**なおテキスト末尾の「ラビリンス内で鹿やカマキリと遭遇した場合は覚悟が必要になる」という一見訳の分からない一文は、ATLUSよりリリースされているゲーム「世界樹の迷宮」シリーズの定番ネタ。同シリーズはプレイヤーキャラの背景設定等が完全に白紙、潜るダンジョンのマップを自身で描いていくといった具合に近年の家庭用RPGと比べるとかなり異色な作品なのだが、それ以上に滅茶苦茶死に易い難易度設定であることが有名である。同シリーズのダンジョンは適正レベルだろうがあっさり全滅するなんて日常茶飯事であり、たった一ターンのスリップダメージで体力がMAXから0になる毒をばら撒く'''雑魚敵'''やら、こちら全体を眠らせて行動を封殺しつつダメージまで与える攻撃を集団で容赦なく連打してくる'''雑魚敵'''といったものがレアでも何でもなく普通に出没する魔境となっている。そういった中にあって鹿やカマキリはシリーズのほぼすべてに登場する常連敵キャラクターであり、出現地域に到達したばかりで接敵すれば全滅ほぼ確定というシリーズユーザーお馴染みの存在である。どちらも通常攻撃が重くタフな上に比較的序盤に出没するクセして全体混乱(自傷や同士討ち等がランダムで発生する)付与だの即死攻撃だのを普通に放ってくるという殺意の高さであり、新規ユーザーがちょっと強い雑魚程度と認識して突撃したり、熟練者でも操作ミスで突っ込み死亡する流れが完全に同シリーズの様式美と化している。このシリーズに登場する迷宮脱出用のアイテムが「アリアドネの糸」、つまりはテセウスによるラビュリントス脱出の逸話で用いられた糸玉のことである。 | **なおテキスト末尾の「ラビリンス内で鹿やカマキリと遭遇した場合は覚悟が必要になる」という一見訳の分からない一文は、ATLUSよりリリースされているゲーム「世界樹の迷宮」シリーズの定番ネタ。同シリーズはプレイヤーキャラの背景設定等が完全に白紙、潜るダンジョンのマップを自身で描いていくといった具合に近年の家庭用RPGと比べるとかなり異色な作品なのだが、それ以上に滅茶苦茶死に易い難易度設定であることが有名である。同シリーズのダンジョンは適正レベルだろうがあっさり全滅するなんて日常茶飯事であり、たった一ターンのスリップダメージで体力がMAXから0になる毒をばら撒く'''雑魚敵'''やら、こちら全体を眠らせて行動を封殺しつつダメージまで与える攻撃を集団で容赦なく連打してくる'''雑魚敵'''といったものがレアでも何でもなく普通に出没する魔境となっている。そういった中にあって鹿やカマキリはシリーズのほぼすべてに登場する常連敵キャラクターであり、出現地域に到達したばかりで接敵すれば全滅ほぼ確定というシリーズユーザーお馴染みの存在である。どちらも通常攻撃が重くタフな上に比較的序盤に出没するクセして全体混乱(自傷や同士討ち等がランダムで発生する)付与だの即死攻撃だのを普通に放ってくるという殺意の高さであり、新規ユーザーがちょっと強い雑魚程度と認識して突撃したり、熟練者でも操作ミスで突っ込み死亡する流れが完全に同シリーズの様式美と化している。このシリーズに登場する迷宮脱出用のアイテムが「アリアドネの糸」、つまりはテセウスによるラビュリントス脱出の逸話で用いられた糸玉のことである。 |