47行目: |
47行目: |
| :Lostbelt No.6『[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]』で妖精國の都市のひとつ、ソールズベリーの君主にして「風の氏族」の氏族長として登場。 | | :Lostbelt No.6『[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]』で妖精國の都市のひとつ、ソールズベリーの君主にして「風の氏族」の氏族長として登場。 |
| :前編では[[オベロン]]に付き添われてやって来た主人公一行の事情に理解を示して協力を約束するなど、人間に厳しいことを言う側近の[[コーラル]]と比較してもかなり好意的に接していた。 | | :前編では[[オベロン]]に付き添われてやって来た主人公一行の事情に理解を示して協力を約束するなど、人間に厳しいことを言う側近の[[コーラル]]と比較してもかなり好意的に接していた。 |
− | :だが、中盤から後編へ行くにつれて人間牧場で[[妖精騎士ガウェイン]]と鉢合わせした際や、一行と[[パーシヴァル]]達主力勢が遠征の最中に起きたロンディニウム陥落等、随所で不審な動きを見せており、円卓軍がキャメロットを侵攻した際には『風の報せ』を使って真偽を織り交ぜた情報を意図的に流す事で、王宮の上級妖精達にモルガンへの憎悪を植え付けて反旗を翻し、彼女を陥れて滅ぼしてしまった。 | + | :だが、中盤から後編へ行くにつれて一行が[[マシュ・キリエライト|マシュ]]の手掛かりを探して人間牧場に向かった矢先[[妖精騎士ガウェイン]]を含めた[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]の兵士達と鉢合わせしたり、[[パーシヴァル]]達主力勢と共に遠征の最中に起きたロンディニウム陥落等随所で不審な動きを見せており、円卓軍がキャメロットを侵攻した際には『風の報せ』を使って真偽を織り交ぜた情報を意図的に流す事で、王宮の上級妖精達にモルガンへの憎悪を植え付けて反旗を翻し、彼女を陥れて滅ぼしてしまった。 |
| :そして終編の戴冠式では、新しい女王に即位するはずだった[[ノクナレア]]の元へ懐柔していた「王の氏族」を送り込んでエディンバラと彼女の『秘密』を公の場で暴露する事で弱体化させながら毒殺した後、『予言の子』と主人公達にそれらの罪を着せようとしたが、その過程で「大厄災」が発生。鐘撞き堂で籠城している間に当初は秩序的な行動を取っていたソールズベリーの住民が暴動と内乱化し、状況がどんどん悪化していくも当人は対策も何も取らずひたすら傍観を決め込み続ける。そこへ運命を共にするべく[[妖精騎士ランスロット|メリュジーヌ]]が駆けつけると、これ幸いと言わんばかりに「弱々しい人間しかいない<ruby><rb>外の世界</rb><rt>汎人類史</rt></ruby>へ一緒に逃げよう」と提案。だが、彼女はオーロラが持つ妖精の『本質』上、あちらの世界では到底生き延びる事など出来ないと一番よく理解していたため、何よりオーロラ自身を慮った末に自分なりの感謝と決別を込めた粛清によって致命傷を負わされてしまう。 | | :そして終編の戴冠式では、新しい女王に即位するはずだった[[ノクナレア]]の元へ懐柔していた「王の氏族」を送り込んでエディンバラと彼女の『秘密』を公の場で暴露する事で弱体化させながら毒殺した後、『予言の子』と主人公達にそれらの罪を着せようとしたが、その過程で「大厄災」が発生。鐘撞き堂で籠城している間に当初は秩序的な行動を取っていたソールズベリーの住民が暴動と内乱化し、状況がどんどん悪化していくも当人は対策も何も取らずひたすら傍観を決め込み続ける。そこへ運命を共にするべく[[妖精騎士ランスロット|メリュジーヌ]]が駆けつけると、これ幸いと言わんばかりに「弱々しい人間しかいない<ruby><rb>外の世界</rb><rt>汎人類史</rt></ruby>へ一緒に逃げよう」と提案。だが、彼女はオーロラが持つ妖精の『本質』上、あちらの世界では到底生き延びる事など出来ないと一番よく理解していたため、何よりオーロラ自身を慮った末に自分なりの感謝と決別を込めた粛清によって致命傷を負わされてしまう。 |
| :その後も妖精國の崩壊間際まで半死半生で倒れたまま生き延び、既に全滅したソールズベリーの自室にて最期に自らを砕きながら空を舞うアルビオンに戻ったメリュジーヌを、羨望交じりに見上げながら息を引き取った。 | | :その後も妖精國の崩壊間際まで半死半生で倒れたまま生き延び、既に全滅したソールズベリーの自室にて最期に自らを砕きながら空を舞うアルビオンに戻ったメリュジーヌを、羨望交じりに見上げながら息を引き取った。 |
77行目: |
77行目: |
| :後から考えると、「人間に厳しい態度を取る」彼女を「慈悲深い」自分の引き立て役にしていた可能性が高い。 | | :後から考えると、「人間に厳しい態度を取る」彼女を「慈悲深い」自分の引き立て役にしていた可能性が高い。 |
| ;[[妖精騎士ランスロット]] | | ;[[妖精騎士ランスロット]] |
− | :かつて湖水地方で毒の沼から拾い上げ、「メリュジーヌ」の名前を与えた存在。命の恩人と想い人両方の意味で深く愛されていた。 | + | :かつて湖水地方で毒の沼から拾い上げ、「メリュジーヌ」の名前を与えた存在。命の恩人と想い人両方の意味で深く愛されていたが、オーロラ自身としては『自分を褒め称えてくれるその他大勢の一人』に過ぎない。 |
− | :彼女としては「醜い存在を命がけで助ける」という行為で周囲の賞賛を得たかったからの利己的な行為であるが、その美しく純粋な姿には心惹かれ、またそんな風に新たに生まれ変わらせた自分の行動を、初めて心から「やって良かった」と感じ入っていた。 | + | :そもそも彼女を救ったのは「醜い存在を命がけで助ける」という行為で周囲の賞賛を得たかったからの利己的な行為であるが、その美しく純粋な姿には心惹かれ、またそんな風に新たに生まれ変わらせた自分の行動を、初めて心から「やって良かった」と感じ入っていた。 |
− | :『フロムロストベルト』ではその一方で、彼女の美しさに昔の自分を見て無い物ねだりに似た感情を抱いていた事と、それ自体が後々自分を脅かす存在となりうる事を密かに危惧しており、メリュジーヌの思いを利用し目的の為に使い潰すことによって無意識に抑えつけていた事が窺い知れる。 | + | :『[[Fate/Grand Order フロム ロストベルト|フロム ロストベルト]]』ではその一方で、彼女の美しさに昔の自分を見て無い物ねだりに似た感情を抱いていた事と、それ自体が後々自身を脅かす存在となりうる事を密かに危惧しており、メリュジーヌの思いを利用して目的の為に使い潰す形で無意識に抑えつけていた事が窺い知れる。 |
| :汎人類史への脱出を持ちかけたところ、彼女の手によって致命傷を負わされ、空を舞う姿を羨望しながら命を落とす事となった。 | | :汎人類史への脱出を持ちかけたところ、彼女の手によって致命傷を負わされ、空を舞う姿を羨望しながら命を落とす事となった。 |
| ;[[ベリル・ガット]] | | ;[[ベリル・ガット]] |