差分

473 バイト追加 、 2022年1月11日 (火) 10:33
43行目: 43行目:  
; 略歴
 
; 略歴
 
:「[[Fate/Grand Order]]」Lostbelt No.6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』で[[モルガン_(Grand Order)|女王モルガン]]から「[[ランスロット〔セイバー〕|湖の騎士]]」の名前を着名された騎士。妖精國ブリテンの住民は本名を認識することが出来なくなっている。
 
:「[[Fate/Grand Order]]」Lostbelt No.6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』で[[モルガン_(Grand Order)|女王モルガン]]から「[[ランスロット〔セイバー〕|湖の騎士]]」の名前を着名された騎士。妖精國ブリテンの住民は本名を認識することが出来なくなっている。
:当初はモルガンを討ち取るために単身攻め込んだ[[千子村正]]をただ一人で圧倒してみせたことが語られ、主人公達と妖精騎士ガウェインがキャメロットへ向かう途中モースの群れに遭遇した際に加勢に来たことのみで、本格的な活動は後編以降になる。
+
:当初はモルガンを討ち取るために単身攻め込んだ[[千子村正]]をただ一人で圧倒してみせたことが語られ、主人公達との関わりは妖精騎士ガウェインと共にキャメロットへ向かう途中モースの群れに遭遇した時と、オークニーへの道中で湖水地方を訪れた際、暗い沼の骸を狙っていたコヤンスカヤを退けるために加勢したことに留まっている。
 
:最初は湖水地方の暗き沼に沈んでいた、意識もないただの<ruby><rb>無機物</rb><rt>アメーバ</rt></ruby>でしか無かったが、オーロラに掬い上げられた事で彼女の心と在り方を『美しい』と感じ、同時に彼女の様になりたいと願ったことで今の姿を得て「メリュジーヌ」の名を与えられた。その時からオーロラを深愛し自身の全てを捧げており、妖精騎士の着名を受けたのも彼女を護りやすくするためモルガンと契約を結んだためである。
 
:最初は湖水地方の暗き沼に沈んでいた、意識もないただの<ruby><rb>無機物</rb><rt>アメーバ</rt></ruby>でしか無かったが、オーロラに掬い上げられた事で彼女の心と在り方を『美しい』と感じ、同時に彼女の様になりたいと願ったことで今の姿を得て「メリュジーヌ」の名を与えられた。その時からオーロラを深愛し自身の全てを捧げており、妖精騎士の着名を受けたのも彼女を護りやすくするためモルガンと契約を結んだためである。
 
:しかし、常に近くにいることでオーロラの『妖精としての本質』を知るうちに自分の存在と愛が彼女にとって『自身を輝かせるための<ruby><rb>宝飾品</rb><rt>アクセサリー</rt></ruby>』でしかないことを痛感していき、それでもなお愛するオーロラのためにひたすら心を押し殺し、彼女の出任せと妬みで敵にされた無辜の者達を次々と手にかけてきた。とはいえど、自分の本体の骸を護っていた鏡の氏族達を皆殺しにした時のオーロラの振る舞い<ref group = "注">『予言の子』に関する予言を妖精國に吹聴した鏡の氏族と氏族長エインセルを、「自分が目立ちたいがためブリテン中に混乱をもたらした悪者だから始末するべき」だと説いたにも関わらず、いざメリュジーヌがそれを遂行し終えると「エインセルは女王モルガンを敬愛する立派な妖精で、そんな氏族達を皆殺しにしたモノこそ妖精國で一番醜い存在」だと同胞に話しており、そのどちらもが「自分が愛されるため咄嗟に出た口先だけの虚言」である。</ref>には流石のメリュジーヌも絶望し、心が崩壊する寸前まで陥った。<ref group = "注">一方で鏡の氏族側も、予知能力によって自分達の死を含めた『負の未来』を見続けることに半分憔悴しきっており、入れ替わりで脱出したエインセル以外の全員が、メリュジーヌによる殺害を一切抵抗せず受け入れる形で一種の集団自決を測ったとも取れる。</ref>
 
:しかし、常に近くにいることでオーロラの『妖精としての本質』を知るうちに自分の存在と愛が彼女にとって『自身を輝かせるための<ruby><rb>宝飾品</rb><rt>アクセサリー</rt></ruby>』でしかないことを痛感していき、それでもなお愛するオーロラのためにひたすら心を押し殺し、彼女の出任せと妬みで敵にされた無辜の者達を次々と手にかけてきた。とはいえど、自分の本体の骸を護っていた鏡の氏族達を皆殺しにした時のオーロラの振る舞い<ref group = "注">『予言の子』に関する予言を妖精國に吹聴した鏡の氏族と氏族長エインセルを、「自分が目立ちたいがためブリテン中に混乱をもたらした悪者だから始末するべき」だと説いたにも関わらず、いざメリュジーヌがそれを遂行し終えると「エインセルは女王モルガンを敬愛する立派な妖精で、そんな氏族達を皆殺しにしたモノこそ妖精國で一番醜い存在」だと同胞に話しており、そのどちらもが「自分が愛されるため咄嗟に出た口先だけの虚言」である。</ref>には流石のメリュジーヌも絶望し、心が崩壊する寸前まで陥った。<ref group = "注">一方で鏡の氏族側も、予知能力によって自分達の死を含めた『負の未来』を見続けることに半分憔悴しきっており、入れ替わりで脱出したエインセル以外の全員が、メリュジーヌによる殺害を一切抵抗せず受け入れる形で一種の集団自決を測ったとも取れる。</ref>
58行目: 58行目:  
; 能力
 
; 能力
 
:最強の妖精騎士と言われるだけあり、一人だけ世界観が違うとさえ評されるほどの、次元違いの戦闘能力を持つ。[[妖精騎士ガウェイン]]は「''妖精騎士というより、妖精國で''最も強い生物」と評している。
 
:最強の妖精騎士と言われるだけあり、一人だけ世界観が違うとさえ評されるほどの、次元違いの戦闘能力を持つ。[[妖精騎士ガウェイン]]は「''妖精騎士というより、妖精國で''最も強い生物」と評している。
:素の敏捷ステータス自体はそれほど高くないが、竜種故の強大な魔力炉心が齎す膨大な魔力を活かした魔力放出によって凄まじい機動力を発揮し、短時間で音速に達するほどの高速飛行も可能。
+
:素の敏捷ステータス自体はそれほど高くないが、竜種故の強大な魔力炉心が齎す膨大な魔力を活かした魔力放出によって凄まじい機動力を発揮し、短時間で音速を超えるほどの超高速飛行も可能。
 
:両腕に携える鞘は基部が回転し、打撃と斬撃を使い分けられる。この中には魔力を固めて造ったアロンダイトの刀身がストックされており、これは短時間で雲散霧消してしまうが通常攻撃のごとき高い回転率と威力を兼ね揃える。この鞘は腰背部に備えたラックに懸架しておける。
 
:両腕に携える鞘は基部が回転し、打撃と斬撃を使い分けられる。この中には魔力を固めて造ったアロンダイトの刀身がストックされており、これは短時間で雲散霧消してしまうが通常攻撃のごとき高い回転率と威力を兼ね揃える。この鞘は腰背部に備えたラックに懸架しておける。
 +
:しかし、妖精騎士の着名はあくまで特殊な出自による自身の存在を安定させるための枷に過ぎず、戦闘能力だけを見れば弱体化を招く結果になっている。この着名が解かれた場合、境界の竜が持っていた圧倒的な破壊力を目の当たりにすることになるだろう。
    
== ステータス ==  
 
== ステータス ==