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; モルガンの為政について
 
; モルガンの為政について
 
: 圧倒的な力と恐怖による支配で妖精たちを押さえつけ妖精國ブリテンを統治していたモルガンであったが、その実は国民たる妖精の殆どが人間の模倣によってどうしようも無く我儘で悪辣な感性を持つ<ruby><rb>生物</rb><rt>イキモノ</rt></ruby>と化しており<ref group="注">「妖精特有の本質に伴う価値観なのだから仕方がない」という意見もあるが、そもそも汎人類史における妖精は本来なら独自のルールと制約を敷いて生活し、集団的秩序と統括が正しくとれていたという点で云えば人間に近い存在なのである。だが、妖精國ブリテンにおける妖精はそんな統治者やルールさえも、'''自己の気まぐれと勝手な都合によって「邪魔だからもう要らない」と看做せばすぐさま壊してしまう'''連中ばかりであった。</ref>、皆が好き勝手しないように見張りつつ国を運営するにはそれを上回る力で抑圧するしか後がない状態だったことが明らかになると、ブリテンに対する思いをずっと何度も妖精たちに踏み躙られてきた彼女の処遇に、プレイヤーからは多くの同情と憐れみの声が上がった。
 
: 圧倒的な力と恐怖による支配で妖精たちを押さえつけ妖精國ブリテンを統治していたモルガンであったが、その実は国民たる妖精の殆どが人間の模倣によってどうしようも無く我儘で悪辣な感性を持つ<ruby><rb>生物</rb><rt>イキモノ</rt></ruby>と化しており<ref group="注">「妖精特有の本質に伴う価値観なのだから仕方がない」という意見もあるが、そもそも汎人類史における妖精は本来なら独自のルールと制約を敷いて生活し、集団的秩序と統括が正しくとれていたという点で云えば人間に近い存在なのである。だが、妖精國ブリテンにおける妖精はそんな統治者やルールさえも、'''自己の気まぐれと勝手な都合によって「邪魔だからもう要らない」と看做せばすぐさま壊してしまう'''連中ばかりであった。</ref>、皆が好き勝手しないように見張りつつ国を運営するにはそれを上回る力で抑圧するしか後がない状態だったことが明らかになると、ブリテンに対する思いをずっと何度も妖精たちに踏み躙られてきた彼女の処遇に、プレイヤーからは多くの同情と憐れみの声が上がった。
: しかしモルガンは2000年もの間、何の仕事もせずに大粛清や大虐殺、誹謗中傷や悪趣味に明け暮れており、最後まで国民や臣下に何ら謝罪や反省、懺悔や贖罪を捧げなかった。それどころか自身が無辜の者と思い込んでおり、最後の独白でも「美しく夢のような国」「何度も心が折れた」と自己憐憫と自画自賛に浸り、「死ね」「無能」と蔑み、上級妖精たちに「やめて」「お願い」と命乞いをしながら死んでいった。大量虐殺魔・快楽殺人鬼であるバーゲスト、バーヴァン・シー、メリュジーヌ、ベリル・ガットを作ったのも彼女であり、自分と彼らで幾万幾億の妖精と人間が殺され苦しめられた。バーヴァン・シーに対しては率先して虐殺や悪趣味を犯すよう教育しており、自分だけでは足りないと思ったのかベリル・ガッドを教育係にして、ソールズベリーの人間をニュー・ダーリントンに強制連行している。オーロラは「モース退治はモルガンの功績」と嘘を吐いていたが、本当は牙の氏族の功績である。モルガンはモース退治などしていない。
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: だが、一方で『娘』のバーヴァン・シーを慮ったためとはいえど彼女の暴虐を半ば黙認<ref group="注">モルガン自身としては'''悪辣な性格に教育をした'''だけで具体的に何をすれば良いか指示した訳ではなく、『暴挙』と呼ばれるまでに膨れあげさせたのはむしろ彼女を唆し利用したベリル・ガットの方である。</ref>していたこと、存在税として妖精から大量の魔力を吸い上げるという一種の淘汰行為<ref group="注">「妖精國は救うが妖精たちは救わない」という宣告も、裏を返せば妖精は死ぬと次代が発生するシステムそのものをモルガンが掌握しているため、「国民たる妖精は国の土台とそれ相応の魔力を持つ人物がいれば何度でも替えがきく」状態でもあった為と解釈出来る。</ref>を頭に妖精たちを露骨に蔑ろにしているような言動が多かったことから'''「今までのツケがいっぺんに回ってきただけの因果応報」「所詮はモルガンの野心から来る独りよがりに過ぎなかった」'''と言った声も少なからず存在する。
: 存在税も彼女が大厄災退治をサボったツケであり、「つまらない」というどうでもいい理由でバーヴァン・シーをキャメロットに呼び出し殺させる。自分はキャメロットでの流血沙汰禁止というルールを決めたのにも関わらず処罰しないなど、どこまでも身勝手で無責任な態度をとっていた。予言の子と同い年の妖精を皆殺し、蟲の妖精たちを「気持ち悪い」という理由でウェールズの森へ追放させ、雨の氏族、牙の氏族、翅の氏族が全滅させられる事件が起こっても何の対処もしなかった。また、大厄災退治も何度もサボっており、そのせいで1000年前はライネックが尻拭いの為に死に、今回はモルガン以外の全てが大厄災で殺されんとしていた。
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: 当人は「圧政でしか妖精を統治できない」と被害妄想に浸っていたが、モルガンは毒殺すら警戒できない無能な妖精であり、国王など務まるはずもなかった。その証拠にボガードやノクナレア、円卓軍や氏族長などモルガン以外の統治者は平和に国民を統治して、妖精を幸せにしている。
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: 総評としてノクナレアや上級妖精が言っていた「存在税という淘汰行為」「大厄災への無策」「役立たず」「怠慢」「女王が聞いて呆れる」というのが正当な評価だろう。人間である中村スプリガンも「幼稚な夢はやめろ」「ブリテンはお前の箱庭ではない」と呆れていおり、ユーザーからも「今までのツケがいっぺんに回ってきただけの因果応報」「所詮はモルガンの野心から来る独りよがりに過ぎなかった」と言った声が数多く聞こえる。
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: モルガンの死後は彼女が作り出した妖精騎士たちが全員大厄災となっている。生前どころか死後までもブリテンの妖精と人間を殺さんとするどこまでも悪辣で無能な妖精だった。モルガンを女王たらしめるものは力以外に何もなく、妖精国も国ではなく、モルガンとそのシンパが好き勝手に国民や臣下を殺す虐殺場だった。
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: モルガンがまともな妖精だったらブリテン異聞帯は今でも存在していただろう。
   
