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また、第四階位の『祭位』は特殊で、通常の魔術師の能力とは別に評価せざるを得ない特殊な技能・実績に対して与えられる名誉階級である。本来なら『色位』を超えるような魔術師から純粋な能力では『開位』以下の魔術師まで実力はピンキリ。伝承保菌者であるバゼットや講師として卓越しているエルメロイⅡ世もこの階位を与えられている。<br>
また、第四階位の『祭位』は特殊で、通常の魔術師の能力とは別に評価せざるを得ない特殊な技能・実績に対して与えられる名誉階級である。本来なら『色位』を超えるような魔術師から純粋な能力では『開位』以下の魔術師まで実力はピンキリ。伝承保菌者であるバゼットや講師として卓越しているエルメロイⅡ世もこの階位を与えられている。<br>
第五階位の『開位』は上位でこそないが、自分の魔道を確立したものの階位とされる。また、500年程度の平民出身ではよほど頑張っても『開位』が限界とされる。『Grand Order』では、人理修復を成し遂げた(=第一部をクリアした)主人公にこの階位が授けられる。
第五階位の『開位』は上位でこそないが、自分の魔道を確立したものの階位とされる。また、500年程度の平民出身ではよほど頑張っても『開位』が限界とされる。『Grand Order』では、人理修復を成し遂げた(=第一部をクリアした)主人公にこの階位が授けられる。
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==階位と所属者一覧==
+
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+
{| class="wikitable" style="text-align:center"
−
{| class="wikitable"
−
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|-
−
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! 階位 || 所属者 || 就任時期
−
−
|-
−
−
! 冠位 || 蒼崎橙子 ||
−
|-
|-
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!階位!!該当者!!備考
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! 冠位 || ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア ||
−
|-
|-
−
+
| rowspan="2" |冠位||[[蒼崎橙子]]||『[[空の境界]]』においては「赤」、『[[Fate/strange Fake]]』においては「橙」の称号を持つ。
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! 色位 || ケイネス・エルメロイ・アーチボルト||
−
|-
|-
−
+
|[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア]]|| 『[[Fate/Apocrypha]]』においてのみ該当。
−
! 色位 || ルフレウス・ヌァザレ・ユリフィス||
−
|-
|-
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+
| rowspan="5" |色位 ||[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]||
−
! 色位 ||ヴェルナー・シザームンド ||
−
|-
|-
−
+
|[[ルフレウス・ヌァザレ・ユリフィス]]||
−
! 色位 ||イノライ・バリュエレータ・アトロホルム ||
−
|-
|-
−
+
|[[ヴェルナー・シザームンド]]||
−
! 典位 || スヴィン・グラシュエート||
−
|-
|-
−
+
|[[イノライ・バリュエレータ・アトロホルム]]||
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! 色位もしくは典位 || ローランド・ベルジンスキー、オルグ・ラム、ラディア・ベンテル、ナジカ・ペンテル、フェルズグラム・ヴォル・センベルン||
−
|-
|-
−
+
|[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア|ダーニック・プレストーン]]||本来の階位。
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! 祭位 || バゼット・フラガ・マクレミッツ||
−
|-
|-
−
+
|典位||[[スヴィン・グラシュエート]]||
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! 祭位 || ロード・エルメロイ二世||
−
|-
|-
−
+
| rowspan="5" |色位もしくは典位||[[ローランド・ベルジンスキー]]||
−
! 祭位 || フラウロス||
−
|-
|-
−
+
|[[オルグ・ラム]]||
−
! 開位 || Fate/grand order主人公||
−
−
|-}
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−
==階位と所属者一覧==
−
{| class="wikitable"
|-
|-
−
! 階位 || 所属者 || 就任時期
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|[[ラディア・ベンテル]]||
|-
|-
−
! 冠位 || 蒼崎橙子 ||
+
|[[ナジカ・ペンテル]]||
|-
|-
−
