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| ;「嫌いなもの? ごちゃごちゃうるせえ雑魚共だろ。あとお前な」 | | ;「嫌いなもの? ごちゃごちゃうるせえ雑魚共だろ。あとお前な」 |
− | :マイルーム会話「嫌いなこと」について。続けざまに主人公への嫌悪も口にする。 | + | :マイルーム会話「嫌いなこと」について。続けざまに主人公への嫌悪も口にするが、それでも色々と付き合ってくれる分面倒見は良いのかもしれない。 |
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| ;「ヒールのある靴が好き。私のコレクション、見る?」 | | ;「ヒールのある靴が好き。私のコレクション、見る?」 |
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| ;「はい、これプレゼント。貴方の靴、作業用のものばかりだから。一足ぐらいはこういうのが無いとね。<br>……はあ? 何その顔。誕生日なんだから贈り物は当然じゃない。常識よ常識」 | | ;「はい、これプレゼント。貴方の靴、作業用のものばかりだから。一足ぐらいはこういうのが無いとね。<br>……はあ? 何その顔。誕生日なんだから贈り物は当然じゃない。常識よ常識」 |
− | :マイルーム会話「誕生日」。 | + | :マイルーム会話「誕生日」。マスターの事が嫌いだと言いつつも良い靴を用意してくれる彼女からは、根底の優しさや善良さが伺える。 |
| + | :なにより妖精である彼女が人に物をプレゼントするという行為を「常識」と称する点からも、本来の性格である真面目さがにじみ出ている。 |
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| ;「聖杯をヒールにするって良くない?こんなに背徳的な発想、私以外誰が出来───んん?<br>鍋、ベル、丼ぶり……あちらのお客様から、だと……!?……聖杯ヒールはなし。同レベルと思われたくない」 | | ;「聖杯をヒールにするって良くない?こんなに背徳的な発想、私以外誰が出来───んん?<br>鍋、ベル、丼ぶり……あちらのお客様から、だと……!?……聖杯ヒールはなし。同レベルと思われたくない」 |
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| ;「あぁ……あああぁ……あああああ!思い出した、思い出した……あんたのせいで、あんたのおかげで、全部全部思い出せた!<br>殺してやる、殺してやる、殺してやる!くだらない妖精も、弱っちい人間も、みんなみんな殺してやる!<br>見ていてお母様……私、今度こそ女王になってみせる!」 | | ;「あぁ……あああぁ……あああああ!思い出した、思い出した……あんたのせいで、あんたのおかげで、全部全部思い出せた!<br>殺してやる、殺してやる、殺してやる!くだらない妖精も、弱っちい人間も、みんなみんな殺してやる!<br>見ていてお母様……私、今度こそ女王になってみせる!」 |
| :霊基再臨4回目。記憶の欠片を繋ぎ合わせ、彼女は末期の絶望と憎悪を思い出す。 | | :霊基再臨4回目。記憶の欠片を繋ぎ合わせ、彼女は末期の絶望と憎悪を思い出す。 |
| + | :壊れた妖精はこの世の全てへの怒り、[[ベリル・ガット|自身を利用した者]]や[[モルガン (Grand Order)|愛する母]]を踏みにじった者達への憎しみ、そして狂ってもなお消えない母への想いを叫ぶ。 |
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| ;「マスター……? マス、ター……? ああ、私のマスターのこと……? ……やった。私、誰かのサーヴァントになれたんだ……!」 | | ;「マスター……? マス、ター……? ああ、私のマスターのこと……? ……やった。私、誰かのサーヴァントになれたんだ……!」 |
− | :マイルーム会話3(霊基再臨3回目以降)。 | + | :マイルーム会話3(霊基再臨3回目以降)。使い潰されてきた過去を持つ彼女は、誰かから本当に必要とされることを心の奥底で求めていたのだろうか。 |
| :過去の彼女が「最高のオモチャ」と口でバカにしていたマスターに対して、今の彼女は悲しげな笑顔と共にささやかな願いが叶った事を喜ぶ。 | | :過去の彼女が「最高のオモチャ」と口でバカにしていたマスターに対して、今の彼女は悲しげな笑顔と共にささやかな願いが叶った事を喜ぶ。 |
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| ;「生まれて来た日……大変、贈り物を用意しないと。一日が終わるまでに……うまく、出来るかしら……」 | | ;「生まれて来た日……大変、贈り物を用意しないと。一日が終わるまでに……うまく、出来るかしら……」 |
− | :マイルーム会話「誕生日」(霊基再臨3回目以降)。 | + | :マイルーム会話「誕生日」(霊基再臨3回目以降)。こんな状態に成り果てても、誕生日に誰かへ物を贈ろうとする。 |
| + | :根底の善良さは狂ってもなお変わっていないようだ。 |
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| ;「聖杯……! 知ってるわ……知ってるの……! 何でも願いが叶うんですって……! あぁ……! それで村が豊かになれば、みんなも私に優しくしてくれるかしら……!」 | | ;「聖杯……! 知ってるわ……知ってるの……! 何でも願いが叶うんですって……! あぁ……! それで村が豊かになれば、みんなも私に優しくしてくれるかしら……!」 |
