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:そして表面上は空想樹を伐採した事により、担当異聞帯を追われて逃げ込んで来たという名目の下滞在していたギリシャ異聞帯で、ブリテン異聞帯の空想樹「セイファート」を燃やし天幕を介してこの異聞帯の空想樹「マゼラン」へ延焼させることでオリュンポスの破壊に成功。そこで終わるはずだった所へ偶然からキリシュタリアが『異星の神』に協力した真の目的たる「自分以外の人間を、寿命までの絶対の生存が確立した『神に近しい』存在に昇格させる」計画の全貌を知ると、殺人を至高の楽しみかつ目的とするベリルにとって到底それは『つまらない』かつ『気に食わない』事案であったため、[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]に自分目掛けて “ロンゴミニアドを模倣した魔術” をワザと落とさせて隙を作り彼に致命傷を負わせ、間に入った[[グレゴリー・ラスプーチン|ラスプーチン]]とカルデア一行に今この地球上で最強の存在は自身の異聞帯の王であると宣言した後[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ|コヤンスカヤ]]の転移契約を使ってブリテン異聞帯へ逃走する。
 
:そして表面上は空想樹を伐採した事により、担当異聞帯を追われて逃げ込んで来たという名目の下滞在していたギリシャ異聞帯で、ブリテン異聞帯の空想樹「セイファート」を燃やし天幕を介してこの異聞帯の空想樹「マゼラン」へ延焼させることでオリュンポスの破壊に成功。そこで終わるはずだった所へ偶然からキリシュタリアが『異星の神』に協力した真の目的たる「自分以外の人間を、寿命までの絶対の生存が確立した『神に近しい』存在に昇格させる」計画の全貌を知ると、殺人を至高の楽しみかつ目的とするベリルにとって到底それは『つまらない』かつ『気に食わない』事案であったため、[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]に自分目掛けて “ロンゴミニアドを模倣した魔術” をワザと落とさせて隙を作り彼に致命傷を負わせ、間に入った[[グレゴリー・ラスプーチン|ラスプーチン]]とカルデア一行に今この地球上で最強の存在は自身の異聞帯の王であると宣言した後[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ|コヤンスカヤ]]の転移契約を使ってブリテン異聞帯へ逃走する。
 
:続くブリテン異聞帯前編では、機が熟すまでの半年の間『暇つぶし』として汎人類史の話を聞かせた事で懐かれた[[妖精騎士トリスタン]]と共にニュー・ダーリントンで殺戮ショーを開いたり、地下で人間を贄にしたモース毒の改良と研究実験に勤しみ、ギリシャ異聞帯で事を済ませて戻るとカルデア一行、強いてはマシュを手に入れる為の一番の邪魔者である[[主人公 (Grand Order)|主人公]]を謀殺すべく待ち受ける。<br>そして上陸した土地の影響で記憶を無くしたマシュが「予言の子」としてシェフィールドへ連れて行かれた事を彼女を売った商人仲間のウィンキーから聞き出すと、モルガンの命令を受けた妖精騎士トリスタンに付き添う形でシェフィールド侵攻に同行。そこでマシュを「花嫁」として召し上げていたシェフィールドの領主[[ボガード]]に妖精騎士トリスタンをけしかけて嬲りものにした後マシュを連れて行こうとするが、[[ハベトロット]]の警戒に加えて当人からも記憶を失っているとはいえ、本能的に危険人物だと勘づかれた事と、[[ギャラハッド]]の能力が戻っている上に普段よりも倍以上の強さとなっている所為で到底敵わないと確信していた故に瀕死のボガードの身柄<ref group="注">この時異聞帯のモルガンのマスターは自分だという『秘密』を打ち明けているが、当然嘘っぱちである。</ref>を引き換えに見逃してもらい、ひとまず先に彼が勝手に使用していたブラックバレルを回収しようと思ったが、何故か見当たらなかった為にその場は断念して立ち去る。
 
