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| === 本編 === | | === 本編 === |
| ;「―――――――なんて?」 | | ;「―――――――なんて?」 |
− | :『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』にて。モルガンとノクナレアの死を切っ掛けに破滅が確定した妖精國。 | + | :Lostbelt No,6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』にて。モルガンとノクナレアの死を切っ掛けに破滅が確定した妖精國。 |
| :次々とモース化していく住民、滅びの中邪悪な本性を露わにしていく者たち、ついに目覚めてしまった災神、自分を含めた悪しき妖精を殺戮する為に暴れ狂う[[妖精騎士ガウェイン|"獣の厄災"]]。 | | :次々とモース化していく住民、滅びの中邪悪な本性を露わにしていく者たち、ついに目覚めてしまった災神、自分を含めた悪しき妖精を殺戮する為に暴れ狂う[[妖精騎士ガウェイン|"獣の厄災"]]。 |
| :そんな終わってしまった世界より、せめて愛する主だけは助けたいと[[オーロラ]]の下へ急行し、美しいまま幕を引く為に心中を提案しようとした。 | | :そんな終わってしまった世界より、せめて愛する主だけは助けたいと[[オーロラ]]の下へ急行し、美しいまま幕を引く為に心中を提案しようとした。 |
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| :まもなく、愛を失った美しき騎士は本当の姿を現す。境界の竜、原初の存在、そして―――'''妖精國を焼き尽くす"炎の厄災"として。''' | | :まもなく、愛を失った美しき騎士は本当の姿を現す。境界の竜、原初の存在、そして―――'''妖精國を焼き尽くす"炎の厄災"として。''' |
| | | |
− | === イベント === | + | ;「私の名は、メリュジーヌ───妖精騎士、メリュジーヌ!」<br>「飛びなさい……!おまえは、たとえ残骸であろうとも……!」 |
| + | :同上。自分をすくいあげ形作ってくれた彼女の世界を守るため、そしてその希望を救うため、かつて厄災であった騎士は、傷だらけの翼をはためかせ、黄昏の空を翔る。 |
| + | |
| + | ===イベント === |
| ;「仲が良いのは結構だけど。<br>話、始まらないなら帰っていいかな。起きたばかりでまだ怠いんだ。」 | | ;「仲が良いのは結構だけど。<br>話、始まらないなら帰っていいかな。起きたばかりでまだ怠いんだ。」 |
| ;「本当の事だし……僕、朝は弱いんだよね……<ruby><rb>最強</rb><rt>ドラゴン</rt></ruby>だから……」 | | ;「本当の事だし……僕、朝は弱いんだよね……<ruby><rb>最強</rb><rt>ドラゴン</rt></ruby>だから……」 |
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| :その実態は文字通りのおいおい訪れる未来。竜種は人と違う観点を持ち、文字通りの未来を幻視する事でつがいとなる者を見つけ出す。 | | :その実態は文字通りのおいおい訪れる未来。竜種は人と違う観点を持ち、文字通りの未来を幻視する事でつがいとなる者を見つけ出す。 |
| :かつての自身を掬い上げた美しき翅の妖精、今の自分を召喚した人間のマスター。彼女がそれらに仕えたのは恩以上に、その運命を見たが故に惹かれたという事なのだろう。 | | :かつての自身を掬い上げた美しき翅の妖精、今の自分を召喚した人間のマスター。彼女がそれらに仕えたのは恩以上に、その運命を見たが故に惹かれたという事なのだろう。 |
− | :だからこそ、あの主人の最期の言動を聞いたとき、想像していた輝かしい未来絵図が崩れ絶望の表情を浮かべたのかもしれない。<ref group = "注">事実、マスターに「運命は変わることもある」と言われた際には「何かの拍子で未来が変わってしまう事はたしかによくあるけど……」と述べている。考えなしに行動を起こすオーロラのような相手であれば変動の頻度はかなりのものとなり、事実上予測不能な状態になるものと思われる。</ref> | + | :だからこそ、あの主人の最期の言動を聞いたとき、想像していた輝かしい未来絵図が崩れ絶望の表情を浮かべたのかもしれない。<ref group="注">事実、マスターに「運命は変わることもある」と言われた際には「何かの拍子で未来が変わってしまう事はたしかによくあるけど……」と述べている。考えなしに行動を起こすオーロラのような相手であれば変動の頻度はかなりのものとなり、事実上予測不能な状態になるものと思われる。</ref> |