: これに関しては彼女自身の愛情表現の不器用さに加えて、モルガンが遭ってきた今までの境遇やバーヴァン・シーに施した教育から考えると、心の奥底では'''「もう二度と大事な仲間を失いたくなかった」'''という妖精たちへの懐疑心とまた全てを台無しにされる恐怖に凝り固まっていた事、更には'''「『大厄災』への対抗策さえ整えれば、自分が所有する莫大な神秘の力だけで何とか出来ると自負していた<ref group="注">この部分は奇しくも汎人類史におけるアルトリアの思想にも通じる所があるが、彼女はどちらかというと「自分の力だけで何とかしなくては'''いけない'''」という責任感によるものが強い。</ref>」'''事による、あくまでも『自分の国を守る』目的だけに振り切り過ぎた自己完結型に近い考えと過剰なまでの自己過信が上乗せした結果、臣下との溝を深め孤立化するに至った要因だと考えられる。<br>自分の死後における妖精國ブリテン運営についてもまた、せめて[[ウッドワス|自分が最も信頼出来る家臣と看做していた者]]や、価値観に相違はあれど[[妖精騎士ガウェイン|自分と同じ様にブリテンを愛していた者]]に、ノクナレアとの密約を含めた玉座やロンゴミニアド、ひいてはこの国で暮らす妖精たちや『[[ケルヌンノス|大厄災]]』の正体について核心に迫る部分だけでも予め話しておけたならば、少なくとも妖精國ブリテンの最期については少しでも変化した可能性は考えられただろう。
 
: これに関しては彼女自身の愛情表現の不器用さに加えて、モルガンが遭ってきた今までの境遇やバーヴァン・シーに施した教育から考えると、心の奥底では'''「もう二度と大事な仲間を失いたくなかった」'''という妖精たちへの懐疑心とまた全てを台無しにされる恐怖に凝り固まっていた事、更には'''「『大厄災』への対抗策さえ整えれば、自分が所有する莫大な神秘の力だけで何とか出来ると自負していた<ref group="注">この部分は奇しくも汎人類史におけるアルトリアの思想にも通じる所があるが、彼女はどちらかというと「自分の力だけで何とかしなくては'''いけない'''」という責任感によるものが強い。</ref>」'''事による、あくまでも『自分の国を守る』目的だけに振り切り過ぎた自己完結型に近い考えと過剰なまでの自己過信が上乗せした結果、臣下との溝を深め孤立化するに至った要因だと考えられる。<br>自分の死後における妖精國ブリテン運営についてもまた、せめて[[ウッドワス|自分が最も信頼出来る家臣と看做していた者]]や、価値観に相違はあれど[[妖精騎士ガウェイン|自分と同じ様にブリテンを愛していた者]]に、ノクナレアとの密約を含めた玉座やロンゴミニアド、ひいてはこの国で暮らす妖精たちや『[[ケルヌンノス|大厄災]]』の正体について核心に迫る部分だけでも予め話しておけたならば、少なくとも妖精國ブリテンの最期については少しでも変化した可能性は考えられただろう。