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:Lostbelt No,6『妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ』後編にて。ウッドワスとの一騎打ち場面におけるセリフ。
 
:Lostbelt No,6『妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ』後編にて。ウッドワスとの一騎打ち場面におけるセリフ。
 
:彼が手に持つは選定の槍。楽園の妖精であり救世主トネリコのみに振るうことを許された武器。己の覚悟と命を乗せてぶつけた、渾身の一撃。
 
:彼が手に持つは選定の槍。楽園の妖精であり救世主トネリコのみに振るうことを許された武器。己の覚悟と命を乗せてぶつけた、渾身の一撃。
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;「ーーーさらば、我が父。この罪の償いは、楽園にて、必ず」
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:瀕死のウッドワスを追いかけ、とどめを刺した後の一言。
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:敵対はしても、肉親として育ててくれた感謝と情愛を忘れることは無かった。だが、それでも自分は譲れない『願い』のため前に進むしかないという気持ちを込め、彼なりの贖罪と手向けの言葉を送る。
    
;<font size=3>「パーちゃん!?」</font>
 
;<font size=3>「パーちゃん!?」</font>
 
:同上。ノリッジで[[スカンジナビア・ペペロンチーノ|ペペロン伯爵]]と初顔合わせした時の台詞。
 
:同上。ノリッジで[[スカンジナビア・ペペロンチーノ|ペペロン伯爵]]と初顔合わせした時の台詞。
:この時ペペはどうしたかというと、彼の顔を見た途端'''「さいこーーじゃなーい!」と嬌声を上げ'''、敵かと驚いたパーシヴァルをこう呼んで'''「どこかしら!?こわい」と言いつつ態とらしく縋りついた'''<del>この手の人が美形にやりそうな</del>行動を取っている。
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:この時ペペはどうしたかというと、彼の顔を見た途端'''「さいこーーじゃなーい!」と嬌声を上げ'''、敵かと驚いたパーシヴァルをちゃん呼びして'''「どこかしら!?こわい」と言いつつ態とらしく縋りつく'''といった<del>この手のキャラが美形にやらかしそうな</del>行動を取っている。
:パーシヴァルからすれば『素』が出ても仕方がないとんだ傍迷惑事である。
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:パーシヴァルからすれば『素』が出ても仕方がない、とんだ傍迷惑事である。
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;「ーーそうだ。僕があの人を、救ってみせる。」
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:『選定の槍』を取得した「鏡の氏族」滅亡のあの日。彼は降りしきる雨の中で涙をこぼす姉を見た。
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:その姿を見て彼女が背負っているもの、縛り付けられているものを知ったパーシヴァルは、今度は自分が救う番なのだと固く決意する。
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;「正しい道を信じようと努め、同じ志の者を助け!そのために死力を尽くす者を、全力で支援する!それが騎士だ。それが円卓だ。それが……私が、この聖堂の庭で教わったことだ!」<br>「『選定の槍』に相応しい騎士に育ち、『予言の子』の代わりになれと!」
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:終編の戴冠式騒動で、不意打ちを狙い現れた妖精騎士ランスロットに対しての叫声。
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:住む世界も、種族も、ましてや人間や妖精といった違いなども関係ない些細なこと。同じ場所で一緒に戦い、喜びと悲しみを分かち合い、思いの本に集ったのならば、主人公達も予言の子も等しく自分の仲間であり友人。
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:だから何かあれば皆を守るし立ち向かい、その道をひたすら信じて皆を導くのだと、それが自分の『騎士としての在り方』なのだと叫ぶ。
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;「まだまだ未熟で、未完成な世界でしたが…貴方たちの世界には続きがある。続きがある以上、いつかたどり着いて欲しい。何千年、何万年もかけたその先に。すべての生命、すべてのヒトが救われる、理想郷という名の到達点に。」
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:『炎の厄災』を止めるためデッキに向かうパーシヴァルが、遺言の如くカルデアの仲間たちに向かって告げた台詞。
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:妖精國ブリテンは確かに理想といえる世界ではなかったかもしれない。だが、それは良いものと悪いものがある汎人類史の世界となにも変わらない。そしてブリテンが滅びるのもまた、時代と流れの移り変わりによって国と人が変わる汎人類史の歴史と同じこと。だから自分は皆を憎まないし恨みもしない。
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:それになにより、彼処にはまだ『未知の可能性』が待っている。きっとそこには自分達が辿り着けなかった到達点に、それこそ理想といえる『未来』があると信じている。
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:一つの国を愛した一人の騎士の、一人の民の飾らない励ましと慈しみ、そしてその先の希望を信じる思いを込めた優しい言葉。
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;「いや、それにしても…すごいコトだな、これは。空飛ぶ船に乗るなんて御伽噺みたいだ。うん。うまくいったら、円卓軍のみんなとガレスに自慢しよう。」
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:最期に『円卓の騎士』は心躍らせる。
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:空飛ぶ船に乗ったこと。『竜』と戦ったこと。『予言の子』を最後まで守り抜いたこと。
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:仲間たちに聞かせるたくさんの土産話を持ち帰るために……
    
;「……ああ。」<br>「そのために、多くの者を偽った。その罰をここで受けよう。」<br>「―――聖槍、<ruby><rb>開廷</rb><rt>かいてい</rt></ruby>。」<br>「選定の槍よ。どうか、我が行いに、正しき裁きを。」
 
;「……ああ。」<br>「そのために、多くの者を偽った。その罰をここで受けよう。」<br>「―――聖槍、<ruby><rb>開廷</rb><rt>かいてい</rt></ruby>。」<br>「選定の槍よ。どうか、我が行いに、正しき裁きを。」
:同上。人の身でありながら、楽園の妖精の持っていた槍を再び使用する。
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:そして人の身でありながら、楽園の妖精の持っていた槍を三度使用する。
:多くの「円卓軍」の仲間の上に立つ彼は、自分の命を槍に焚べて厄災の前に立ちはだかる。自らの愛を守るために、そして自らの愛と訣別するために。
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:多くの『円卓軍』の仲間の上に立つ彼は、自分の命を槍に焚べて厄災の前に立ちはだかる。自らの愛を守るために、そして自らの愛と訣別するために。
    
;「何もかも失った……」<br>「――けれど、僕には……戦う理由が、まだ一つ残っている……!」<br>「美しき妖精……醜き厄災よ!運命まで奪うのが愛だと言うのなら!!それを、この槍で打ち砕こう!!――さらば、我が愛……」
 
;「何もかも失った……」<br>「――けれど、僕には……戦う理由が、まだ一つ残っている……!」<br>「美しき妖精……醜き厄災よ!運命まで奪うのが愛だと言うのなら!!それを、この槍で打ち砕こう!!――さらば、我が愛……」
:同上。『炎の厄災』純血竜アルビオンと化した姉との決着の際のセリフ。
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:『炎の厄災』純血竜アルビオンと化した姉との決着の際のセリフ。
 
:彼女のパーシヴァルへの「愛」は親愛と慈しみからだったが、彼からメリュジーヌへの「愛」はそれ以上の想いがあった。その想い、願い全てを己の生命と共に撃ち込む。
 
:彼女のパーシヴァルへの「愛」は親愛と慈しみからだったが、彼からメリュジーヌへの「愛」はそれ以上の想いがあった。その想い、願い全てを己の生命と共に撃ち込む。
 
:愛をもってアルビオンを静めた代償として、彼の肉体は朽ちていき後には何も残らなかった。
 
:愛をもってアルビオンを静めた代償として、彼の肉体は朽ちていき後には何も残らなかった。
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