! 冠位 || ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア ||
+
|[[フェルズグラム・ヴォル・センベルン]]||
|-
|-
−
! 色位 || ケイネス・エルメロイ・アーチボルト||
+
| rowspan="3" |祭位||[[バゼット・フラガ・マクレミッツ]]||
|-
|-
−
! 色位 || ルフレウス・ヌァザレ・ユリフィス||
+
|[[ロード・エルメロイⅡ世]]||
|-
|-
−
! 色位 ||ヴェルナー・シザームンド ||
+
|[[フラウロス]]||
−
|-
−
! 色位 ||イノライ・バリュエレータ・アトロホルム ||
−
|-
−
! 典位 || スヴィン・グラシュエート||
−
|-
−
! 色位もしくは典位 || ローランド・ベルジンスキー、オルグ・ラム、ラディア・ベンテル、ナジカ・ペンテル、フェルズグラム・ヴォル・センベルン||
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|-
−
! 祭位 || バゼット・フラガ・マクレミッツ||
−
|-
−
! 祭位 || ロード・エルメロイ二世||
−
|-
−
! 祭位 || フラウロス||
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|-
−
! 開位 || Fate/grand order主人公||
|-
|-
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| 開位||[[主人公 (Grand Order)]]||『[[Fate/Grand Order]]』においてのみ該当。
+
|}
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== 所属魔術師 ==
+
==所属魔術師==
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=== 院長・学部長 ===
+
===院長・学部長===
;院長
;院長
:ソロモン王の弟子の一人であり、ソロモン王の死後神代が終わり神秘の実践(大気中の魔力)が薄れていく際に「学問として神秘を伝えるのだ」と、ひとつの学院を設立し以後は各地に多くの賛同者や門徒を増やし多くの魔術都市を作るなど、魔術世界に神代の頃の活気を取り戻すために仲間たちと精力的に活動したという。Fate/Grand Orderにおいて、伝承科のロードを勤めていることが判明した。後述するブリシサンと同一人物であるのかは不明。
:ソロモン王の弟子の一人であり、ソロモン王の死後神代が終わり神秘の実践(大気中の魔力)が薄れていく際に「学問として神秘を伝えるのだ」と、ひとつの学院を設立し以後は各地に多くの賛同者や門徒を増やし多くの魔術都市を作るなど、魔術世界に神代の頃の活気を取り戻すために仲間たちと精力的に活動したという。Fate/Grand Orderにおいて、伝承科のロードを勤めていることが判明した。後述するブリシサンと同一人物であるのかは不明。
234行目:
186行目:
;[[ドクター・ハートレス]]
;[[ドクター・ハートレス]]
:現代魔術科の先代学部長。ノーリッジの養子の一人。かつて妖精に心臓を盗まれた人間であるため、メイン十二科の学部長の中では唯一ロードではないにもかかわらずその神秘は時計塔の中でも恐れられていた。
:現代魔術科の先代学部長。ノーリッジの養子の一人。かつて妖精に心臓を盗まれた人間であるため、メイン十二科の学部長の中では唯一ロードではないにもかかわらずその神秘は時計塔の中でも恐れられていた。
−
+
===講師等の運営陣===
−
=== 講師等の運営陣 ===
;[[ブラム・ヌァザレ・ソフィアリ]]
;[[ブラム・ヌァザレ・ソフィアリ]]
:一級講師。降霊科学部長、ロード・ユリフィスの嫡男であり、次期学部長の座を約束されている貴公子。
:一級講師。降霊科学部長、ロード・ユリフィスの嫡男であり、次期学部長の座を約束されている貴公子。
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213行目:
:全体基礎科の重鎮だった人物。エルメロイ教室の立ち上げ直後に客員講師を務めた事もある。
:全体基礎科の重鎮だった人物。エルメロイ教室の立ち上げ直後に客員講師を務めた事もある。
:ロード・エルメロイⅡ世とグレイが出会った頃に死亡している。
:ロード・エルメロイⅡ世とグレイが出会った頃に死亡している。
−
+
===封印指定執行者等===
−
=== 封印指定執行者等 ===
;ミリョネカリオン
;ミリョネカリオン
:封印指定総与。詳細不明。特性は「繁栄」。
:封印指定総与。詳細不明。特性は「繁栄」。
271行目:
221行目:
:協会屈指と言われる風使いにして、剣士。
:協会屈指と言われる風使いにして、剣士。
:封印指定の執行や、奪われた魔術書の奪還といった荒事を担当する。
:封印指定の執行や、奪われた魔術書の奪還といった荒事を担当する。
−
+
===[[エルメロイ教室]]===
−
=== [[エルメロイ教室]] ===
現代魔術科のロード・エルメロイⅡ世が受け持つ教室。<br>詳細は「[[エルメロイ教室]]」を参照。
現代魔術科のロード・エルメロイⅡ世が受け持つ教室。<br>詳細は「[[エルメロイ教室]]」を参照。
−
+
====所属者====
−
==== 所属者 ====
;[[遠坂凛]]
;[[遠坂凛]]
:『stay night』のED後所属。のちに「鉱石学科の災厄」の片割れとなる。
:『stay night』のED後所属。のちに「鉱石学科の災厄」の片割れとなる。
301行目:
249行目:
:天体科のロードであるアニムスフィアに連なるファーゴ家の魔術師。
:天体科のロードであるアニムスフィアに連なるファーゴ家の魔術師。
:一時期エルメロイ教室に在籍しており、フラットとスヴィンが所属した年に卒業し、OGとなった。