| | | |
| ;「ワクワクするでしょう?あなたははじめから、私の<ruby><rb>獲物</rb><rt>こいびと</rt></ruby>だったのです。」 | | ;「ワクワクするでしょう?あなたははじめから、私の<ruby><rb>獲物</rb><rt>こいびと</rt></ruby>だったのです。」 |
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| :境界の竜は<ruby><rb>喰らう</rb><rt>あいする</rt></ruby>べき<ruby><rb>獲物</rb><rt>こいびと</rt></ruby>を見定めていた。 | | :境界の竜は<ruby><rb>喰らう</rb><rt>あいする</rt></ruby>べき<ruby><rb>獲物</rb><rt>こいびと</rt></ruby>を見定めていた。 |
| :続けて渡された『二つ目』のチョコレートは己の心臓、つまり竜の炉心を模したチョコレート。 | | :続けて渡された『二つ目』のチョコレートは己の心臓、つまり竜の炉心を模したチョコレート。 |
− | :彼女が渡したがっていた『証』と『心』とは、騎士の矜持の具現たるアロンダイトの模造と、文字通りの己の心の模造であった。<ref group = "注">そしてこの竜の心臓型チョコ、なんと'''本当に魔力が込められている。'''その魔力量は'''マスターの100年分'''ほどで、一気に食べようものなら数日は寝込むレベル。いくらマスターが普通の魔術師よりも魔力に乏しいとはいえ、100年分も込められれば尋常ではない魔力量になる。</ref> | + | :彼女が渡したがっていた『証』と『心』とは、騎士の矜持の具現たるアロンダイトの模造と、文字通りの己の心の模造であった。<ref group="注">そしてこの竜の心臓型チョコ、なんと'''本当に魔力が込められている。'''その魔力量は'''マスターの100年分'''ほどで、一気に食べようものなら数日は寝込むレベル。いくらマスターが普通の魔術師よりも魔力に乏しいとはいえ、100年分も込められれば尋常ではない魔力量になる。</ref> |
| :これから訪れる未来に胸を弾ませながら、その心臓の似姿に口をつけてほしい。私があなたをそう見ているように、と。未来を知る竜はマスターに囁く。 | | :これから訪れる未来に胸を弾ませながら、その心臓の似姿に口をつけてほしい。私があなたをそう見ているように、と。未来を知る竜はマスターに囁く。 |
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| :今度こそ大切な人と共に生きたい。「おいおい」の未来ではなく現代のマスターに向けた言葉は、先に眠ってしまった彼/彼女には聞こえなかったが、愛する人を抱きしめて眠れる満足感に彼女もまた眠りに落ちた。 | | :今度こそ大切な人と共に生きたい。「おいおい」の未来ではなく現代のマスターに向けた言葉は、先に眠ってしまった彼/彼女には聞こえなかったが、愛する人を抱きしめて眠れる満足感に彼女もまた眠りに落ちた。 |
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− | === その他 === | + | ===その他=== |
| ;「ありがとう!マスター!この種火、美味しいね!」 | | ;「ありがとう!マスター!この種火、美味しいね!」 |
| :第一、第二再臨のレベルアップボイス。[[アルトリア・キャスター|キャストリア]]は「提案なのですが、種火に味をつけるというのは?」と言っているのに対し、こちらは手放しで絶賛である。 | | :第一、第二再臨のレベルアップボイス。[[アルトリア・キャスター|キャストリア]]は「提案なのですが、種火に味をつけるというのは?」と言っているのに対し、こちらは手放しで絶賛である。 |
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| :プロメテウスが人類に残した置き土産は、妖精國最強の戦闘機にとって申し分ないエネルギーリソースとなるだろう。 | | :プロメテウスが人類に残した置き土産は、妖精國最強の戦闘機にとって申し分ないエネルギーリソースとなるだろう。 |
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− | == メモ == | + | ==メモ== |
