差分
→キングプロテア
;人物
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:「渇愛」のアルターエゴ「G」。Gはgigantism、growing、greedを意味する。<br>愛を求める欲望の権化であり、周囲にある何もかもを飲み込んで成長し続け、さらに肥大化した空腹を満たすため食事を繰り返し、ますます大きくなる。サクラファイブ最下層の位置づけでありながら、[[サーヴァント]]達はもちろん、創造主であるBBや他のエゴ達をも超えたムーンセル最強の存在。<br>余りにも危険な存在であるため、創造主であるBBも完全に持て余しており、月の中枢部「熾天の檻」と同じフォトニック結晶から造った「堕天の檻(クライン・キューブ)」に封印して、[[ギルガメッシュ]]がいた空間に非常に近い「何もない宇宙」に廃棄していた。<br>本来ならそのまま誰にも見つけられず、理解されることもなく、無の宇宙を漂い続けるだけだったが、[[主人公 (EXTRA)|物好きなマスター]]に見つかって対決する事となる。<br>「楽しいから、美味しいから、温かいから」と、動物的な理由でさしたる目的もなく、己がために宇宙中の愛を求め続けている。<br>キングプロテアは無垢な嬰児なのか、それとも醜悪な災害なのか。罪が有るのか、無いのか。<br>消費文明に生きる現在の人間には彼女を「悪」と断じることは出来ない。<br>“際限なく求める心”が悪ではなく、善として受け入れてもらえる日が来ることを夢見て、彼女はソラを漂い続ける。<br>欲望の権化と表現されているがその内面は非常に幼く、子供が物を欲しがるように愛を欲している感じである。性質自体も決して邪悪ではなく、他者を傷つけることを好んではいない。このあたり、同じ「幼さ」を持つアルターエゴでも言い訳が多く自分が全てのパッションリップとは対照的である。<br>『Fox tail』劇中で彼女の心にマインドダイブする機会があるが、その際の心の奥での姿はまさかの'''幼女'''であった。彼女の心を形にしたものとしてはこの上なく適切であるが。
:「渇愛」のアルターエゴ「G」。Gはgigantism、growing、greedを意味する。<br>愛を求める欲望の権化であり、周囲にある何もかもを飲み込んで成長し続け、さらに肥大化した空腹を満たすため食事を繰り返し、ますます大きくなる。サクラファイブ最下層の位置づけでありながら、[[サーヴァント]]達はもちろん、創造主であるBBや他のエゴ達をも超えたムーンセル最強の存在。<br>余りにも危険な存在であるため、創造主であるBBも完全に持て余しており、月の中枢部「熾天の檻」と同じフォトニック結晶から造った「堕天の檻(クライン・キューブ)」に封印して、[[ギルガメッシュ]]がいた空間に非常に近い「何もない宇宙」に廃棄していた。<br>本来ならそのまま誰にも見つけられず、理解されることもなく、無の宇宙を漂い続けるだけだったが、[[主人公 (EXTRA)|物好きなマスター]]に見つかって対決する事となる。<br>「楽しいから、美味しいから、温かいから」と、動物的な理由でさしたる目的もなく、己がために宇宙中の愛を求め続けている。<br>キングプロテアは無垢な嬰児なのか、それとも醜悪な災害なのか。罪が有るのか、無いのか。<br>消費文明に生きる現在の人間には彼女を「悪」と断じることは出来ない。<br>“際限なく求める心”が悪ではなく、善として受け入れてもらえる日が来ることを夢見て、彼女はソラを漂い続ける。<br>欲望の権化と表現されているがその内面は非常に幼く、子供が物を欲しがるように愛を欲している感じである。性質自体も決して邪悪ではなく、他者を傷つけることを好んではいない。このあたり、同じ「幼さ」を持つアルターエゴでも言い訳が多く自分が全てのパッションリップとは対照的である。<br>そんな彼女のフェチズム?は'''『成長願望』'''。際限なく愛を求める心は否定しようも無いが、どこか前向きである。<br>『Fox tail』劇中で彼女の心にマインドダイブする機会があるが、その際の心の奥での姿はまさかの'''幼女'''であった。彼女の心を形にしたものとしてはこの上なく適切であるが。
;能力
;能力
:彼女達BBの分身(アルターエゴ)は、BBが自らの一部にある系列の複数の英霊を融合させて作り出した「英雄複合体」と呼ばれる存在で、複数の英霊の性質と力を兼ね備えた人工サーヴァント。<br>更にハイ・サーヴァントと呼ばれる、あらゆる神話に共通する大地母神のエッセンスを元に創られている。戦闘用のアルターエゴは全員最強クラスのサーヴァントに匹敵する存在だが、キングプロテアはその中でも別格で、「彼女自身が宝具」として扱われているため宝具は所持していない。<br>主人公達がアリーナ探索に長時間費やしていると突然出現し、サクラ迷宮をその巨体で破壊しながら追跡してくる。[[殺生院キアラ|ラスボス]]を上回る隠しボス的な存在だが、倒して得られる経験値は『1』で固定されているらしい。<br>id-es(イデス)を二つ持ち、一つは[[スキル (サーヴァント) |スキル]]「自己改造」が暴走して生まれた『'''ヒュージスケール'''』。<br>地上では重力によって、全ての生命は決められた規格を超えることは出来ず、人工物も技術的・資金的な問題から無限に大きくなっていくことなど有り得ない。電脳世界でもあらゆるプログラムにレベル制限がかけられており、どれほど優れた存在であっても一定以上の容量に達すると自らを分離し、最適化しなければならない。