:一時期エルメロイ教室に在籍しており、フラットとスヴィンが所属した年に卒業し、OGとなった。
−
+
===元学生===
−
=== 元学生 ===
;[[蒼崎橙子]]
;[[蒼崎橙子]]
:渡英した後、時計塔に所属。幻の『冠位』取得者。[[封印指定]]を受け逃亡。
:渡英した後、時計塔に所属。幻の『冠位』取得者。[[封印指定]]を受け逃亡。
325行目:
272行目:
;[[ジャンマリオ・スピネッラ]]
;[[ジャンマリオ・スピネッラ]]
:所属は不明だが、学生時代は獅子劫と「時計塔で一番抱かれたい男ランキング」の調査で知り合って以来、いろいろとやっていたとのこと。
:所属は不明だが、学生時代は獅子劫と「時計塔で一番抱かれたい男ランキング」の調査で知り合って以来、いろいろとやっていたとのこと。
−
+
===その他===
−
=== その他 ===
;[[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ]]
;[[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ]]
:魔法使い。元・魔導元帥。いまでもたまにふらっと顔を出す。
:魔法使い。元・魔導元帥。いまでもたまにふらっと顔を出す。
364行目:
310行目:
;オーガスタス・ヘンリク・アスプルンド、クラスト・レニー・ウェグナー、バレイア・サイクルフィ、ミザリア・クロウラム
;オーガスタス・ヘンリク・アスプルンド、クラスト・レニー・ウェグナー、バレイア・サイクルフィ、ミザリア・クロウラム
:『Grand Order』で1部終了後にカルデアの査問に訪れると噂された名だたる魔術師。
:『Grand Order』で1部終了後にカルデアの査問に訪れると噂された名だたる魔術師。
−
: それぞれ創造科、鉱石科、全体基礎科、動物科に所属している。彼らもまた魔術師らしい魔術師である。
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:それぞれ創造科、鉱石科、全体基礎科、動物科に所属している。彼らもまた魔術師らしい魔術師である。
−
: が結局カルデアを訪れることはなかった。
+
:が結局カルデアを訪れることはなかった。
:『[[Fate/strange fake|Fake]]』でもファルデウスが魔術協会と取引して彼らを引き抜こうとした。もっとも、ファルデウス自身は「完全にコントロールを握って裏から操れる」程度のレベルであると見なしている。
:『[[Fate/strange fake|Fake]]』でもファルデウスが魔術協会と取引して彼らを引き抜こうとした。もっとも、ファルデウス自身は「完全にコントロールを握って裏から操れる」程度のレベルであると見なしている。
;ブリシサン
;ブリシサン
388行目:
334行目:
;ライデンフロース家
;ライデンフロース家
:降霊科のホムンクルス作りの系統。
:降霊科のホムンクルス作りの系統。
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==関連組織==
==関連組織==
;[[アトラス院]]、[[彷徨海]]
;[[アトラス院]]、[[彷徨海]]
409行目:
354行目:
;[[ユグドミレニア]]
;[[ユグドミレニア]]
:『Fate/Apocrypha』の世界では、オリジナルの冬木の聖杯を手に時計塔に公然と反旗を翻した彼らと全面対決になり、聖杯大戦が引き起こされた。
:『Fate/Apocrypha』の世界では、オリジナルの冬木の聖杯を手に時計塔に公然と反旗を翻した彼らと全面対決になり、聖杯大戦が引き起こされた。
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==[[Fate/Grand Order]]における時計塔==
==[[Fate/Grand Order]]における時計塔==
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人理保障機関カルデアを天文科のロードであるアニムスフィア家が仕切っているが、時計塔そのものは特に前面には出てこない。<br/>
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人理保障機関カルデアを天文科のロードであるアニムスフィア家が仕切っているが、時計塔そのものは特に前面には出てこない。<br />
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第一部四章の舞台は1888年のロンドンなので、その関係上、当時の「時計塔」が登場するが、[[間桐臓硯|マキリ・ゾォルケン]]、[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス|パラケルスス]]、[[チャールズ・バベッジ|バベッジ]]らの襲撃を受けて壊滅している。<br/>
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第一部四章の舞台は1888年のロンドンなので、その関係上、当時の「時計塔」が登場するが、[[間桐臓硯|マキリ・ゾォルケン]]、[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス|パラケルスス]]、[[チャールズ・バベッジ|バベッジ]]らの襲撃を受けて壊滅している。<br />
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ただし、そもそも時計塔の人材はロンドンに集中していないことに加え、ロンドンにいた上位陣も襲撃から早々に逃亡しているため、人類史に影響を与えるほどの被害を受けているわけではないという。<br/>
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ただし、そもそも時計塔の人材はロンドンに集中していないことに加え、ロンドンにいた上位陣も襲撃から早々に逃亡しているため、人類史に影響を与えるほどの被害を受けているわけではないという。<br />
