差分

16,344 バイト除去 、 2022年2月14日 (月) 21:50
編集の要約なし
235行目: 235行目:  
;<font size=5>「ここで!疾く成し遂げよ!」</font>
 
;<font size=5>「ここで!疾く成し遂げよ!」</font>
 
:同上。ガレスの覚悟と思いを全力でぶつけさせるため、あえて厳しい鼓舞の言葉を投げる。
 
:同上。ガレスの覚悟と思いを全力でぶつけさせるため、あえて厳しい鼓舞の言葉を投げる。
  −
====異聞帯====
  −
;<font size=3>「パーちゃん!?」</font>
  −
:2部6章「妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ」後編にて、ノリッジでペペロン伯爵を初顔合わせした際こう呼ばれてわざとらしく縋りつかれての台詞。
  −
:流石のパーシヴァルも驚愕し『素』が出ている。
  −
;パーシヴァル「そうですね……皆さんほど知識がないので、幼稚な想像しかできないのですが……アルトリアが『予言の子』を否定するのなら、それはそれで良いと思います。」<br>アルトリア「いいんだ!?円卓軍まで作っておいて!?」<br>パーシヴァル「はい。円卓軍は私が勝手にはじめたもの。誰に強制されたものでもなく、また、誰に強制するものでもありません。<br>……それに、本当は団長などと言われていい人間ではないのです、私は。<br>なのでアルトリア。我々を理由に、道を決める必要はありません。女王を倒さずとも、妖精の皆さんを外の世界に逃がす道もあるーー<br>そういう手段があると分かっただけで、妖精國にとって大きな前進ではないでしょうか?」
  −
:ペペロン伯爵がアルトリア・キャスターに異聞帯の'''妖精'''ならば汎人類史に移住可能であること。ブリテン異聞帯は「大厄災」で滅びるのだから「予言の子」を辞めて外の世界で好きに生きてもいいのだと提案し、それを聞いた主人公にどう思うか聞かれての回答。
  −
:仲間の未来とアルトリア個人を重んじる言葉である。
  −
;「……ああ。ランスロットは、ともに腕を磨いた同門の徒でもある。<br>でもそれだけだ。ほんの数年、一緒にいただけなんだ。余計な気を揉ませてすまない。今の私は円卓軍の団長、パーシヴァル。<br>ランスロットとは敵同士であり、互いに手を抜くことも、語り合うこともない。<br>なに、次に戦う時は打ち倒してみせるさ。その時はガレスも、みんなも、仲間として助けてくれるだろうしね」
  −
:ガレスに妖精騎士ランスロットと知り合いなのか訊ねられての返答。
  −
:雨の中泣き崩れるあの日の彼女の姿が一瞬だけ浮かぶも、全ては「予言の子」のためと振り切る。
  −
;「(……まさに王者の力、美しき野性の化身。本来、<ruby><rb>人間</rb><rt>われわれ</rt></ruby>が手を出していいものではない……だが!僕にも、ここでは死ねない理由がある……!)」
  −
;「聖槍、開廷ーー!我が行い、我が蛮行を裁きたまえ……!」
  −
:ロンディニウム防衛戦でウッドワスと対峙して。
  −
:その圧倒的な力に立ちすくむも、覚悟を決めて「選定の槍」を発動する。
