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| :ブリテンの落とし子。ブリテン島に潜む原始の呪力である黒く染まった魔力を受け継いでいる。 | | :ブリテンの落とし子。ブリテン島に潜む原始の呪力である黒く染まった魔力を受け継いでいる。 |
| :ウーサーからブリテンの王に選ばれた者に与えられる神秘の力(ブリテン島の加護)を受け継いでおり、島そのものを所有物とする。 | | :ウーサーからブリテンの王に選ばれた者に与えられる神秘の力(ブリテン島の加護)を受け継いでおり、島そのものを所有物とする。 |
− | :“島の主”としてならばアルトリアを上回るという。 | + | : “島の主” としてならばアルトリアを上回るという。 |
| :また魔術にも長けており、「[[フワワ|数千のもの子供の魂をこね合わせて完全な人間を作る]]」という悍ましい術と似たようなことをやっていたとのこと。 | | :また魔術にも長けており、「[[フワワ|数千のもの子供の魂をこね合わせて完全な人間を作る]]」という悍ましい術と似たようなことをやっていたとのこと。 |
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| ;[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]] | | ;[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]] |
| :「case.アトラスの契約」にて、直接の登場はしていないが、[[グレイ]]が生まれ育った村を「アーサー王を再現するための舞台」として生み出していた模様。 | | :「case.アトラスの契約」にて、直接の登場はしていないが、[[グレイ]]が生まれ育った村を「アーサー王を再現するための舞台」として生み出していた模様。 |
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| ;[[Fate/Grand Order]] | | ;[[Fate/Grand Order]] |
| :明言されてはいないが、トリスタンの幕間の物語で彼の精神世界に入り込むと、生前の後悔による弱み、そして第六特異点での自責の念につけ込んで堕落させ、『反転』のギフトを与えていた事が示唆されている。 | | :明言されてはいないが、トリスタンの幕間の物語で彼の精神世界に入り込むと、生前の後悔による弱み、そして第六特異点での自責の念につけ込んで堕落させ、『反転』のギフトを与えていた事が示唆されている。 |
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| ;[[トリスタン]] | | ;[[トリスタン]] |
| :円卓の一員。 | | :円卓の一員。 |
− | :『Fate/Grand Order』では彼の幕間の物語にて、囁きかけてギフトを与えていたことが示唆されている。 | + | :『Fate/Grand Order』では彼の幕間の物語にて、彼の苦悩につけ入り囁きかけ、再びギフトを付与していたことが示唆されている。 |
| + | |
| === Fate/Grand Order === | | === Fate/Grand Order === |
| ;[[ベリル・ガット]] | | ;[[ベリル・ガット]] |
− | :召喚したマスターで、クラスは[[ルーラー]]。しかし、[[聖杯]]からの知識でブリテンの末路を知ると、自身の消滅を厭わずにレイシフトの仕組みを構築して、異聞帯の自分に知識を転送する。 | + | :召喚したマスターで、クラスは[[ルーラー]]。しかし、目の前に広がる更地同然と化したこの世界におけるブリテンと、彼からこの土地の末路をかいつまんで聞かされると、自身の消滅を厭わずにレイシフトの仕組みを解析し会得。過去の異聞帯の自分に知識と記憶を転送する。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
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| *アーサー王の伝承の初期においては医学や薬学に通じた美しい女性であったりドルイド信仰における女神と同一視されたりと神性を帯びた存在としても描かれている。<br>後に悪の魔女としての属性を追加されたが、アーサー王の最期を看取り、アヴァロンへと連れて行く「アヴァロンへの導き手」としての役割だけは貶められた後も伝承においては彼女の変わらぬ役割である。 | | *アーサー王の伝承の初期においては医学や薬学に通じた美しい女性であったりドルイド信仰における女神と同一視されたりと神性を帯びた存在としても描かれている。<br>後に悪の魔女としての属性を追加されたが、アーサー王の最期を看取り、アヴァロンへと連れて行く「アヴァロンへの導き手」としての役割だけは貶められた後も伝承においては彼女の変わらぬ役割である。 |