− | *竹箒日記にて奈須きのこ氏がCHOCO氏に依頼した時'''「Fateにはアルビオンという[[竜種|竜]]がいて、コイツだけひとりで世界が違うんです。 ファンタジーの中に、ひとりだけSFというか。異物感すごい」「んーと。他のサーヴァントがモビ○スーツなら、コイツだけゲッ○ー」'''と説明してCHOCO氏に「―――なるほど。 確認しますが、デザインするのはFateのサーヴァントで、 アナタは本物の奈須きのこさんですよね?」と反応されたことを明かしている。<ref group = "出">http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/202107.html</ref> | + | *竹箒日記にて奈須きのこ氏がCHOCO氏に依頼した時'''「Fateにはアルビオンという[[竜種|竜]]がいて、コイツだけひとりで世界が違うんです。 ファンタジーの中に、ひとりだけSFというか。異物感すごい」「んーと。他のサーヴァントがモビ○スーツなら、コイツだけゲッ○ー」'''と説明してCHOCO氏に「―――なるほど。 確認しますが、デザインするのはFateのサーヴァントで、 アナタは本物の奈須きのこさんですよね?」と反応されたことを明かしている。<ref group="出">http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/202107.html</ref> |
| **実際その正体は「生体と機械が融合した類のメカドラゴン」というべき代物であり、プレイヤーからは「モンスターハンターシリーズのバルファルクを思い出した」という声も聞かれた。 | | **実際その正体は「生体と機械が融合した類のメカドラゴン」というべき代物であり、プレイヤーからは「モンスターハンターシリーズのバルファルクを思い出した」という声も聞かれた。 |
| **分からない人のために簡単に説明すると、モビ○スーツは曲がりなりにも物理法則に従ってちゃんとSFしている兵器だが、ゲッ○ーは物理法則を無視して亜光速で飛んだり飛行中に直角に曲がったり平気でする超兵器であり、バルファルクは翼で羽ばたくワイバーンなどが生息する狩猟時代の世界観の中で、1匹だけジェット噴射で音速飛行しているトンデモ生物。 | | **分からない人のために簡単に説明すると、モビ○スーツは曲がりなりにも物理法則に従ってちゃんとSFしている兵器だが、ゲッ○ーは物理法則を無視して亜光速で飛んだり飛行中に直角に曲がったり平気でする超兵器であり、バルファルクは翼で羽ばたくワイバーンなどが生息する狩猟時代の世界観の中で、1匹だけジェット噴射で音速飛行しているトンデモ生物。 |
| **ちなみに別のロボットアニメには「ランスロット・アルビオン」なる名前の機体も存在する。 | | **ちなみに別のロボットアニメには「ランスロット・アルビオン」なる名前の機体も存在する。 |
| *サーヴァント1騎で全く異なる姿のバトルグラフィックを2パターン持ち、宝具も2種類持ち、実装直後から簡易霊衣が3種類も存在するという莫大な量のグラフィックを持つサーヴァント。さらにはそれらをバトル中に切り替えるスキルという全く新しい要素の上に、切り替え前後それぞれのバトルボイス、LB6クリア後に追加されるマイルームボイスなどといったものも多い。ファミ通でのインタビューによると、通常のサーヴァント1騎をプレイアブル実装するのに比べて'''5倍'''の手間がかかったとのこと。 | | *サーヴァント1騎で全く異なる姿のバトルグラフィックを2パターン持ち、宝具も2種類持ち、実装直後から簡易霊衣が3種類も存在するという莫大な量のグラフィックを持つサーヴァント。さらにはそれらをバトル中に切り替えるスキルという全く新しい要素の上に、切り替え前後それぞれのバトルボイス、LB6クリア後に追加されるマイルームボイスなどといったものも多い。ファミ通でのインタビューによると、通常のサーヴァント1騎をプレイアブル実装するのに比べて'''5倍'''の手間がかかったとのこと。 |
− | *第三再臨以降は声に響くようなエフェクトがかかるようになる。発声方法が人と異なるモノになったのか、テレパシーの様なもので脳内に直接言葉を伝えているのだろうか。 | + | * 第三再臨以降は声に響くようなエフェクトがかかるようになる。発声方法が人と異なるモノになったのか、テレパシーの様なもので脳内に直接言葉を伝えているのだろうか。 |
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