  −
;「だが倒さなければ、あのひとを救えない……!牙の氏族の長よ、御免ーー!」
  −
;「聖槍、開廷ーー!我が行い、我が友の勇気を持って許し給えーーー!」
  −
:そこへ未来を見たガレスが寸前で駆けつけた際の対峙セリフ。
  −
:先程とは違い僅かに自身の本音が漏れているが当人は気づかないまま、ガレスの決死の一撃に勇気を奮い起こして槍を撃ち込む。
  −
;「ーーーさらば、我が父。この罪の償いは、楽園にて、必ず」
  −
:瀕死のウッドワスを追いかけ、とどめを刺した後の一言。肉親の情愛を込めた、彼なりの贖罪と手向けの言葉。
  −
;「あの頃。自分の知る『愛』は、そういったものだった。ただ愛されているだけで満ち足りていた。その期待に応えられる事が、なによりも幸福だった。<br>……だが。年を取るごとに、少しずつ世界の姿が見えてきた。少しずつ、子供の自分では見えていなかったものが、見えて来た」
  −
:ソールズベリーの『養育院』で、メリュジーヌに訓練を受けていた頃の回想場面。幼い頃の、彼なりに幸せだった一時。
  −
;「自分に向けられていた愛。自分が知っていた愛は、愛ではなかった。あれは慈しみだ。愛とは運命であり、喜びであり、死だった。どうしようもない呪いだった。<br>間違っていると。すべてが間違っていると分かっているのに、愛はあらゆる良識を握りつぶす。賢者が愚者になる。善人が悪人になる。<br>うつくしいものが、その形を失っていく。利用されているだけと分かっていても、その愛に縋ってしまう。ーー本来約束されていた幸福。彼女に相応しい未来まで、奪われていく」
  −
:同上。メリュジーヌは次第に「愛」を免罪符に[[オーロラ|主君]]の命令のまま、自分の心をすり潰していく。パーシヴァルはそんな彼女をただ黙って見ているしか無かった。
  −
;「あの日。魂がひび割れていくような慟哭を聞いた。『選定の槍』を与えられた快挙を伝えるため、決まりを破って聖堂に向かった夜。<br>そこで、自分の愚かさに絶望する彼女を見た。助ける事は、声をかける事は出来なかった。自分はまだ10歳の子供だからだ。だからこそ、早く大人になりたいと、強く思った。<br>大人になれば分かるはずだ。あのおぞましい呪いを解けるはずだ。<br>ーーそうだ。僕があの人を、救ってみせる。円卓軍の団長なんて、そんな大層な人間じゃない。女王を倒すのは彼女を自由にするためだ。ブリテンのために戦うつもりなんて、自分には無かった。願ったものはただ一つ、それがどれほど、身勝手な愛だとしても」
  −
:同上。「選定の槍」を取得した「鏡の氏族」滅亡のあの日。姉の涙を見たパーシヴァルは彼女を救うべく戦うと決意する。
  −
;「別ではない、同じことだ!共に戦った仲間であり、尊敬する友人だ!<br>『楽園の妖精』であろうと、『外の世界』の住人であろうと、たとえ、たとえ『違う世界』の生き物であろうと、共に生きた事は変わらない!<br>正しい道を信じようと努め、同じ志の者を助け!そのために死力を尽くす者を、全力で支援する!それが騎士だ。それが円卓だ。それがーーー私が、この聖堂の庭で教わったことだ!<br>『選定の槍』に相応しい騎士に育ち、『予言の子』の代わりになれと!」