| **それ故にこれまで悪の魔女として散々アーサーを苦しめたのに今際の際でアーサーを献身的に治療するというよく分からない存在となった。<del>「[[バルバトス|苦しめたかっただけで死んで欲しくはなかった]]」という理屈なのだろうか…?</del> | | **それ故にこれまで悪の魔女として散々アーサーを苦しめたのに今際の際でアーサーを献身的に治療するというよく分からない存在となった。<del>「[[バルバトス|苦しめたかっただけで死んで欲しくはなかった]]」という理屈なのだろうか…?</del> |
− | **『[[Fate/Grand Order]]』ではこの部分について、作中での[[シャーロック・ホームズ]]の推察に曰く『アルトリアの姉である人間としての彼女(モルガン)、ブリテン島の化身/楽園の妖精としての彼女(モルガン・ル・フェ)、妖精・湖の乙女としての彼女(ヴィヴィアン)。それら三つを並立させるための三重人格であり、それぞれが独立していた』、すなわち多重人格という解釈をとっている。 | + | **『[[Fate/Grand Order]]』ではこの部分について、作中での[[シャーロック・ホームズ]]の推察に曰く『アルトリアの姉である人間としての彼女(モルガン)、ブリテン島の化身/楽園の妖精としての彼女(モルガン・ル・フェ)、妖精・湖の乙女としての彼女(ヴィヴィアン)。これら三つの役割を同時に確立・並立させるための三重人格であり、尚且つそれぞれが独立していた』、すなわち多重人格という解釈をとっている。 |
| *断片的な情報からうかがえる人物像としては、数あるアーサー王伝説の筋書きの中でも最も有名なマロリーの著した『アーサー王の死』に始まる「邪悪な黒魔術を行使する魔女」としてのイメージを下敷きとしたキャラ付けのように見える。 | | *断片的な情報からうかがえる人物像としては、数あるアーサー王伝説の筋書きの中でも最も有名なマロリーの著した『アーサー王の死』に始まる「邪悪な黒魔術を行使する魔女」としてのイメージを下敷きとしたキャラ付けのように見える。 |
| **『アーサー王の死』の筋書きだと[[ベディヴィエール]]が湖にエクスカリバーを返している間に、重傷を負ったアーサー王はアヴァロン島へと婦人達に看取られながら船で連れて行かれるが、モルガンがその筆頭でアーサー王の治療に当たる事になる。『Fate/stay night』でのアーサー王の最期はFateルートのエンディングで描かれた通り、ベディヴィエールに見とられて眠る。なのでモルガンは、アーサー王ことアルトリアの最期には一切登場しない。 | | **『アーサー王の死』の筋書きだと[[ベディヴィエール]]が湖にエクスカリバーを返している間に、重傷を負ったアーサー王はアヴァロン島へと婦人達に看取られながら船で連れて行かれるが、モルガンがその筆頭でアーサー王の治療に当たる事になる。『Fate/stay night』でのアーサー王の最期はFateルートのエンディングで描かれた通り、ベディヴィエールに見とられて眠る。なのでモルガンは、アーサー王ことアルトリアの最期には一切登場しない。 |
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| *容姿の初出はコミカライズ版『Fate/stay night』で、黒目が大きく不気味な顔つきの女性として描かれていた。その後アニメ版『[[Fate/Apocrypha]]』では「モードレッドの母」と名前が伏せられている形でコミカライズ版『Fate/stay night』と異なる容姿で登場している。 | | *容姿の初出はコミカライズ版『Fate/stay night』で、黒目が大きく不気味な顔つきの女性として描かれていた。その後アニメ版『[[Fate/Apocrypha]]』では「モードレッドの母」と名前が伏せられている形でコミカライズ版『Fate/stay night』と異なる容姿で登場している。 |