− | :マイルーム会話「聖杯について」(霊基再臨3回目以降)。万能の願望器へ向ける願いは自分の為の願い。 | + | :マイルーム会話「聖杯について」(霊基再臨3回目以降)。万能の願望器へ向ける願いは自分の為ではなく誰かの為の願い。 |
| + | :自身を虐げた村を未だ救おうと願う言葉は、誰よりも純粋で心優しかった妖精の名残。 |
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| ;「あっはははは! 見つけた見つけた!ありがとう、ありがとう見知らぬ人!あなたのおかげでアイツらを見つけたわ!<br>潰れろ……潰れろ、潰れろ!!蜜に集るアリども……みんな私のヒールで潰されろ!!ウッフフ、フフ……アッハハハハ!」 | | ;「あっはははは! 見つけた見つけた!ありがとう、ありがとう見知らぬ人!あなたのおかげでアイツらを見つけたわ!<br>潰れろ……潰れろ、潰れろ!!蜜に集るアリども……みんな私のヒールで潰されろ!!ウッフフ、フフ……アッハハハハ!」 |
| :マイルーム会話「絆レベル5」(霊基再臨3回目以降)。共に絆を深めた筈のマスターを「見知らぬ人」と呼び、もう何者であるかすらも認識出来なくなるほど自身の認知に狂いが生じている模様。 | | :マイルーム会話「絆レベル5」(霊基再臨3回目以降)。共に絆を深めた筈のマスターを「見知らぬ人」と呼び、もう何者であるかすらも認識出来なくなるほど自身の認知に狂いが生じている模様。 |
| + | :ソレは見つけ出した「アイツら」への憎悪を剥き出しにし、踏み殺し嬲り殺そうと猛り狂う。「アイツら」とは何か、自分や母を虐げた妖精たちか、自分を利用した人間か、最早誰にもわからない。 |
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| ==== 本編 ==== | | ==== 本編 ==== |
| ; 「次はちゃんとしてみせるから。次はもっと殺してみせるから。私は<ruby><rb>自由</rb><rt>ワガママ</rt></ruby>で、<ruby><rb>優雅</rb><rt>ざんこく</rt></ruby>で、<ruby><rb>冷酷</rb><rt>かわいい</rt></ruby>、ブリテンの人気者。<br>みんなに愛されたバーヴァン・シー。その通りに振る舞うから。女王の後継者らしく振る舞うから。」 | | ; 「次はちゃんとしてみせるから。次はもっと殺してみせるから。私は<ruby><rb>自由</rb><rt>ワガママ</rt></ruby>で、<ruby><rb>優雅</rb><rt>ざんこく</rt></ruby>で、<ruby><rb>冷酷</rb><rt>かわいい</rt></ruby>、ブリテンの人気者。<br>みんなに愛されたバーヴァン・シー。その通りに振る舞うから。女王の後継者らしく振る舞うから。」 |
| :『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』後編にて。グロスターで[[アルトリア・キャスター|予言の子]]と[[主人公 (Grand Order)|異邦の魔術師]]に敗北し自室で一人泣きながらのモノローグ。 | | :『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』後編にて。グロスターで[[アルトリア・キャスター|予言の子]]と[[主人公 (Grand Order)|異邦の魔術師]]に敗北し自室で一人泣きながらのモノローグ。 |
− | :今も昔も自分のことしか考えず、他人の苦痛に快楽を覚えて、それでいて誰もに認められない現実に理不尽を覚える歪んだ性根は変わっていない。 | + | :かつてモルガンに酷く叱られた時の事を思い出し、愛するお母様の期待に応える為に、お母様が望む理想の後継者になる為に、必死に乞われるまま『悪辣』たろうと努力する。 |
| + | : 実際は思い出そのものが「間違い」で、彼女自身が忘れてしまった過去のトラウマと、モルガンの不器用さが重なった上に生じた「過ち」が原因だと全く気がつかないまま…… |
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| ==== イベント ==== | | ==== イベント ==== |
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| ;「こんな<ruby><rb>國</rb><rt>ところ</rt></ruby>、もう、いたくない…」 | | ;「こんな<ruby><rb>國</rb><rt>ところ</rt></ruby>、もう、いたくない…」 |
| :『フロムロストベルト』にて、穴の底に投げ落とされる直前の最期の言葉。 | | :『フロムロストベルト』にて、穴の底に投げ落とされる直前の最期の言葉。 |
− | :何度も生まれ、無垢なまま利用され、モルガンの助けも間に合わずに死に、承認欲求の権化である彼女の悲しみと絶望がこれでもかと詰まっている。 | + | :何度も生まれ、無垢なまま利用され、モルガンの助けも間に合わずに死に、悪逆に生きることも本質的にはできなかった悲しみと絶望がこれでもかと詰まっている。 |
− | :自分が殺した妖精と人間たちのことには何一つ心が痛まない。邪悪な生き物は己の罪の報いを自覚することなくあの世に消えた。 | + | :そして他の全てを擲ってまで固執した「國」を、誰よりも助けたかった「娘」にこう評されたモルガンが聞いていたら何を思ったのであろうか。バーヴァン・シーよりも先に惨死したことはある意味救いであったのかもしれない。 |
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| == メモ == | | == メモ == |