  −
:終編の戴冠式騒動で、不意打ちを狙い現れた妖精騎士ランスロットに対しての叫声。
  −
:住む世界の違いなど関係なく、主人公達も「予言の子」も等しく自分の仲間であり友。だから何かあれば皆を守るし立ち向かうのだと、それが自分の「騎士としての在り方」なのだと叫ぶ。
  −
;「私はもともと『予言の子』の代役……いえ、貴方を貶めるために育てられた。<br>そんな素性をみなに隠して、『予言の子』を支持する旗を掲げました。貴方の名を使って、自分のために円卓軍を組織した。<br>偽物の立場でブリテンの平和を語ったのです。私には、そんな資格はないと言うのに」
  −
;「偽りであろうと、円卓の騎士を名乗ったのです。ブリテンの行く末を見届ける事が、戦場で散った仲間たちへの、せめてもの弔いです。<br>……私の願いは、どうしようもないものでしたが、人間と妖精の未来を願った彼らの願いは、本物だったのですから。」
  −
:ストーム・ボーダーの治療室でアルトリアとダ・ヴィンチだけに自らの出自という「罪」と「選定の槍」の秘密を明かす。
  −
:こんな自分を信じてくれた仲間のため、ブリテンを生き延びた「人間」として結末を見届ける。
  −
;「最後に、私からお願いを。どうかこのブリテンを、妖精達を悪く思わないでほしい。人間にも悪人と善人がいるように、妖精にも悪いものと善いものがいる。悪い人種、悪い社会、というものはない。ただ、二つの属性があるだけです。<br>僕は<ruby><rb>汎人類史</rb><rt>そちら</rt></ruby>の世界を知りません。それでも自信を持って言える。……このような結果になったとしても。どんなに悲しい事が、どんなに辛い事があっても……妖精國ブリテンは、美しい国でした。素晴らしい世界だったのです。<br>……私たちのブリテンは滅びるでしょう。でも、それは間違っていたからじゃない。悪い世界だったからでは、ないのです。<br>残るべきものが残る。続けられるものが続けていく。これはそれだけの話です。だからどうか、胸を張って。私たちの世界は1万年以上かけて、ここまで到達しました。<br>まだまだ未熟で、未完成な世界でしたがーー貴方たちの世界には続きがある。続きがある以上、いつかたどり着いて欲しい。何千年、何万年もかけたその先に。すべての生命、すべてのヒトが救われる、理想郷という名の到達点に。」
  −
:『炎の厄災』を止めるためデッキに向かうパーシヴァルが、遺言の如くカルデアの仲間たちに向かって告げた台詞。
  −
:妖精國ブリテンを愛した一人の騎士の、一人の民の飾らない励ましと慈しみを込めた優しい言葉。
  −
;「……いや。それにしても、すごいコトだな、これは。空飛ぶ船に乗るなんて御伽噺みたいだ。うん。うまくいったら、円卓軍のみんなとガレスに自慢しよう。」
  −
;「……モルガン陛下さえ倒されれば、貴女は自由になる。妖精騎士であることが、貴女を縛り付けている。僕はそう思い込んだ。そんな理由で、円卓軍を組織した。そうだ、僕は。そのために、多くの者を偽った。その罰をここで受けよう」
  −
:最期に『円卓の騎士』は仲間たちへの土産話に心躍らせ、そして自らの罪の制裁のため最後の槍を振るう。
      
