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:マイルーム会話3(霊基再臨3回目以降)。使い潰されてきた過去を持つ彼女は、誰かから本当に必要とされることを心の奥底で求めていたのだろうか。
 
:マイルーム会話3(霊基再臨3回目以降)。使い潰されてきた過去を持つ彼女は、誰かから本当に必要とされることを心の奥底で求めていたのだろうか。
 
:過去の彼女が「最高のオモチャ」と口でバカにしていたマスターに対して、今の彼女は悲しげな笑顔と共にささやかな願いが叶った事を喜ぶ。
 
:過去の彼女が「最高のオモチャ」と口でバカにしていたマスターに対して、今の彼女は悲しげな笑顔と共にささやかな願いが叶った事を喜ぶ。
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;「生まれて来た日……大変、贈り物を用意しないと。一日が終わるまでに……うまく、出来るかしら……」
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:マイルーム会話「誕生日」(霊基再臨3回目以降)。こんな状態に成り果てても、誕生日に誰かへ物を贈ろうとする。
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:根底の善良さは狂ってもなお変わっていないようだ。
    
;「聖杯……! 知ってるわ……知ってるの……! 何でも願いが叶うんですって……! あぁ……! それで村が豊かになれば、みんなも私に優しくしてくれるかしら……!」
 
;「聖杯……! 知ってるわ……知ってるの……! 何でも願いが叶うんですって……! あぁ……! それで村が豊かになれば、みんなも私に優しくしてくれるかしら……!」
 
:マイルーム会話「聖杯について」(霊基再臨3回目以降)。万能の願望器へ向ける願いは自分の為ではなく誰かの為の願い。
 
:マイルーム会話「聖杯について」(霊基再臨3回目以降)。万能の願望器へ向ける願いは自分の為ではなく誰かの為の願い。
 
:自身を虐げた村を未だ救おうと願う言葉は、誰よりも純粋で心優しかった妖精の名残。
 
:自身を虐げた村を未だ救おうと願う言葉は、誰よりも純粋で心優しかった妖精の名残。
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;「あっはははは! 見つけた見つけた!ありがとう、ありがとう見知らぬ人!あなたのおかげでアイツらを見つけたわ!<br>潰れろ……潰れろ、潰れろ!!蜜に集るアリども……みんな私のヒールで潰されろ!!ウッフフ、フフ……アッハハハハ!」
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:マイルーム会話「絆レベル5」(霊基再臨3回目以降)。共に絆を深めた筈のマスターを「見知らぬ人」と呼び、もう何者であるかすらも認識出来なくなるほど自身の認知に狂いが生じている模様。
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:ソレは見つけ出した「アイツら」への憎悪を剥き出しにし、踏み殺し嬲り殺そうと猛り狂う。「アイツら」とは何か、自分や母を虐げた妖精たちか、自分を利用した人間か、最早誰にもわからない。
    
==== 本編 ====
 
==== 本編 ====
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*第三再臨では「誰かのサーヴァントになれた」ことを喜んでいるのだが、本来サーヴァントは大体のケースにおいて「聖杯で願いを叶える為に召喚に応じている」か、単に戦好きだったりというだけで、いずれにしても「誰かのサーヴァントになること」自体を欲している英霊はほぼ居ないのではないかと推察される。彼女の生い立ちを考えれば単に「誰かに必要とされたかった」という願望があった可能性も勿論考えられるのだが…
 
*第三再臨では「誰かのサーヴァントになれた」ことを喜んでいるのだが、本来サーヴァントは大体のケースにおいて「聖杯で願いを叶える為に召喚に応じている」か、単に戦好きだったりというだけで、いずれにしても「誰かのサーヴァントになること」自体を欲している英霊はほぼ居ないのではないかと推察される。彼女の生い立ちを考えれば単に「誰かに必要とされたかった」という願望があった可能性も勿論考えられるのだが…
 
**妖精騎士や一部の上級妖精等に関しては比較的人類に近い性格及び行動原理が描写されていたが、それでも妖精と人間では決定的な部分に違いがある、ということを示唆しているのかもしれない。
 
**妖精騎士や一部の上級妖精等に関しては比較的人類に近い性格及び行動原理が描写されていたが、それでも妖精と人間では決定的な部分に違いがある、ということを示唆しているのかもしれない。
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**その一方で、人間離れした思考の多い下級妖精の生まれでありながら誕生日には誰かへ贈り物をするという事を「常識」と称する姿はかなり人間臭い。悪辣な性格である第三再臨以前の状態でも同じ事を言う為、彼女が妖精の中でも異端児なのがわかる。
 