<br>しかし、『ヒュージスケール』はこの絶対の原理を無視し、無限の規模拡大を可能とする。レベルが上限に達すると自分自身を変革し、更なるレベル上限を設定、これを無限に繰り返す。巨大化する程、知性・機能の複雑さが失われていくため、通常の知性体ではこのスキルの負荷に耐えきれずに自己崩壊する事になるが、彼女には自らを複雑化させる意思がなく、ただ「飲み込む」機能のみを特化させているため単一のエゴとして膨張し続ける。最終的に星を容易く滅ぼせるほどの力を持った宇宙レベルの災厄となる。<br>二つ目のid-es(イデス)として、スキル「経験値ボーナス」が暴走して生まれた能力、『'''グロウアップグロウ'''』を持つ。<br>「経験値ボーナス」はその名の通り、戦闘によって得る経験値にランクによって追加ボーナスが入る能力だったが、『グロウアップグロウ』は暴走したことで『常時、経験値を取得し続ける』能力となっている。上限を上げ続ける『ヒュージスケール』との組み合わせによって常に強くなり続け、彼女の怪物性を更に上げている。<br>初期設定では、BBが万が一の為に「幼化現象」という拘束スキルを付加しており、年齢が20歳になると若返りはじめ、成長がリセットされる。そして8歳児にまで若返ると効果が切れ再び成長するというループが形成されている。<br>また一定以上の大きさになるとBBが仕掛けたプロテクトが発動し「クライン・キューブ」に戻されてしまう。その状態となると中でプロテアがどこまで成長しているのか誰にも観測する事が出来なくなるが、この状態でも行動できるらしく、戦闘場面では空中に浮いた箱から巨大な手や惑星が飛び出してくるという、まるで『ドラゴンクエスト』に登場するミミックのような仕掛けが考えられていた。<br>基本的には巨体を利用した肉弾戦を行うが、マインドダイブした際には自身にかけられた「幼化現象」を利用し、接触した相手に呪いを感染させたり、遠距離に飛ばしたりして攻撃していた。
:彼女達BBの分身(アルターエゴ)は、BBが自らの一部にある系列の複数の英霊を融合させて作り出した「英雄複合体」と呼ばれる存在で、複数の英霊の性質と力を兼ね備えた人工サーヴァント。<br>更にハイ・サーヴァントと呼ばれる、あらゆる神話に共通する大地母神のエッセンスを元に創られている。戦闘用のアルターエゴは全員最強クラスのサーヴァントに匹敵する存在だが、キングプロテアはその中でも別格で、「彼女自身が宝具」として扱われているため宝具は所持していない。<br>主人公達がアリーナ探索に長時間費やしていると突然出現し、サクラ迷宮をその巨体で破壊しながら追跡してくる。[[殺生院キアラ|ラスボス]]を上回る隠しボス的な存在だが、倒して得られる経験値は『1』で固定されているらしい。<br>id-es(イデス)を二つ持ち、一つは[[スキル (サーヴァント) |スキル]]「自己改造」が暴走して生まれた『'''ヒュージスケール'''』。<br>地上では重力によって、全ての生命は決められた規格を超えることは出来ず、人工物も技術的・資金的な問題から無限に大きくなっていくことなど有り得ない。電脳世界でもあらゆるプログラムにレベル制限がかけられており、どれほど優れた存在であっても一定以上の容量に達すると自らを分離し、最適化しなければならない。<br>しかし、『ヒュージスケール』はこの絶対の原理を無視し、無限の規模拡大を可能とする。レベルが上限に達すると自分自身を変革し、更なるレベル上限を設定、これを無限に繰り返す。巨大化する程、知性・機能の複雑さが失われていくため、通常の知性体ではこのスキルの負荷に耐えきれずに自己崩壊する事になるが、彼女には自らを複雑化させる意思がなく、ただ「飲み込む」機能のみを特化させているため単一のエゴとして膨張し続ける。最終的に星を容易く滅ぼせるほどの力を持った宇宙レベルの災厄となる。<br>二つ目のid-es(イデス)として、スキル「経験値ボーナス」が暴走して生まれた能力、『'''グロウアップグロウ'''』を持つ。<br>「経験値ボーナス」はその名の通り、戦闘によって得る経験値にランクによって追加ボーナスが入る能力だったが、『グロウアップグロウ』は暴走したことで『常時、経験値を取得し続ける』能力となっている。上限を上げ続ける『ヒュージスケール』との組み合わせによって常に強くなり続け、彼女の怪物性を更に上げている。<br>初期設定では、BBが万が一の為に「幼化現象」という拘束スキルを付加しており、年齢が20歳になると若返りはじめ、成長がリセットされる。そして8歳児にまで若返ると効果が切れ再び成長するというループが形成されている。<br>また一定以上の大きさになるとBBが仕掛けたプロテクトが発動し「クライン・キューブ」に戻されてしまう。その状態となると中でプロテアがどこまで成長しているのか誰にも観測する事が出来なくなるが、この状態でも行動できるらしく、戦闘場面では空中に浮いた箱から巨大な手や惑星が飛び出してくるという、まるで『ドラゴンクエスト』に登場するミミックのような仕掛けが考えられていた。<br>基本的には巨体を利用した肉弾戦を行うが、マインドダイブした際には自身にかけられた「幼化現象」を利用し、接触した相手に呪いを感染させたり、遠距離に飛ばしたりして攻撃していた。<br>また、成長と幼化の繰り返しの中で「幼化現象」の解析はとっくに終わっており、解除も上記のような行使も自由自在になっている。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==