に落ちぶれ、その醜い姿を毎朝ひたすら鏡の前で嘆きながら心を殺す惨めな日々を送る羽目になっていただろう。 |
| ;能力 | | ;能力 |
| :3000年もの年月を生きている故か妖精としても高い能力を持っており、コーラルをあっさりと毛虫に変えてしまうほど。 | | :3000年もの年月を生きている故か妖精としても高い能力を持っており、コーラルをあっさりと毛虫に変えてしまうほど。 |