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==歴史==
 
==歴史==
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===設立===
 
:西暦の開始と前後して、神代は完全に終了した。しかし、ソロモン王の弟子の一人が「学問として神秘を伝えるのだ」と、ひとつの学園を設立した。
 
:西暦の開始と前後して、神代は完全に終了した。しかし、ソロモン王の弟子の一人が「学問として神秘を伝えるのだ」と、ひとつの学園を設立した。
 
:以後は各地に多くの賛同者や門徒を増やし、多くの魔術都市を造るも、聖堂教会との対立で次々と閉鎖された。六世紀頃に一部の魔術師達がブリテン島に本部をおき後に霊墓アルビオンが発掘された。これにより多くの魔術師や資産家が集まりだしたため、ロンドンに作られた時計塔に機能が集中することになった。
 
:以後は各地に多くの賛同者や門徒を増やし、多くの魔術都市を造るも、聖堂教会との対立で次々と閉鎖された。六世紀頃に一部の魔術師達がブリテン島に本部をおき後に霊墓アルビオンが発掘された。これにより多くの魔術師や資産家が集まりだしたため、ロンドンに作られた時計塔に機能が集中することになった。
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===君主制度の形成===
 
:そして十一世紀頃に天才児バルトメロイが登場し、貴族階級の魔術師、ロードの下地が作られ、十三世紀頃には、君主制度が完成し、君主の席を持つ十二家が定められる。また、この頃になると魔術協会と言えば、ロンドンにある始まりにして最高の学府・時計塔を指している。
 
:そして十一世紀頃に天才児バルトメロイが登場し、貴族階級の魔術師、ロードの下地が作られ、十三世紀頃には、君主制度が完成し、君主の席を持つ十二家が定められる。また、この頃になると魔術協会と言えば、ロンドンにある始まりにして最高の学府・時計塔を指している。
 
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===[[現代魔術科]]の新設===
 
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:十二番目の「現代魔術論」科は十七世紀頃に在り方が問題視され学科扱いでなくなった法政科に代わり、カリオストロ伯爵の活動やそれに関連した一般社会でのオカルトブームの影響もあり十八世紀の産業革命時に設立されたため最も歴史が新しく、ここ百年ほどで興った魔術を研究し、広く浅く、より一般的な“使いやすい”魔術とすることを目的としている、家門の後ろ盾やロードたちの承認も要らずに自由に魔術を語り合い、評価し合い、時にはインターネットなどIT機器を介して情報を交換する、現代に適応した新世代(ニューエイジ)の魔術師たちのフィールドである。
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:ノーリッジの強力な後押しによって設立されたため、二つ名としてノーリッジを冠する。
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:十二家から軽んじられていたため、もともとロードは存在していなかったが、ちょうど学部長であった[[ドクター・ハートレス]]が失踪したところに当主の急死によって順位が十二家中十二位まで下降したエルメロイ家が収まった。
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:かつては歴史を持つ家柄と潤沢な財力がなければ魔術師の門をくぐることすら叶わなかったが、この学部が創設されてからは野にくすぶっていた多くの新興魔術師が時計塔に流入することになり、衰退の途にあった魔術師社会にも往年の賑わいが戻って来た。とはいえ、古い血筋を誇りとする名門魔術師たちにとっては“遡ってもたかだか一世紀程度”の新世代は所詮下層の存在であり、当然そこには相当な軋轢が存在する。
    
== 霊墓アルビオン ==
 
== 霊墓アルビオン ==
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