| **モードレッドの細部やロンゴミニアドのデザイン、[[ベディヴィエール]]やマーリンの声優等、アーサー王関係の設定は構造がちゃんと固められていない状態…所謂初期設定段階の部分が多かった影響で、人物像が浮き彫りになる度にしょっちゅう調整されてきた前例があり、実際にモルガンの容姿も変更されているため、現在最新の容姿である「Apocryphaアニメ版で出てきたモルガンと思しき者」が、最終的な型月での決定になるのかは少々怪しいかもしれない…… | | **モードレッドの細部やロンゴミニアドのデザイン、[[ベディヴィエール]]やマーリンの声優等、アーサー王関係の設定は構造がちゃんと固められていない状態…所謂初期設定段階の部分が多かった影響で、人物像が浮き彫りになる度にしょっちゅう調整されてきた前例があり、実際にモルガンの容姿も変更されているため、現在最新の容姿である「Apocryphaアニメ版で出てきたモルガンと思しき者」が、最終的な型月での決定になるのかは少々怪しいかもしれない…… |
− | **アニメ版Apocryphaのモルガンはフードやベールで覆われている為表情の全貌は不明だが、ファンアートでは[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|アルトリア・オルタ]]をベースとして描かれる傾向が見られる。 | + | **アニメ版Apocryphaのモルガンはフードやベールで覆われているため容姿の全貌は不明だが、ファンアートでは[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|アルトリア・オルタ]]をベースとして描かれる傾向が見られる。その後、コミカライズ版『Fate/Apocrypha』にて僅かながらも表情が描かれたが、魔女らしくつり上がった目付きをした、アルトリアとはあまり似ていると思えない顔立ちであった。 |
− | **異聞帯の王として登場した[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]は、厳密に言うと一種の「パラレルワールドの別人」であるが、前述する記憶上書きの影響でこの格好によく似た服装を身に着けている。 | + | **異聞帯の王として登場した[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]は、厳密に言うと一種の「パラレルワールドの別人」であるが、前述する記憶転送の影響で、この格好によく似た服装を身に着けている。 |
− | *『Fate/Grand Order』では[[トリスタン]]の幕間にて、彼の悩みにつけ入りに囁きかけてギフトを与えていたことが示唆されており、ランサーのアルトリアの口から「どこぞに顕れているというのか」と疑われている。 | + | *『Fate/Grand Order』では[[トリスタン]]の幕間にて、彼の悩みにつけ入りに囁きかけてギフトを与えていたことが示唆されており、ランサーのアルトリアの口から「どこぞに顕れているというのか…」と疑われている。 |
− | **なお、この幕間で示唆されているモルガンが[[ベリル・ガット]]によってサーヴァントとして召喚された<ruby><rb>汎人類史</rb><rt>ルーラー</rt></ruby>のモルガンと同一存在なのか、両者がApocryphaのモルガンを本体として『座』に登録している英霊なのかどうかは未だに不明。<br>『座』が並行世界線および時間の軸から外れた場所であるという特性から、同一と見解するプレイヤーも少なからず存在するが、『stay night』と『Grand Order』では明らかに違う時空を生きていた[[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]の前例がある為、公式からの発表が待たれている… | + | **なお、この幕間で示唆されているモルガンが[[ベリル・ガット]]によってサーヴァントとして召喚された<ruby><rb>汎人類史</rb><rt>ルーラー</rt></ruby>のモルガンと同一存在なのか、両者がApocryphaのモルガンを本体として『座』に登録している英霊なのかどうかは未だに不明。<br>『座』が並行世界線および時間の軸から外れた場所であるという特性から、同一と見解するプレイヤーも少なからず存在するが、『stay night』と『Grand Order』では明らかに違う時空を生きていた[[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]の例があるので断言は出来ない為、公式からの詳しい発表が待たれている… |
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| ==話題まとめ== | | ==話題まとめ== |