差分

→‎歴史: 誤字修正
27行目: 27行目:  
これだけでも十分な剪定事象の理由と云える状態だが、そこへブリテン異聞帯のクリプターとなったベリル・ガットが'''『汎人類史のモルガン』をサーヴァントとして召喚した'''事により更に歪みが生じていく。
 
これだけでも十分な剪定事象の理由と云える状態だが、そこへブリテン異聞帯のクリプターとなったベリル・ガットが'''『汎人類史のモルガン』をサーヴァントとして召喚した'''事により更に歪みが生じていく。
   −
[[空想樹]]が遠くにあるだけの『無の大地』となったブリテンを目の当たりにしたのと、ベリルから事の次第を聞かされた汎人類史のモルガンは、あろう事か'''「此処の世界なら今度こそ自分だけの国が創れる」という己の我欲を優先した考えの基'''、自身が召喚されたカルデアのレイシフト技術を解析・模倣して妖精暦4000年へとレイシフトし、自分が見た『未来のブリテンの有様』と『汎人類史における自身の立場と存在理由』、さらには『サーヴァント召喚を含めたカルデアの技術』といった情報までもを自分自身の霊基消滅を引き換えにしてヴィヴィアンに譲渡。この結果彼女は'''「ブリテンを救う楽園の妖精」から「ブリテンを求める魔女モルガン」に変貌'''し、4翅による雨の氏族虐殺から逃れ『大厄災』をも回避すると、『自分の国を創る』という新たな目的のため表面上は「救世主トネリコ」という仮初の道を歩み始める。<br>しかし、何度も厄災を回避し、氏族および北と南の妖精、並びに妖精と人間の仲も調停し、平和の基盤を整え国の掌握に王手をかけても、その度に一部の妖精の気まぐれと思いつきによる「身勝手な言動」に振り回されて瓦解してしまうため心身ともに疲れ果てていき、妖精暦4000年目に起きた裏切りの果てにとうとう精神は砕け散り、'''「大事なのはブリテンだけで、そこに住む妖精はもうどうでもいい」'''という結論に行き着き、救世主を放棄した結果その年の大厄災によって再びブリテン異聞帯は妖精と共に全滅。するとトネリコは空想樹を使って'''それら全てをサーヴァント召喚を応用する形で蘇らせ、'''「妖精國ブリテン」という女王暦を年号に据えた新たな王国として成立させると、自身は「ブリテン異聞帯の女王モルガン」として即位する。この結果ブリテンは、剪定事象からさらに『もしも(if)の世界』へと枝分かれした異聞帯、所謂'''「異聞世界」'''となってしまったのである。
+
[[空想樹]]が遠くにあるだけの『無の大地』となったブリテンを目の当たりにしたのと、ベリルから事の次第を聞かされた汎人類史のモルガンは、あろう事か'''「此処の世界なら今度こそ自分だけの国が創れる」という己の我欲を優先した考えの基'''、自身が召喚されたカルデアのレイシフト技術を解析・模倣して妖精暦4000年へとレイシフトし、自分が見た『未来のブリテンの有様』と『汎人類史における自身の立場と存在理由』、さらには『サーヴァント召喚を含めたカルデアの技術』といった情報までもを自分自身の霊基消滅を引き換えにしてヴィヴィアンに譲渡。この結果彼女は'''「ブリテンを救う楽園の妖精」から「ブリテンを求める魔女モルガン」に変貌'''し、4翅による雨の氏族虐殺から逃れ『大厄災』をも回避すると、『自分の国を創る』という新たな目的のため表面上は「救世主トネリコ」という仮初の道を歩み始める。<br>しかし、何度も厄災を回避し、氏族および北と南の妖精、並びに妖精と人間の仲も調停し、平和の基盤を整え国の掌握に王手をかけても、その度に一部の妖精の気まぐれと思いつきによる「身勝手な言動」に振り回されて瓦解してしまうため心身ともに疲れ果てていき、妖精暦400年目に起きた裏切りの果てにとうとう精神は砕け散り、'''「大事なのはブリテンだけで、そこに住む妖精はもうどうでもいい」'''という結論に行き着き、救世主を放棄した結果その年の大厄災によって再びブリテン異聞帯は妖精と共に全滅。するとトネリコは空想樹を使って'''それら全てをサーヴァント召喚を応用する形で蘇らせ、'''「妖精國ブリテン」という女王暦を年号に据えた新たな王国として成立させると、自身は「ブリテン異聞帯の女王モルガン」として即位する。この結果ブリテンは、剪定事象からさらに『もしも(if)の世界』へと枝分かれした異聞帯、所謂'''「異聞世界」'''となってしまったのである。
    
=== 地理 ===
 
=== 地理 ===
3,453

回編集