====イベント====
 
====イベント====
291行目: 251行目:  
:5つめの食材探索にて[[スカサハ=スカディ]]の労いの言葉に対する台詞。
 
:5つめの食材探索にて[[スカサハ=スカディ]]の労いの言葉に対する台詞。
 
:スカディ本人はそのつもりはなかったのだが、この一言のせいでなんとなく空気的にそうなってしまったと思い泣き出してしまった。
 
:スカディ本人はそのつもりはなかったのだが、この一言のせいでなんとなく空気的にそうなってしまったと思い泣き出してしまった。
;「ガレスから聞いていてね。今日は、バレンタインデーという日なのだろう?<br>わざわざ顔を出してくれたというのは、つまり、うん。私は、期待をしてしもいいのかな?」
  −
;「ありがとう。嬉しいよ。貴方の想い。このパーシヴァル、確かに受け取った。大切にしよう。これには思いが込められているのだから。」
  −
:バレンタインイベントにて序盤で主人公と居合わせ、チョコを受け取った後の台詞。
  −
:『マスターからの特別な贈り物』に心を昂らせる、優しくも温かみのある台詞。
  −
;「どうだろう。でも、ああ、そうかもしれない。私は、他者の思いを多く見つめてきたからね。<br>仲間の想い。騎士の想い。王の想い。女性の想い。……時には、私がそれを受け取ることもあった。」
  −
:主人公からこういう事は慣れてるのかと聞かれて。
  −
:想いに真っ直ぐな彼らしい台詞である。
  −
;「私は……時に、無垢や純潔と言われることもあるけど、それほど清らかな訳ではないんだ。なにせーー私が唇を初めに捧げた相手は魔女だった。<br>人理にも刻まれているようだ。カルデアのデータベースにも情報があったよ。地下図書館があるだろう?あそこでは、本の形で収録されている。[[紫式部|レディ・香子]]が管理している場所だ。あそこで確かめてみるといい。<br>騎士パーシヴァル、あるいは騎士パルジファルの物語。英霊としてここに在る私の人生が、細部に至るまで物語通りかどうかは言わずにおこう。<br>ただ、うん。地下図書館で一読した時には驚いたものだ。よもやーー私の足掻きと戦いの日々が、斯くも美しく紡がれていようとはね。」
  −
;「自分の人生を “美しかった” と言える者を、私は心より尊敬する。それは誇りであるのだろう。終わりを迎えた後に、そう言えることは素晴らしい。けれど、私自身は……ーーいや、貴方の想像に任せよう。」
  −
:地下図書館にあった楽劇版「パルジファル」を読んでの台詞。自分の人生がこの物語の通りに「美しかった」のだろうかと喜ぶ反面、ほんの少しの戸惑いと皮肉が混ざった感想を述べる。だが、主人公から「きっとそうだった」と言われ、ならばそれでいいのだと思うことにした。
  −
;「では、バレンタインのお返しにこれを。私が聖槍ロンギヌスを手にした時、周囲に咲いていた花だ。とても美しい花だった。そう長くはない人生で目にした中で、最も美しい花だ。<br>残念ながら本物ではない。これは、マーリン殿に再現してもらったモノさ。けれど、美しさは同じなはず。<br>どうか受け取って欲しい。ーー貴方の想いに対する、私の答えとして」
  −
:彼からのチョコのお返しは「美しくも儚い花」。それが例えどちらの『物語』であろうとも、パーシヴァルの人生と彼自身そのもの、なおかつ聖槍の継承者という「祝福」を象徴するかのような可憐な一輪の花は、彼から主人公への「想いの祝福」である。
  −
;「ところでマスター。ひとつ、頼まれてはくれないだろうか。<br>その、ええと、うん。こういうことを頼むのには慣れていないんだが……実は、ひとり、贈り物を届けたい淑女がいるんだ。<br>貴方の他にもうひとり、贈り物をしてあげたい淑女がいるんだ。」
  −
;「そうか。貴方は知っているのだったね。彼女は…異聞帯では私の姉だったそうだ。<br>異聞帯で貴方たちの友となった『パーシヴァル』は、私とは別の人間、別の騎士だ。そうでなくては、彼にーー『妖精國のパーシヴァル』に礼を欠く。<br>私だから、ではない。彼は彼として、自分の人生を生きたのだから。<br>……ただ、そうは言っても、感じるものがある。彼女に、あのメリュジーヌという淑女に、私は言葉をかけなくてはいけない。<br>たとえ別人であっても、受け継ぐもの……大切にしたいものがある……というか。」
  −
:お返しからしばしの沈黙後、パーシヴァルはおずおずと口を開き、[[妖精騎士ランスロット|異聞帯の自分の姉だった人]]にも贈り物をしたいと話す。
  −
:自分は外見が同じなだけで彼女の大切な弟ではないけれど、あちらの彼の彼女に対する想いには自分と通じるものを感じ取り、自分は向き合わなくてはならないと決めて。
  −
;「……そうなのかい?はは。そうか。そうなのか。そうかーー」
  −
:選択分岐で下を選んだ場合の台詞。こちらではあちらの彼と似ていると言われ<ref group = "注">上の選択肢を選んだ場合、照れくさそうに微笑んで終わる。</ref>、一瞬の嬉しさの中に少しの寂しさを含ませた表情を浮かべる。
  −
;「うん。では、改めてお願いする。忙しい日に申し訳ない。少しだけ、私に時間を割いてくれないか。彼女をその、紹介して欲しいんだ。お願いできるかな。マスター」
  −
:そして騎士は彼女のもとに歩み寄る。彼にまつわる思い出や「物語」を、たくさんの長い話をするために…
      
==メモ==
 
==メモ==