:続くブリテン異聞帯前編では、機が熟すまでの半年の間『暇つぶし』として汎人類史の話を聞かせた事で懐かれた[[妖精騎士トリスタン]]と共にニュー・ダーリントンで殺戮ショーを開いたり、地下で人間を贄にしたモース毒の改良と研究実験に勤しみ、ギリシャ異聞帯で事を済ませて戻るとカルデア一行、強いてはマシュを手に入れる為の一番の邪魔者である[[主人公 (Grand Order)|主人公]]を謀殺すべく待ち受ける。<br>そして上陸した土地の影響で記憶を無くしたマシュが「予言の子」としてシェフィールドへ連れて行かれた事を彼女を売った商人仲間のウィンキーから聞き出すと、モルガンの命令を受けた妖精騎士トリスタンに付き添う形でシェフィールド侵攻に同行。そこでマシュを「花嫁」として召し上げていたシェフィールドの領主[[ボガード]]に妖精騎士トリスタンをけしかけて嬲りものにした後マシュを連れて行こうとするが、[[ハベトロット]]の警戒に加えて当人からも記憶を失っているとはいえ、本能的に危険人物だと勘づかれた事と、[[ギャラハッド]]の能力が戻っている上に普段よりも倍以上の強さとなっている所為で到底敵わないと確信していた故に瀕死のボガードの身柄<ref group="注">この時異聞帯のモルガンのマスターは自分だという『秘密』を打ち明けているが、当然嘘っぱちである。</ref>を引き換えに見逃してもらい、ひとまず先に彼が勝手に使用していたブラックバレルを回収しようと思ったが、何故か見当たらなかった為にその場は断念して立ち去る。
:後編ではモルガンの招待によってキャメロットに呼ばれた一行の前にマスターとして姿を現し、交渉が決裂すると同時に臨戦態勢に入るも彼女に強制的に押さえつけられてしまい直接手にかける事は叶わなかったが、ロンディニウム防衛戦では彼処に[[スカンジナビア・ペペロンチーノ|ペペロンチーノ]]が居たことから急遽本拠地への襲撃を取りやめ、代わりに妖精騎士トリスタンを利用する形で[[パーシヴァル]]に敗走した[[ウッドワス]]に呪術を仕掛けて魔力の要素<ref group="注">この『要素』がなにか詳しい描写はないが、前半CMでベリルの口端から血が流れている事から恐らく'''心臓'''。</ref>を奪い、それを喰らう事で霊基を取り込み、マシュへの対抗力を手に入れる。<br>その後は[[ムリアン]]が主催するグロスターの舞踏会にモルガンの名代で妖精騎士トリスタンと共に現れ、鐘を探してオークション会場に誘導された主人公と[[アルトリア・キャスター]]に対峙し戦闘となる<ref group = "注">この戦闘でベリルは強化魔術しか使用せず、令呪はおろか「大令呪」も発動される気配がないまま終わる。</ref>が敗北し、同時に「妖精騎士トリスタン」の着名が剥がれ真名のバーヴァン・シーに戻ってしまった事で焦燥していた彼女が『<ruby><rb>失意の庭</rb><rt>ロストウィル</rt></ruby>』を持ち出してエディンバラ帰りの一行に向けて発動し主人公とアルトリアを閉じ込めると、先の魔術の副作用で手足が腐食し動けなくなっていたバーヴァン・シーはそのまま自室に捨て置き、『庭』の方はニュー・ダーリントンの地下聖堂へ置きに行くも程なくして脱出<ref group="注">アルトリアは礼装の性質を見抜くとすぐさま魔術によるプロテクターをかけて回避、一度は呑み込まれて自己喪失しかけた主人公も[[ロマニ・アーキマン|恩師であり先導者]]の言葉を思い出し自力で抜け出た。</ref>され、迎えに来たペペロンチーノとマシュに合流した所へモース実験の過程で創り出した500体ものモース人間<ref group="注">早い話がその実態は生きたままモース毒を大量に感染させられた'''無辜の人間'''達で、そこには手っ取り早い邪魔者の排除の他、なんの抵抗もしない一般人を手にかけされる事で自責の念を与え、主人公とマシュを精神的に追い詰めさせる魂胆もあった。</ref>をけしかけると同時に地下聖堂を爆破して証拠隠滅を図るが、何故か2人の表情には一点の曇りもなかったため、今度は取り込んでいたウッドワスの能力を使って主人公達の直接排除にかかる。だが、一連の企みを見抜いていたペペロンチーノが先回りして呪いを全て自身に転移しており、さらに真っ先に攻撃される事も読んで呪詛返しを行った結果モース毒を自分が被る羽目になってしまい、そこをマシュに突かれて一先ずは逃亡する。
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:後編ではモルガンの招待によってキャメロットに呼ばれた一行の前にマスターとして姿を現し、交渉が決裂すると同時に臨戦態勢に入るも彼女に強制的に押さえつけられてしまい直接手にかける事は叶わず、代わりにロンディニウム防衛戦で狙いをつけるも彼処に[[スカンジナビア・ペペロンチーノ|ペペロンチーノ]]が居たことから急遽本拠地への襲撃を取りやめ、代わりに妖精騎士トリスタンを利用する形で[[パーシヴァル]]に敗走した[[ウッドワス]]に呪術を仕掛けて魔力の要素<ref group="注">この『要素』がなにか詳しい描写はないが、前半CMでベリルの口端から血が流れている事から恐らく'''心臓'''。</ref>を奪い、それを喰らう事で霊基を取り込み、マシュへの対抗力を手に入れる。<br>その後は[[ムリアン]]が主催するグロスターの舞踏会にモルガンの名代で妖精騎士トリスタンと共に現れ、鐘を探してオークション会場に誘導された主人公と[[アルトリア・キャスター]]に対峙し戦闘となる<ref group = "注">この戦闘でベリルは強化魔術しか使用せず、令呪はおろか「大令呪」も発動される気配がないまま終わる。</ref>が敗北し、同時に「妖精騎士トリスタン」の着名が剥がれ真名のバーヴァン・シーに戻ってしまった事で焦燥していた彼女が『<ruby><rb>失意の庭</rb><rt>ロストウィル</rt></ruby>』を持ち出してエディンバラ帰りの一行に向けて発動し主人公とアルトリアを閉じ込めると、先の魔術の副作用で手足が腐食し動けなくなっていたバーヴァン・シーはそのまま自室に捨て置き、『庭』の方はニュー・ダーリントンの地下聖堂へ置きに行くも程なくして脱出<ref group="注">アルトリアは礼装の性質を見抜くとすぐさま魔術によるプロテクターをかけて回避、一度は呑み込まれて自己喪失しかけた主人公も[[ロマニ・アーキマン|恩師であり先導者]]の言葉を思い出し自力で抜け出た。</ref>され、迎えに来たペペロンチーノとマシュに合流した所へモース実験の過程で創り出した500体ものモース人間<ref group="注">早い話がその実態は生きたままモース毒を大量に感染させられた'''無辜の人間'''達で、そこには手っ取り早い邪魔者の排除の他、なんの抵抗もしない一般人を手にかけされる事で自責の念を与え、主人公とマシュを精神的に追い詰めさせる魂胆もあった。</ref>をけしかけると同時に地下聖堂を爆破して証拠隠滅を図るが、何故か2人の表情には一点の曇りもなかったため、今度は取り込んでいたウッドワスの能力を使って主人公達の直接排除にかかる。だが、一連の企みを見抜いていたペペロンチーノが先回りして呪いを全て自身に転移しており、さらに真っ先に攻撃される事も読んで呪詛返しを行った結果モース毒を自分が被る羽目になってしまい、そこをマシュに突かれて一先ずは逃亡する。
 
