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サイズ変更なし 、 2022年3月7日 (月) 12:05
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:: これにより溜まりにたまっていた亜鈴の子である妖精たちへの不信と不満が爆発し、妖精を救おうとする救世主としてのやり方の限界を認め、支配者として君臨することを決意。手始めに自分と仲間を氏族長に売った妖精に自分の姿を魔術で被せて記憶を奪い、彼女を身代わりに『処刑』させる事で表上は姿を消した事にし、無関係のマシュを未来の世界へ返すため『棺』に入れてオークニーに安置すると、以降の厄災には一切かかわらずに身を隠し続け、これにより妖精とその文明は一旦は滅亡を迎えるのであった。
 
:: これにより溜まりにたまっていた亜鈴の子である妖精たちへの不信と不満が爆発し、妖精を救おうとする救世主としてのやり方の限界を認め、支配者として君臨することを決意。手始めに自分と仲間を氏族長に売った妖精に自分の姿を魔術で被せて記憶を奪い、彼女を身代わりに『処刑』させる事で表上は姿を消した事にし、無関係のマシュを未来の世界へ返すため『棺』に入れてオークニーに安置すると、以降の厄災には一切かかわらずに身を隠し続け、これにより妖精とその文明は一旦は滅亡を迎えるのであった。
 
::なお、トネリコが行動を変えた事で分岐した「2回目のブリテン」の歴史では、ここまでを「妖精暦」として遡る、紀元前に相当する扱いをされることとなる。
 
::なお、トネリコが行動を変えた事で分岐した「2回目のブリテン」の歴史では、ここまでを「妖精暦」として遡る、紀元前に相当する扱いをされることとなる。
::会話パートの立ち絵で登場した容姿は、同じ『楽園の妖精』であるアルトリア・キャスターと瓜二つである<ref group = "注">手に持っているのが選定の杖でないこと、帽子の側面についている紋章がわずかに違うこと、胸元のリボンが黒色なこと以外はアルトリア・キャスターの第二再臨の姿と同じ。</ref>。
   
:;妖精國の女王モルガン
 
:;妖精國の女王モルガン
 
::妖精國ブリテンに君臨する『異聞帯の王』たるモルガン。<ruby><rb>主人公</rb><rt>プレイヤー</rt></ruby>が「バーサーカークラスのサーヴァント」として召喚出来るのも此方である。
 
::妖精國ブリテンに君臨する『異聞帯の王』たるモルガン。<ruby><rb>主人公</rb><rt>プレイヤー</rt></ruby>が「バーサーカークラスのサーヴァント」として召喚出来るのも此方である。
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;人物
 
;人物
: 青地に白と黒のドレスを着た白銀の髪の女性。
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: 青地に白と黒のドレスを着た白銀の髪の女性。冷酷無比で叛逆を許さない支配の女王。人間を嫌い、妖精を嫌い、平等を嫌い、平和を嫌う。そのため、一般人から見ると悪の支配者そのものに見える。
:冷酷無比で叛逆を許さない支配の女王。人間を嫌い、妖精を嫌い、平等を嫌い、平和を嫌う。そのため、一般人から見ると悪の支配者そのものに見える。
   
:ただし彼女にとって「好きか嫌いか」と「必要か不要か」は切り離された別のことであり、自らが第一に考える「ブリテン島の秩序ある支配」を保つのに必要であれば、自分が嫌いなものであろうと分け隔てなく認めて使う。他人を信頼しない訳ではないが、アテにはしない。基本的に自分で帳尻を合わせれば済むように物事を進める。
 
:ただし彼女にとって「好きか嫌いか」と「必要か不要か」は切り離された別のことであり、自らが第一に考える「ブリテン島の秩序ある支配」を保つのに必要であれば、自分が嫌いなものであろうと分け隔てなく認めて使う。他人を信頼しない訳ではないが、アテにはしない。基本的に自分で帳尻を合わせれば済むように物事を進める。
 
:冷酷で機械のように見えるモルガン自身にも人格はあり、それは汎人類史のモルガンとして伝わる「淫蕩・惨忍・自分勝手」というものと大差ないが、異聞帯のモルガンは果てしなく長い旅路の中で数多の挫折を味わい、それらの極端な部分は打ちのめされて引っ込んでいるだけである。モルガン自身が極度に追いつめられたり焦ったりすることがあれば、その本来の性格が表に出る事もあるが、そうでなければ支配者として冷徹に「自分の好き嫌いに無関係に必要なものは認めて使う」性格だけが表に見える。
 
:冷酷で機械のように見えるモルガン自身にも人格はあり、それは汎人類史のモルガンとして伝わる「淫蕩・惨忍・自分勝手」というものと大差ないが、異聞帯のモルガンは果てしなく長い旅路の中で数多の挫折を味わい、それらの極端な部分は打ちのめされて引っ込んでいるだけである。モルガン自身が極度に追いつめられたり焦ったりすることがあれば、その本来の性格が表に出る事もあるが、そうでなければ支配者として冷徹に「自分の好き嫌いに無関係に必要なものは認めて使う」性格だけが表に見える。
 
:一方で「牙の氏族」が過去に起こした「翅の氏族」への虐殺行為に対する贖罪と戒めのため、菜食主義を自身と領民に徹底したウッドワスや、妖精の中でただ一人自身を慕い感謝し続けたバーヴァン・シーの様に『信頼出来る仲間』と認めた者には慈しみを向けることはあったものの、性格が災いし「感謝や労いといった情を言葉にするのではなく、態度や仕草で示していた」ために多くの者から誤解を受けており、結果的には自身の破滅にも繋がってしまった。
 
:一方で「牙の氏族」が過去に起こした「翅の氏族」への虐殺行為に対する贖罪と戒めのため、菜食主義を自身と領民に徹底したウッドワスや、妖精の中でただ一人自身を慕い感謝し続けたバーヴァン・シーの様に『信頼出来る仲間』と認めた者には慈しみを向けることはあったものの、性格が災いし「感謝や労いといった情を言葉にするのではなく、態度や仕草で示していた」ために多くの者から誤解を受けており、結果的には自身の破滅にも繋がってしまった。
:一方、女王としての諸々の要素が取り払われると、意外にも朴訥で天然気味な一面が現れてくる。
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:女王としての諸々の要素が取り払われると、意外にも朴訥で天然気味な一面が現れてくる。
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:ただし、トネリコと名乗っていた時代では同じ『楽園の妖精』であるアルトリア・キャスターと瓜二つの少女だった<ref group = "注">手に持っているのが選定の杖でないこと、帽子の側面についている紋章がわずかに違うこと、胸元のリボンが黒色なこと以外はアルトリア・キャスターの第二再臨の姿と同じ。</ref>。
    
; 能力
 
; 能力
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