:しかし、彼女の本質は陰謀家ですらなく、そもそも自分が邪悪の類であるとつゆほども思っていない。'''「誰よりも一番に愛され、その時自分を差し置いて輝ける存在を陥れて潰し、後になったら罪も行為も忘れ去ってしまう」'''というパターンで行動する、あまりに自己愛に振り切れ過ぎた八方美人。それ故にまるで子供のような「誰よりも妖精らしい妖精」<ref group = "注">[[オベロン]]曰く「最も汎人類史の妖精に近い存在」「もっとも無垢な簒奪者」であり、「加害者であり傍観者でもあったからここまで生きてこられた」と告げている。</ref>とされる。
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:『そこにいるだけで完璧な存在』『誰よりも価値のある妖精』という風の氏族の特性をある意味顕著に現した存在であり、自分を高めることは全く知らないため、「自分が輝き、周囲から褒め称えられている」という状況を最優先に保ち続ける為なら、誰であろうと後先を考えることなく排斥する。この有様はまるで子供のような「誰よりも妖精らしい妖精」<ref group = "注">[[オベロン]]曰く「最も汎人類史の妖精に近い存在」「もっとも無垢な簒奪者」であり、「加害者であり傍観者でもあったからここまで生きてこられた」と告げている。</ref>とされる。<br/>同時に損得勘定や善悪・責務などといった観念も全くなく、自らの些細な言動がきっかけで予想以上の揉め事や大騒動が起こっても自分が原因だとは思わないまま放棄し「周りが何とかしてくれる」とひたすら他人に任せっぱなしであった。