:終編では妖精國ブリテン中に『大厄災』が蔓延し、その一つたる[[妖精騎士ガウェイン]]ことバーゲストが変貌した「獣の厄災」をマシュが[[ガウェイン|円卓の]][[ランスロット〔セイバー〕|騎士]]の協力で打ち倒し、一息ついていたタイミングで襲いかかるも、ペペロンチーノの忠告を思い出した主人公が駆けつけて庇った事でまたもや阻まれる<ref group="注">この時点でベリルの身体はモース毒によって腐臭が漂い、手足が腐敗し崩れ落ちてはまた再生するを繰り返し立っているのもやっとであった。</ref>。そして最後の戦闘によってウッドワスの霊基も崩れ、元の姿に戻ってもマシュを諦めることが出来なかったベリルは意識が朦朧としながらも彼女を求めるが、「'''(例えその思いがどんなに本物であったとしても)'''そんな愛など自分には分からないし、誰にも理解されないでしょう」という毅然とした拒絶の言葉を受け、満足気に笑いながら死亡した。
 
:終編では妖精國ブリテン中に『大厄災』が蔓延し、その一つたる[[妖精騎士ガウェイン]]ことバーゲストが変貌した「獣の厄災」をマシュが[[ガウェイン|円卓の]][[ランスロット〔セイバー〕|騎士]]の協力で打ち倒し、一息ついていたタイミングで襲いかかるも、ペペロンチーノの忠告を思い出した主人公が駆けつけて庇った事でまたもや阻まれる<ref group="注">この時点でベリルの身体はモース毒によって腐臭が漂い、手足が腐敗し崩れ落ちてはまた再生するを繰り返し立っているのもやっとであった。</ref>。そして最後の戦闘によってウッドワスの霊基も崩れ、元の姿に戻ってもマシュを諦めることが出来なかったベリルは意識が朦朧としながらも彼女を求めるが、「'''(例えその思いがどんなに本物であったとしても)'''そんな愛など自分には分からないし、誰にも理解されないでしょう」という毅然とした拒絶の言葉を受け、満足気に笑いながら死亡した。
 
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