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また、地下には様々な厄ネタが封印されているのは上記の設定の通りだが、その中でも一際危険なモノとして登場した悪魔(「第六架空元素」と言いかけていたのでほぼ確定と言ってもよいと思われる)は[[ファヴニール]]に匹敵するほどの脅威とされており、危険性が伺える。<br/>
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また、地下には様々な厄ネタが封印されているのは上記の設定の通りだが、その中でも一際危険なモノとして登場した悪魔(「第六架空元素」と言いかけていたのでほぼ確定と言ってもよいと思われる)は[[ファヴニール]]に匹敵するほどの脅威とされており、危険性が伺える。<br />
第一部五章ではアメリカ以外の主要国家が全て滅んでいるため魔術協会自体が存在しないという。<br>
第一部五章ではアメリカ以外の主要国家が全て滅んでいるため魔術協会自体が存在しないという。<br>
人理修復が果たされたあと、カルデアの査問と人事再編のために人員が送られてくる予定であったが、地理的な手続きの困難さ、[[ゴルドルフ・ムジーク]]のカルデア一括購入、[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ]]の暗躍により2017年12月末までずれ込み、カルデア襲撃ないし人理漂白という新たな危機により査問員はカルデアもろとも全滅し、うやむやとなっている。
人理修復が果たされたあと、カルデアの査問と人事再編のために人員が送られてくる予定であったが、地理的な手続きの困難さ、[[ゴルドルフ・ムジーク]]のカルデア一括購入、[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ]]の暗躍により2017年12月末までずれ込み、カルデア襲撃ないし人理漂白という新たな危機により査問員はカルデアもろとも全滅し、うやむやとなっている。
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==メモ==
==メモ==
*ものの教本によれば、時計塔をつくった院長や、魔導元帥を呼び習わすエルダーなる階級もあったらしいが、一般生徒からすれば伝説にしか残されてない類の話である。
*ものの教本によれば、時計塔をつくった院長や、魔導元帥を呼び習わすエルダーなる階級もあったらしいが、一般生徒からすれば伝説にしか残されてない類の話である。
*君主の十二家のうち頂点はバルトメロイ家でありエルメロイはケイネスの頃は四位だったが、彼の死後十二位に転落している。
*君主の十二家のうち頂点はバルトメロイ家でありエルメロイはケイネスの頃は四位だったが、彼の死後十二位に転落している。
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==話題まとめ==
==話題まとめ==
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==脚注==
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== 脚注 ==
===注釈===
===注釈===
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<references group = "注"/>
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<references group="注" />
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===出典===
===出典===
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<references group = "出"/>
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<references group="出" />
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==リンク==
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== リンク ==
*[[小辞典]]
*[[小辞典]]
*[[組織]]
*[[組織]]
*[[魔術協会]]
*[[魔術協会]]
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{{DEFAULTSORT:とけいとう}}
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[[Category:小辞典]]
[[Category:小辞典]]
[[Category:組織]]
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[[Category:魔術]]
[[Category:魔術]]
[[Category:魔術協会]]
[[Category:魔術協会]]
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[[Category:時計塔|*]]
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[[カテゴリ:時計塔|*]]
[[Category:Fate/stay night]]
[[Category:Fate/stay night]]
[[Category:Fate/Zero]]
[[Category:Fate/Zero]]