*いわゆる「メスガキ」系のキャラクターだが、第三再臨の余りにも悲惨な姿に、'''「誰がここまでやれと言った」'''、'''「分からせってこういう事じゃない」'''という悲鳴が続出。お陰で霊基再臨を拒否したり、しても即第一、第二再臨の姿に戻すプレイヤーが大量に現れた。<del>まあ、その姿に嗜虐心をそそられるプレイヤーも多かったそうだが。</del>
 
*いわゆる「メスガキ」系のキャラクターだが、第三再臨の余りにも悲惨な姿に、'''「誰がここまでやれと言った」'''、'''「分からせってこういう事じゃない」'''という悲鳴が続出。お陰で霊基再臨を拒否したり、しても即第一、第二再臨の姿に戻すプレイヤーが大量に現れた。<del>まあ、その姿に嗜虐心をそそられるプレイヤーも多かったそうだが。</del>
 
**なお、一般的な創作で見られる「メスガキ」像と比較するとこちらの方が格段に口は悪く、しかも身長が170cmもある<ref group="注">この身長がヒール込みなのかは不明だが、かなり高いヒールの靴を履いているため、ヒール抜きで170cmある場合、ヒール込みの身長は180cm近くなる。</ref>ため、彼女を設定どおりに描くと果たしてメスガキと呼んでいいのかどうかは微妙。
 
**なお、一般的な創作で見られる「メスガキ」像と比較するとこちらの方が格段に口は悪く、しかも身長が170cmもある<ref group="注">この身長がヒール込みなのかは不明だが、かなり高いヒールの靴を履いているため、ヒール抜きで170cmある場合、ヒール込みの身長は180cm近くなる。</ref>ため、彼女を設定どおりに描くと果たしてメスガキと呼んでいいのかどうかは微妙。
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**同僚二人は第三再臨にて自身の本質とも言える姿に回帰するのに対し、彼女の場合は発言を信じるなら二臨で本質と言える姿へ変わっている点も異なる。
 
**同僚二人は第三再臨にて自身の本質とも言える姿に回帰するのに対し、彼女の場合は発言を信じるなら二臨で本質と言える姿へ変わっている点も異なる。
 
**ただし、本編での描写や末路・設定などを見る限り、こうなっても仕方がないような絶望や苦難を受け続けた事だけは察する事が出来る。<del>そして恐らくケルヌンノスに関連する、本編以上のロクでもない真実と現実が判明しそうなので、既にプレイヤーは戦々恐々としている。</del>
 
**ただし、本編での描写や末路・設定などを見る限り、こうなっても仕方がないような絶望や苦難を受け続けた事だけは察する事が出来る。<del>そして恐らくケルヌンノスに関連する、本編以上のロクでもない真実と現実が判明しそうなので、既にプレイヤーは戦々恐々としている。</del>
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*[[ベリル・ガット|ベリル]]とコンビを組んでいた際に「レディ・スピネル」の名で彼に(表向きは)可愛がられていたが、宝石のスピネル(尖晶石)は含有する物質に応じて様々な色合いに変化する特性を持つ。<br>その特性から透明なものはダイヤモンド、赤いものはルビーやレッドベリルの代用品として用いられやすく、'''それらより価値が低いことが多い。'''それ故に、「ルビーのまがい物」「代用品の宝石」という印象を持つ人も少なくはないとか。<br>一方でベリル(緑柱石)も同じ様に含有する物質に応じて色合いを変化させるが、鉄を含めばアクアマリン、クロムを含めばエメラルド、マンガンを含めば……'''上記のスピネルで代用されやすいレッドベリル'''となる。<br>そういう意味を踏まえると、彼女に向けたレディ・スピネルの渾名は愛称というより、'''遠回しな皮肉か蔑称'''とも取れてしまう。
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**さらに余談だが、レッドベリルと同じくマンガンを含んで淡い赤色となったベリルの事をモルガナイトと呼ぶ。これは'''「[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]」という人物'''が発見したのでその人名を由来としているそうだ。
    
== 話題まとめ ==
 
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