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;略歴
 
;略歴
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:[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ]]として暗躍していたもの。
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:第2部第五章『星間都市山脈 オリュンポス』では、[[シャーロック・ホームズ|ホームズ]]が「正体を言い当てた」事により[[異星の神]]との約定を抜ける事ができ、一旦はビースト幼体としての姿を現す。ここではある程度戦って引き上げるものの、ホームズの推測に確証を与える事となる。
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:第2部第六章『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』では、親友[[ムリアン]]の遺した願いに従い、「妖精國を守ることができるもの」としてカルデアを手助けする事を選び、ビーストとしての力を使ってストーム・ボーダーを[[ケルヌンノス]]の呪いから身を挺して護る。しかしその際にケルヌンノスの呪いをその身に受けたダメージ、および[[オベロン]]にケルヌンノスの呪いの残滓を注入されたことで、コヤンスカヤ自身に制御できない速度で霊基が増大することになり、ビーストIVとして「羽化せざるを得ない」状態に追い込まれる。
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:そのため、ブリテン異聞帯が消滅してからは自身の拠点でもある非霊長圏に引きこもり、静養しつつビーストIVとしての羽化を始める。
 
;人物
 
;人物
 
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:かつてロシアのツングースカ川地方だった場所に現れた『非霊長生存圏ツングースカ・サンクチュアリ』。これは緑豊かで生命溢れる領域と、肉と銃器が融合した異形がただひたすら殺し合い続けるおぞましい領域が同時に存在する、極端な二面性を持った世界だが、これはまるごとコヤンスカヤの[[固有結界]]であり、「コヤンスカヤ」と言う人物の心象世界そのもの。通常、固有結界は精霊種でもない限りこれほどの広範囲に展開すれば一瞬で消えてしまうが、『ツングースカ・サンクチュアリ』はコヤンスカヤの霊基を拡張して空間として広げていくことで、「自身の肉体の中ならば世界からの修正を受けずに固有結界を展開できる」という法則を利用できるようにしたもの。つまりは、この領域全てがコヤンスカヤの肉体の中であるということ。
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:こうして作られた領域は、コヤンスカヤのビーストとしての権能がそのまま表れている。片や純真無垢な動物が満ち溢れているが、その全ては繁殖せず、成長せず、ただコヤンスカヤのみを親として生み出されては食物連鎖に従って死んでいくのみの生物だけで構成される世界。片や、生物を殺すためだけの道具を用いて殺し合いをするだけの何もない世界。
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:領域内に存在する生命は主に3種に大別され、食物連鎖のサイクルを形成する生命、殺し合いをするためだけの生命、そしてコヤンスカヤが各異聞帯から収集してきた眷属の3種に分かれる。これらは全て共通して、実務上の理由でコヤンスカヤに許可された一部の例外を除き、言語を用いることも、自我を持つ事も許されていないが、コヤンスカヤはそれらの全てを従え操る事ができる。
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==バリエーション==
 
==バリエーション==
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|[[ビースト|ビーストⅣ:L]]||なし||A||A||B||EX||E||EX||単独顕現:B<br>獣の権能:E||ネガ・セルフ:C<br>変化:EX|| style="text-align:left" |
 
|[[ビースト|ビーストⅣ:L]]||なし||A||A||B||EX||E||EX||単独顕現:B<br>獣の権能:E||ネガ・セルフ:C<br>変化:EX|| style="text-align:left" |
 
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==[[宝具]]==
      
==真名:ビーストⅣ:L==
 
==真名:ビーストⅣ:L==
:元々はツングースカ大爆発によって発生した土地と動物たちの断末魔が収束したもの。
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:その見た目、「タマモヴィッチ」という名から、[[玉藻の前]]から分かれた分身・タマモナインの一つと思われていたが、そうではなかったもの。
:吹き飛ばされた土地の痛み。為す術もなく一瞬のうちに死滅した動物たちの叫び。
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:それらが混ざり合い、時空間の歪みとして場に残り続けた残留霊基。特異点収束体とも。
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:それだけなら人知れず消え去るものだが、2017年1月1日、空席になったビーストⅣの候補にカウントされ、人類悪として変生。
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:その正体は、1908年6月30日に発生したツングースカ大爆発に由来を持つ自然霊。
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:この爆発により、非常に多くの生命が死に絶えた。たった一瞬空が光っただけで多くの命が死に絶えるその様に対し、人類による理不尽な迫害を最後に想起したものも多数いた。
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:こうして死んだ多数の動物の「痛み、訴え」が集まって産み落とされたのがコヤンスカヤである。
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:生まれた時点ではビーストではなく、自然界の報復機構が擬神化しただけの存在だったが、既にいた[[フォウ|ビーストIVの幼体]]が自らビーストの座を降りたため、2017年1月1日にビーストIV候補としてカウントされ、以降ビーストとして羽化するための活動に入る。
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:最終的にカルデアに討伐される段階ではビースト成体の証である大角を備えていたが、それは見た目だけを強引にでっち上げたものであり、本質的にはまだ羽化には至っていない状態であった。
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:人類悪として成立はしていたが、根本は最後まで幼体のままであり、人類に対しての災害にならなかったため、獣としての銘はない。
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:玉藻の前と似ているのは、霊基を形作るためのデザインのコピー元として選んだから。
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:尾を増やし力を増していく手法を取ったのは、玉藻の前の由来とも言われる白面金毛の九尾伝説に準えたから。
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:なので本質的には玉藻の前と無関係の存在ではあるが、玉藻の前を参考にしたためか彼女の性格を一部受け継いでおり、人類を「迫害」する手法も非常に回りくどく、間接的なものになる。
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:以上の結末をもって彼女のクラスは否定された。傾国の美女なぞ偽りの名。
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:司る理は「愛玩」。人類が、ある時は生きるために必要な共存でもないのに「ただ可愛がるため」に動物を愛する一方で、ある時は道具を使って必要以上の殺戮を繰り返す。この相反し矛盾した二面性を内包するビーストがコヤンスカヤである。
:其は人間が捨てきれなかった、人類史と歩み続ける生命圏。
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:彼女は人類悪としては成立しているが、成体にならず人類に災害を及ぼしていないため、獣としての銘は無い、ビーストIV:Lostである。
:その名はビースト:Lost。七つの人類悪にはならなかった、『愛玩』の理を持つ獣である。
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==[[宝具]]==
 
==登場作品と役柄==
 
==登場作品と役柄==
 
===Fateシリーズ===
 
===Fateシリーズ===